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人生抹消屋〜2〜
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僕は今絶望している、今の自分にも過去の自分にも、明日を生きるのも辛く、自分の将来の像がはっきりと見える、少ない給料で暮らし、家に帰っても1人、先が見えたどんなに先に行っも暗い人生しか見えない、生きる意味が見出せずにいた、過去の1番の後悔は勉強しなかった事、子供の頃は楽しい事が1番で、塾に行ってるような人はバカだと思っていた、遊ぶことが楽しくて、子供は遊ぶものだと思っていた、だけど今になって思う、自分の将来のために今を削って勉強していた彼らがどんなにえらい存在だったか分かる、彼らが羨ましいと言う気持ちと同時にその時を無駄にした自分への怒り、今の後悔はそんな自分をどうする事も出来ない自分だった、仕事が大変で何も出来ないという、言い訳だと分かっていても何も出来ないそんな自分が嫌で仕方がなかった、そんな毎日でも小さな楽しみはあった、とあるサイトに愚痴をつぶやく事、つぶやくというより書きなぐっていた、だけどつぶやく内容が暗すぎるのかすぐに垢BANされる、僕はインターネットの中でも除け者かよ、でも愚痴る場所を無くすわけにはいかない、皆が愚痴を言っているサイトだったら大丈夫だろう、人生末梢屋、前から名前は知っていたがこんな胡散臭い名前のところわざわざ足を突っ込む必要はない、でも残ったところはここしかない、僕はいつも通り愚痴を書きなぐった
俺はもうだめだ、生きる気力が起きない、仕事のできない同僚、無茶振りばかりする上司、何をしてるんだよクソ同僚、これが勉強をサボってきた俺への罰なら大き過ぎるだろ、なんでもなぁなぁに過ごしてたことはこんなにダメなことなのかよ、出来ることならもう一度俺に生きるチャンスをくれ、、、、
これが僕の唯一の楽しみか、、泣きたくなってきたな、明日は仕事だ早く寝よう、次の日もまた使えない同僚と無茶振り上司と仕事をし、特に今日はトラブルが起き遅くなったので夜ご飯を作る気も起きず安い惣菜をスーパーで買って帰るために寄った時、その男は現れた、時代錯誤な中世ヨーロッパ風の服装をしてそこに居た、男はヘラヘラと笑いながら話しかけてきた
こんばんはーお仕事お疲れ様ですー、どうですかーお仕事はー?今しんどいんですよね?
貴方は、、誰ですか??
ははっ、、それはそうか、改めまして私は人生末梢屋、貴方はその人生末梢屋に選ばれましたー、パチパチパチ
はぁ、、
えぇっ!!!
なんですかその反応!!
私は貴方を助けるために現れたんですよ!!
貴方は人生を公開してらっしゃるんですよね??
なんでそんな事知ってるんです!
貴方は誰なんですか!!
だから言ってるじゃないですかー
人生末梢屋ですよー、、、まぁ周りがそう読んでるだけなんですけどね、、で?、貴方は人生ををやり直したいんでしょ??
ま、まぁ、やり直したいけど
お前に何が出来るんだよ、、
私に出来る事は貴方の人生をやり直すチャンスを与える事です
!!!
ほ、本当か!!
こんな胡散臭い話はない、僕のことを知っているのも、人生末梢屋というサイトと名前の名前を名乗っているところも、だけど、仕事で疲れ切っている僕はそんな話でも乗ってしまうのだった
本当ですよー
貴方は私と契約いたしますか?
もしも、もしもその話が本当ならやってみろよ、
わっかりましたー!!
では契約成立という事で!では契約書に書いてある注意事項を読ませていただきますねー、といってもたった1つだけなんですが、、えーゴホン、1つ、貴方の諦めた過去を取り戻す方法はこちらに一任させていただきます、たーったこれだけです、OKです?
わかった、それで僕の過去が取り戻せるのならどうにでしろよ
ありがとうございます
では、こちらの契約書にサインをお願いします
僕は契約書にサインしその場を後にした、自分の過去を取り戻せる、そんな事本当に信じてるわけじゃないけど、そんな嘘話でも僕はすがる事が出来る事が出来るのなら、、、
次の日仕事の最中に気を失い、倒れてしまった、その時に打ち所が悪かったらしく俺は記憶を失った、記憶喪失には2種類ある、今までの全てを忘れてしまうか、名前や家、その他の日常生活に必要なものは覚えているが、それ以外のことを全て忘れてしまう、僕は前者になってしまった、精神年齢は元の通りだが知識を全て失ってしまい、最初からこの世界の事を勉強しだした、僕は勉強が楽しくて仕方がなかった
どうもどうもー
皆さんご存知人生末梢屋ですー、まぁ毎度毎度ですが周りがそう言ってるだけで私、ただの悪魔なんですけど、まぁまぁ、そんな話は置いておいて、今回救わせていただいた彼、たしかに私は彼の記憶を奪わせていただいたんですけど、彼の紹介した後者の方だったんですけど、、彼はどうして全てを忘れたふりしたんでしょうかねぇ、、
では、またお仕事しに行きましょうかね
俺はもうだめだ、生きる気力が起きない、仕事のできない同僚、無茶振りばかりする上司、何をしてるんだよクソ同僚、これが勉強をサボってきた俺への罰なら大き過ぎるだろ、なんでもなぁなぁに過ごしてたことはこんなにダメなことなのかよ、出来ることならもう一度俺に生きるチャンスをくれ、、、、
これが僕の唯一の楽しみか、、泣きたくなってきたな、明日は仕事だ早く寝よう、次の日もまた使えない同僚と無茶振り上司と仕事をし、特に今日はトラブルが起き遅くなったので夜ご飯を作る気も起きず安い惣菜をスーパーで買って帰るために寄った時、その男は現れた、時代錯誤な中世ヨーロッパ風の服装をしてそこに居た、男はヘラヘラと笑いながら話しかけてきた
こんばんはーお仕事お疲れ様ですー、どうですかーお仕事はー?今しんどいんですよね?
貴方は、、誰ですか??
ははっ、、それはそうか、改めまして私は人生末梢屋、貴方はその人生末梢屋に選ばれましたー、パチパチパチ
はぁ、、
えぇっ!!!
なんですかその反応!!
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貴方は人生を公開してらっしゃるんですよね??
なんでそんな事知ってるんです!
貴方は誰なんですか!!
だから言ってるじゃないですかー
人生末梢屋ですよー、、、まぁ周りがそう読んでるだけなんですけどね、、で?、貴方は人生ををやり直したいんでしょ??
ま、まぁ、やり直したいけど
お前に何が出来るんだよ、、
私に出来る事は貴方の人生をやり直すチャンスを与える事です
!!!
ほ、本当か!!
こんな胡散臭い話はない、僕のことを知っているのも、人生末梢屋というサイトと名前の名前を名乗っているところも、だけど、仕事で疲れ切っている僕はそんな話でも乗ってしまうのだった
本当ですよー
貴方は私と契約いたしますか?
もしも、もしもその話が本当ならやってみろよ、
わっかりましたー!!
では契約成立という事で!では契約書に書いてある注意事項を読ませていただきますねー、といってもたった1つだけなんですが、、えーゴホン、1つ、貴方の諦めた過去を取り戻す方法はこちらに一任させていただきます、たーったこれだけです、OKです?
わかった、それで僕の過去が取り戻せるのならどうにでしろよ
ありがとうございます
では、こちらの契約書にサインをお願いします
僕は契約書にサインしその場を後にした、自分の過去を取り戻せる、そんな事本当に信じてるわけじゃないけど、そんな嘘話でも僕はすがる事が出来る事が出来るのなら、、、
次の日仕事の最中に気を失い、倒れてしまった、その時に打ち所が悪かったらしく俺は記憶を失った、記憶喪失には2種類ある、今までの全てを忘れてしまうか、名前や家、その他の日常生活に必要なものは覚えているが、それ以外のことを全て忘れてしまう、僕は前者になってしまった、精神年齢は元の通りだが知識を全て失ってしまい、最初からこの世界の事を勉強しだした、僕は勉強が楽しくて仕方がなかった
どうもどうもー
皆さんご存知人生末梢屋ですー、まぁ毎度毎度ですが周りがそう言ってるだけで私、ただの悪魔なんですけど、まぁまぁ、そんな話は置いておいて、今回救わせていただいた彼、たしかに私は彼の記憶を奪わせていただいたんですけど、彼の紹介した後者の方だったんですけど、、彼はどうして全てを忘れたふりしたんでしょうかねぇ、、
では、またお仕事しに行きましょうかね
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