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第1章
父へのプレゼント
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ダミヤンが現れてから半年が過ぎた。あれからクロエの前に姿を見せていない。
アリア達は其々に研究室をもらい、自分の研究に勤しんでいた。皆揃ってクロエと同じ棟に入り、アリアはクロエの隣室になった。
コンコン
「クロエ、入るわよ」
アリア達平民組5人は、何かあったら駆けつけられるように互いの部屋の入室許可証を交換し合っている。
休憩のたびにクロエの部屋へ来るのが当たり前になっていた。
「あら、レオも居たのね。研究は進んでる? 私はもうすぐ完成よ。ダイエット器具は必ず売れるわ。ふふふふ……」
「アリアまた悪い顔してるわよ。そのダイエット器具の実験台はもう懲り懲りだわ」
アリアの作るダイエット器具でクロエは少しだけ痩せた。時間が無くて毎日は出来ないだけで、効果が実証されている。この後このダイエット器具は爆発的な大ヒット商品となる。
「アリア、クロエはそのままでも十分魅力的だぞ。可哀相に、こんなに痩せてしまって」
レオはふくよかなクロエが好きだった。だからほんの3キロ痩せただけでも不満で、こっそりお菓子を差し入れている。休憩でクロエの部屋を訪れては、すべすべのマシュマロのような頬や手を触っていく。
「レオ、クロエにお菓子を与えないでちょうだい。折角すこし効果が出たのに、まったくもう。
それにしてもフランツは上手くやってくれてるみたいね。まぁ、あれだけ仕事を振られちゃ、自由時間なんて無いでしょう」
アリアが言っているのはダミヤンの事だ。
フランツが上手く立ち回り、ダミヤンがアシスタントに入っている研究室の女性達に、まるで思いやりから言っているかのような口調でダミヤンに仕事をたくさん任せるよう誘導しているのだ。女性達は美しく優しいフランツの言いなりだった。
幾つも掛け持ちでアシスタントを任されているダミヤンは休日意外自由になる時間が無くなり、休日はお金持ちの商家の娘や未亡人達に会うために使われ、クロエに近づく暇は無かった。
それでも虎視眈々と仕返しの機会を窺っているのだが。
ある日、クロエが研究室のデータファイルを見ていると、魔法陣が数枚抜けている事に気がついた。研究所内で公開した魔法陣は流用しても良い決まりだ。たぶんアリアが持っているだろうと、そのファイルを棚に戻した。
クロエの研究は金属の籠手のような義手から、魔道具とは関係なく既に製品化されている人口皮膚などの素材を利用した、見た目も本物のような義手を手掛けていた。そしてそれ自体は完成し、あとは魔法陣の改良のみとなっていた。
それによって体との結合部から義手を苗床に徐々に細胞が活性化し、本物の腕が蘇る。治癒魔法では魔力が足りず再生が出来ないなら、本人の魔力で少しずつ再生させようという考えだ。
「ここがこうだとあれが……いっそこれを組み込んで……うーん」
コンコン
「クロエ、入るわね」
アリアが休憩にやって来た。
「クロエのファイルから魔法陣3枚借りたわ。居ない時勝手に持ち出したから探してたりしたかしら?」
「やっぱりアリアだったのね。無いのは気付いたけど、あなただと思ってたわ。自由に使って良いわよ、もう新しい魔法陣を組み立ててるから使わないと思う」
クロエはまだ途中の魔法陣を見せた。
「はぁ……また恐ろしく複雑なの作ってるわね。真似出来ないわ。それが完成したら、またお父様に?」
「当然よ。父さんのために研究してるんだもの。それが他の人の役に立てば良いと思ってる。試作品は問題無く動いたし、父さんの型の義手も完成したわ。あとは、魔法陣これだけなのよね…………あっ! あれなら行けるかも?」
クロエは作りかけの魔法陣に次々書き足していく。アリアはありえないほど複雑化していく魔法陣の完成を固唾を呑んで見守った。
「出来た……完成したわアリア。どうしよう、嬉しくて手が震える。これで父さんの腕が元通りになるのよ!」
クロエはアリアに抱きついて喜んだ。アリアも自分のことの様に喜び、クロエの頭を撫でた。
「あなたは凄い子だわ、クロエ。まだ14歳なのに人体の再生に挑むなんて。しかもそれを成し遂げようとしているのね。さぁ、お父様に連絡して早く来てもらいましょう。入館許可も取らなきゃね」
それから2日後、クロエに呼ばれた父エドモンドは研究室に居た。
父さんが恋しいから会いに来て。という娘のかわいい我がままを同僚達に自慢して休暇を取ったのだ。
「クロエ久しぶりだな、父さんも会いたかったよ。おまえ少し痩せたんじゃないか?」
入室するなりクロエに抱きついたエドモンドは、いつもと違う抱き心地に即座に気付いて心配する。
「アリアのダイエット器具の実験に付き合ってるから、その効果が出たのよ。凄いでしょ」
喜びを隠せないクロエは終始笑顔で父を見ている。
そんなクロエを父エドモンドは自分に会えてこんなに喜ぶなんて、まだまだ子供だな。と微笑ましく見ていた。
「あのね、父さんに見せたい物があるの。誕生日プレゼントよ。本当はまだ二ヶ月先だけど、早く渡したくって今日来てもらったの。こっちに来て」
クロエはガラスで仕切られた研究ブースにエドモンドを連れて行き、布で隠した義手の前に立たせた。
「これがプレゼントだよ。父さん、見てみて?」
エドモンドは布を取ってその下にある本物そっくりの義手を見て、言葉を失う。
「これは本物そっくりなだけじゃなく、本物になる義手。父さんの魔力を使って、毎日少しずつ再生する義手だよ。父さんの魔力量なら、二ヶ月ほどで完全に再生できると思うわ」
「クロエ……」
エドモンドは言葉が出ないほど驚き、感動していた。9歳のクロエが作った義手は失った腕だけでなく自信を取り戻すきっかけをくれ、お陰で兵士に復帰し、また兵士長へ昇進する機会を与えてくれた。
娘はそれに満足することなく、さらに進化させていた。
エドモンドは涙を流し、愛しい娘を抱きしめた。
「おまえが私の娘に生まれてくれて、神様に感謝するよ。ありがとうクロエ。父さんのために努力してきたんだな。お前は自慢の娘だ」
「苦しいわ父さん」
知らず知らず抱く腕に力が入った父から体を離し、その顔を見る。
「父さんの腕を取り戻したかったの。これが私の最終目標よ。でも実際に装着してみないと、きちんと再生できるか分からないわ。二ヶ月後の結果を見て、それから喜んでね?」
クロエは早速義手の交換作業に入る。新しい義手にクロエの魔力を注ぎ、魔法陣を起動させる。
その間に金属の義手を外したエドモンドはクロエから新しい義手を受け取り、無くした腕に装着した。そしてグンッとこれまで以上の量の魔力を吸い取られた。しかし手の甲に魔法陣は出ないし光もしない。
失敗か? とクロエを見るが、クロエにはわかっていたようだ。
「父さん、手を動かしてみて? どこか違和感は無い?」
エドモンドは前の様に手を握ったり開いたり、手首を回したりして見せた。指は前よりも滑らかに動き、どう見ても本物の腕だ。結合部だけ暫く魔法陣の影響で光っていたが、それが消えるとどこからが義手かも分からない。
「完璧だ。前より動かしやすいよ」
「あ、骨だけは金属のまま変化しないから、折れたりする心配は無いわよ。でも無理な使い方しないでね? 最高の魔石で作った金属なの。前のくず魔石とは全然ちがうのよ」
エドモンドは自慢気に話す娘を、新しい手で触れてみる。まるで神経が通っているように、髪の毛一本一本まで分かる。肌の温かさも、頬の産毛までも。
「もう硬くないし冷たくもないわ、父さんの手」
クロエは頬に触れる父の手を両手で包み頬ずりし、泣いた。
あの日クロエの頬を挟むように触れた父の硬く冷たい手が悲しかった。血の通った温かい手に戻したかった。
こうして念願は叶った。
アリア達は其々に研究室をもらい、自分の研究に勤しんでいた。皆揃ってクロエと同じ棟に入り、アリアはクロエの隣室になった。
コンコン
「クロエ、入るわよ」
アリア達平民組5人は、何かあったら駆けつけられるように互いの部屋の入室許可証を交換し合っている。
休憩のたびにクロエの部屋へ来るのが当たり前になっていた。
「あら、レオも居たのね。研究は進んでる? 私はもうすぐ完成よ。ダイエット器具は必ず売れるわ。ふふふふ……」
「アリアまた悪い顔してるわよ。そのダイエット器具の実験台はもう懲り懲りだわ」
アリアの作るダイエット器具でクロエは少しだけ痩せた。時間が無くて毎日は出来ないだけで、効果が実証されている。この後このダイエット器具は爆発的な大ヒット商品となる。
「アリア、クロエはそのままでも十分魅力的だぞ。可哀相に、こんなに痩せてしまって」
レオはふくよかなクロエが好きだった。だからほんの3キロ痩せただけでも不満で、こっそりお菓子を差し入れている。休憩でクロエの部屋を訪れては、すべすべのマシュマロのような頬や手を触っていく。
「レオ、クロエにお菓子を与えないでちょうだい。折角すこし効果が出たのに、まったくもう。
それにしてもフランツは上手くやってくれてるみたいね。まぁ、あれだけ仕事を振られちゃ、自由時間なんて無いでしょう」
アリアが言っているのはダミヤンの事だ。
フランツが上手く立ち回り、ダミヤンがアシスタントに入っている研究室の女性達に、まるで思いやりから言っているかのような口調でダミヤンに仕事をたくさん任せるよう誘導しているのだ。女性達は美しく優しいフランツの言いなりだった。
幾つも掛け持ちでアシスタントを任されているダミヤンは休日意外自由になる時間が無くなり、休日はお金持ちの商家の娘や未亡人達に会うために使われ、クロエに近づく暇は無かった。
それでも虎視眈々と仕返しの機会を窺っているのだが。
ある日、クロエが研究室のデータファイルを見ていると、魔法陣が数枚抜けている事に気がついた。研究所内で公開した魔法陣は流用しても良い決まりだ。たぶんアリアが持っているだろうと、そのファイルを棚に戻した。
クロエの研究は金属の籠手のような義手から、魔道具とは関係なく既に製品化されている人口皮膚などの素材を利用した、見た目も本物のような義手を手掛けていた。そしてそれ自体は完成し、あとは魔法陣の改良のみとなっていた。
それによって体との結合部から義手を苗床に徐々に細胞が活性化し、本物の腕が蘇る。治癒魔法では魔力が足りず再生が出来ないなら、本人の魔力で少しずつ再生させようという考えだ。
「ここがこうだとあれが……いっそこれを組み込んで……うーん」
コンコン
「クロエ、入るわね」
アリアが休憩にやって来た。
「クロエのファイルから魔法陣3枚借りたわ。居ない時勝手に持ち出したから探してたりしたかしら?」
「やっぱりアリアだったのね。無いのは気付いたけど、あなただと思ってたわ。自由に使って良いわよ、もう新しい魔法陣を組み立ててるから使わないと思う」
クロエはまだ途中の魔法陣を見せた。
「はぁ……また恐ろしく複雑なの作ってるわね。真似出来ないわ。それが完成したら、またお父様に?」
「当然よ。父さんのために研究してるんだもの。それが他の人の役に立てば良いと思ってる。試作品は問題無く動いたし、父さんの型の義手も完成したわ。あとは、魔法陣これだけなのよね…………あっ! あれなら行けるかも?」
クロエは作りかけの魔法陣に次々書き足していく。アリアはありえないほど複雑化していく魔法陣の完成を固唾を呑んで見守った。
「出来た……完成したわアリア。どうしよう、嬉しくて手が震える。これで父さんの腕が元通りになるのよ!」
クロエはアリアに抱きついて喜んだ。アリアも自分のことの様に喜び、クロエの頭を撫でた。
「あなたは凄い子だわ、クロエ。まだ14歳なのに人体の再生に挑むなんて。しかもそれを成し遂げようとしているのね。さぁ、お父様に連絡して早く来てもらいましょう。入館許可も取らなきゃね」
それから2日後、クロエに呼ばれた父エドモンドは研究室に居た。
父さんが恋しいから会いに来て。という娘のかわいい我がままを同僚達に自慢して休暇を取ったのだ。
「クロエ久しぶりだな、父さんも会いたかったよ。おまえ少し痩せたんじゃないか?」
入室するなりクロエに抱きついたエドモンドは、いつもと違う抱き心地に即座に気付いて心配する。
「アリアのダイエット器具の実験に付き合ってるから、その効果が出たのよ。凄いでしょ」
喜びを隠せないクロエは終始笑顔で父を見ている。
そんなクロエを父エドモンドは自分に会えてこんなに喜ぶなんて、まだまだ子供だな。と微笑ましく見ていた。
「あのね、父さんに見せたい物があるの。誕生日プレゼントよ。本当はまだ二ヶ月先だけど、早く渡したくって今日来てもらったの。こっちに来て」
クロエはガラスで仕切られた研究ブースにエドモンドを連れて行き、布で隠した義手の前に立たせた。
「これがプレゼントだよ。父さん、見てみて?」
エドモンドは布を取ってその下にある本物そっくりの義手を見て、言葉を失う。
「これは本物そっくりなだけじゃなく、本物になる義手。父さんの魔力を使って、毎日少しずつ再生する義手だよ。父さんの魔力量なら、二ヶ月ほどで完全に再生できると思うわ」
「クロエ……」
エドモンドは言葉が出ないほど驚き、感動していた。9歳のクロエが作った義手は失った腕だけでなく自信を取り戻すきっかけをくれ、お陰で兵士に復帰し、また兵士長へ昇進する機会を与えてくれた。
娘はそれに満足することなく、さらに進化させていた。
エドモンドは涙を流し、愛しい娘を抱きしめた。
「おまえが私の娘に生まれてくれて、神様に感謝するよ。ありがとうクロエ。父さんのために努力してきたんだな。お前は自慢の娘だ」
「苦しいわ父さん」
知らず知らず抱く腕に力が入った父から体を離し、その顔を見る。
「父さんの腕を取り戻したかったの。これが私の最終目標よ。でも実際に装着してみないと、きちんと再生できるか分からないわ。二ヶ月後の結果を見て、それから喜んでね?」
クロエは早速義手の交換作業に入る。新しい義手にクロエの魔力を注ぎ、魔法陣を起動させる。
その間に金属の義手を外したエドモンドはクロエから新しい義手を受け取り、無くした腕に装着した。そしてグンッとこれまで以上の量の魔力を吸い取られた。しかし手の甲に魔法陣は出ないし光もしない。
失敗か? とクロエを見るが、クロエにはわかっていたようだ。
「父さん、手を動かしてみて? どこか違和感は無い?」
エドモンドは前の様に手を握ったり開いたり、手首を回したりして見せた。指は前よりも滑らかに動き、どう見ても本物の腕だ。結合部だけ暫く魔法陣の影響で光っていたが、それが消えるとどこからが義手かも分からない。
「完璧だ。前より動かしやすいよ」
「あ、骨だけは金属のまま変化しないから、折れたりする心配は無いわよ。でも無理な使い方しないでね? 最高の魔石で作った金属なの。前のくず魔石とは全然ちがうのよ」
エドモンドは自慢気に話す娘を、新しい手で触れてみる。まるで神経が通っているように、髪の毛一本一本まで分かる。肌の温かさも、頬の産毛までも。
「もう硬くないし冷たくもないわ、父さんの手」
クロエは頬に触れる父の手を両手で包み頬ずりし、泣いた。
あの日クロエの頬を挟むように触れた父の硬く冷たい手が悲しかった。血の通った温かい手に戻したかった。
こうして念願は叶った。
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