にゃこがやってきた

婿がやってきた

ケダマン、危機一髪！

ガゼルとエトランジュは同じスコティッシュフォールドなので、
色違いの子猫くらいに考えていた時期が、私にもありました。

だが、しかし。

一回のブラッシングでこれだけ抜けるガゼルの毛。

それでも、この頃はまだよかったんだ。
ブラッシングさせてくれたもの。

大きくなるにつれ、次第に、ブラッシングを嫌がり始めるガゼル。
一日中、お外で遊んで、ゴミを長い毛にいっぱい巻き込んで帰ってくるガゼル。

雨の日も、風の日も。

かくして、立派なケダマンになってしまったガゼル。
絹のような滑らかな手触りのエトランジュの毛は、ほとんどブラッシングなんてしなくても、たまに小さな毛玉ができる程度なのに。
なにげにくせっ毛なのか、ガゼルはもはや、毛玉だらけのケダマンなのです。

トリミングとか行った方がいいのかな～。
でも、野生の猫がトリミングするわけないし、毛玉だらけでも問題ないからケダマンになるのかな～。

それは、さわるとベタベタするほど汚れてしまって、ウェットティッシュで拭いたくらいではいかんともしがたい、ドブの臭いがする汚猫となってしまったガゼルをお風呂に入れた、翌日のことでした。
お風呂に入れたので、しばらくは、お外に出したくなかったのですが。
出たがって夜明け前から鳴きまくるので、可哀相になってきてしまい。
翌早朝、首の後ろにたらすタイプのノミ取りを滴下して、いざ、お散歩へ。
（たぶん、これがまずかった。お風呂に入れてすぐに使っちゃいけなかったぽい）
一時間ほどつき合いましたが、まだまだ、帰ろうとしないので、ガゼルだけで遊ばせること、さらに一時間ほど。
帰ってきたようで、鳴き声が聞こえたので回収したガゼルの様子がおかしい!?

ワンコみたいに、舌を出して、ハッハッハッと荒い息をしているのです。
にゃんこがワンコみたいな息遣いをすることってよくあるんだろうか。
ふだんからこの子、アオーンって鳴いてみたり、ワンコっぽいしなー。
間違ってにゃんこに生まれてきたワンコだったりして、なんて、のんきにインターネットで調べてみると。

・運動後
いつもよりお散歩短かったくらいだし、違うと思う。
・ストレス
お風呂の直後ならともかく、丸一日経ってるし…。
・ケガ
してる様子はない。
・体温調節
昨日は夏日だったけど、今日は帽子なしでも歩けるくらいの涼しさだしなー。
・異物誤飲
ゲッ!?　外でなんか飲みこんじゃった!?

大変だー！Σ(＠д＠;)

大慌てでガゼルをキャリーケースに詰め込んで、最寄りの動物病院へ。
この辺りにはここしか動物病院ないのに、空いてる動物病院。
不安になる飼い主。
この辺り、ペット飼ってる人すごく多いのに、ここは使わないんだ…。
なぜだ…？　…ヤブとか…？（ハラハラ）

予約なしの初診でしたが、行ってすぐに呼ばれて、診てもらえてしまったのです。
なまじ、転居前のド田舎の動物病院が常時５時間待ちの『行列のできる動物病院』だったので、とても不安になってしまいました。

が。

広くて綺麗な病院で、予想外に親切で丁寧な先生でした。
ガゼルは40度の高熱で、おそらく熱中症とのこと、輸液と抗生物質の注射をしてもらって、夕方までに治らなかったらもう一度来て下さいと言われたけど、帰宅した一時間後には、ケロリとしていたガゼル。
すごい！
ちゃんと治せる獣医さんだ、よかった！(∩´∀｀)∩

たぶん、わずか10分程度の診察なのに、5500円もしたあたり、若干、高い感じだから空いてたのかな？
（初診、輸液、抗生物質なので相場と思われますが、人気の動物病院こそは、つまり、良心価格なのかなと）

ていうか！
知らなかった、熱中症って怖いんだ…!?
死に至ることも珍しくないそうで、
まだ、猫のカラダが夏仕様になりきっていない５月はなにげに多いんだとか。
へちゃむくれで、長毛のケダマンで、お外大好きっ子のガゼルには、
熱中症になる条件が揃っていたのです…！( ﾟДﾟ)

夏の間は、なるべくお外に出したくないなぁ（ＴдＴ）
でも、出たがるのを閉じ込めるの苦手なんだよなぁ（ＴдＴ）
　↑
にゃこのおねだりに激弱

長い、長い、戦いの夏が幕を開けたようです…orz
（戦々恐々）