僕と兄ちゃんのキズナ

てつじん

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第15話 射精の勉強

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アイツに連れられて兄ちゃんと僕が検体せいえき採取をしに行ったその日の夜のことだった。

「ところで今日は何の用事で大学へ行ってきたの?」

ママがアイツに聞いた。

「いやちょっとね、後輩の研究に協力してきたんだ」

「研究?」
「なんの?」

「若い十代の子の細胞を探してるって言ってたからさ」

「細胞?」
「あなたたち、痛くなかった?」

ママは兄ちゃんと僕の方を見て言った。

「全然痛くなかったよな」
「寝てる間にすぐ終わったし」
「気持ちよかったくらいだろ?」

アイツは僕たちの気持ちも知らないで、ママに勝手な説明をしている。

「でも翔真の方はよかったとして、篤志の方はまだ子供すぎてダメだったよ」

「なによそれ、細胞に子供すぎるからダメとかなんて、あるの?」
「そんなの聞いたことないわ」

「篤志も頑張ったけど、ダメなものはダメなんだよ」

「そういうもんなの?」
「まあいいわ」
「だったら今日はもう疲れたと思うから、3人でお風呂に入って早く休んだら?」

僕は焦った。

「いいよ、ママ」
「お父さんも疲れてると思うから、僕、兄ちゃんと2人で入ってくるよ」

「なに言ってんだ、篤志」
「お父さんは今日、なにもしてないから疲れてなんかないぞ」
「頑張ったのはお前たちの方だ」
「だから3人でお風呂に入ろう」
「それに今日、言われただろ、お父さんに身体の面倒を見てもらいなさいって」

「身体の面倒って?」

ママが不思議そうに聞いてきた。

「2人とももう年頃だから、そろそろ自分達の身体の仕組みを覚えといた方がいいって、そういうことだよ」

「身体の仕組み?」

「ママは女性だから、そういうの苦手だろ?」

「私だって看護師の端くれよ」
「人間の身体の構造くらいわかってるつもりよ」

「でもこういうのは母親より父親の方がいいんだよ」

「ふーん、そういう話ね‥‥」
「だったら早くお風呂に入って、3人で身体の仕組み、勉強してきて」

そういう訳で、結局、兄ちゃんと僕はアイツと一緒にお風呂に入ることになってしまった。

「お前たちも早く来いよ」

アイツはさっさと裸になると先に浴室に入って行った。
兄ちゃんも最後にパンツを下ろして裸になった。

「どうした? 篤志」

「ううん、なんでもない」

僕は兄ちゃんのおチンチンを見ていた。
兄ちゃんのおチンチンは形は僕のと似てるけど、僕のより太くて大きかった。
普段は先端が皮に包まれてるけど、勃起するとさくらんぼのような中身が出てきて、ちゃんと精子も出る。

「篤志も今日はよく頑張ったよ」

僕もパンツを脱いで裸になった。

「でも僕、検体せいえき出なかったし‥‥」

「大丈夫、篤志もそのうち出せるようになるから」
「心配すんな」

「おーい、2人とも裸になったんなら早く入ってこいよー」

アイツが僕たちを急かすように言った。
そして兄ちゃんと僕が浴室に入るなりアイツは言った。

「さぁ篤志、早速、射精の勉強始めるか」
「お前の身体チンポはまだ子供だから、今日、オナニーしてもらっても精子が出なかったんだ」
「それはわかるよな」

「おなにー?」

「おお、そうかそうか」
「篤志はオナニーって言葉すら、まだ知らないんだな」
「翔真、オナニーがなにか篤志に教えてやれ」

「オナニーっていうのは、女の人にやってもらったチンコのマッサージのことだよ」
「おチンチンを持って上下に動かすと気持ちいいだろ」
「あのことをオナニーっていうんだ」

兄ちゃんが教えてくれた。

「篤志、お前、覚えてるか?」
「初めてお父さんと翔真と篤志の3人で一緒にお風呂に入ったときのこと」
「お前、翔真にチンポ舐めてもらって、気持ちよくなって気絶しちゃっただろ」
「あれが射精だ」
「検体採取のときと同じ感覚だっただろ?」
「それでな、お父さん、改めて思ったんだ」
「篤志の身体チンポに、もっともっと射精のことを教えてやらないといけないってな」
「お前は身体チンポがオーガズムを感じながらも睾丸がまだ成熟していないから、射精の感覚はあっても精子までは出なかったんだ」
「だからせめて射精がどんなものなのか、お父さん、それだけでも篤志に勉強させてやろうと思うんだ」

おーがずむ、ってなに?
言ってること、僕、全然分かんないんだけど‥‥

「オーガスム、篤志、わかるか?」

「わかんない」

「そうか‥‥」
「なら翔真、お前が教えてやれ、オーガズムの意味」

「え?」
「オレも知らない」

「なんだ、翔真も知らないのか!?」
「あんなにオーガズム経験してるのに」
「ったく‥‥、オーガズムっていうのはな、簡単にいうと射精だよ」
「おチンポが最高に気持ちよくなって射精する瞬間のことを言うんだよ」
「翔真、お前、もう何度も経験しゃせいしてるだろ」
「あの、うっ、て精液が込み上げてくる感じのことを言うんだよ」
「じゃあ早速、お父さんが射精の手本を見せてやるから」

アイツはそう言って僕の目の前で仁王立ちになり、既に準備万端で大きくなったおチンチンを僕の唇に押し当てた。

「まずは篤志の口の中で射精するから、お前はお父さんが出した精子を口で受け止めて、射精がどういうものかを勉強するんだ、いいな」

「お父さん、僕、兄ちゃんにしてもらいたい」
「兄ちゃんの射精、口で受け止めたい」

僕は嫌だった。
アイツの精子が口の中で出されるのなんか、絶対に嫌だと思った。

「篤志、翔真は今日、射精したばっかで精液が少ないだろうからと思って、だからお父さんのをお前の口の中に入れてやるって言ってるんだ」
「ほら、お父さんのをたくさんしゃぶって気持ちよくしてくれ」
「そうすれば、いっぱいお前の口の中に射精してやれるんだから」

アイツは僕の口の中に無理やりおチンチンを突っ込んだ。

「タマも握っていいぞ」
「検体採取のお姉さんが言ってただろ、大人の生殖器がどんなか触らせてもらいなさいって」

僕は仕方なく言われた通りアイツの股の間にぶらーんとぶら下がっているキンタマを握った。
それは兄ちゃんのよりも、もちろん僕のよりも、全然大きかった。
それにびっくりするくらいの重量感。
この玉の中で、たくさんアイツの精子が作られてるんだ。
アイツはそれを僕の口の中に出すつもりでいる。

僕はそんなことを考えながらアイツのキンタマを揉み続けた。

「篤志、お前のその手つき、めちゃくちゃエロいな」
「はぁー、たまんねぇ」
「お前くらいの手の大きさだと丁度いいんだな、お父さんのキンタマ握るのには」
「これからこの役目は、篤志に頼むことにしよう」
「お、そうだ翔馬、お前もぼーっとしてないで、篤志のケツの穴くらい舐めてやれ」

兄ちゃんは僕の後ろに回ってお尻の割れ目を手で広げた。
それから最初に1回、ペロンって舌を這わすように舐めてくれて、その後は舌先を使ってぺちゃぺちゃと舐めてくれた。
僕は自然とお尻の穴がヒクヒク動くのを感じた。

兄ちゃん、気持ちいい‥‥

「どうだ篤志、そろそろ準備はできたか?」

準備?
なんの?

「翔真、篤志の準備ができたら、お前のチンポ入れて兄弟でスキンシップアナルセックスしろ」

「お父さん、別に今日は篤志とスキンシップアナルセックスしなくていいんじゃない?」
「それにオレ、今日はもう1回射精してるから、あまりうまくできないかもしれないし」

「なんだ翔真、お前、もういいのか?」
「精液は出なくたって、チンポくらいつだろうに」
「まあいい、代わりにお父さんのチンポを篤志に挿れてやろう」
「今日、本当はお父さんの手でお前たちの検体採取オナニーしてやりたかったんだけど、お姉ちゃんにチンポ触ってもらえるなんて滅多にないから、それをお前たちに経験させてやりたかったんだよ」
「でもまあ、お父さんとしてはお前たちがオナニーされてる姿を見てるだけでも、結構、興奮したけどな」
「その興奮がいま、お父さんを止まらなくしてるんだよ」
「よし、それじゃあ篤志、ケツをこっちに向けろ」
「お父さんがお前のケツまんこに挿れてやるから」

「ちょ、ちょっと待って、お父さん」
「オレ、やっぱ篤志とスキンシップアナルセックスしたくなってきた」
「だから、オレにやらせて」

「ふん、だったら最初からそう言えばいいのに」
「じゃあ、篤志は翔真にスキンシップアナルセックスしてもらいながら、お父さんのチンポ舐めろ」

「篤志、いいよな」
「オレがお前のお尻に挿れる」

僕は、うんって頷いた。
実際、その方が嬉しかったし。
また、兄ちゃんとのキズナを確かめられるとも思った。

兄ちゃんは自分で自分のおチンチンを握って、むにゅむにゅと揉み始めた。
すぐにおチンチンは膨らみ始め、皮の先っぽからにゅーっと丸いものが顔を出してきた。

おチンチンの先っぽが出てきた!

「篤志、挿れるぞ」

兄ちゃんはその丸くてつるつるした部分を僕のお尻の穴に擦り付けた。

兄ちゃん、僕のほうは準備いいよ‥‥
さぁ、いつでも挿れて‥‥

そして、穴の中心に狙いを定めると、僕の腰を左右から両手で押さえた。

にゅっぷっ‥‥

あっ‥‥

兄ちゃんのおチンチンの先っぽの丸い部分が、僕のお尻の中に埋まったのが分かった。

にゅぷ、にゅぷにゅぷっ‥‥

あったかくて硬い、だけどなぜか気持ちい兄ちゃんのおチンチン。
それが僕の身体おしりの中にゆっくりと入ってくる。

あっ‥‥、ああんっ‥‥
い、いい‥‥
いいよぉ、兄ちゃん‥‥

僕は兄ちゃんと深くつながっていることを身体アナルで感じた。

「篤志、痛くないか?」
「大丈夫か?」

兄ちゃんがそう僕に聞いたけど、僕はアイツのおチンチンを口に入れたままだったから何も答えられなかった。
その代わりに腰をちょっと突き出してお尻の穴を上向きにした。
その方が兄ちゃんが僕のお尻の穴におチンチンを挿れやすいと思ったからだった。

兄ちゃん、もっと奥まで、もっともっと奥まで僕のお尻の穴に挿れて‥‥

僕はアイツのおチンチンを舐めながら、お兄ちゃんにスキンシップアナルセックスしてもらった。

アイツは相変わらず自分勝手で、自分だけが気持ちよくなればいいと思ってるみたいで、僕におチンチンを舐めさせながら腰を前後に動かしている。

兄ちゃん、僕、兄ちゃんとなら何回だってスキンシップアナルセックスしたい。

「篤志、どうだ、はぁはぁ‥‥」
「お父さんのチンポしゃぶりながら、翔真にスキンシップアナルセックスしてもらって、はぁはぁ、気持ちいいだろう」
「お前はお父さんとお兄ちゃんの2人から、たっぷり愛してもらってるんだぞ」
「最高に、はぁはぁ、贅沢だよな‥‥」
「翔真はどうだ?」
「お父さん、もう、はぁはぁ、イきそ‥‥」

うっ‥‥

アイツは最後まで言葉を言いきらずに、いきなり僕の口の中にドロドロと精液を流し込んだ。
そして全部出し終わるまで、僕はアイツのおチンチンを口から離すことを許されなかった。
アイツがずっと僕の頭を押さえつけたままだったからだ。

今日、顕微鏡で見たおたまじゃくしが、たくさん僕の口の中で泳いでいるんだ‥‥
アイツの白いおたまじゃくし‥‥

「どうだ、篤志、成人男性の生殖器が射精するときの様子、これでわかっただろ」

僕は口の中いっぱいに溜まっているアイツの精液をどうしたらいいかわからず、ほっぺたを膨らましたまま頷いた。

「何だお前、まだ飲み込んでないのか?」

やっぱ飲まなきゃダメなの?
おたまじゃくし‥‥
兄ちゃんのなら、全然、抵抗なく飲めるのに、アイツのはイヤだ‥‥

「篤志、絶対に口から出すなよ」
「お父さんが頑張って、お前の射精の勉強のために出してやった、愛情たっぷりの精子なんだから」

僕は泣きそうな顔になりながら、首を横に振った。
するとアイツが射精したのを確認して僕のお尻からおチンチンを引き抜いていた兄ちゃんが、背後から僕の両肩を掴んで身体の向きをくるりと回転させた。
僕は兄ちゃんと向き合う格好となった。

「半分、オレがもらう」

兄ちゃんはそう言って、僕のほっぺたを両手で抑えて僕にチューをした。
ベロが口の中に入って来て、僕のベロと兄ちゃんのベロがアイツの精液まみれになってぬちゃぬちゃした。
兄ちゃんは僕とベロチューをしながら、僕の口の中に溜まったアイツの精液を吸い出すようにして、半分どころかそのほとんどを自分の口の中に掻き出した。

「ふーん、兄弟で分け合うのか」

アイツは冷めた視線でそう言った。
兄ちゃんは、大丈夫だよって僕に言い聞かせるように、まぶたを閉じながらコクリと頷いた。

篤志、いいか、2人で同時にごっくんするんだ‥‥

僕にはそう言っているように思えた。

じゃあ、いいか‥‥
いっせーの‥‥
ごっくん‥‥

僕はぎゅっと目を閉じ、思い切ってそれを飲み込んだ。
兄ちゃんも、飲み込んだ。

「お父さんの精液はどうだ?」
「美味かっただろう」
「だいぶ、濃いのが出たはずだ」
「お前たちが昼間、検体採取のお姉ちゃんにオナニーされてる姿は本当に可愛かったぞ」
「それ見ながら、お父さんはずっと我慢してたんだ」
「篤志、本当の射精がどんなか、これで少しはわかったか?」
「お前のチンポはまだ精液すら出ないけど、お父さんの射精で勉強しておくと、お前もいつか精子が出るようになったとき、冷静に対処できるぞ」
「そうしたら、友達にも教えてやれ」
「僕はもう経験済だから、ってな」
「その友達も家に連れてくれば、お父さんが教えてやってもいいぞ」

僕は絶対に友達を家には連れてこない、って思った。
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