~霊力者~

こむ

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第1章~破壊そして創造~

奇跡の7人目

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どうやら俺はとんでもない能力を持っていたらしい

意識的に壊そうとしている時だけだが
右手で触れたものはどんな物でも破壊する
恐ろしくも万能な能力。

髪「で、でもすごいです!こんな能力を持っているなんて!」

永「ほんま。こりゃすごいわ。チートやチート!」

自分にも能力が使えた。という、喜びはある
しかし、少し引っかかる部分がある。
何故俺たちは能力を持っている?
何をするため?

髪「何をするために、こんな簡単に人を殺せてしまうような能力を私たちは持っているんでしょう...一体何のために、これを使えば...」

その瞬間、爆発音が鳴り響いた

管理人「みんな!逃げるんだ!建物の一部が...」

と言いかけた時。

管理人の胸からは刃物の様な物が突き出ていた。

管理人が血を流して倒れた後ろに居たのは

まるで忍者の様な格好をした男だった

創「お、お前は何者だ!一体何をするつもりだ!」

忍者男「拙者達の目的はおぬしらを手に入れる事」

俺たちを手に入れる...?
考えている暇など無い。
永触が冷静に話す。

永「でも今は、戦うためにこの力使うっちゅー事やな。」

そう言いながら永触は髪垣の手を強く握った。

その瞬間忍者が永触に飛びかかった。

近付かせまいと永触は髪垣からコピーした能力で
ツンツンの髪を更にツンツンにして
忍者男に応戦した

忍者男「フンッ...能力を会得してすぐの割にはできるようでござるな。しかし、これならばどうだ!」

そう言った瞬間、保護センターの建物の半分は
崩れ去り、巨大な戦車が現れた。
その戦車から顔を出したのは
顔色が悪い。気の狂った男だった。

狂った男「イヒヒヒヒヒ!!!潰せ潰せ!俺に殺らせろォォ!!」

忍者男「ふん、好きにすればよい。確実に仕留めろ」

忍者男のその言葉を最後に
狂った男は戦車に入り
砲弾を乱射してきた
気がつけば忍者男は消えていた。

狂った男が乱射してくる弾を
硬桐が、硬化し防ぐ。

硬「フンッ!フンッ!フンッッッ!!!」

しかし、守っているだけでは
勝てはしない、ここでやられてしまうのか...

狂った男「イヒヒヒヒヒ!!負けを認めろ!オレに従ぇぇええええ!!」

と言いながら戦車から男が顔を出した瞬間

金属音が鳴り響く。
と同時に男の顔に大きな傷が入る

狂った男「グガァォァ!!!いてぇ!」

?「まだ陽が出てるから。その程度で済んだんだよ雑魚が。」

幼い顔の男の子
この男が、奇跡の7人目だと俺たちは
後に知ることになる。
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