猫仙郷

猫仙人の食卓

食費の最適化

　食卓のクオリティを落とさず、食費のロスをなくす最適化の第一歩は、食べたいメニューの価格調査（リストアップ）です。
　インフレが止まらないので、既に値上がりしたものも多いですが、2024年２月実績としてこんな感じ。

　おひとりさまなので、ロスを出さないために、材料をかなり絞った（葉物を使い切るための）メニューで組んでいます。
　菓子の項目が突出して高い件。
　週に２～３食、菓子なので、節約が必要になったらコレをやめれば、サックリ週700円は削れます。
　こういうのを『余裕』とか『遊び』とかいうのですが、厳しい節約が必要でない場合は、残した方がいいものです。
　いざとなったら削れるという心の余裕と、プチ贅沢による食卓の幸福を一石二鳥で確保できますからね！
　ちなみに、あべかわ餅や磯辺焼きを菓子枠に持ってくればだいぶ安いので、必要に応じて、おやつ枠そのものは残して安いものに切り替えるだけの調整もできます。

　さて、リストができたら、材料を使い切るメニューを考えます。
　最寄りのスーパーが毎週月曜に豚肉、金曜に鶏肉の特売をしているので、私の場合は、この特売に合わせてメニューを組みます。
　よく、余計なものを買わないため、買い物に行く回数は減らした方がよいと言われますが、それ以前の問題として、車で行く場合はガソリンを無駄にしないためにこそ、買い出しの回数、回る店舗数ともに抑えると効果的です。
　少額の節約のために遠方の店舗まで車で行くと、ガソリン代の方が高くついて節約になりません。環境にもよくありません。
　私の場合、車の運転がそもそもド下手で怖いので、最低限しか運転したくないだけという説が有力ですが。

　脱線しました。
　特売の豚肉と鶏肉を買わない手はないので、これだけで、週間メニューの主食がほぼ埋まります。
　各メニューに最低限必要な葉物と、カレーに必要なじゃがいもを使い切るように調整して、空き枠を安いメニュー（サバの味噌煮）とおやつ（ホットケーキ）で埋めて、完成です。
　肉料理はどうしても高くつくので、さらに節約したい場合は豚肉、鶏肉をそれぞれ隔週にして、空き枠にサバの味噌煮や麻婆豆腐、お茶漬けや卵かけご飯など、候補になる安いメニューはいくらでも。
　とはいえ、包丁を使ってるまな板の上に飛び乗ってくるほど、お肉とお魚が大好きな子猫がいまして。
　家族に毎日、好きなものを食べさせてあげたい。
　幸せな家庭を犠牲にしてまで、節約する必要が現状ないので、肉料理が多めの贅沢メニューになっています。
（それでも平均の半額ですが）

　ドブくさかったぼうや、真冬の２月にお風呂の刑に処されるの図。