我慢しない節電術

冴條玲

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我慢しない節電術

待機電力は手間をかけずに

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節電と言われるとまず、待機電力から削ろうと言う人が多い一方で、たいした節電にならないと言う人も多いやつですね。
待機電力の節約がたいした節電になるかならないかは、あまり使わない機器の多さによります。


・エアコンやコタツ
短時間で入れたり切ったりを繰り返すと、かえって電力を食うらしいので要注意。
※ 起動電力が大きい説は有名だけど、個人的には懐疑的です。現在、検証中なので、詳細はいずれまた。

・よく使う家電
よく使う家電なら、わずかな待機電力を節約するために、抜き差しでコンセントを痛めることもないでしょう。

・あまり使わない家電
使う時だけコンセントにつなぎましょう。

・どちらとも言えない家電
電源を抜いておけば、落雷でオシャカになる可能性も下がりますので、そのメリットを考慮しても面倒に感じるならば、無理をすることはないでしょう。
私はこのあたりはスイッチつきのタコ足にまとめて、スイッチで電源オフしています。
面倒な時は入れっぱなしで、節電要請がきた時などは、まとめてオフにするみたいな。


わずかな無駄もなくそうと気張る節電は長続きしません。
カンタンかつ効果的であることが、長続きする節電のコツです。


↓ 青線が似たご家庭の平均で、オレンジのグラフが私の実績です。先月の消費電力は71kWhでした。
 これが『我慢しない節電術』の実力です。
 エアコンを我慢しなくても、これだけある節電の余地。
 冬の消費電力が平均に近づいていますが、例年はこんなに使いません。
 今年、何があってこんなに使ったのかは、いずれまた。

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