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第三陣
②お清めバスタイム
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「どうぞ、お座りになってお茶を飲んでください」
何度も断ったのに、その男は譲らなかった。
にっこりと微笑んで座れと促され続けた俺は、仕方なく小さくなりながら男の向かいの椅子に座った。
「し……失礼します」
本来ならば使用人がお客様と、しかも王族の人間とこんな風に一緒のテーブルに向かい合うなんてありえないことだ。
おまけに俺に対しても丁寧な姿勢を崩さないので、余計に何を考えているのか恐ろしくなってしまう。
男の姿には確かに見覚えがあった。
あの中庭で見た白昼夢、日差しの中に溶けるように消えていった男にそっくりだった。
そしてその時はやけに声が遠くて気がつかなかったが、狩り大会で俺を森へ誘った魔導士と名乗った男とも同じ声をしていた。
初めてではない、というのはそういうことなのだろう。
何の目的があって俺に近づいたのか、ここまで来たのだから素直に話してくれるかもしれないと男の口が開くのを待った。
「ちゃんと名乗るのは初めてですね。ガルデオン・シュナイデル、今はその名を使ってます」
「は…はあ」
「覚えていませんか? オークション会場で初めてお会いしたのですが……」
それを聞いて俺は息を呑んだ。
なぜ忘れていたのだろう。
金髪に青い目、そしてガルという名前、それはあの会場で俺が買ってもらおうとしていた豹柄仮面の男の特徴と一致していた。
「あ…あの、豹柄の……」
「ああ、仮面の柄まで覚えていてくれたのですね。あの時は、貴方の価値を見抜けなかった自分を恥じました。あんなに後悔したのは初めてかもしれません」
「邸の中庭と、狩り大会の時にも……」
「ええ、あれは子供騙しみたいな魔法ですよ。実体ではなく、意識だけ会いたい人に会いに行けるという……。我慢できなくて大会の時に実際に会いに行ってしまいました」
その男、ガルデオンは笑っているが、目は氷のように冷たかった。
冷たさでいえば、レインズと似たようなところはあるが、根本的なところが違うように思えた。
人を拒絶するような冷たさのレインズと比べて、ガルデオンは……まるで、殺意がこもったような冷たさだった。
俺は思わずゾクっとして震えてしまった。
「前回魔力溜まりが確認されたのは二十年前です。いつか現れると待っていました。でも……貴方は……貴方が違うと聞いてガッカリしました」
「そ…それは、なんか申し訳ないなとは思いますけど……。分かったのなら、なぜ……わざわざその事を伝えに来たのですか?」
「試してみませんか?」
「ぶっっ、げっ…がっはっ…」
緊張を紛らわそうとお茶を飲んでいたが、あまりにも自然に言われた言葉を聞いて、お茶が変なところに入ってむせてしまった。
「本当に魔力溜まりではないのかどうか……。どうせあの男に魔力を見られて違うとでも言われたのでしょう」
「いっ…それは……そうですけど。魔力が…少なくて、生活するだけで疲れちゃうのは……、ここに来る前からそうで……」
「魔力溜まりは、体の中に大きな魔力の泉を持っているんです。それは自分で使う、というより誰かに求められて初めて泉から水が溢れ出すと聞いたことがあります」
そんなことは初耳だった。
魔力を移すという行為、つまり俺にとって成敗だが、今までそんな泉が湧き出るような感覚はなかった。
「いやぁ……やっぱり、それは……違うかと」
「私の元へ来たら、使用人などする必要はないです。贅沢で不自由ない暮らしを約束します」
「そ…そんなものは、別に……」
「では、何を望みますか? それとも私が相手では不服ですか?」
下を向いて困っていたら目の前に影ができた。
いつの間にか近くまで来ていたガルデオンが俺の手に触れてきた。
「すぐにとは言いません。気が変わったら、いつでもシュナイデル家に連絡を。悪いようにはしませんから」
俺の前に跪いたガルデオンは、手の甲にキスを落とした。
その時、ドタドタと床を歩く激しめの音が聞こえて来たと思ったら、両開きの客室のドアがバァーーンと大きな音を立てて全開になった。
「リヒト!!」
どこから走って来たのだろう。
いつも涼しげで汗ひとつかかないような人が、乱れた髪で飛び込んできて、額からは汗が流れていた。
「これはこれは……、移動魔法を使ったのですか? 体に負担が大きいというのに……、よほどリヒトのことがお気に入りなのですね」
ガルデオンの挑発めいた言葉など一切気にすることなく、ツカツカと室内に入ってきたレインズは、座っていた俺の手を取り引き上げて、自分の背中の後ろに隠すようにした。
「王国の第三の星、ガルデオン殿下。外の空気が体に合わないと聞いておりましたが、突然、約束もなく邸にいらっしゃるとはどういうことですか?」
「急に来てしまったことは謝りますが、そんなに怖い顔をしないでください。前々から、クライスラー公爵とは話をしてみたかったのです。貴殿と私は大きなものを背負わされた仲間だと思っているのですよ」
「……なぜリヒトに近づくのですか?」
「魔力溜まりだと噂を聞いたのです。そうであれば王室のリストに登録する必要がありますから。何しろ兄達はアレですから、最近は私に公務が回ってくることが多いのです。困りますよね、そういう時だけカレイドとして振る舞うように求められるのですから……」
「リヒトは……魔力溜まりではありません。見た目がそうであるだけです」
俺を後ろにしながら、レインズは俺の手を握っていたが、その手にぎゅっと力が入った。
「……まあ、今日はそういうことにしておきましょう。近々、魔欠病のことで王城から呼ばれると思いますので、仕事を調整しておいてください」
手負の獣のように警戒するレインズとは逆に、ガルデオンは何でもないという顔で椅子に戻り、俺が淹れたお茶をぐっと飲み干した。
「ああ、美味しかった。また飲みにきますね、リヒト」
周囲に花を飛ばしながら、ガルデオンは優雅に微笑んだ。
その笑みの中に隠れる狂気の色を感じた俺は、震えながらレインズの背中にしがみついた。
嵐のような王子様(仮)の訪問によって、邸内は騒然としてバタついていたが、彼が帰った後にやっと静かにはなった。
ただ、俺の方はそれじゃ部屋に戻りますとはいかなかった。
「わっちょっ……うわぁーーっっ!」
ガルデオンを送り出したその足で、レインズは俺を担ぎ上げて自分の部屋まで連れてきた。
何をされるのかと思えば、湯浴みの用意をしていたバスタブに服のまま落とされた。
「レインズ様っちょっと!」
いくらなんでもひどいと、プリッと怒った俺に気がついて我に返ったのか、レインズは今度は丁寧に石鹸を手に取って俺の手を優しく洗い始めた。
「リヒト、すまない。ガルデオンは魔法を使えるから……触れていたところに何かされていたら困ると……他に、他に触られたところはないか?」
「大丈夫、他はないよ。でもだからって……、服のまま落とすなんて……もう、びしょびしょだ……」
「ああ……悪かった。つい……カッとなって」
だからってやることが豪快すぎる。
この手の読めない男は、普段は理性的なくせに、ネジが飛ぶと予想を超えることをするので、驚きというか呆れてしまった。
しかし目に見えて、耳を垂らしたようにシュンとしているレインズを見たら、いいことを思いついた俺はもっとこっちに寄ってくれとレインズに声をかけた。
そして、許してくれるかなという顔で近づいてきたレインズのタイを引っ張って、バスタブの中へ引っ張り込んだ。
バシャーン! とお湯が溢れて、広いバスタブに二人の男が入るかたちになった。レインズも俺と同じでびしょびしょになった。
「はははっ、これでおあいこだ」
少しは怒るかなと思っていたら、切羽詰まったような表情になったレインズは覆い被さるように俺を抱きしめてきた。
「リヒト、すまない。もっと注意していれば……。今度から俺と行動するようにして、護衛も付けよう」
「護衛って……、俺、使用人ですよ」
「違う、リヒトはリヒトだ。この世でただ一人、いなくなったら俺はもう……壊れてしまう」
「レインズ……様」
不器用なレインズが俺を大切に扱ってくれていることは、もう十分に分かっていた。
きっと過去のことがあってその先が言えないのかもしれないと、都合よく解釈していた。
俺の方だって、もしそんなことになったら困ると、考えないようにしていた。
無理矢理に押し込めた気持ちが、胸に痛みをもたらせた。
「どこにも……どこにも行きません」
そんなことを言うべきじゃない。
俺は元の世界に帰らないといけない。
それなのに、悲痛な声を漏らして俺を求めるレインズを見たら、胸がいっぱいになって溢れてしまった。
「リヒト……キスしたい」
遠慮なしにすることもあるのに、レインズは不安そうな目をして俺を見てきた。
ここで断ってしまったら、レインズはきっと傷ついてしまうと思った。
レインズにとってこれは、ずっと守ってきたドアの鎖を外すような大きな意味があるのだろうと思った。
だから、断ることなんてできなかった。
「……して、いっぱい……たくさん」
そう言って俺の方からレインズの唇を奪った。
二人でお湯に半身を沈めて、バスタブの中で唇を求め合った。
夢中でお互いを愛撫して、上になったり下になったりしながら、擦り合わせて上り詰めた。
どこまでも熱くて溶けてしまいそうだった。
このままここでずっと……。
俺の中でそんな気持ちが芽生えたのを、もう無視することなどできなった。
□□□
何度も断ったのに、その男は譲らなかった。
にっこりと微笑んで座れと促され続けた俺は、仕方なく小さくなりながら男の向かいの椅子に座った。
「し……失礼します」
本来ならば使用人がお客様と、しかも王族の人間とこんな風に一緒のテーブルに向かい合うなんてありえないことだ。
おまけに俺に対しても丁寧な姿勢を崩さないので、余計に何を考えているのか恐ろしくなってしまう。
男の姿には確かに見覚えがあった。
あの中庭で見た白昼夢、日差しの中に溶けるように消えていった男にそっくりだった。
そしてその時はやけに声が遠くて気がつかなかったが、狩り大会で俺を森へ誘った魔導士と名乗った男とも同じ声をしていた。
初めてではない、というのはそういうことなのだろう。
何の目的があって俺に近づいたのか、ここまで来たのだから素直に話してくれるかもしれないと男の口が開くのを待った。
「ちゃんと名乗るのは初めてですね。ガルデオン・シュナイデル、今はその名を使ってます」
「は…はあ」
「覚えていませんか? オークション会場で初めてお会いしたのですが……」
それを聞いて俺は息を呑んだ。
なぜ忘れていたのだろう。
金髪に青い目、そしてガルという名前、それはあの会場で俺が買ってもらおうとしていた豹柄仮面の男の特徴と一致していた。
「あ…あの、豹柄の……」
「ああ、仮面の柄まで覚えていてくれたのですね。あの時は、貴方の価値を見抜けなかった自分を恥じました。あんなに後悔したのは初めてかもしれません」
「邸の中庭と、狩り大会の時にも……」
「ええ、あれは子供騙しみたいな魔法ですよ。実体ではなく、意識だけ会いたい人に会いに行けるという……。我慢できなくて大会の時に実際に会いに行ってしまいました」
その男、ガルデオンは笑っているが、目は氷のように冷たかった。
冷たさでいえば、レインズと似たようなところはあるが、根本的なところが違うように思えた。
人を拒絶するような冷たさのレインズと比べて、ガルデオンは……まるで、殺意がこもったような冷たさだった。
俺は思わずゾクっとして震えてしまった。
「前回魔力溜まりが確認されたのは二十年前です。いつか現れると待っていました。でも……貴方は……貴方が違うと聞いてガッカリしました」
「そ…それは、なんか申し訳ないなとは思いますけど……。分かったのなら、なぜ……わざわざその事を伝えに来たのですか?」
「試してみませんか?」
「ぶっっ、げっ…がっはっ…」
緊張を紛らわそうとお茶を飲んでいたが、あまりにも自然に言われた言葉を聞いて、お茶が変なところに入ってむせてしまった。
「本当に魔力溜まりではないのかどうか……。どうせあの男に魔力を見られて違うとでも言われたのでしょう」
「いっ…それは……そうですけど。魔力が…少なくて、生活するだけで疲れちゃうのは……、ここに来る前からそうで……」
「魔力溜まりは、体の中に大きな魔力の泉を持っているんです。それは自分で使う、というより誰かに求められて初めて泉から水が溢れ出すと聞いたことがあります」
そんなことは初耳だった。
魔力を移すという行為、つまり俺にとって成敗だが、今までそんな泉が湧き出るような感覚はなかった。
「いやぁ……やっぱり、それは……違うかと」
「私の元へ来たら、使用人などする必要はないです。贅沢で不自由ない暮らしを約束します」
「そ…そんなものは、別に……」
「では、何を望みますか? それとも私が相手では不服ですか?」
下を向いて困っていたら目の前に影ができた。
いつの間にか近くまで来ていたガルデオンが俺の手に触れてきた。
「すぐにとは言いません。気が変わったら、いつでもシュナイデル家に連絡を。悪いようにはしませんから」
俺の前に跪いたガルデオンは、手の甲にキスを落とした。
その時、ドタドタと床を歩く激しめの音が聞こえて来たと思ったら、両開きの客室のドアがバァーーンと大きな音を立てて全開になった。
「リヒト!!」
どこから走って来たのだろう。
いつも涼しげで汗ひとつかかないような人が、乱れた髪で飛び込んできて、額からは汗が流れていた。
「これはこれは……、移動魔法を使ったのですか? 体に負担が大きいというのに……、よほどリヒトのことがお気に入りなのですね」
ガルデオンの挑発めいた言葉など一切気にすることなく、ツカツカと室内に入ってきたレインズは、座っていた俺の手を取り引き上げて、自分の背中の後ろに隠すようにした。
「王国の第三の星、ガルデオン殿下。外の空気が体に合わないと聞いておりましたが、突然、約束もなく邸にいらっしゃるとはどういうことですか?」
「急に来てしまったことは謝りますが、そんなに怖い顔をしないでください。前々から、クライスラー公爵とは話をしてみたかったのです。貴殿と私は大きなものを背負わされた仲間だと思っているのですよ」
「……なぜリヒトに近づくのですか?」
「魔力溜まりだと噂を聞いたのです。そうであれば王室のリストに登録する必要がありますから。何しろ兄達はアレですから、最近は私に公務が回ってくることが多いのです。困りますよね、そういう時だけカレイドとして振る舞うように求められるのですから……」
「リヒトは……魔力溜まりではありません。見た目がそうであるだけです」
俺を後ろにしながら、レインズは俺の手を握っていたが、その手にぎゅっと力が入った。
「……まあ、今日はそういうことにしておきましょう。近々、魔欠病のことで王城から呼ばれると思いますので、仕事を調整しておいてください」
手負の獣のように警戒するレインズとは逆に、ガルデオンは何でもないという顔で椅子に戻り、俺が淹れたお茶をぐっと飲み干した。
「ああ、美味しかった。また飲みにきますね、リヒト」
周囲に花を飛ばしながら、ガルデオンは優雅に微笑んだ。
その笑みの中に隠れる狂気の色を感じた俺は、震えながらレインズの背中にしがみついた。
嵐のような王子様(仮)の訪問によって、邸内は騒然としてバタついていたが、彼が帰った後にやっと静かにはなった。
ただ、俺の方はそれじゃ部屋に戻りますとはいかなかった。
「わっちょっ……うわぁーーっっ!」
ガルデオンを送り出したその足で、レインズは俺を担ぎ上げて自分の部屋まで連れてきた。
何をされるのかと思えば、湯浴みの用意をしていたバスタブに服のまま落とされた。
「レインズ様っちょっと!」
いくらなんでもひどいと、プリッと怒った俺に気がついて我に返ったのか、レインズは今度は丁寧に石鹸を手に取って俺の手を優しく洗い始めた。
「リヒト、すまない。ガルデオンは魔法を使えるから……触れていたところに何かされていたら困ると……他に、他に触られたところはないか?」
「大丈夫、他はないよ。でもだからって……、服のまま落とすなんて……もう、びしょびしょだ……」
「ああ……悪かった。つい……カッとなって」
だからってやることが豪快すぎる。
この手の読めない男は、普段は理性的なくせに、ネジが飛ぶと予想を超えることをするので、驚きというか呆れてしまった。
しかし目に見えて、耳を垂らしたようにシュンとしているレインズを見たら、いいことを思いついた俺はもっとこっちに寄ってくれとレインズに声をかけた。
そして、許してくれるかなという顔で近づいてきたレインズのタイを引っ張って、バスタブの中へ引っ張り込んだ。
バシャーン! とお湯が溢れて、広いバスタブに二人の男が入るかたちになった。レインズも俺と同じでびしょびしょになった。
「はははっ、これでおあいこだ」
少しは怒るかなと思っていたら、切羽詰まったような表情になったレインズは覆い被さるように俺を抱きしめてきた。
「リヒト、すまない。もっと注意していれば……。今度から俺と行動するようにして、護衛も付けよう」
「護衛って……、俺、使用人ですよ」
「違う、リヒトはリヒトだ。この世でただ一人、いなくなったら俺はもう……壊れてしまう」
「レインズ……様」
不器用なレインズが俺を大切に扱ってくれていることは、もう十分に分かっていた。
きっと過去のことがあってその先が言えないのかもしれないと、都合よく解釈していた。
俺の方だって、もしそんなことになったら困ると、考えないようにしていた。
無理矢理に押し込めた気持ちが、胸に痛みをもたらせた。
「どこにも……どこにも行きません」
そんなことを言うべきじゃない。
俺は元の世界に帰らないといけない。
それなのに、悲痛な声を漏らして俺を求めるレインズを見たら、胸がいっぱいになって溢れてしまった。
「リヒト……キスしたい」
遠慮なしにすることもあるのに、レインズは不安そうな目をして俺を見てきた。
ここで断ってしまったら、レインズはきっと傷ついてしまうと思った。
レインズにとってこれは、ずっと守ってきたドアの鎖を外すような大きな意味があるのだろうと思った。
だから、断ることなんてできなかった。
「……して、いっぱい……たくさん」
そう言って俺の方からレインズの唇を奪った。
二人でお湯に半身を沈めて、バスタブの中で唇を求め合った。
夢中でお互いを愛撫して、上になったり下になったりしながら、擦り合わせて上り詰めた。
どこまでも熱くて溶けてしまいそうだった。
このままここでずっと……。
俺の中でそんな気持ちが芽生えたのを、もう無視することなどできなった。
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