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【1章】運命の仲間との出会い

3》♠︎王都クリスティス領内♠︎

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 ここは王都へと続く道沿い。

 トウマとウッピィは、どう無言でやり取りをするか、歩きながら話し合っていた。

「……トウマ。やり取りのひかた仕方でふがですが、ちゃんと頭に入りまひたかましたか?」

「うん、多分大丈夫だと思う」

 そう話ながらトウマとウッピィが歩いていると村が見えてきた。

「ウッピィ!あの村で休もう」

ほうそうでふねですね。パープリアルの領土も越え、この辺りは王都くりふてぃふクリスティス領内でふです。あれから結構、歩きまひたひましたし

 ウッピィは、トウマの肩から頭にピョンと飛び移り、辺りをキョロキョロと見渡した。

「ここからはき、王都まで距離がありまふあります。今日は、あのとぱたぱふトパタパス村に立ち寄り、泊まった方がよはほう良さそうでふねですね

「まだ王都まで距離があるのかぁ~。せめて何か乗り物でもあればなぁ」

 トウマはそう言い溜息をついた。

「乗り物でふかですか?では、あの村で聞いてみてはどうでひょうしょう

「村でかぁ。そうだな!そうしよう」

 そう言いトウマは急に駆け出した。

 トウマが急に走り出したので、一瞬ウッピィは落ちそうになり、

「トウマ!ほんなにそんなにいほがなくてもいいのではぁぁ~!!!!」

 そうウッピィは叫んだ。

 だがトウマの耳には入らず、満面の笑みを浮かべ、子供のようにはしゃぎながら、村へと向かった。

(そうだ!あの村には何があるんだろう)
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