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最悪の一日
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給食後の昼休み、陽子は真紀からトイレに誘われた。ちょうどウンチをしたくなっていた陽子はトイレに同行したが、後ろの個室に真紀が入ったため、ウンチする事を躊躇ってしまった。
小5の時、個室でウンチした後、後ろの個室に入っていた真紀がウンチに気付き、陽子が利用した個室が臭いとはやし立てた事があるのだ。しかもその後、当時クラスで人気のあった男子に陽子がウンチした事をこっそりとばらしてしまった。この年頃の男子は学校でうんちする事を恥と感じているため、陽子は「学校うんこ」と蔑まれる事になった。
結局陽子は用をたせず、個室を後にした。
給食後の5時間目、陽子はウンチしておかなかったことを後悔することになった。ウンチの我慢が限界に達していたのだ。
今日はおむつをしているため、ウンチをおもらししても皆の前でお尻を洗われる事はない。漏らしたらすぐに保健室に駆け込めばいいのだ。
しかし、学校でお漏らしすると保健の伊藤先生から母に連絡が行く。2度恥ずかしい思いをするのだ。なんとしても漏らすわけにはいかなかった。
5時間目が終わる10分前、陽子はおむつにウンチを漏らした。陽子がうんちをおもらしする時は、いつもあと少しという時に出てしまう。
陽子は2日連続でおもらしした屈辱よりも、いかに早く保健室でウンチの処理をしてもらうかを考えていた。5時間目終了後、即座に立ち上がり保健室を目指そうとする。そこに真紀が声を掛けてきた。
「陽子、6時間目の宿題教えてよ」
今はそれどころではないのだ。陽子はとりあえずこの場を立ち去ろうとする。
「えっ、ごめん。後でもいい?」
「なんで?ひょっとしてトイレに行きたいの?」
「別に、トイレじゃないけど…」
「何?じゃぁ宿題見せたくないとか?」
「いや、違うんだけど」
「じゃぁ後でもいいじゃない。座りなよ。」
ここでまさか、保健室におむつを取り換えに行くとは言えず。陽子は言い返す言葉に詰まってしまった。悲壮感を漂わせながら椅子に座り直した。おむつの中のウンチが潰れてお尻の割れ目に広がった。
なんとか平静を装いながら真紀に宿題を見せたが、保健室に行けないまま6時間目の授業が始まってしまう。前にうんちを漏らした時と同じ、藤田先生だった。
藤田先生は50代前半の女性で、授業中は厳しいことで有名だ。以前は成績の良い陽子に優しく接してくれていたが、一昨々日ウンチをおもらしした事が原因なのか、今朝挨拶をしてもどこか冷たそうにに挨拶を返された。
この先生は、授業中に抜け出せない先生なのだ。
6時間目開始から20分、隣の男子が鼻をつまみながら言った。
「なんかうんこ臭くないか?」
紙おむつには消臭効果があるが、ウンチの匂いをずっと閉じ込めておけるほどではない。今まではウンチをおもらししてもすぐに保健室に駆け込む事ができたが、今日は漏らしてから2授業目だ。
匂いはおむつから漏れ出して、疑惑の声はクラス中に伝染していく。もちろん皆陽子を疑っていた。
陽子は平静を装いながら板書を続けていたが、おしりにまとわりつくウンチの不快感とクラス中からかけられる疑いの視線に耐え切れず、さめざめと泣き始めてしまった。
泣き出した陽子に藤田先生が呆れた顔で陽子に近づいて行く。匂いから陽子のおもらしを確信した藤田先生は、陽子に起立を促した。
「陽子さん。自分で歩けますか?」
よろよろと椅子から立ち上がり、陽子は無言で頷く。
「そう、じゃあ行きましょうかね、陽子”ちゃん”」
藤田先生に手を引いてもらいながら、教室の後ろの方から退場する事になった。真紀も加奈子も、鼻をつまみながら陽子を笑っていた。
3階にある6年生教室前の階段を1階まで下りて、右に曲がるとすぐに保健室がある。しかし藤田先生は保健室に向かわず、一昨々日にうんちをおもらしした時と同じ様に陽子に上履きと靴下を脱ぐように促し、玄関を下りた先にある水場の前で足を止めた。
藤田先生は陽子がおむつをしている事も、保健室にお尻拭きを用意していることも知らなかったのだ。
「さぁ陽子さん、スカートとパンツを脱ぎなさい」
気づけば玄関口には藤田先生の後をつけて来たA組の生徒がギャラリーをつくっており、水場に立たされている陽子を皆が注視していた。
陽子の学校でウンチをおもらしした生徒は、この水場で自分が汚したパンツを洗わされる。自分の汚したパンツを洗った後に先生からホースでお尻を洗われるのだ。
一昨々日も陽子は母親に買ってもらったばかりの水色のショーツを、ウンチのついたお尻を衆目に晒しながら、ここで洗わされた。
藤田先生は今日も同じ事をさせようとしていたが、陽子はここでスカートを下ろすわけにはいかなかった。下にはおむつを履いているのだ。
昨日真紀達に「おむつは履いていない」と見栄をはったばかりなのにここでおむつを見られる訳にはいかない。
なかなか自分で服を脱ごうとしない陽子を見て、藤田先生は苛立ち始めていた。
「自分で脱げない赤ちゃんなのね。先生が脱がしてあげましょうか」
藤田先生はスカートのファスナーを下ろし始めた。陽子は抵抗しようとしたが、左手は泣いている顔を隠すために使っており、残った右手で先生の手を払おうとしたがうまく払えなかった。
最後のあがきでスカートを右手で掴んだが、先生から手を解かれスカートが陽子の足首に落とされる。一瞬、目に映った物をギャラリーが理解できずに固まったが、昨日から陽子に疑惑を持ち続けていた真紀がいち早く状況を理解し、クラスメイトに向けてご丁寧に説明しくれた。
「あっ、陽子またおむつしている!おむつにウンチ漏らしたんだ!」
状況を理解したギャラリーからは陽子を小馬鹿にしたような声が飛び交った。藤田先生はギャラリーに教室に戻るように指示したが、騒ぎを聞いた2階にある3年教室の生徒も窓から顔を出し、陽子を冷やかし始めていた。
もはや収集がつかなくなった事で、藤田先生はとりあえず陽子のお尻洗いを優先する事にした。恥ずかしさのあまり股を閉じ、両手で隠そうとしている陽子のおむつを強引に足首まで引き下ろす。股を閉じた状態でおむつを下ろしたため、お尻から足元にかけて、ウンチの筋が引き伸ばされてしまった。
藤田先生は陽子の足首に下ろされたおむつから足を抜くように陽子に指示をだし、陽子は泣きながら、のろのろとおむつから足を抜いた。先生はウンチの入ったおむつを陽子の右手に持たせた。
「もう片方の手で上着を抑えて、後ろを向きなさい。今からお尻を水で流してあげるから」
陽子はブラウスを左手で持ち、お尻を藤田先生に向けた。先生は水場に置かれている短いホースを蛇口に刺し、陽子のお尻から足にかけて水をかけ始めた。
漏らしてから時間のたったウンチは陽子のお尻にこびりつき、固まってしまっていたため、藤田先生は袖をまくり、ホースの水と合わせて手で陽子のお尻を洗ってあげた。
「陽子さん。おむつを置いて、両手を膝につきなさい。お尻を先生に突き出してちょうだい」
陽子は指示に従って先生にお尻を突き出した。相撲とりのような姿勢でお尻を流してもらう様が滑稽に映ったようで、ギャラリーからは笑い声が上がっていた。
お尻を洗い終えるとおむつを下ろした際に付着した太もも、ふくらはぎも同じ要領でウンチを落としていき、陽子の下半身に付着していたウンチは綺麗に洗い流されていた。
藤田先生は紙おむつの中に残っているウンチの処理をどうするか迷ったが、保健の先生に任せることにして、陽子のスカートを手に持つと、おむつは陽子自身に持たせたままにして、保健室に誘導した。
陽子は下半身は裸のまま、右手に自分のおむつをもって、藤田先生に誘導されながら保健室まで行進した。陽子がギャラリーの近くを通りすぎようとするととたんに静まりかえり、陽子は蔑むような視線に貫かれた。
小5の時、個室でウンチした後、後ろの個室に入っていた真紀がウンチに気付き、陽子が利用した個室が臭いとはやし立てた事があるのだ。しかもその後、当時クラスで人気のあった男子に陽子がウンチした事をこっそりとばらしてしまった。この年頃の男子は学校でうんちする事を恥と感じているため、陽子は「学校うんこ」と蔑まれる事になった。
結局陽子は用をたせず、個室を後にした。
給食後の5時間目、陽子はウンチしておかなかったことを後悔することになった。ウンチの我慢が限界に達していたのだ。
今日はおむつをしているため、ウンチをおもらししても皆の前でお尻を洗われる事はない。漏らしたらすぐに保健室に駆け込めばいいのだ。
しかし、学校でお漏らしすると保健の伊藤先生から母に連絡が行く。2度恥ずかしい思いをするのだ。なんとしても漏らすわけにはいかなかった。
5時間目が終わる10分前、陽子はおむつにウンチを漏らした。陽子がうんちをおもらしする時は、いつもあと少しという時に出てしまう。
陽子は2日連続でおもらしした屈辱よりも、いかに早く保健室でウンチの処理をしてもらうかを考えていた。5時間目終了後、即座に立ち上がり保健室を目指そうとする。そこに真紀が声を掛けてきた。
「陽子、6時間目の宿題教えてよ」
今はそれどころではないのだ。陽子はとりあえずこの場を立ち去ろうとする。
「えっ、ごめん。後でもいい?」
「なんで?ひょっとしてトイレに行きたいの?」
「別に、トイレじゃないけど…」
「何?じゃぁ宿題見せたくないとか?」
「いや、違うんだけど」
「じゃぁ後でもいいじゃない。座りなよ。」
ここでまさか、保健室におむつを取り換えに行くとは言えず。陽子は言い返す言葉に詰まってしまった。悲壮感を漂わせながら椅子に座り直した。おむつの中のウンチが潰れてお尻の割れ目に広がった。
なんとか平静を装いながら真紀に宿題を見せたが、保健室に行けないまま6時間目の授業が始まってしまう。前にうんちを漏らした時と同じ、藤田先生だった。
藤田先生は50代前半の女性で、授業中は厳しいことで有名だ。以前は成績の良い陽子に優しく接してくれていたが、一昨々日ウンチをおもらしした事が原因なのか、今朝挨拶をしてもどこか冷たそうにに挨拶を返された。
この先生は、授業中に抜け出せない先生なのだ。
6時間目開始から20分、隣の男子が鼻をつまみながら言った。
「なんかうんこ臭くないか?」
紙おむつには消臭効果があるが、ウンチの匂いをずっと閉じ込めておけるほどではない。今まではウンチをおもらししてもすぐに保健室に駆け込む事ができたが、今日は漏らしてから2授業目だ。
匂いはおむつから漏れ出して、疑惑の声はクラス中に伝染していく。もちろん皆陽子を疑っていた。
陽子は平静を装いながら板書を続けていたが、おしりにまとわりつくウンチの不快感とクラス中からかけられる疑いの視線に耐え切れず、さめざめと泣き始めてしまった。
泣き出した陽子に藤田先生が呆れた顔で陽子に近づいて行く。匂いから陽子のおもらしを確信した藤田先生は、陽子に起立を促した。
「陽子さん。自分で歩けますか?」
よろよろと椅子から立ち上がり、陽子は無言で頷く。
「そう、じゃあ行きましょうかね、陽子”ちゃん”」
藤田先生に手を引いてもらいながら、教室の後ろの方から退場する事になった。真紀も加奈子も、鼻をつまみながら陽子を笑っていた。
3階にある6年生教室前の階段を1階まで下りて、右に曲がるとすぐに保健室がある。しかし藤田先生は保健室に向かわず、一昨々日にうんちをおもらしした時と同じ様に陽子に上履きと靴下を脱ぐように促し、玄関を下りた先にある水場の前で足を止めた。
藤田先生は陽子がおむつをしている事も、保健室にお尻拭きを用意していることも知らなかったのだ。
「さぁ陽子さん、スカートとパンツを脱ぎなさい」
気づけば玄関口には藤田先生の後をつけて来たA組の生徒がギャラリーをつくっており、水場に立たされている陽子を皆が注視していた。
陽子の学校でウンチをおもらしした生徒は、この水場で自分が汚したパンツを洗わされる。自分の汚したパンツを洗った後に先生からホースでお尻を洗われるのだ。
一昨々日も陽子は母親に買ってもらったばかりの水色のショーツを、ウンチのついたお尻を衆目に晒しながら、ここで洗わされた。
藤田先生は今日も同じ事をさせようとしていたが、陽子はここでスカートを下ろすわけにはいかなかった。下にはおむつを履いているのだ。
昨日真紀達に「おむつは履いていない」と見栄をはったばかりなのにここでおむつを見られる訳にはいかない。
なかなか自分で服を脱ごうとしない陽子を見て、藤田先生は苛立ち始めていた。
「自分で脱げない赤ちゃんなのね。先生が脱がしてあげましょうか」
藤田先生はスカートのファスナーを下ろし始めた。陽子は抵抗しようとしたが、左手は泣いている顔を隠すために使っており、残った右手で先生の手を払おうとしたがうまく払えなかった。
最後のあがきでスカートを右手で掴んだが、先生から手を解かれスカートが陽子の足首に落とされる。一瞬、目に映った物をギャラリーが理解できずに固まったが、昨日から陽子に疑惑を持ち続けていた真紀がいち早く状況を理解し、クラスメイトに向けてご丁寧に説明しくれた。
「あっ、陽子またおむつしている!おむつにウンチ漏らしたんだ!」
状況を理解したギャラリーからは陽子を小馬鹿にしたような声が飛び交った。藤田先生はギャラリーに教室に戻るように指示したが、騒ぎを聞いた2階にある3年教室の生徒も窓から顔を出し、陽子を冷やかし始めていた。
もはや収集がつかなくなった事で、藤田先生はとりあえず陽子のお尻洗いを優先する事にした。恥ずかしさのあまり股を閉じ、両手で隠そうとしている陽子のおむつを強引に足首まで引き下ろす。股を閉じた状態でおむつを下ろしたため、お尻から足元にかけて、ウンチの筋が引き伸ばされてしまった。
藤田先生は陽子の足首に下ろされたおむつから足を抜くように陽子に指示をだし、陽子は泣きながら、のろのろとおむつから足を抜いた。先生はウンチの入ったおむつを陽子の右手に持たせた。
「もう片方の手で上着を抑えて、後ろを向きなさい。今からお尻を水で流してあげるから」
陽子はブラウスを左手で持ち、お尻を藤田先生に向けた。先生は水場に置かれている短いホースを蛇口に刺し、陽子のお尻から足にかけて水をかけ始めた。
漏らしてから時間のたったウンチは陽子のお尻にこびりつき、固まってしまっていたため、藤田先生は袖をまくり、ホースの水と合わせて手で陽子のお尻を洗ってあげた。
「陽子さん。おむつを置いて、両手を膝につきなさい。お尻を先生に突き出してちょうだい」
陽子は指示に従って先生にお尻を突き出した。相撲とりのような姿勢でお尻を流してもらう様が滑稽に映ったようで、ギャラリーからは笑い声が上がっていた。
お尻を洗い終えるとおむつを下ろした際に付着した太もも、ふくらはぎも同じ要領でウンチを落としていき、陽子の下半身に付着していたウンチは綺麗に洗い流されていた。
藤田先生は紙おむつの中に残っているウンチの処理をどうするか迷ったが、保健の先生に任せることにして、陽子のスカートを手に持つと、おむつは陽子自身に持たせたままにして、保健室に誘導した。
陽子は下半身は裸のまま、右手に自分のおむつをもって、藤田先生に誘導されながら保健室まで行進した。陽子がギャラリーの近くを通りすぎようとするととたんに静まりかえり、陽子は蔑むような視線に貫かれた。
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