サッカー少年の性教育

てつじん

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コーチのリベンジ

第13話 シックスナイン

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蹴翔と守のヌード撮影は順調に進み、2人の少年の可愛らしい姿態は次々と新見のスマホに収められていった。
守は新見に言われるまま蹴翔の全身を舌で愛撫していたが、へその中を舐めてやっていたとき蹴翔はとうとう勃起してしまった。
それを知った新見は2人にユニフォームを全部脱いで裸になるよう命じ、さらに守には蹴翔のペニスを口で気持ちよくしてやるよう言ったのだが、守はそれを拒んだ。

「蹴翔、お前の大親友がお前のおちんちん舐めるの、拒否してるぞ」
「だから一応お前にも聞くが、お前自身はどうなんだ?」
「守におちんちん舐めてもらうの、嫌か?」

「えっとぉ‥‥」
「僕は、別に‥‥」

「別になんだ、言ってみろよ」

「僕は別に、守にだったら舐めてもらっても全然いいけど‥‥」

「守、どうなんだ、蹴翔はこう言ってるぞ」

新見は蹴翔が守に肉体カラダを攻められ悶えた末に、陰茎ペニスをピクピク震えさせながら精液をしたたらせるその瞬間と、そのときの恍惚の表情が見たかったのだった。

「でもね‥‥」

言葉を返したのは蹴翔だった。

「でももし、もしも守が僕のおちんちん舐めるの嫌なら、僕が守のを舐めてあげてもいいよ‥‥」

守は、またもや蹴翔独特の意味不が領域展開したと思った。

「僕は平気だよ」
「僕がさ、守のおちんちん、舐めてあげるよ」

新見は思い出した。
寝室にくる前に守が言っていた蹴翔の予想外のこととは、こういうことなのだと。

「さっき僕、守のおちんちん、きれいに洗ってあげたしさ、だから別にいいよ」

蹴翔はそう言うと、呆気あっけに取られて身動きとることすら忘れている守のペニスを指で摘み、シュッと先端の皮を剥いて露出した亀頭を口に含んだ。

「脚、広げて」

守は蹴翔に促されるままベッドの上で両脚を左右に大きく投げ出し、両手は後ろに付いて上体を斜めに支えるようにした。
そして蹴翔は開かれた股の間に顔を埋めて、守のペニスをしゃぶった。
守の性器は次第にムクムクと膨らんで硬くなり、蹴翔の口の中でも形がはっきりと分かるくらいになった。
唾液もどんどん出てきてそれがちょうどいい潤滑剤となり、口の中で亀頭をマイルドに摩擦した。

はぁ‥‥
蹴翔のベロが亀頭をこする感じ、まじ気持ちいい‥‥

守はいつの間にか頭を後ろに反らせてまぶたを半開きにし、ぼんやりと天井を仰ぎ見ていた。
蹴翔の唾液が守の亀頭を程よくうるおしていた。

なんだよ蹴翔のベロ、なんでこんなに気持ちいいんだよ‥‥
なんか、コーチとは全然違う舐め方だ‥‥

新見のフェラチオも確かに気持ちよかった。
守もそうであったように、多くの少年たちが虜になるくらいに舌使いのテクニックや吸引の緩急、亀頭を摩擦するテンポ、陰茎をしゃぶるリズムやスピードそれとストローク、その全てが自慰オナニーを経験して日の浅い、もしくは初めて経験する男の子たちのツボを心得ていたからだった。
しかし気持ちよさという点においては蹴翔の口淫フェラチオも同じだが、明らかに違う点があった。
それが何であるのか守は自分の中でも上手く説明がつかないが、新見のフェラチオは快楽ばかりを強引に押し付けてくるような感じに対して蹴翔のそれは、舌使い自体は未熟であるにもかかわらず、全部をまるっと包み込むような心地よさがあった。

だからたとえこのあと守が蹴翔の施しよって射精したとしても、それは単に生理的な結果であって、蹴翔はそれを目的とはしていない気がした。
蹴翔の口淫フェラチオには、そんな癒しにも似た心地よさがあった。
そして守は思った。
自分も同じことを蹴翔にしてやりたい、と。
できるかどうかは分からないけど、自分も蹴翔をそんなふうに気持ちよくしてやりたい、と。

「蹴翔‥‥」
「やっぱ俺も、お前の舐めていいか?」
「俺、お前に舐めてもらって、めっちゃ気持ちいいと思った」
「だから俺も、同じようにお前を気持ちよくしてやりてーって思ったんだよ」
「いや、違うな‥‥」
「俺もお前のを、舐めたいんだ」
「な、いいよな、舐めても‥‥」

「守も、舐めてくれるの?」
「僕のも、ほんと舐めてくれるの?」

「お前はさ、何で俺の舐めてくれたんだよ」

「僕はただ、守のを舐めてあげたいって思ったから、そうしただけ」

「だったら俺も同じ」
「俺もお前のを舐めたいって、まじで思った‥‥」
「いいよな‥‥」

蹴翔は嬉しそうに頷いた。

それから蹴翔と守はお互いに頭と足を逆の位置に入れ替えた。
守の口元には蹴翔の無毛のペニスが寄せられ、蹴翔の口元には守の産毛の生え始めたペニスが寄せられた。
他の友達だったら恥ずかしくて見せたりしない部分も、蹴翔にとって相手が守だったら、守にとって相手が蹴翔だったら、見せあったり触り合ったり、そしてお互いに舐め合ったりしても不思議と恥ずかしくはなかった。

あぁ‥‥
守が僕のおちんちんを舐めてくれてる‥‥
ベロがくちゅくちゅくちゅくちゅ動いて、気持ちいい‥‥
守、ありがと、すごく、すごく気持ちいいよ‥‥

蹴翔は全身が溶けていくような気持ちよさ中で、ゆっくり大きく呼吸をしながら守にしゃぶられていた。
すると不意に局所的な、しかし心地よい刺激が蹴翔のペニスを襲った。

えっ? あっ! 守!
守、ダメだよ、そこはっ!
そこ、おしっこの出る穴だよ、汚いよ、そんなとこに舌、入れたりしたら‥‥

守が蹴翔の鈴口を舌先で拭っているのだった。
シャワーを浴びたばかりのせいかアンモニア臭もせず、舐めやすかったからだ。

蹴翔の精子ってこの穴から出るんだよな‥‥
どんな味なんだろう?
コーチのしか飲んだことないからわかんないけど、やっぱ大人のとは違うのかな‥‥

守はそんなことを考えながら、蹴翔の張りのあるつるつるとした舌触りの亀頭に吸いつきながら、その先端にちょこっと空いた穴を舌先でつついた。

しばらくお互いに舐め合っていたら、先に至福の瞬間を迎えたのは守の方だった。
守は蹴翔にゆっくり長く舐めてもらったことで射精のタイミングが限界ギリギリまで引き伸ばされていた。
そのためせきが決壊すると、守のペニスの先から蹴翔の口の中へと一気に精液があふれ出た。
それは蹴翔の名を呼ぶでもなく、出る、の合図があるわけでもなく、それくらいに長く緩やかに続いた快感という緊張の糸が突然断ち切られたかのような射精だった。
守は親友の口の中に放精してしまったことに対して恥ずかしいと思う気持ちよりも申し訳ないと思うその反面、きっと蹴翔なら、いっぱい出していいよ、僕の口の中に全部出していいよ、と言ってくれるに違いないとも思った。
実際に蹴翔も、守がかなり勢いよく射精したにも関わらず、その後、完全に精液が出終わるまで守の亀頭を一度も口から出すこともなく、守の睾丸で生成された精液の最後の一雫ひとしずくまで飲み干した。

そして蹴翔はいたずらっ子のような笑顔で言った。

「守のミルク、僕、全部飲んじゃった」

「お前、さっきミルク飲んだばっかで、まだ飲み足りねーのかよ」

守は咄嗟に口から出たとはいえ、自分でもつまらないジョークだと思った。

「だってさっきのは本物の牛のミルク牛乳でしょ」
「でもこっちは守のミルク精液なんだし、全然違うよ」
「それに牛のは冷たかったけど、守のはホットミルクだったし」

「お前、ガチのアホなん?」

守は蹴翔の天然ぶりに、またかと思いながら、つい笑ってしまった。

「よし、じゃあ蹴翔、今度はお前がミルク出す番な」
「俺の口の中でちゃんと出せよ、俺も全部飲むから」

「え? いいの?」
「守の口の中で出しちゃっても、いいの?」
「守のミルクは美味しかったけど、僕の不味いかもよ」

「美味いか不味いかは俺が決める」
「だからほら、もう1回しゃぶらせろ」

守がそう言った瞬間、新見が遮った。

「いや、蹴翔は俺が射精させてやるから」

新見は守が蹴翔に口内射精するまでの一部始終をスマホに収めているうちに、蹴翔を射精させるのは守ではなく自分がさせたくなってしまっていて、いつの間にか新見自身もパンツ一枚の姿になっていたのだった。
そして新見は言うまでもなく蹴翔が気持ちよくなったそのあとも、もちろんそれだけで終わらせるつもりなど、毛頭なかった。
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