サッカー少年の性教育

てつじん

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コーチのリベンジ

第17話 プレイの始まり

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全裸はだかのまま手足の自由を奪われた蹴翔にSMプレイをしようとする新見は、丸い木製の棒を手にしていた。
よく見ると、それは習字用の筆だった。

「ソフトな、ソフトSM」

新見はそう言って毛先を蹴翔の肌の上に落とした。
そしてゆっくりと草書で文字をしたためるように身体の上で筆先を滑らせた。
確かにこれは痛くはない。
それどころか全身がぞわぞわするような、妙なくすぐったさに鳥肌が立つようだった。
まるでそれは素肌で猫を抱いているような感覚で、首筋や胸、お腹、手足の至る所を這いずり回った。

「く、くくっ‥‥」

蹴翔は猿轡さるぐつわを口に嵌められたまま思わず悶えた。

「気持ちいいだろ、なぁ蹴翔」

新見は耳たぶや耳の穴の中にまで毛先を踊らせた。
鎖骨や胸元、そして乳首の周りで円を描くように筆先が踊った。

「はぁ、はぁ、はぁ‥‥」

乳首の先端をくすぐられ、きゅっと小さく縮こまるのが見ているだけでも分かった。

「感じてるみたいだな、蹴翔」
「な、気持ちいいだろ」

両方の乳首を万遍なく筆先でもてあそばれ、蹴翔は乳頭を硬くしてしまっただけでなく乳輪のあたりが円錐状に隆起してしまった。
蹴翔自身、こんな風に自分の身体が変化するのは初めての体験だった。
その変化に目ざとく気づいた新見は言った。

「ほぉー、おっぱいの先っちょ、ツンってっちゃたんだな」
「どうだ、こういうの初めてなんだろ」
「お前の身体、どんどん開発してやるからな」
「楽しみにしとけよ」

乳首の辺りを悪戯に彷徨っていた筆先は、次第に鳩尾みぞおちを通ってへそへ到達した。
へその中を毛先で数回かきまわされたとき、そこから手足の指先に向かって放射状に微弱な電気が走り身体が震えた。

「どうだ蹴翔、ソフトSMの感想は」
「でもまだまだお楽しみはこれからだからな」

へそをまさぐっていた筆先は、そこからさらに下腹部へ向かって降下していった。
新見はあくまでも蹴翔のYラインにこだわって攻めた。
やがて毛先が蹴翔の性器の辺りに到達すると、その部分には直接触れずに周りを何周も何周も円を描くように動き回った。

ピクン、ピクン‥‥

蹴翔の心臓の鼓動に合わせて充血した海綿体が脈打った。
直接触られるよりも触られない方がよっぽど興奮するという、らされる快感があることを蹴翔は期せずして思い知らされた。
そして毛先が子種を孕みつつある蹴翔の袋に触れたとき、亀頭の先端からほんの僅かに透明の液が一滴、よだれのように滴り落ちた。

なに?
なんなの、この感じ‥‥

そのときだった。
不意に蹴翔の胸を何かが噛み付くような痛みが襲った。
首を起こして見てみると、乳首の先端がアルファベットのAを逆さまにしたようなもので挟まれていた。

ひいっ‥‥

少年のやわらかな乳輪が左右両方とも洗濯ばさみで挟み込まれたのだった。
刺すような痛みをこらえたくて背中を丸めようとしたが、両手首が固定されているのでできなかった。

い、いたい‥‥
いたいよぉ‥‥

「おぉ?」
「そんなに気持ちいいか?」

てこの原理で強く挟まれている乳輪の辺りがチリチリと痛んだ。

ひっく‥‥ひっく‥‥

口に嵌められた猿轡さるぐつわのせいで悲鳴がまともに声として出なかった。
そうでなくても思春期間近で敏感になっている乳首を鋭い痛みが容赦なく襲う。

するといきなり今度はパチンっと音を立てて、挟まれてるときとは違う激痛が乳首に走った。
洗濯ばさみに凧糸が結ばれていて、新見がそれを勢いよく引っ張ったのだった。

いたい‥‥
いたいよぉ‥‥

蹴翔は一気に呼吸が荒くなり咄嗟に身をよじろうとしたが、やはりそれは叶わなかった。
すると無情にも新見はもう一度、洗濯ばさみで両乳首を挟んだ。
そしてまたパチンと音がした。

ひいっ‥‥

蹴翔の薄い色素の乳輪がやや紅みを帯びてきた。
肩が震え、それが伝播して呻き声も震えた。

「これね、おちんちんの先でやるともっと刺激的なんだけど、やってみる?」

さっきまであんなに硬くなっていたペニスが、もうすっかりやわらかくなっていた。
新見は蹴翔の包皮を剥き上げ亀頭を指で擦った。
そして洗濯ばさみで挟む真似だけして、そこで止めた。

「やらないよ」
「男の子の大事な部分だからね」
「それに小学生の蹴翔にはまだ刺激が強すぎるし」
「おちんちんはおちんちんで、もっと他のことして気持ちよくしてあげるよ」

新見はそう言いながら笑った。

「それにしても、6年生にしては小さい方か?」
「お前のおちんちん」
「でも、ちゃーんと精通済みなんだよなぁ」
「だってこの俺がさ、お前の初めての搾り汁、この口で吸い出してやったんだからな」

新見は蹴翔の睾丸を2つまとめて握りしめ、ぐりぐりと乱暴に揉みながら独り言のように言った。

「えーっと、お前で何人めだ?」
「俺が精通させてやった子は?」
「蹴翔はこの前初めてだったけど、守はお前よりもっと早かったなぁ」

部屋の隅にうずくまったまま守は、だた蹴翔の呻き声を聞くばかりで顔を上げられずにいた。

「ほうら蹴翔、こうしてるとくすぐったくて気持ちいいだろ?」

新見はそう言いながら、再び筆を手に取って毛先で陰茎や睾丸を愛撫した。
乳首もまた再び洗濯ばさみで挟まれ、先端がじんじんしている。

「お前はおっぱいもまだお子様なんだな」
「でもじきにその痛みが快感に変わってくるぞ」

両乳首に噛み付いた痺れるような痛みと、筆先で性器の輪郭をくすぐる感じが同時に身体に入り込んできて、妙な感覚だった。
そんな中、蹴翔の陰茎は再び少しずつむくむくと膨らみ始め、半勃ちになっていた。
不思議なことに挟まれた瞬間は刺すような乳首の痛みが、しばらくその状態に耐えていると、痛みとは違う刺激になっているのを蹴翔は感じた。

これが新見コーチが言ってる快感なの?
うそだ‥‥
こんなの気持ちいいはずがないよ‥‥
僕、頭がおかしくなっちゃったんだ‥‥

「蹴翔、どうだ」
「洗濯ばさみの乳首攻め、感想はどうだ?」
「痛いのか気持ちいいのか、わからないんだろ?」
「それこそが、気持ちよさなんだよ」
「SMっていうのは、そういうもんだからさ」
「さてと次は‥‥」

そう言って新見はまた別の道具おもちゃを取り出した。
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