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第4章 優勝が欲しい
第1話 わんぱく相撲(前編)
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下町にある寺の建物の一部を借りて子供向けに開いているこの相撲教室には、3年生までの男女と、4年生以上は男子児童のみが通ってくる。
4年生以上は男子のみと別に決めているわけではないが、自然とその学年になると応募がなかったり、女子児童は辞めていったりした。
相撲が日本の国技と言えども、近頃はサッカーや野球の人気に押されて男子であってもなかなか生徒は集まらない。
それでもなんとか下町という土地柄もあってか、毎年数人の生徒が入ってくる。
シンジも小学1年生の時からここに来ている生徒のひとりだった。
体格は上背はないがぽっちゃり体型で、年齢とともに筋肉がつけば将来は立派な力士になりそうな体つきだった。
友達同士の間では金太郎のあだ名で呼ばれている。
そんな相撲教室では、毎年冬になるとクリスマス会を行っている。
寺でクリスマス会というのはちょっと無節操なのはわかっているが、子供達も楽しみにしているし、今の時代そんなことはあまり気にしていられない。
そこでは仮装大会がひとつの目玉となっていて、あるときシンジは廻しの上からドンキで買った金太郎の前掛けをつけて登場したことがあった。
しかもそれがよく似合っていて、大人や子供たちから大好評だった。
それ以来のことだった。
シンジが金太郎と呼ばれるようになったのは。
ただシンジにはちょっと乱暴なところがあって、そこだけは昔話に登場する金太郎とは違っていた。
あるとき、低学年の男の子の廻しを剥ぎ取って裸にし、馬乗りになってチンコを握りつぶさんばかりに掴んでいたことがあった。
裸にされたほうの子も負けん気が強い子だったので、金太郎の大きな体の下敷きになったまま苦悶の表情で睨み返してた。
原因は、6年生なのにシンジのチンコが小さいだのと、そんな話から喧嘩になったらしい。
実際にシンジの性器は同学年の子の大きさに比べ、確かに小さいほうかもしれなかった。
子供同士の喧嘩なんてよくあることだし、基本的には公正に喧嘩両成敗とも思うのだが、一応、私は指導者として先方の保護者へお詫びに伺いなんとか事なきを得たが、それ以来その子は相撲教室にこなくなってしまった。
シンジは決して根は悪い子ではないが、昭和風情の悪ガキ感を漂わせている、そんな子だった。
小さな力士たちにとって夏は特別な季節だ。
毎年恒例のわんぱく相撲の全国大会が開催されるからだ。
子供たちも予選を通過した、しないにかかわらず、それぞれが毎日一所懸命に稽古に励んでいる。
シンジは今日も普段通り背中を土まみれにして稽古に励んでいたが、ふと気が付くと顔いっぱいに汗をかいている。
いつもの粗野な行動も大人しく、表情も辛そうだ。
「シンジどうした?」
「具合悪いのか?」
「ちょっと、腹痛てぇ‥‥」
「そうかわかった」
「じゃあ、ちょっと休んでろ」
シンジは土俵から出てしばらく壁際で休息を取っていたが、一向に具合が良くなる様子がなかった。
「あんまり調子が悪いようだったら、今日は帰っていいぞ」
「大丈夫」
「ちょっと奥の部屋で横になっててもいい?」
「いいけど、あまり無理すんな」
シンジは体を重たそうにして起き上がると、背中の砂をタオルで払い落として稽古部屋の脇の畳の小部屋へ入っていった。
そこは普段、私が休憩室や事務所として使わせてもらっている場所だった。
他の生徒の稽古が一区切りついたので、私は様子を見に部屋をのぞいた。
するとシンジはお腹が苦しいからと言って廻しを外し、全裸のまま横向きで畳の上にうずくまっていた。
「おい、そんな格好じゃあ、余計に体調悪くするぞ」
私はシンジの肩に手をかけ、ゴロンと仰向けにした。
女子児童は別として、男子児童は廻しを付けるときにみんな裸になるので、シンジも特に私にチンコを見られても恥ずかしがることはなかった。
それにしても小学校1年生の時と比べて、サイズはあまり変わっていないような気がする。
身体はそれなりに成長しているのだけど、逆に体が大きいので、どうしてもチンコが小さく見えてしまうのかもしれない。
ただ1年生の時と違うのは、6年生になったいまうっすらと毛が生え始めているということだった。
「お腹のどこが痛いんだ?」
「最初はこのあたりで‥‥」
胃の辺りを手で押さえた。
胃炎か?
「でも、いまはこのあたり‥‥」
腹部右下の足の付け根に近い所だった。
患部に手をあてながらさすってやったら、シンジの小さなチンコがプルプル揺れた。
「ココか?」
「あれ?」
「盲腸‥‥か?」
私は急いで救急車を呼び、シンジの保護者にも連絡を入れた。
病院での診断は、やはり急性虫垂炎だった。
子供の場合はなかなか分かりずらいらしいが、幸いなことに大事には至らず、腹腔鏡手術で対処できたということだった。
それから数日後に病院へ見舞いに行くと、シンジはすっかりいつもの元気を取り戻していた。
「シンジ、どうだ具合は?」
「もう、大丈夫」
「そうか、よかった」
「ごめんな、もっと早くに気づいてやればよかったな」
「違げーよ、そんなことねーよ」
「オレが、勝手に我慢したんだよ」
「親方先生のせいじゃねーから」
「一週間くらいで退院できっから、心配すんなって」
私は相撲教室の子供たちから「親方」でもなく「先生」でもなく、「親方先生」と呼ばれていた。
プロの相撲部屋は「親方」と呼ぶものだが、ここは「相撲教室」なので「親方」のあとに「先生」もくっついた。
私はそんな相撲教室の指導員が、実は本業というわけではない。
もともとは中学生を対象とした塾の講師している。
中にはかつて相撲教室の教え子だった子が今は塾の生徒になっている、なんて子が何人かいる。
シンジは思い出したように言った。
「それよりオレ、ここに運ばれて来るとき素っ裸だっただろ」
「それでソッコー入院ってなったけど、診察するのに服、脱がす手間が省けたって、あとから病院のひとに笑われた」
「女の看護師にも見られて、チョー恥ずかしかった」
「そりゃあ、こっちも同じことだよ」
「具合が悪いって言っていうから部屋に様子を見に行ったら、お前、廻し取っちゃっててチンチン丸出しだったんだからな」
「じゃあ、親方先生も見ただろ」
「何が?」
「オレのチン毛」
「チン毛?」
「あぁ、見たけど、あの時はそれどころじゃなかった」
「それに‥‥、お前のはまだチン毛じゃない」
「産毛だ」
「残念だったなぁ、折角の産毛、手術のとき剃られちゃっただろ」
「剃られなかったよ」
「ホラ」
シンジはそう言って、パジャマとパンツをペロンと下ろしてチンコを見せた。
術後の傷痕にはガーゼが当ててある。
確かに、シンジの貴重な毛は残っていた。
腹腔鏡手術の場合、剃らないこともあるようだ。
病室でそんなくだらない話をしていたら、隣のベッドの患者が戻ってきた。
「おう、お帰り」
「もう検査、終わったのか?」
病室に戻ってきたその患者は、シンジと同い年くらいの少年だった。
シンジはベッドに横になったままハイタッチをした。
「じゃあ、そろそろ帰るから」
「次に会うときは土俵の上だな」
私は隣のベッドの少年に付き添っていた年配の男性に軽く会釈をして、帰り支度を整えた。
「じいちゃんも、ちょっと買い物に行ってくるから」
その男性はいま病室に戻って来たばかりの少年に向かってそう言い、私とふたりで一緒に部屋を出た。
すると廊下を歩きながら、その年配の男性が話しかけてきた。
「お子さんですか?」
「いえ、私がやっている相撲教室の生徒で、今日はちょっと見舞いに」
「なるほど、お父さんにしてはお若いと思った」
「相撲をされているんですか、あの子供さん」
「道理で体格がいいわけだ」
「うちの孫はサッカーをやってましたが、いまは体の調子が良くないので止めてます」
あの少年のおじいちゃんか。
ずいぶんと若々しく見える。
「失礼ですが、お孫さん、どこがお悪いんですか?」
「えぇ、心臓にちょっと厄介ごとを抱えてまして」
「それは心配ですね」
「もう大分よくなりましてね」
「ついこの間、退院したばかりなんですが今日は検査入院です」
「そうですか、お気の毒に」
「それにしても、おじいちゃんには見えませんね、若々しくって」
「ありがとうございます」
「以前はそうでもなかったんですと」
「孫とね、サッカーがしたくて願掛けをしたんです」
「男の子を連れて行くと、願いを聞いてくれるって言う場所がありまして‥‥」
その年配の男性は、およその場所と目印になるような建物の名を言った。
「でも、あの辺りは住宅街ですよ」
「本当にそんなところに、そんな場所があるんですか?」
「えぇ、あるんですよ」
それきり年配の男性は口をつぐんでしまった。
そして何かを思い出したかのように言った。
「そうそう、私、実は自宅で整体院をやってましてね」
「スポーツなんかのマッサージもやってますので、よろしかったら足を運んでください」
「はい、ありがとうございます」
そんな会話をしたところで、私たちふたりは別れた。
4年生以上は男子のみと別に決めているわけではないが、自然とその学年になると応募がなかったり、女子児童は辞めていったりした。
相撲が日本の国技と言えども、近頃はサッカーや野球の人気に押されて男子であってもなかなか生徒は集まらない。
それでもなんとか下町という土地柄もあってか、毎年数人の生徒が入ってくる。
シンジも小学1年生の時からここに来ている生徒のひとりだった。
体格は上背はないがぽっちゃり体型で、年齢とともに筋肉がつけば将来は立派な力士になりそうな体つきだった。
友達同士の間では金太郎のあだ名で呼ばれている。
そんな相撲教室では、毎年冬になるとクリスマス会を行っている。
寺でクリスマス会というのはちょっと無節操なのはわかっているが、子供達も楽しみにしているし、今の時代そんなことはあまり気にしていられない。
そこでは仮装大会がひとつの目玉となっていて、あるときシンジは廻しの上からドンキで買った金太郎の前掛けをつけて登場したことがあった。
しかもそれがよく似合っていて、大人や子供たちから大好評だった。
それ以来のことだった。
シンジが金太郎と呼ばれるようになったのは。
ただシンジにはちょっと乱暴なところがあって、そこだけは昔話に登場する金太郎とは違っていた。
あるとき、低学年の男の子の廻しを剥ぎ取って裸にし、馬乗りになってチンコを握りつぶさんばかりに掴んでいたことがあった。
裸にされたほうの子も負けん気が強い子だったので、金太郎の大きな体の下敷きになったまま苦悶の表情で睨み返してた。
原因は、6年生なのにシンジのチンコが小さいだのと、そんな話から喧嘩になったらしい。
実際にシンジの性器は同学年の子の大きさに比べ、確かに小さいほうかもしれなかった。
子供同士の喧嘩なんてよくあることだし、基本的には公正に喧嘩両成敗とも思うのだが、一応、私は指導者として先方の保護者へお詫びに伺いなんとか事なきを得たが、それ以来その子は相撲教室にこなくなってしまった。
シンジは決して根は悪い子ではないが、昭和風情の悪ガキ感を漂わせている、そんな子だった。
小さな力士たちにとって夏は特別な季節だ。
毎年恒例のわんぱく相撲の全国大会が開催されるからだ。
子供たちも予選を通過した、しないにかかわらず、それぞれが毎日一所懸命に稽古に励んでいる。
シンジは今日も普段通り背中を土まみれにして稽古に励んでいたが、ふと気が付くと顔いっぱいに汗をかいている。
いつもの粗野な行動も大人しく、表情も辛そうだ。
「シンジどうした?」
「具合悪いのか?」
「ちょっと、腹痛てぇ‥‥」
「そうかわかった」
「じゃあ、ちょっと休んでろ」
シンジは土俵から出てしばらく壁際で休息を取っていたが、一向に具合が良くなる様子がなかった。
「あんまり調子が悪いようだったら、今日は帰っていいぞ」
「大丈夫」
「ちょっと奥の部屋で横になっててもいい?」
「いいけど、あまり無理すんな」
シンジは体を重たそうにして起き上がると、背中の砂をタオルで払い落として稽古部屋の脇の畳の小部屋へ入っていった。
そこは普段、私が休憩室や事務所として使わせてもらっている場所だった。
他の生徒の稽古が一区切りついたので、私は様子を見に部屋をのぞいた。
するとシンジはお腹が苦しいからと言って廻しを外し、全裸のまま横向きで畳の上にうずくまっていた。
「おい、そんな格好じゃあ、余計に体調悪くするぞ」
私はシンジの肩に手をかけ、ゴロンと仰向けにした。
女子児童は別として、男子児童は廻しを付けるときにみんな裸になるので、シンジも特に私にチンコを見られても恥ずかしがることはなかった。
それにしても小学校1年生の時と比べて、サイズはあまり変わっていないような気がする。
身体はそれなりに成長しているのだけど、逆に体が大きいので、どうしてもチンコが小さく見えてしまうのかもしれない。
ただ1年生の時と違うのは、6年生になったいまうっすらと毛が生え始めているということだった。
「お腹のどこが痛いんだ?」
「最初はこのあたりで‥‥」
胃の辺りを手で押さえた。
胃炎か?
「でも、いまはこのあたり‥‥」
腹部右下の足の付け根に近い所だった。
患部に手をあてながらさすってやったら、シンジの小さなチンコがプルプル揺れた。
「ココか?」
「あれ?」
「盲腸‥‥か?」
私は急いで救急車を呼び、シンジの保護者にも連絡を入れた。
病院での診断は、やはり急性虫垂炎だった。
子供の場合はなかなか分かりずらいらしいが、幸いなことに大事には至らず、腹腔鏡手術で対処できたということだった。
それから数日後に病院へ見舞いに行くと、シンジはすっかりいつもの元気を取り戻していた。
「シンジ、どうだ具合は?」
「もう、大丈夫」
「そうか、よかった」
「ごめんな、もっと早くに気づいてやればよかったな」
「違げーよ、そんなことねーよ」
「オレが、勝手に我慢したんだよ」
「親方先生のせいじゃねーから」
「一週間くらいで退院できっから、心配すんなって」
私は相撲教室の子供たちから「親方」でもなく「先生」でもなく、「親方先生」と呼ばれていた。
プロの相撲部屋は「親方」と呼ぶものだが、ここは「相撲教室」なので「親方」のあとに「先生」もくっついた。
私はそんな相撲教室の指導員が、実は本業というわけではない。
もともとは中学生を対象とした塾の講師している。
中にはかつて相撲教室の教え子だった子が今は塾の生徒になっている、なんて子が何人かいる。
シンジは思い出したように言った。
「それよりオレ、ここに運ばれて来るとき素っ裸だっただろ」
「それでソッコー入院ってなったけど、診察するのに服、脱がす手間が省けたって、あとから病院のひとに笑われた」
「女の看護師にも見られて、チョー恥ずかしかった」
「そりゃあ、こっちも同じことだよ」
「具合が悪いって言っていうから部屋に様子を見に行ったら、お前、廻し取っちゃっててチンチン丸出しだったんだからな」
「じゃあ、親方先生も見ただろ」
「何が?」
「オレのチン毛」
「チン毛?」
「あぁ、見たけど、あの時はそれどころじゃなかった」
「それに‥‥、お前のはまだチン毛じゃない」
「産毛だ」
「残念だったなぁ、折角の産毛、手術のとき剃られちゃっただろ」
「剃られなかったよ」
「ホラ」
シンジはそう言って、パジャマとパンツをペロンと下ろしてチンコを見せた。
術後の傷痕にはガーゼが当ててある。
確かに、シンジの貴重な毛は残っていた。
腹腔鏡手術の場合、剃らないこともあるようだ。
病室でそんなくだらない話をしていたら、隣のベッドの患者が戻ってきた。
「おう、お帰り」
「もう検査、終わったのか?」
病室に戻ってきたその患者は、シンジと同い年くらいの少年だった。
シンジはベッドに横になったままハイタッチをした。
「じゃあ、そろそろ帰るから」
「次に会うときは土俵の上だな」
私は隣のベッドの少年に付き添っていた年配の男性に軽く会釈をして、帰り支度を整えた。
「じいちゃんも、ちょっと買い物に行ってくるから」
その男性はいま病室に戻って来たばかりの少年に向かってそう言い、私とふたりで一緒に部屋を出た。
すると廊下を歩きながら、その年配の男性が話しかけてきた。
「お子さんですか?」
「いえ、私がやっている相撲教室の生徒で、今日はちょっと見舞いに」
「なるほど、お父さんにしてはお若いと思った」
「相撲をされているんですか、あの子供さん」
「道理で体格がいいわけだ」
「うちの孫はサッカーをやってましたが、いまは体の調子が良くないので止めてます」
あの少年のおじいちゃんか。
ずいぶんと若々しく見える。
「失礼ですが、お孫さん、どこがお悪いんですか?」
「えぇ、心臓にちょっと厄介ごとを抱えてまして」
「それは心配ですね」
「もう大分よくなりましてね」
「ついこの間、退院したばかりなんですが今日は検査入院です」
「そうですか、お気の毒に」
「それにしても、おじいちゃんには見えませんね、若々しくって」
「ありがとうございます」
「以前はそうでもなかったんですと」
「孫とね、サッカーがしたくて願掛けをしたんです」
「男の子を連れて行くと、願いを聞いてくれるって言う場所がありまして‥‥」
その年配の男性は、およその場所と目印になるような建物の名を言った。
「でも、あの辺りは住宅街ですよ」
「本当にそんなところに、そんな場所があるんですか?」
「えぇ、あるんですよ」
それきり年配の男性は口をつぐんでしまった。
そして何かを思い出したかのように言った。
「そうそう、私、実は自宅で整体院をやってましてね」
「スポーツなんかのマッサージもやってますので、よろしかったら足を運んでください」
「はい、ありがとうございます」
そんな会話をしたところで、私たちふたりは別れた。
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