102 / 155
黄泉比良坂編
落伍者たちの掃溜め
しおりを挟む
お会計をしようとした時、店長がまた出てきて来店してくれたことにお礼を言いにきた。
「いえいえ、美味しい食事をいただいて、お礼を言うのはこちらの方です」
「あらあら、謙虚な方なのね。貴方のような素晴らしい人が来てくれるだけで私たちはお礼を言いたいぐらい嬉しいのよ。・・・写真は後で店の前で撮らせてね」
・・・写真とサインを強請られた。
どうも、サインの値段が高騰しているらしい。
僕が滅多にしないことが原因らしいのだが、ちょっと上がりすぎではないだろうか?
「幸運の証だからね。飾っているお店は軒並み来客数増えているのよ。このダンジョン時代に」
「人の流れもほとんどないから、かなりのレアケースだからな」
「他の1級探索者パーティでもありえない現象だよね。私でも絶対に起こすことができないよ」
木下!
早く1級になれ!
今すぐに!
一刻も早く!
「そういえば、皆さんは松江の探索者組合の場所はご存じなのかしら?」
「はい。マップ機能で確認しましたから。くにびき大橋の北側にある、旧産業交流会館ですよね」
「そうね。でも、そこに行くならくにびき大橋は使わないようにね」
僕らは首を傾げた。
松江の探索者組合にここから行くのならくにびき大橋を通ったルートが1番近い。
わざわざ遠回りする理由があるのだろうか?
僕は説明を求めると、店長はちょっと言いづらそうに悲しげな笑みを浮かべて口を開いた。
「理由は簡単よ。あそこはね、黄泉比良坂ダンジョンに行った探索者たちが腐臭を纏って戻ってくるルートなの。ちょうど真ん中で消臭剤を戻ってきた全員に機械で振りかけるから、知らずに通ると鼻が曲がるような腐臭を嗅ぎながら消臭剤を浴びることになるわ」
「教えてくださってありがとうございます」
「いいのよ。また食べに来てくれれば、それで私たちは嬉しいから」
「必ず食べに来ます」
そう言って僕らは外に出た。
支払いは金田さんが担当しているのでお任せする。
「・・・マジで経費で落ちなきゃ食べに来れない金額だった」
金田さんの顔色が悪い。
後でいくらだったか確認しておこう。
行く途中、新大橋からくにびき大橋を見てみると、ちょうど白い防護服を着た探索者が橋を渡っていたので皆んなで見ていた。
すると、突然橋の真ん中でシュゴゴゴゴゴゴ! と音を立てて白い煙が彼らを包んだ。
あれが消臭剤?
消火剤の間違いじゃなかろうか?
「忘れてた」
真山さんがポツリと呟いた。
「どうしたんですか?」
「松江市探索者組合の別名。今更思い出したのよ。神話にも登場する場所で、攻略不可能どころか進入不可能指定されている唯一のダンジョンを管理していることをね」
「あ~」
「そんな話ありましたね」
真山さんの言葉に金田さんたちが頷く。
だが、現に探索者たちがああして活動しているということは、魔石が取れているということだ。
黄泉比良坂の情報を事前に確認していなかった僕が悪いのだが、組合で変なことを口走ると本当に無用なトラブルを招きかねない。
「真山さん、その別名って何ですか?」
「・・・落伍者の掃溜め。黄泉比良坂が日本で唯一モンスターと戦うことなく魔石が取れるダンジョンで、落ちぶれた探索者たちが集まった結果つけられた名前よ」
落伍者・・・。
探索者を辞めざるを得なかった人たちが集まる場所。
辞める理由は様々で、手足が動かなくなったり、戦うことが精神的に出来なくなったりだ。
それでも、その生き方しかできないが故にここに来るしかなかった。
ここなら戦わずに、その日を生きるだけのお金を稼ぐことができるから。
「その日暮らしの探索者か・・・」
「私たちには関係のない世界のことね」
確かに関係ない話だ。
僕にはあの時エイジが右手に付いてくれた。
たらればはない。
それから組合に向けて歩いていくと、組合の入り口にはすでにテレビ記者が待ち構えていた。
「来たぞ! 瀬尾京平だ!」
機材を担いだ人が、叫んでカメラを僕に向ける。
金田さんと真山さんがすぐに僕の前に立ち、記者の突進から僕を守る。
「瀬尾さん! 鳥取に来られたということは、ここを拠点にするんですか!?」
「黄泉比良坂の攻略ですか!? 滞在予定期間は!?」
「ミラクルミスティーとの関係は!? パーティに所属するんですか!?」
複数の質問が飛び交うが、僕は努めて笑顔でその場を切り抜ける。
こんな場所で答えてもさらなる質問が飛んでくるだけだ。
金田さんと真山さんが記者をかき分け組合の入り口に到着し、僕らは扉の中に歩く勢いを殺さず入る。
建物の中までは記者は入れないようで、扉の向こうで何人もの人が残念そうにこっちを見ていた。
「すげー熱気だったぜ。思わず主人の害になると思って、主人の命令なしで吸うとこだったぜ」
「ありがとな、エイジ。正直言って僕も怖かったから、エイジが危ないと判断したら、いつでも吸っていいから」
「お、その命令があると助かるぜ。主人の身に危険が迫ったら、すぐに吸ってやるぜ!」
受付に向かいながらエイジと話していると、幾つもの視線が僕に刺さった。
気になってそちらを確認すると、数名の探索者がバッと目を逸らした。
その人たちは、手が無かったり指がなかったり、顔に酷い傷があったり・・・おおよそ探索中に負ったであろう傷を持っていた。
落伍者・・・。
その中で、1人だけ僕を睨み続ける目があった。
この暑い中、顔を見せたくないのかフードを被っている。
「子供?」
僕がその言葉を言ってすぐに、その子は僕に背を向けてどこかに行ってしまった。
「瀬尾さま、ミラクルミスティーの皆さま! 出迎えができず申し訳ありません!」
メガネをかけた細身の男性が疲れた表情で駆け寄ってきた。
「初めまして。鳥取探索者組合の所長をしてます、才城智徳です。よろしくお願いします」
「瀬尾京平です。こちらこそよろしくお願いします」
「ミラクルミスティーの金田公一です」
「同じく真山瑠美子よ」
「同じく朱野結衣です。よろしくお願いします」
全員揃って頭を下げる。
頭を上げて才城所長の姿を改めて見るが、阿蘇の支部長が基準となっているせいか、とても一つのエリアを纏めている人とは思えないほど細い。
顔もクマが濃く出ていて見るからに不健康そうだ。
「皆さんこちらへどうぞ。瑞護さん、4階の1番にお茶をお願いしていいかな? それとあの人にも彼が来たことを伝えてください」
受付の女性にお願いして、僕らは所長に続いてエレベーターに乗り、401と記された打ち合わせ室に案内された。
「さて・・・皆さんがここに来た理由は本部の方から聞きました。・・・この島根、松江市に反神教団の基地があったとのことですが・・・」
所長の言葉に、僕たちは無言で頷いた。
「やはり・・・ですか」
所長が頭を抱えて、はぁ~っと深いため息を吐いた。
「・・・黄泉比良坂ダンジョンのすぐ側に、警察関係の研究所があります。そこの研究員が何人も居なくなったとの情報がありました。その後しばらくして反神教団の声明があり、もしかしたらと思っていましたが」
両手で顔を拭って目だけを動かして僕たちを見る。
「警察はこの事は?」
「知っています。今別行動している人が警察関係者で、県警と市警に行っています」
「そうですか・・・なら、私たちも有事に備えないといけないって事ですね」
有事に備える?
とてもじゃないが、所長は戦闘向きには見えない。
心意気だけもらって、自分たちだけでいいですよっと伝えようとしたが、所長は僕を見てニコッと笑みを浮かべた。
「松江市探索者組合は、黄泉比良坂ダンジョンの性質と集まってくる人たちのせいで酷い蔑称をつけられていますが、一部のスキルに特化した職員が配置される組合でもあるんですよ。県警や市警も同じく一部のスキルに特化させた部署が存在するんです」
「一部のスキルですか?」
「ええ・・・」
所長の目に、これだけはどこにも負ける気がしないと言わんばかりに強い光が宿って僕を見る。
「結界や封印関係のスキルです。私たちは、いざとなったら黄泉比良坂に向かい、その土地ごと封印する役割を担っているんです」
あまりにも重要すぎる役割に、僕は目を大きく開いて何も言えずに黙ってしまった。
「いえいえ、美味しい食事をいただいて、お礼を言うのはこちらの方です」
「あらあら、謙虚な方なのね。貴方のような素晴らしい人が来てくれるだけで私たちはお礼を言いたいぐらい嬉しいのよ。・・・写真は後で店の前で撮らせてね」
・・・写真とサインを強請られた。
どうも、サインの値段が高騰しているらしい。
僕が滅多にしないことが原因らしいのだが、ちょっと上がりすぎではないだろうか?
「幸運の証だからね。飾っているお店は軒並み来客数増えているのよ。このダンジョン時代に」
「人の流れもほとんどないから、かなりのレアケースだからな」
「他の1級探索者パーティでもありえない現象だよね。私でも絶対に起こすことができないよ」
木下!
早く1級になれ!
今すぐに!
一刻も早く!
「そういえば、皆さんは松江の探索者組合の場所はご存じなのかしら?」
「はい。マップ機能で確認しましたから。くにびき大橋の北側にある、旧産業交流会館ですよね」
「そうね。でも、そこに行くならくにびき大橋は使わないようにね」
僕らは首を傾げた。
松江の探索者組合にここから行くのならくにびき大橋を通ったルートが1番近い。
わざわざ遠回りする理由があるのだろうか?
僕は説明を求めると、店長はちょっと言いづらそうに悲しげな笑みを浮かべて口を開いた。
「理由は簡単よ。あそこはね、黄泉比良坂ダンジョンに行った探索者たちが腐臭を纏って戻ってくるルートなの。ちょうど真ん中で消臭剤を戻ってきた全員に機械で振りかけるから、知らずに通ると鼻が曲がるような腐臭を嗅ぎながら消臭剤を浴びることになるわ」
「教えてくださってありがとうございます」
「いいのよ。また食べに来てくれれば、それで私たちは嬉しいから」
「必ず食べに来ます」
そう言って僕らは外に出た。
支払いは金田さんが担当しているのでお任せする。
「・・・マジで経費で落ちなきゃ食べに来れない金額だった」
金田さんの顔色が悪い。
後でいくらだったか確認しておこう。
行く途中、新大橋からくにびき大橋を見てみると、ちょうど白い防護服を着た探索者が橋を渡っていたので皆んなで見ていた。
すると、突然橋の真ん中でシュゴゴゴゴゴゴ! と音を立てて白い煙が彼らを包んだ。
あれが消臭剤?
消火剤の間違いじゃなかろうか?
「忘れてた」
真山さんがポツリと呟いた。
「どうしたんですか?」
「松江市探索者組合の別名。今更思い出したのよ。神話にも登場する場所で、攻略不可能どころか進入不可能指定されている唯一のダンジョンを管理していることをね」
「あ~」
「そんな話ありましたね」
真山さんの言葉に金田さんたちが頷く。
だが、現に探索者たちがああして活動しているということは、魔石が取れているということだ。
黄泉比良坂の情報を事前に確認していなかった僕が悪いのだが、組合で変なことを口走ると本当に無用なトラブルを招きかねない。
「真山さん、その別名って何ですか?」
「・・・落伍者の掃溜め。黄泉比良坂が日本で唯一モンスターと戦うことなく魔石が取れるダンジョンで、落ちぶれた探索者たちが集まった結果つけられた名前よ」
落伍者・・・。
探索者を辞めざるを得なかった人たちが集まる場所。
辞める理由は様々で、手足が動かなくなったり、戦うことが精神的に出来なくなったりだ。
それでも、その生き方しかできないが故にここに来るしかなかった。
ここなら戦わずに、その日を生きるだけのお金を稼ぐことができるから。
「その日暮らしの探索者か・・・」
「私たちには関係のない世界のことね」
確かに関係ない話だ。
僕にはあの時エイジが右手に付いてくれた。
たらればはない。
それから組合に向けて歩いていくと、組合の入り口にはすでにテレビ記者が待ち構えていた。
「来たぞ! 瀬尾京平だ!」
機材を担いだ人が、叫んでカメラを僕に向ける。
金田さんと真山さんがすぐに僕の前に立ち、記者の突進から僕を守る。
「瀬尾さん! 鳥取に来られたということは、ここを拠点にするんですか!?」
「黄泉比良坂の攻略ですか!? 滞在予定期間は!?」
「ミラクルミスティーとの関係は!? パーティに所属するんですか!?」
複数の質問が飛び交うが、僕は努めて笑顔でその場を切り抜ける。
こんな場所で答えてもさらなる質問が飛んでくるだけだ。
金田さんと真山さんが記者をかき分け組合の入り口に到着し、僕らは扉の中に歩く勢いを殺さず入る。
建物の中までは記者は入れないようで、扉の向こうで何人もの人が残念そうにこっちを見ていた。
「すげー熱気だったぜ。思わず主人の害になると思って、主人の命令なしで吸うとこだったぜ」
「ありがとな、エイジ。正直言って僕も怖かったから、エイジが危ないと判断したら、いつでも吸っていいから」
「お、その命令があると助かるぜ。主人の身に危険が迫ったら、すぐに吸ってやるぜ!」
受付に向かいながらエイジと話していると、幾つもの視線が僕に刺さった。
気になってそちらを確認すると、数名の探索者がバッと目を逸らした。
その人たちは、手が無かったり指がなかったり、顔に酷い傷があったり・・・おおよそ探索中に負ったであろう傷を持っていた。
落伍者・・・。
その中で、1人だけ僕を睨み続ける目があった。
この暑い中、顔を見せたくないのかフードを被っている。
「子供?」
僕がその言葉を言ってすぐに、その子は僕に背を向けてどこかに行ってしまった。
「瀬尾さま、ミラクルミスティーの皆さま! 出迎えができず申し訳ありません!」
メガネをかけた細身の男性が疲れた表情で駆け寄ってきた。
「初めまして。鳥取探索者組合の所長をしてます、才城智徳です。よろしくお願いします」
「瀬尾京平です。こちらこそよろしくお願いします」
「ミラクルミスティーの金田公一です」
「同じく真山瑠美子よ」
「同じく朱野結衣です。よろしくお願いします」
全員揃って頭を下げる。
頭を上げて才城所長の姿を改めて見るが、阿蘇の支部長が基準となっているせいか、とても一つのエリアを纏めている人とは思えないほど細い。
顔もクマが濃く出ていて見るからに不健康そうだ。
「皆さんこちらへどうぞ。瑞護さん、4階の1番にお茶をお願いしていいかな? それとあの人にも彼が来たことを伝えてください」
受付の女性にお願いして、僕らは所長に続いてエレベーターに乗り、401と記された打ち合わせ室に案内された。
「さて・・・皆さんがここに来た理由は本部の方から聞きました。・・・この島根、松江市に反神教団の基地があったとのことですが・・・」
所長の言葉に、僕たちは無言で頷いた。
「やはり・・・ですか」
所長が頭を抱えて、はぁ~っと深いため息を吐いた。
「・・・黄泉比良坂ダンジョンのすぐ側に、警察関係の研究所があります。そこの研究員が何人も居なくなったとの情報がありました。その後しばらくして反神教団の声明があり、もしかしたらと思っていましたが」
両手で顔を拭って目だけを動かして僕たちを見る。
「警察はこの事は?」
「知っています。今別行動している人が警察関係者で、県警と市警に行っています」
「そうですか・・・なら、私たちも有事に備えないといけないって事ですね」
有事に備える?
とてもじゃないが、所長は戦闘向きには見えない。
心意気だけもらって、自分たちだけでいいですよっと伝えようとしたが、所長は僕を見てニコッと笑みを浮かべた。
「松江市探索者組合は、黄泉比良坂ダンジョンの性質と集まってくる人たちのせいで酷い蔑称をつけられていますが、一部のスキルに特化した職員が配置される組合でもあるんですよ。県警や市警も同じく一部のスキルに特化させた部署が存在するんです」
「一部のスキルですか?」
「ええ・・・」
所長の目に、これだけはどこにも負ける気がしないと言わんばかりに強い光が宿って僕を見る。
「結界や封印関係のスキルです。私たちは、いざとなったら黄泉比良坂に向かい、その土地ごと封印する役割を担っているんです」
あまりにも重要すぎる役割に、僕は目を大きく開いて何も言えずに黙ってしまった。
0
お気に入りに追加
11
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

調子に乗りすぎて処刑されてしまった悪役貴族のやり直し自制生活 〜ただし自制できるとは言っていない〜
EAT
ファンタジー
「どうしてこうなった?」
優れた血統、高貴な家柄、天賦の才能────生まれときから勝ち組の人生により調子に乗りまくっていた侯爵家嫡男クレイム・ブラッドレイは殺された。
傍から見ればそれは当然の報いであり、殺されて当然な悪逆非道の限りを彼は尽くしてきた。しかし、彼はなぜ自分が殺されなければならないのか理解できなかった。そして、死ぬ間際にてその答えにたどり着く。簡単な話だ………信頼し、友と思っていた人間に騙されていたのである。
そうして誰もにも助けてもらえずに彼は一生を終えた。意識が薄れゆく最中でクレイムは思う。「願うことならば今度の人生は平穏に過ごしたい」と「決して調子に乗らず、謙虚に慎ましく穏やかな自制生活を送ろう」と。
次に目が覚めればまた新しい人生が始まると思っていたクレイムであったが、目覚めてみればそれは10年前の少年時代であった。
最初はどういうことか理解が追いつかなかったが、また同じ未来を繰り返すのかと絶望さえしたが、同時にそれはクレイムにとって悪い話ではなかった。「同じ轍は踏まない。今度は全てを投げ出して平穏なスローライフを送るんだ!」と目標を定め、もう一度人生をやり直すことを決意する。
しかし、運命がそれを許さない。
一度目の人生では考えられないほどの苦難と試練が真人間へと更生したクレイムに次々と降りかかる。果たしてクレイムは本当にのんびり平穏なスローライフを遅れるのだろうか?
※他サイトにも掲載中

~僕の異世界冒険記~異世界冒険始めました。
破滅の女神
ファンタジー
18歳の誕生日…先月死んだ、おじぃちゃんから1冊の本が届いた。
小さい頃の思い出で1ページ目に『この本は異世界冒険記、あなたの物語です。』と書かれてるだけで後は真っ白だった本だと思い出す。
本の表紙にはドラゴンが描かれており、指輪が付属されていた。
お遊び気分で指輪をはめて本を開くと、そこには2ページ目に短い文章が書き加えられていた。
その文章とは『さぁ、あなたの物語の始まりです。』と…。
次の瞬間、僕は気を失い、異世界冒険の旅が始まったのだった…。
本作品は『カクヨム』で掲載している物を『アルファポリス』用に少しだけ修正した物となります。

【ヤベェ】異世界転移したった【助けてwww】
一樹
ファンタジー
色々あって、転移後追放されてしまった主人公。
追放後に、持ち物がチート化していることに気づく。
無事、元の世界と連絡をとる事に成功する。
そして、始まったのは、どこかで見た事のある、【あるある展開】のオンパレード!
異世界転移珍道中、掲示板実況始まり始まり。
【諸注意】
以前投稿した同名の短編の連載版になります。
連載は不定期。むしろ途中で止まる可能性、エタる可能性がとても高いです。
なんでも大丈夫な方向けです。
小説の形をしていないので、読む人を選びます。
以上の内容を踏まえた上で閲覧をお願いします。
disりに見えてしまう表現があります。
以上の点から気分を害されても責任は負えません。
閲覧は自己責任でお願いします。
小説家になろう、pixivでも投稿しています。
世界中にダンジョンが出来た。何故か俺の部屋にも出来た。
阿吽
ファンタジー
クリスマスの夜……それは突然出現した。世界中あらゆる観光地に『扉』が現れる。それは荘厳で魅惑的で威圧的で……様々な恩恵を齎したそれは、かのファンタジー要素に欠かせない【ダンジョン】であった!
※カクヨムにて先行投稿中

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

巻き込まれて気づけば異世界 ~その配達員器用貧乏にて~
細波
ファンタジー
(3月27日変更)
仕事中に異世界転移へ巻き込まれたオッサン。神様からチートもらってやりたいように生きる…
と思ってたけど、人から頼まれる。神から頼まれる。自分から首をつっこむ!
「前の世界より黒くないし、社畜感無いから余裕っすね」
周りの人も神も黒い!
「人なんてそんなもんでしょ? 俺だって黒い方だと思うし」
そんな元オッサンは今日も行く!

スキル【アイテムコピー】を駆使して金貨のお風呂に入りたい
兎屋亀吉
ファンタジー
異世界転生にあたって、神様から提示されたスキルは4つ。1.【剣術】2.【火魔法】3.【アイテムボックス】4.【アイテムコピー】。これらのスキルの中から、選ぶことのできるスキルは一つだけ。さて、僕は何を選ぶべきか。タイトルで答え出てた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる