2 / 6
鬼の島
しおりを挟む
あの島には鬼がいると言われていた、だけど僕にはただの島にしか見えなかった。
でもいきなりやってきた彼等は確かに異形のものだったと思う、人よりも遥かに大きく肌は黒く、大きな目に大きな鼻、おそらく彼等特有の言葉だろいかよく分からない言葉で話しているのが聞こえた、まさしく鬼だったと思う村の人達はひどく怯え命だけは助けてもらえるよう、食料から金目の物まで全て渡し鬼達は満足して帰っていってもらった。とりあえずこの事を国の方に伝えるとすぐに討伐隊が組まれた。そしてその隊に僕も入りいざ鬼の住む島に行く事になった、その島に着くと鬼達は僕ら人間と同じような生活をしてるのがみてとれた、乾拭き屋根に畑、井戸のようなものもあった、と、島を見ていると討伐隊の連中は構わず鬼達を狩に行った、彼等は僕みたく自分の身を守るために来た訳ではなく英雄になるために来ていたのでなりふり構っていなかった。
あちらこちらで悲鳴が聞こえる、あちらこちらで人が死んでいる、そう、それらは鬼などではなくどこからどうみても人だった、「おい、やめろ!」そう言っても誰も聞こうとはしなかった、皆英雄になれると言われて来たのだから、目の前の島の人達は敵以外の何者でもなかった、女子供関係なく惨殺した彼等とただみていることしかできなかった僕は英雄として国に帰った。
でもいきなりやってきた彼等は確かに異形のものだったと思う、人よりも遥かに大きく肌は黒く、大きな目に大きな鼻、おそらく彼等特有の言葉だろいかよく分からない言葉で話しているのが聞こえた、まさしく鬼だったと思う村の人達はひどく怯え命だけは助けてもらえるよう、食料から金目の物まで全て渡し鬼達は満足して帰っていってもらった。とりあえずこの事を国の方に伝えるとすぐに討伐隊が組まれた。そしてその隊に僕も入りいざ鬼の住む島に行く事になった、その島に着くと鬼達は僕ら人間と同じような生活をしてるのがみてとれた、乾拭き屋根に畑、井戸のようなものもあった、と、島を見ていると討伐隊の連中は構わず鬼達を狩に行った、彼等は僕みたく自分の身を守るために来た訳ではなく英雄になるために来ていたのでなりふり構っていなかった。
あちらこちらで悲鳴が聞こえる、あちらこちらで人が死んでいる、そう、それらは鬼などではなくどこからどうみても人だった、「おい、やめろ!」そう言っても誰も聞こうとはしなかった、皆英雄になれると言われて来たのだから、目の前の島の人達は敵以外の何者でもなかった、女子供関係なく惨殺した彼等とただみていることしかできなかった僕は英雄として国に帰った。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
小さな歌姫と大きな騎士さまのねがいごと
石河 翠
児童書・童話
むかしむかしとある国で、戦いに疲れた騎士がいました。政争に敗れた彼は王都を離れ、辺境のとりでを守っています。そこで彼は、心優しい小さな歌姫に出会いました。
歌姫は彼の心を癒し、生きる意味を教えてくれました。彼らはお互いをかけがえのないものとしてみなすようになります。ところがある日、隣の国が攻めこんできたという知らせが届くのです。
大切な歌姫が傷つくことを恐れ、歌姫に急ぎ逃げるように告げる騎士。実は高貴な身分である彼は、ともに逃げることも叶わず、そのまま戦場へ向かいます。一方で、彼のことを諦められない歌姫は騎士の後を追いかけます。しかし、すでに騎士は敵に囲まれ、絶対絶命の危機に陥っていました。
愛するひとを傷つけさせたりはしない。騎士を救うべく、歌姫は命を賭けてある決断を下すのです。戦場に美しい花があふれたそのとき、騎士が目にしたものとは……。
恋した騎士にすべてを捧げた小さな歌姫と、彼女のことを最後まで待ちつづけた不器用な騎士の物語。
扉絵は、あっきコタロウさんのフリーイラストを使用しています。
瑠璃の姫君と鉄黒の騎士
石河 翠
児童書・童話
可愛いフェリシアはひとりぼっち。部屋の中に閉じ込められ、放置されています。彼女の楽しみは、窓の隙間から空を眺めながら歌うことだけ。
そんなある日フェリシアは、貧しい身なりの男の子にさらわれてしまいました。彼は本来自分が受け取るべきだった幸せを、フェリシアが台無しにしたのだと責め立てます。
突然のことに困惑しつつも、男の子のためにできることはないかと悩んだあげく、彼女は一本の羽を渡すことに決めました。
大好きな友達に似た男の子に笑ってほしい、ただその一心で。けれどそれは、彼女の命を削る行為で……。
記憶を失くしたヒロインと、幸せになりたいヒーローの物語。ハッピーエンドです。
この作品は、他サイトにも投稿しております。
表紙絵は写真ACよりチョコラテさまの作品(写真ID:249286)をお借りしています。
【完結】だるま村へ
長透汐生
児童書・童話
月の光に命を与えられた小さなだるま。 目覚めたのは、町外れのゴミ袋の中だった。
だるまの村が西にあるらしいと知って、だるまは犬のマルタと一緒に村探しの旅に出る。旅が進むにつれ、だるま村の秘密が明らかになっていくが……。
【総集編】日本昔話 パロディ短編集
Grisly
児童書・童話
❤️⭐️お願いします。
今まで発表した
日本昔ばなしの短編集を、再放送致します。
朝ドラの総集編のような物です笑
読みやすくなっているので、
⭐️して、何度もお読み下さい。
読んだ方も、読んでない方も、
新しい発見があるはず!
是非お楽しみ下さい😄
⭐︎登録、コメント待ってます。

悪女の死んだ国
神々廻
児童書・童話
ある日、民から恨まれていた悪女が死んだ。しかし、悪女がいなくなってからすぐに国は植民地になってしまった。実は悪女は民を1番に考えていた。
悪女は何を思い生きたのか。悪女は後世に何を残したのか.........
2話完結 1/14に2話の内容を増やしました
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる