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阿蘇ダンジョン攻略編
地下8階 限界地点
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3日目の朝。
アラームで起きて、念の為焚いてたお香を消した。
可能なら8階を半日で終わらせたいところだが、甘い考えは禁物だ。
「京平、そろそろ行くか?」
「ああ、行こう」
階段を降りて1番下に下りると小さな広間があった。
「怪しいな」
「だね」
あからさまにある無骨な扉。
出入り口はそこしかなさそうだが、何かしら仕掛けがありそう。
「この階は僕が先に行くよ。木下は陽炎で何かあったら教えて」
左側の扉を開く。
何がきても問題ないように、身体は不用意に出さない。
顔を出して外を見る。
「ん? 光?」
「っ! 危ない!」
後ろにいた木下に装備を引っ張られて後ろ向きに倒された。
倒される直前・・・僕のフェイスガードの前を巨大な光が扉を破壊して通り過ぎ、奥の階段を破壊した。
・・・引かれなければ確実に死んでいた。
背中を大量の汗が流れる。
「・・・どうやって進むんだ? これ」
全くその通りだ。
通路全体に広がっている光の束を避ける方法なんてない。
壊れた扉から一瞬だけ外を見て直ぐ戻る。
・・・光は来ない。
扉に反対側に移動してみた。
・・・来ない?
「何か条件があるとか?」
「何秒間か見ていないといけないとかか?」
「最初の時も一瞬だったけど・・・」
「何か光とか言ってなかったか?」
「そういえば、通路の奥で光った・・・。木下、僕が扉の真ん中に立って右足上げるから肩に担いで、踵のこれをかなり強く押してほしい」
「ドラゴンバスターか?」
「ああ。もし向こうに何かあるのなら、それで潰せるはずだ。頼めるか?」
「もちろんだ」
「瓶は守れよ?」
「・・・大丈夫だ」
二人で顔を合わせて同時に外を覗く。
奥が光った!
「引け!」
声のちょっと後に光が目の前を通る。
大丈夫。
フェイスガードは破壊されていない。
「あっぶねー! 兜を掠りやがった!」
ゾワっと意味もわからず怖気が駆け抜けたが、僕は急いで壊れた扉の真ん中に立って、レバーを引いて右足を上げる。
その下に木下が膝立ちをして僕の右足を肩に担いでスイッチを押した。
「おもてーーーーーー!」
絶叫と共にドラゴンバスターが撃ち出される。
僕は加重を切ろうか迷ったが、今後のことを考えてそのままにした。
ドラゴンバスターの光が一直線に通路を照らし出す。
どんな装置が光を放っていたかはわからないが、僕たち2人はドラゴンバスターの光が消えたら直ぐに壁の陰に隠れた。
「どうだった? 手応えとか無かったか?」
「ぶっ放しただけの力に手応えもクソもないよ。何かに当たった音も聞こえてない」
「担ぎ損かよ! スッゲー重かったぞ!」
「加重を切ってないからな。よく持てたな?」
「お前のスキル・・・凶悪すぎだろ! あれでモンスターを踏んでいるのか! 硬い物もぶっ壊す理由が分かったよ! そりゃー無敵だ!」
その凶悪な物を持ったのがお前だよ。
何となく皮肉を感じて僕は口を曲げる。
「それよりも出るぞ。こんなところで足止めとか・・・」
「そうだな・・・壊れててくれよ」
また2人で顔を出して、奥が光らないか確認する。
ジーっと見るが、一定時間が経っても次射がない。
「行くぞ、木下!」
「オッケー!」
ダッシュで飛び出て駆け抜ける。
「左側に扉!」
「入る!」
急いで扉を開けて2人同時に中に入った。
ゴオオオオォォォォォォォ!!
炎が僕らを包んだ。
いや、膜がかろうじて僕らを守っている。
「何だよ・・・この階は!」
木下が炎と熱を防いでいた。
その炎は数秒間僕らを襲い続け、ようやく止んだ時に、初めてそれを放った根元を見ることができた。
「火龍!」
「鎧を着てる! 強化版だ!」
木下が後ろにいてスキルが使えない!
僕は走って火龍の正面に向かおうとすると、間の空間が爆発して視界を遮られた。たまらず方向を変えて右側に移動する。
「木下! 炎と熱を頼む! 攻撃は可能な限り避けて! 衝撃でも瓶は割れるぞ!」
「クソ! モンスターの攻撃を避けるのに神経を使うなんて初めてだぞ!」
木下は宙に浮いて火龍の左側へと移動移動している。
「グゥゥゥゥァァァァァァアアアアアア!」
火龍の口が大きく開いて力が凝縮されていくのが見えた。
僕は急いで近づこうとするが、予測不可能な空間の爆発と炎の壁に阻まれている。
・・・僕のスキル効果範囲が知られている?
最初の光の攻撃も、木下の兜を掠った・・・。
火や熱による攻撃なら、透過するだけで掠る事すらなかったはずだ。
「木下! 僕たちの能力が知られてる! 気をつけろ! 対策されてる!」
「そういう事かよ! 取り敢えず上を向けや!」
炎の巨大な両腕が炎龍の首を掴んで、強引に上を向かせる。
火龍も抵抗を見せたが、木下の力に負けて上を向いて力を放った。
力は破壊の光となって天井の岩壁を抉って岩の雨を僕に向けて降らせた。
だが僕を装備ごと押し潰せるほど大きい物はない!
一気に火龍との間を詰めようとすると思いもよらない攻撃が襲ってきた。
「げっ!」
「ふざけんな! 逃げろ京平!」
木下も操作できないのか!
僕に襲いかかってきたのは巨大な炎の波。
まともに食らえば、炎が僕の全身を包み込み、縄文杉の素材が何かしら不具合を起こしかねない。
火龍に向かっていた身体を方向転換して壁に向ける。
「うぉぉぉぉぉおおおおおおおおお!」
必死になって壁に飛びつき、赤く光る岩を掴んで上に登る。
岩の熱や右足の加重なんて考える暇もなかった。
ただ炎の波から逃れることを考えて壁の上に辿り着いて下を見ると、ちょうど波が壁に当たって飛び散って消えていた。
急いで飛び降りて、再度火龍に向かって走り出す。
火龍は木下に意識を移して、掴まれている首を振り解こうとしていた。
「舐めんなよ、トカゲもどき! テメーごとき京平の足より容易いんだよ!」
木下が火龍の首を絞めながら、その身体を持ち上げようとする。
何と比べているのかツッコみたいところだが、僕の右足と火龍の体重、どっちが重いかは興味がある。
後で聞いてみよう。
火龍はこの状況では僕に注意を向けることができないのか、空間の爆発も炎の壁も出てこない。
そして、フッと火龍の身体から力が抜けて、それを感じた木下も掴んでいた首を放り投げた。
僕のスキル範囲に入った。
・・・後は踏むだけだ!
そう考えて火龍の胸に飛び乗ろうとしたとき、突然火龍の身体を覆っていた金属の鎧が爆発して飛び散った。
僕にもその破片が襲いかかってきて、堪らず防御の姿勢をとって一際大きな欠片を受けた。
そうなると火龍の胸までは飛べず、手前に落ちてその胴体を見ることになる。
・・・その胴体は、赤く光りながら大きく膨らんでいた。
「木下! 離れろ!」
火龍からちょっと離れた位置、僕のスキルが効かない場所で木下は浮いていた。
僕は警告を発して、僕自身も急いで火龍から離れる。
「どうした!?」
「コイツ、自爆する!」
「はぁ!?」
「瓶はしっかり守れよ!」
必死に壁際まで走り、元リュックを背に隠して体操座りをして両腕でフェイスガードを守る。
僕にとって致命的なダメージは背中にある冷却装置と装備の中でも最も脆弱なフェイスガードの破壊だ。
「来るぞ!」
「耐えろよ!」
火龍の身体が限界まで膨らんで・・・大爆発を起こした。
広間が真っ赤に染まり、続いて黒煙が視界を埋め尽くす。
キーンっと耳鳴りが鳴り響く。
爆発の勢いで壁に押しつけられるような感覚はあったが、衝撃無効が働いて何とかダメージ無しで済んだ。
衝撃無効が機能したという事は、致命的な装備の破壊は無かったということだ。
黒煙が徐々にはれていき視界が戻って僕は自分の身体を確かめた。
「京平! 大丈夫か!?」
木下の声が聞こえた。
アイツが爆発でやられるとは思わなかったが、どうやら無事だったようだ。
ただ・・・僕は・・・、
黒煙が消え去って、僕と木下はお互いの無事を確認した。
「京平! お前、右足!」
「・・・ああ。ドラゴンバスターはもう撃てなくなった」
カードリッジが剥き出しだった事が災いした。
3つ全てさっきの自爆で破壊されていた。
本来なら・・・何日もかけて装備を試行錯誤しなければならないところを、スキップして突撃している。
その無茶が・・・限界がこの地下8階で表面化し始めていた。
アラームで起きて、念の為焚いてたお香を消した。
可能なら8階を半日で終わらせたいところだが、甘い考えは禁物だ。
「京平、そろそろ行くか?」
「ああ、行こう」
階段を降りて1番下に下りると小さな広間があった。
「怪しいな」
「だね」
あからさまにある無骨な扉。
出入り口はそこしかなさそうだが、何かしら仕掛けがありそう。
「この階は僕が先に行くよ。木下は陽炎で何かあったら教えて」
左側の扉を開く。
何がきても問題ないように、身体は不用意に出さない。
顔を出して外を見る。
「ん? 光?」
「っ! 危ない!」
後ろにいた木下に装備を引っ張られて後ろ向きに倒された。
倒される直前・・・僕のフェイスガードの前を巨大な光が扉を破壊して通り過ぎ、奥の階段を破壊した。
・・・引かれなければ確実に死んでいた。
背中を大量の汗が流れる。
「・・・どうやって進むんだ? これ」
全くその通りだ。
通路全体に広がっている光の束を避ける方法なんてない。
壊れた扉から一瞬だけ外を見て直ぐ戻る。
・・・光は来ない。
扉に反対側に移動してみた。
・・・来ない?
「何か条件があるとか?」
「何秒間か見ていないといけないとかか?」
「最初の時も一瞬だったけど・・・」
「何か光とか言ってなかったか?」
「そういえば、通路の奥で光った・・・。木下、僕が扉の真ん中に立って右足上げるから肩に担いで、踵のこれをかなり強く押してほしい」
「ドラゴンバスターか?」
「ああ。もし向こうに何かあるのなら、それで潰せるはずだ。頼めるか?」
「もちろんだ」
「瓶は守れよ?」
「・・・大丈夫だ」
二人で顔を合わせて同時に外を覗く。
奥が光った!
「引け!」
声のちょっと後に光が目の前を通る。
大丈夫。
フェイスガードは破壊されていない。
「あっぶねー! 兜を掠りやがった!」
ゾワっと意味もわからず怖気が駆け抜けたが、僕は急いで壊れた扉の真ん中に立って、レバーを引いて右足を上げる。
その下に木下が膝立ちをして僕の右足を肩に担いでスイッチを押した。
「おもてーーーーーー!」
絶叫と共にドラゴンバスターが撃ち出される。
僕は加重を切ろうか迷ったが、今後のことを考えてそのままにした。
ドラゴンバスターの光が一直線に通路を照らし出す。
どんな装置が光を放っていたかはわからないが、僕たち2人はドラゴンバスターの光が消えたら直ぐに壁の陰に隠れた。
「どうだった? 手応えとか無かったか?」
「ぶっ放しただけの力に手応えもクソもないよ。何かに当たった音も聞こえてない」
「担ぎ損かよ! スッゲー重かったぞ!」
「加重を切ってないからな。よく持てたな?」
「お前のスキル・・・凶悪すぎだろ! あれでモンスターを踏んでいるのか! 硬い物もぶっ壊す理由が分かったよ! そりゃー無敵だ!」
その凶悪な物を持ったのがお前だよ。
何となく皮肉を感じて僕は口を曲げる。
「それよりも出るぞ。こんなところで足止めとか・・・」
「そうだな・・・壊れててくれよ」
また2人で顔を出して、奥が光らないか確認する。
ジーっと見るが、一定時間が経っても次射がない。
「行くぞ、木下!」
「オッケー!」
ダッシュで飛び出て駆け抜ける。
「左側に扉!」
「入る!」
急いで扉を開けて2人同時に中に入った。
ゴオオオオォォォォォォォ!!
炎が僕らを包んだ。
いや、膜がかろうじて僕らを守っている。
「何だよ・・・この階は!」
木下が炎と熱を防いでいた。
その炎は数秒間僕らを襲い続け、ようやく止んだ時に、初めてそれを放った根元を見ることができた。
「火龍!」
「鎧を着てる! 強化版だ!」
木下が後ろにいてスキルが使えない!
僕は走って火龍の正面に向かおうとすると、間の空間が爆発して視界を遮られた。たまらず方向を変えて右側に移動する。
「木下! 炎と熱を頼む! 攻撃は可能な限り避けて! 衝撃でも瓶は割れるぞ!」
「クソ! モンスターの攻撃を避けるのに神経を使うなんて初めてだぞ!」
木下は宙に浮いて火龍の左側へと移動移動している。
「グゥゥゥゥァァァァァァアアアアアア!」
火龍の口が大きく開いて力が凝縮されていくのが見えた。
僕は急いで近づこうとするが、予測不可能な空間の爆発と炎の壁に阻まれている。
・・・僕のスキル効果範囲が知られている?
最初の光の攻撃も、木下の兜を掠った・・・。
火や熱による攻撃なら、透過するだけで掠る事すらなかったはずだ。
「木下! 僕たちの能力が知られてる! 気をつけろ! 対策されてる!」
「そういう事かよ! 取り敢えず上を向けや!」
炎の巨大な両腕が炎龍の首を掴んで、強引に上を向かせる。
火龍も抵抗を見せたが、木下の力に負けて上を向いて力を放った。
力は破壊の光となって天井の岩壁を抉って岩の雨を僕に向けて降らせた。
だが僕を装備ごと押し潰せるほど大きい物はない!
一気に火龍との間を詰めようとすると思いもよらない攻撃が襲ってきた。
「げっ!」
「ふざけんな! 逃げろ京平!」
木下も操作できないのか!
僕に襲いかかってきたのは巨大な炎の波。
まともに食らえば、炎が僕の全身を包み込み、縄文杉の素材が何かしら不具合を起こしかねない。
火龍に向かっていた身体を方向転換して壁に向ける。
「うぉぉぉぉぉおおおおおおおおお!」
必死になって壁に飛びつき、赤く光る岩を掴んで上に登る。
岩の熱や右足の加重なんて考える暇もなかった。
ただ炎の波から逃れることを考えて壁の上に辿り着いて下を見ると、ちょうど波が壁に当たって飛び散って消えていた。
急いで飛び降りて、再度火龍に向かって走り出す。
火龍は木下に意識を移して、掴まれている首を振り解こうとしていた。
「舐めんなよ、トカゲもどき! テメーごとき京平の足より容易いんだよ!」
木下が火龍の首を絞めながら、その身体を持ち上げようとする。
何と比べているのかツッコみたいところだが、僕の右足と火龍の体重、どっちが重いかは興味がある。
後で聞いてみよう。
火龍はこの状況では僕に注意を向けることができないのか、空間の爆発も炎の壁も出てこない。
そして、フッと火龍の身体から力が抜けて、それを感じた木下も掴んでいた首を放り投げた。
僕のスキル範囲に入った。
・・・後は踏むだけだ!
そう考えて火龍の胸に飛び乗ろうとしたとき、突然火龍の身体を覆っていた金属の鎧が爆発して飛び散った。
僕にもその破片が襲いかかってきて、堪らず防御の姿勢をとって一際大きな欠片を受けた。
そうなると火龍の胸までは飛べず、手前に落ちてその胴体を見ることになる。
・・・その胴体は、赤く光りながら大きく膨らんでいた。
「木下! 離れろ!」
火龍からちょっと離れた位置、僕のスキルが効かない場所で木下は浮いていた。
僕は警告を発して、僕自身も急いで火龍から離れる。
「どうした!?」
「コイツ、自爆する!」
「はぁ!?」
「瓶はしっかり守れよ!」
必死に壁際まで走り、元リュックを背に隠して体操座りをして両腕でフェイスガードを守る。
僕にとって致命的なダメージは背中にある冷却装置と装備の中でも最も脆弱なフェイスガードの破壊だ。
「来るぞ!」
「耐えろよ!」
火龍の身体が限界まで膨らんで・・・大爆発を起こした。
広間が真っ赤に染まり、続いて黒煙が視界を埋め尽くす。
キーンっと耳鳴りが鳴り響く。
爆発の勢いで壁に押しつけられるような感覚はあったが、衝撃無効が働いて何とかダメージ無しで済んだ。
衝撃無効が機能したという事は、致命的な装備の破壊は無かったということだ。
黒煙が徐々にはれていき視界が戻って僕は自分の身体を確かめた。
「京平! 大丈夫か!?」
木下の声が聞こえた。
アイツが爆発でやられるとは思わなかったが、どうやら無事だったようだ。
ただ・・・僕は・・・、
黒煙が消え去って、僕と木下はお互いの無事を確認した。
「京平! お前、右足!」
「・・・ああ。ドラゴンバスターはもう撃てなくなった」
カードリッジが剥き出しだった事が災いした。
3つ全てさっきの自爆で破壊されていた。
本来なら・・・何日もかけて装備を試行錯誤しなければならないところを、スキップして突撃している。
その無茶が・・・限界がこの地下8階で表面化し始めていた。
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