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【FanART】remo様からの贈り物

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先日読み終えたお話(本編:悪役令嬢と十三霊の神々)の1章を思い出しながら読んでいて、過去に戻った感覚でした。
子供サイファもデゼルもやっぱり可愛い……!
とほんわか癒されてしまいました。
その一方でサイファの家庭事情が辛くて。「明日はないかも」なんて思いながら生きている子供時代…、それでも立派に育って…と、ますますサイファが好きになりました。


★ 作者より ★

すごーい、じょうずー✨(∩´∀`)∩
絵本の見開きの挿絵にできそうな!!
ちっちゃな二人がとっても可愛らしいです♡(*´▽`*)

さいふぁ様のつらいおうちの事情は、
古今東西、さいふぁ様みたいな思いをして生きてきた子供たちはたくさんいて、
今の平和はみんなが思っているほど盤石なものじゃないんだよ、大切にしようねという危機感をもって書きました。
父親が子育てに参加しないことで、母親と子供がどれほど危機的状況に置かれておかしくないか。

それと同時に、それでも、同じ年頃の子供たちがしなくていい苦労や経験を山ほどすることで、『生き残れた子供』には、たいへんな『ぼくだけレベルアップ』がかかるよっていうのも、また、書きたかったこと。

さいふぁ様がデゼるんと出会えたのは偶然じゃなくて。
休学して働いていた、その職場がデゼるんの神殿が管理する公園だったからで、
神殿は神殿だからこそ、「いっしょうけんめいはたらきます。はたらかせてください」と頭を下げて回っていた、さいふぁ様みたいな境遇の子供に優先的に仕事を回してくれていました。

世界にただ一人の邪神キラーはこうして爆誕し、神に捧げられた生贄の少女と出会ったのでした。

素敵なファンアートとご感想、remo様、ありがとうございました✨(∩´∀`)∩
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