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古民家で楽隠居
1年目の家庭菜園
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「地方移住して自給自足のスローライフを送りたい」
との憧れを持って田舎に移住したものの、
「地方移住してスローライフなんて、実際には実現できない!」
なんて、嘆く人をちらほら見かけます。
これって、
「上京して豪華な戸建てのタワマンに住みたい」
との憧れを持って上京するようなものなんですけどね。
憧れの象徴を、それが何を意味するのかわかっていない人が漠然とドッキングさせるとこうなります。
食糧危機に備えて家庭菜園を、と考えるのはわかりますが、自給自足はスローライフなんてものではありません。
日本で食糧危機に備えるなら、つくるべきはまず米ですし。
常温で1年以上保存できるというのは、食糧危機への備えとしては超優秀です。
自給自足もスローライフも、田舎で選びやすいライフスタイルですが、マンションと戸建ての両方に住むのが難しいように、両立は極めて困難です。
自給自足って、そんなに甘くないから。
さて、猫仙人の場合はスローライフへの憧れはまったくなかったのですが、
猫目線でいろいろと選んでいったら、
Q.猫が住みやすいのは都会? 田舎?
A.断然、田舎。
Q.猫が住みやすいのはマンション? 一戸建て?
A.断然、一戸建て。
Q.猫が散歩を要求しています。つきあいますか?
A.下僕の身で断ることなどできません。
なしくずしに「地方移住してスローライフ」になっていました。
毎日、およそ3時間半も猫の世話(猫と遊ぶを含む)に費やす暮らしがスローライフでなくてなんでしょうか。
向いている人が田舎で暮らせば、スローライフはあっさり実現します。
趣味の家庭菜園も視野には入れていますが、自給自足なんて身の程知らずな目標は掲げません。
だって、そもそも、農作物をたいして食べないから。
食卓の記事で紹介した通り、私が食べる農作物は、米、ホウレンソウ、じゃがいも、えのき茸程度。
幸か不幸か、千葉県南総ではキョンが大繁殖しているので、食料危機となったら、むしろ、キョンの捕獲大作戦にみんな夢中になるのではないでしょうか。
キョンは農作物を食い荒らすので、家庭菜園を守る対策にもなり一石二鳥。
脱線しました。
家庭菜園に必要な『土地(固定資産税)・土や肥料(堆肥)・種や苗・農具(シャベルや散水ホース、ビニールハウスなど)』のコストを考えると、アマチュアでは赤字になるのがオチ。だから、猫仙人、興味はあるけど『がんばりません』。
自給自足とスローライフは両立しないけど、家庭菜園とスローライフなら両立します。
――と、いうわけで。
我こそは残念な茶色の指(植物を枯らすのが得意な人)と、身の程をわきまえている猫仙人。
田舎暮らし1年目の目標には、「アロエを1年間枯らさない」ことを掲げました。
なんと、果敢なチャレンジャー!
いざ、ダイソーへ!(百円ショップかよ)
1鉢330円(税込み)のアロエを買ってきて、窓辺に飾り。
可愛いじゃないか~。
アロエは食用・薬用・観賞用と、1鉢で3度美味しい優れもの。
最初に栽培してみるにはもってこい。
結果は、――惨敗。
おおう…。
なんで、そんなにアロエを引っこ抜くのが好きなの…。
植物活力剤(110円)を買ってきたり、サボテンの土(110円)を買ってきたりして、リカバリーしようと努力もしたのですが、3度も4度も引っこ抜かれ、ならばとベランダに出したら、酷暑にやられて枯れてしまいました…(ノдT)
↑
サボテンだし直射日光OKだと思ったら大間違いでした。
ぐぬぬぅ、リベンジだ!
田舎暮らし2年目に突入した猫仙人、今度は、1鉢550円(税込み)のアロエをカインズで買ってきて、『客間の』窓辺に飾りました。
客間は猫の出入りを禁止している、猫禁猟区です。
猫仙人もほとんど入らないので、ここに飾るということは、観賞用を諦めることを意味しますが、こ、今年こそ…!
毎日のように、にゃこが2匹も3匹も、猫仙人が換気のために客間のドアを開けるのを待ち構えていて、時には、突入阻止に失敗することも。
先日、ダッシュで突入してきたにゃこが、すかさずアロエにちょっかいをかけ始めた時には、
「え、植物に見えるけど、小鳥なの? アロエって、小鳥だったの!?」
なんで、そんなにアロエを引っこ抜くのが好きなの…。(2回目)
アロエ1鉢育てるのに3年はなるべくかけたくないので、今年こそは、にゃこ達の魔猫パンチからアロエを守り、栽培に成功したいものです。
との憧れを持って田舎に移住したものの、
「地方移住してスローライフなんて、実際には実現できない!」
なんて、嘆く人をちらほら見かけます。
これって、
「上京して豪華な戸建てのタワマンに住みたい」
との憧れを持って上京するようなものなんですけどね。
憧れの象徴を、それが何を意味するのかわかっていない人が漠然とドッキングさせるとこうなります。
食糧危機に備えて家庭菜園を、と考えるのはわかりますが、自給自足はスローライフなんてものではありません。
日本で食糧危機に備えるなら、つくるべきはまず米ですし。
常温で1年以上保存できるというのは、食糧危機への備えとしては超優秀です。
自給自足もスローライフも、田舎で選びやすいライフスタイルですが、マンションと戸建ての両方に住むのが難しいように、両立は極めて困難です。
自給自足って、そんなに甘くないから。
さて、猫仙人の場合はスローライフへの憧れはまったくなかったのですが、
猫目線でいろいろと選んでいったら、
Q.猫が住みやすいのは都会? 田舎?
A.断然、田舎。
Q.猫が住みやすいのはマンション? 一戸建て?
A.断然、一戸建て。
Q.猫が散歩を要求しています。つきあいますか?
A.下僕の身で断ることなどできません。
なしくずしに「地方移住してスローライフ」になっていました。
毎日、およそ3時間半も猫の世話(猫と遊ぶを含む)に費やす暮らしがスローライフでなくてなんでしょうか。
向いている人が田舎で暮らせば、スローライフはあっさり実現します。
趣味の家庭菜園も視野には入れていますが、自給自足なんて身の程知らずな目標は掲げません。
だって、そもそも、農作物をたいして食べないから。
食卓の記事で紹介した通り、私が食べる農作物は、米、ホウレンソウ、じゃがいも、えのき茸程度。
幸か不幸か、千葉県南総ではキョンが大繁殖しているので、食料危機となったら、むしろ、キョンの捕獲大作戦にみんな夢中になるのではないでしょうか。
キョンは農作物を食い荒らすので、家庭菜園を守る対策にもなり一石二鳥。
脱線しました。
家庭菜園に必要な『土地(固定資産税)・土や肥料(堆肥)・種や苗・農具(シャベルや散水ホース、ビニールハウスなど)』のコストを考えると、アマチュアでは赤字になるのがオチ。だから、猫仙人、興味はあるけど『がんばりません』。
自給自足とスローライフは両立しないけど、家庭菜園とスローライフなら両立します。
――と、いうわけで。
我こそは残念な茶色の指(植物を枯らすのが得意な人)と、身の程をわきまえている猫仙人。
田舎暮らし1年目の目標には、「アロエを1年間枯らさない」ことを掲げました。
なんと、果敢なチャレンジャー!
いざ、ダイソーへ!(百円ショップかよ)
1鉢330円(税込み)のアロエを買ってきて、窓辺に飾り。
可愛いじゃないか~。
アロエは食用・薬用・観賞用と、1鉢で3度美味しい優れもの。
最初に栽培してみるにはもってこい。
結果は、――惨敗。
おおう…。
なんで、そんなにアロエを引っこ抜くのが好きなの…。
植物活力剤(110円)を買ってきたり、サボテンの土(110円)を買ってきたりして、リカバリーしようと努力もしたのですが、3度も4度も引っこ抜かれ、ならばとベランダに出したら、酷暑にやられて枯れてしまいました…(ノдT)
↑
サボテンだし直射日光OKだと思ったら大間違いでした。
ぐぬぬぅ、リベンジだ!
田舎暮らし2年目に突入した猫仙人、今度は、1鉢550円(税込み)のアロエをカインズで買ってきて、『客間の』窓辺に飾りました。
客間は猫の出入りを禁止している、猫禁猟区です。
猫仙人もほとんど入らないので、ここに飾るということは、観賞用を諦めることを意味しますが、こ、今年こそ…!
毎日のように、にゃこが2匹も3匹も、猫仙人が換気のために客間のドアを開けるのを待ち構えていて、時には、突入阻止に失敗することも。
先日、ダッシュで突入してきたにゃこが、すかさずアロエにちょっかいをかけ始めた時には、
「え、植物に見えるけど、小鳥なの? アロエって、小鳥だったの!?」
なんで、そんなにアロエを引っこ抜くのが好きなの…。(2回目)
アロエ1鉢育てるのに3年はなるべくかけたくないので、今年こそは、にゃこ達の魔猫パンチからアロエを守り、栽培に成功したいものです。
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