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コーチのリベンジ
第14話 縛られて
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ヌード撮影をしながら蹴翔と守はお互いに頭と足の向きを入れ替え、それぞれの男の子の部分を舐め合った。
先に果てたのは守の方で、そのまま蹴翔の口の中に出した。
その様子をスマホで撮影しながら見ていた新見もムラムラが止まらなくなり、いつの間にか衣服を脱ぎパン一になっていた。
射精し終えた守に対して置いてけぼり状態になってしまった蹴翔に新見は、自分が射精させてやると言うのだった。
「蹴翔、遠慮することはないぞ」
「お前の精通は俺がさせてやったんだし、今さら恥ずかしいこともないだろ」
「安心して俺に身体を預けとけばいいんだ」
「精通のとき以上に気持ちよく出してやるから」
新見は意気揚々と言った。
「い、いえ、だ、大丈夫です、新見コーチ」
「僕、守にやってもらいますから」
「は? そうじゃないんだよ、蹴翔」
「お前なにか勘違いしてるようだが、守がどうのこうのじゃなくて、この俺がお前を気持ちよくしてやるって言ってるんだよ」
その会話を聞いていた守が焦ったように2人のやり取りに割って入った。
「ね、ねぇコーチ、もう撮影は終わりでいいでしょ」
「俺たちの裸、たくさん撮ったんだしさ」
「だから俺たち、もう帰ります」
「おいおい、守までなに言い出すんだ」
「お前が下手だから蹴翔はお前と一緒にイけなかったんじゃないか」
「だから代わりに俺が蹴翔の性欲の後始末をしてやるんだよ」
「でも、それならコーチまで裸になる必要はないし‥‥」
きっとコーチはこのまま蹴翔を射精させて終わりじゃない‥‥
守はそんな一抹の不安を感じていた。
「俺が裸なのは、蹴翔を最大限気持ちよくしてやるための準備なんだよ」
新見はつらつらと自分勝手な理由ばかりを並べ立て、状況を自分の方へと力ずくで引き摺り込んでいった。
「さぁて蹴翔、撮影再開だ」
「今度はもう少し、刺激的で映えるやつ撮るからな」
新見はそう言ってベッドの下からプラスチック製の平べったい棒のようなものを数本取り出した。
それは太くていかにも頑丈そうだった。
「蹴翔お前、SMって知ってるか?」
「身体を縛ったり、道具を使ったりして遊ぶんだ」
「とーっても興奮するみたいだぞ」
「たまーに痛いって感じる子もいるみたいだけど、さーて蹴翔、お前はどうかなぁ?」
蹴翔は新見のその表情がサイコパスに見えて恐ろしくなってきた。
そもそもSMが何なのかよく分からないし、痛いってどう言うことなのかが分からず、もはや不安でしかなかった。
「これでな、お前の両手を縛って遊ぶんだ」
新見が手にしていたもの。
それは特大の結束バンドだった。
「そしてそれを写真に撮る」
「一部のマニアにはウケるんだよ、こういうの、特にDSものはさ」
「でも安心しろ、蹴翔のは俺が1人で楽しむ」
「交換とか販売とかしないから」
「お前みたいに可愛い子のSMプレイなんて、希少価値ありすぎて誰にもやれない」
「俺が独り占めする」
「だから流出もしない、安心しろ」
「さぁ蹴翔、両手出せ」
「これで縛ってやるから」
守は滑らかな口ぶりで恐ろしいことを言う新見に身体が凍りついたように動けなくなっていた。
蹴翔はただただ小刻みに首を横に振るだけだった。
というよりは、それしか意思表示できなかったのだった。
新見はそんな蹴翔の腕を掴み、無理やりぐいっと自分の方へ引き寄せた。
「コ、コーチ、僕、やだ‥‥」
蹴翔は瞬時に身体を逸らせたが、もともとスポーツマンの新見には到底かなわなかった。
「やめて、僕、もう帰りたい」
「いいからほら、大人しく手、縛らせろよ」
片手で蹴翔の両手首を掴んでいるだけなのに、想像以上に新見の握力が強くて全然振り解けない。
「守‥‥」
カチカチカチ‥‥
プラスチックの爪が弾かれる度に軽やかな音がした。
新見の流れるような動作は実に手際がよく手慣れた様子で、まるで魔法にでも掛けられたかのように蹴翔の両手はあっという間に束ねられてしまった。
腕の自由を奪われた蹴翔は新見にいきなり喉元を掴まれ、そのままベッドに押し倒された。
新見は全裸のまま仰向けになった蹴翔の太ももの上に跨るようにして座った。
そうでなくても平均よりも体格が小柄な蹴翔は、新見に馬乗りになられて全く身動きが取れない状態になってしまった。
「コーチ、もうやめて!」
守がようやく声を上げた。
「なに言ってるんだ、守」
「俺は始めから蹴翔の裸を撮りたかったんだぞ」
「お前も知ってるだろ」
その言葉を聞いた蹴翔が守の方を見たとき、守は不自然なタイミングで目を床に落とした。
守が目を外らせた?
どういうこと?
それに、なんで僕の裸?
守は‥‥守は何を知ってるの?
蹴翔は状況が飲み込めなかった。
「守さぁ、自覚しろよ、今日のお前はオマケなんだよ」
「蹴翔の裸を撮るためのオ、マ、ケ」
「そもそもお前がねだったんだろ、俺に」
「これからもオナニーやフェラをしてくれって」
「‥‥」
「そのためだったらいつもでアナルセックスさせるって」
「言ったよな、お前は」
「た、確かに、そうだけど‥‥」
「だから俺はお前と約束したんだよ」
「蹴翔をここに連れてきたら、今まで通り気持ちいいことしてやるって」
「そしたらお前がまんまと蹴翔をだまくらかして連れてきたんだ」
「騙してなんかないよっ‥‥騙してなんか‥‥」
明らかに守は狼狽していた。
「ねぇ、もう十分俺たちの裸撮ったんだし、いいでしょ帰っても」
「もう終わりにしてよ」
「守、なに言ってんだよ、お前は」
「俺が一番裸を撮りたかった蹴翔くんが、いま俺の目の前で準備万端で待っててくれてるんだぞ」
「小学生最後なんだし、こんな貴重なチャンスはもう2度とないんだ」
「見てみろよ、こいつのこの身体」
「可愛いし、きれいだろ?」
「お前と違ってまだ毛だって1本も生えてないんだ」
蹴翔は何がなんだかさっぱり分からなかった。
というよりは、頭の中がぐちゃぐちゃになっていた。
守、どういうことなの?
守は始めから知ってたの?
「蹴翔もお前、守から何も聞いてないのか?」
「守は俺に気持ちいいことされたくて堪らないエッチな身体の持ち主なんだよ」
「こいつのエッチ好きは1年のときからだな」
「そのあと確か4年生のときだったよな、初めてお尻の穴に挿れてやったのは」
新見は守に向かってそう言い放った。
「俺も守もお互いに気持ちいいことが大好きなんだよ」
「俺と守はずっとそういう関係だ」
「その関係を終わりにしたくなくてお前を利用したんだよ、守くんは」
蹴翔は床の上で両膝を抱えながら背中を丸めて顔を伏せている守の姿を見ていた。
先に果てたのは守の方で、そのまま蹴翔の口の中に出した。
その様子をスマホで撮影しながら見ていた新見もムラムラが止まらなくなり、いつの間にか衣服を脱ぎパン一になっていた。
射精し終えた守に対して置いてけぼり状態になってしまった蹴翔に新見は、自分が射精させてやると言うのだった。
「蹴翔、遠慮することはないぞ」
「お前の精通は俺がさせてやったんだし、今さら恥ずかしいこともないだろ」
「安心して俺に身体を預けとけばいいんだ」
「精通のとき以上に気持ちよく出してやるから」
新見は意気揚々と言った。
「い、いえ、だ、大丈夫です、新見コーチ」
「僕、守にやってもらいますから」
「は? そうじゃないんだよ、蹴翔」
「お前なにか勘違いしてるようだが、守がどうのこうのじゃなくて、この俺がお前を気持ちよくしてやるって言ってるんだよ」
その会話を聞いていた守が焦ったように2人のやり取りに割って入った。
「ね、ねぇコーチ、もう撮影は終わりでいいでしょ」
「俺たちの裸、たくさん撮ったんだしさ」
「だから俺たち、もう帰ります」
「おいおい、守までなに言い出すんだ」
「お前が下手だから蹴翔はお前と一緒にイけなかったんじゃないか」
「だから代わりに俺が蹴翔の性欲の後始末をしてやるんだよ」
「でも、それならコーチまで裸になる必要はないし‥‥」
きっとコーチはこのまま蹴翔を射精させて終わりじゃない‥‥
守はそんな一抹の不安を感じていた。
「俺が裸なのは、蹴翔を最大限気持ちよくしてやるための準備なんだよ」
新見はつらつらと自分勝手な理由ばかりを並べ立て、状況を自分の方へと力ずくで引き摺り込んでいった。
「さぁて蹴翔、撮影再開だ」
「今度はもう少し、刺激的で映えるやつ撮るからな」
新見はそう言ってベッドの下からプラスチック製の平べったい棒のようなものを数本取り出した。
それは太くていかにも頑丈そうだった。
「蹴翔お前、SMって知ってるか?」
「身体を縛ったり、道具を使ったりして遊ぶんだ」
「とーっても興奮するみたいだぞ」
「たまーに痛いって感じる子もいるみたいだけど、さーて蹴翔、お前はどうかなぁ?」
蹴翔は新見のその表情がサイコパスに見えて恐ろしくなってきた。
そもそもSMが何なのかよく分からないし、痛いってどう言うことなのかが分からず、もはや不安でしかなかった。
「これでな、お前の両手を縛って遊ぶんだ」
新見が手にしていたもの。
それは特大の結束バンドだった。
「そしてそれを写真に撮る」
「一部のマニアにはウケるんだよ、こういうの、特にDSものはさ」
「でも安心しろ、蹴翔のは俺が1人で楽しむ」
「交換とか販売とかしないから」
「お前みたいに可愛い子のSMプレイなんて、希少価値ありすぎて誰にもやれない」
「俺が独り占めする」
「だから流出もしない、安心しろ」
「さぁ蹴翔、両手出せ」
「これで縛ってやるから」
守は滑らかな口ぶりで恐ろしいことを言う新見に身体が凍りついたように動けなくなっていた。
蹴翔はただただ小刻みに首を横に振るだけだった。
というよりは、それしか意思表示できなかったのだった。
新見はそんな蹴翔の腕を掴み、無理やりぐいっと自分の方へ引き寄せた。
「コ、コーチ、僕、やだ‥‥」
蹴翔は瞬時に身体を逸らせたが、もともとスポーツマンの新見には到底かなわなかった。
「やめて、僕、もう帰りたい」
「いいからほら、大人しく手、縛らせろよ」
片手で蹴翔の両手首を掴んでいるだけなのに、想像以上に新見の握力が強くて全然振り解けない。
「守‥‥」
カチカチカチ‥‥
プラスチックの爪が弾かれる度に軽やかな音がした。
新見の流れるような動作は実に手際がよく手慣れた様子で、まるで魔法にでも掛けられたかのように蹴翔の両手はあっという間に束ねられてしまった。
腕の自由を奪われた蹴翔は新見にいきなり喉元を掴まれ、そのままベッドに押し倒された。
新見は全裸のまま仰向けになった蹴翔の太ももの上に跨るようにして座った。
そうでなくても平均よりも体格が小柄な蹴翔は、新見に馬乗りになられて全く身動きが取れない状態になってしまった。
「コーチ、もうやめて!」
守がようやく声を上げた。
「なに言ってるんだ、守」
「俺は始めから蹴翔の裸を撮りたかったんだぞ」
「お前も知ってるだろ」
その言葉を聞いた蹴翔が守の方を見たとき、守は不自然なタイミングで目を床に落とした。
守が目を外らせた?
どういうこと?
それに、なんで僕の裸?
守は‥‥守は何を知ってるの?
蹴翔は状況が飲み込めなかった。
「守さぁ、自覚しろよ、今日のお前はオマケなんだよ」
「蹴翔の裸を撮るためのオ、マ、ケ」
「そもそもお前がねだったんだろ、俺に」
「これからもオナニーやフェラをしてくれって」
「‥‥」
「そのためだったらいつもでアナルセックスさせるって」
「言ったよな、お前は」
「た、確かに、そうだけど‥‥」
「だから俺はお前と約束したんだよ」
「蹴翔をここに連れてきたら、今まで通り気持ちいいことしてやるって」
「そしたらお前がまんまと蹴翔をだまくらかして連れてきたんだ」
「騙してなんかないよっ‥‥騙してなんか‥‥」
明らかに守は狼狽していた。
「ねぇ、もう十分俺たちの裸撮ったんだし、いいでしょ帰っても」
「もう終わりにしてよ」
「守、なに言ってんだよ、お前は」
「俺が一番裸を撮りたかった蹴翔くんが、いま俺の目の前で準備万端で待っててくれてるんだぞ」
「小学生最後なんだし、こんな貴重なチャンスはもう2度とないんだ」
「見てみろよ、こいつのこの身体」
「可愛いし、きれいだろ?」
「お前と違ってまだ毛だって1本も生えてないんだ」
蹴翔は何がなんだかさっぱり分からなかった。
というよりは、頭の中がぐちゃぐちゃになっていた。
守、どういうことなの?
守は始めから知ってたの?
「蹴翔もお前、守から何も聞いてないのか?」
「守は俺に気持ちいいことされたくて堪らないエッチな身体の持ち主なんだよ」
「こいつのエッチ好きは1年のときからだな」
「そのあと確か4年生のときだったよな、初めてお尻の穴に挿れてやったのは」
新見は守に向かってそう言い放った。
「俺も守もお互いに気持ちいいことが大好きなんだよ」
「俺と守はずっとそういう関係だ」
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