恋のキューピット♡♡魔法のオナホちゃん

木葉茶々

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魔法のオナホ2

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次の日。
玲は昨日の快楽を引きずったまま、学校に行った。

「玲!おはよ!」

玲に挨拶をしてきたのは後ろの席の西園寺海斗。
玲よりもずっと高く、ガタイのいい体をしていて、老若男女問わず見惚れる程のイケメンである。
それでいて、人懐っこくて優しい性格をしているので、女子からモテる。
そんな海斗が、生まれてこの方1度も彼女ができたことの無い玲は嫌い、というか苦手であった。

「はよ…」

こんな無愛想な返事を玲がしても、犬の尻尾をブンブン振っているような幻覚が見えるくらいに嬉しそうに笑うので玲はイラッとした。
そう、この男、何故か玲に構ってくるのである。
目をハートにして話しかけてくる女子が沢山いるのに何故玲に構うのか、それは海斗にしか分からない。
しかし、海斗を無視したりするとクラスの女子からの圧が凄いので、玲は渋々海斗と話すのであった。



授業中。
いつも通り授業を受けていた玲に昨晩の"手"がまた触れてきた。

「…っん!?」

"手"に驚いて思わず声が出てしまった玲。
自分が思っていたより小さな声だったのか誰も気がついていないようで玲は少しホッとした。
しかし、ここで安心はできない。
なぜなら"手"が後孔に侵入してきたからだ。
クチュクチュとすんなり入ってしまった2本の指を玲の後孔に出し入れされる。

「…っふぅッ♡…んっ♡」

まるで昨晩に巻き戻ったかのように快楽が襲ってくる。
それなのに"手"は手加減してくれなくて、容赦なく前立腺をいじめ始めた。
トントンッと押してみたり、コリコリと指で挟んで遊んでみたり。
たまに出し入れに戻ったかと思えば、前立腺を少し掠ってイキそうになったところを寸止めされて、玲はもうまともに授業を受けれる状態ではなかった。


「おい!大丈夫か?」

先程まで教卓の前にいたはずの教師が、明らかに様子のおかしい玲の肩を優しく叩きながら心配そうな顔で覗き込んできた。

「大丈夫ッ…ですッ…」

玲は快楽に耐えながら苦しそうに言った。
体調不良では無い、"手"が俺を襲ってくるんだ、とも言えない。
だから気にしないでくれ、という意味だったのだが、それは逆効果で、教師には体調が悪いのを我慢しているだけにしか見えなかった。

「…大丈夫じゃ無さそうだな。顔も赤いし。」

それが快楽故のものであると知らずに、教師は言葉を続ける。

「保健室に行った方がいいな…西園寺、連れてってやれ。」

快楽が続くのであれば保健室で休ませてもらった方がいいのでは、と思った玲は付き添いが海斗なことに少し不満を持ちながらも席を立った。







カツ…カツ…カツ…

授業中の静かな廊下を海斗と2人で歩く玲。
何故か歩いてる時はあの"手"の快楽責めは無いのだが如何せん気まづい。
勝手にこちらが苦手意識を持ってしまっているのが悪いのだが、話が弾むような共通の話題もなくただひたすら2人の足音が廊下に響く。
チラチラと玲の様子を海斗が様子を伺っているようだが、それを無視して保健室を目指す玲。
やっと保健室に着き、これで気まづかった時間もお終いだ、と思って玲は心が開放感で溢れそうになった。

「西園寺、ありがとな。もうここで大丈夫だから。」

そう言って玲は海斗を教室に戻そうとしたが、海斗は動く気配がない。
どうした、と海斗に声をかけようとした瞬間、先に海斗の口が開いた。

「玲さ、体調不良じゃなくて、気持ちよくなっちゃったんだよね?」

にっこり笑顔で言い当てた海斗に驚く。

「な、なんで、それ、知ってんの」

顔を真っ赤にして玲を前に海斗はあるものを取り出した。
それは、ピンクのオナホ。

「実はこれ、玲のアナルと繋がっててさ。授業中に気持ちよくなっちゃう玲、可愛かったよ。」

そう、あの"手"や"ナニか"の正体は海斗だったのである。
驚いている玲をよそに、海斗は玲の目の前でオナホをいじり始めた。

「あっ♡あうぅっ…んぅ♡♡」

プチュッと海斗の指がオナホに入ると同時に、玲の後孔にも指が入ってきて、嫌でも玲とオナホが連動していることが分かってしまう。
昨日のように前立腺を責められれば、玲はもうイく寸前。
海斗はそれに気づいて指の動きを止めた。

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