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第三章 入学編(十八歳)
10、気持ちのいいこと※
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アスランにもっと気持ちいいことをしたいかと聞かれて、俺は素直に頷いた。
今だって心臓が壊れそうなくらいドキドキして気持ちがいいのに、これ以上先まで進んだらどうなるのか。
不安もあったが、もっとアスランが欲しいという気持ちの方が勝った。
「嬉しい、ここ、反応してくれてるんだ」
アスランの手が俺の下半身に伸びていき、すでに衣服を押し上げているソコに触れた。
自分以外で初めて、しかも好きでたまらないアスランにソコを触れられるなんて、撫でられた瞬間に上り詰めそうになって体をビクつかせた。
「えっ、もう……感じてくれてる? 大きくなっちゃって可愛い」
「アスラン、だっ、あ……あの、すぐに出ちゃうから」
触っただけで、なんて、いくらなんでも早漏すぎる。
男としてそれなりに欲が溜まるようになってからは、ただ義務のように処理してきた。
それが、好きな人に触れられたらこんなにも違うのかと顔がどんどん熱くなった。
涙目になって訴えると、アスランは興奮したみたいに目元が赤くなってニヤッと笑った。
「恥ずかしがらないでよ。俺だってそうだよ。もう、こんなに……」
「えっ……ええ!?」
そういえば後ろから硬いものでぐいぐい押されている感覚があったが、アスランに手を取られて導かれたその先で触れたものに驚いて声が出てしまった。
アスランの股間は俺と同じで、テントが張ってあるみたいに膨らんでいたが、俺の数倍はあるんじゃないかと思うくらいデカかった。
いや、体の大きさからしたら見合っているが、果たしてソコも同じように成長するものなのかと疑問になってしまった。
「す……すごっ、こんなの見たことな……、いや、誰のもそうだけど、えっ……わっ、もっと大きくなった!」
興味津々になった俺は、手で触りつつ、ツンツンと指で突いてしまった。
「ちょ……シリウス、あんまり、弄らないで」
「ごめっ……、でもちょっと、すごい大きくて、直接触ってもいい?」
「いいけど……、俺も……やばいかも」
今までの関係とは違う、アスランの雄の姿を見た俺は、すっかり興奮してしまった。
自分と同じものが付いているのに、こんなに違うのかと、口元から涎まで出そうになって慌てて手で拭った。
胸の高鳴りは最高潮、アスランのズボンと下着を緩めたら、ボロンと元気の良い雄が飛び出してきたので、ごくりと唾を飲み込んだ。
「これが……アスランの……」
色白なアスランのソレにしては、赤黒く立派なモノだった。まさに聳え立つ剛直で、触れたら熱くてガチガチに硬かった。
陰茎に浮き出た血管がなんとも卑猥で、吸い寄せられるように手を這わした。
「んっ……シリ……ぁぁ」
アスランがわずかに漏らした声に、またドキッとさせられた。アスランは気持ちいいとこんな声になるんだと思ったら、全身熱くなってもっと聞きたいと思った。
雄の先っぽからトロリと先走りが出てきて、濃厚な匂いが漂ってきた。
視覚と嗅覚だけで、俺もイッてしまいそうなくらい興奮してしまう。
アスランの反応を見ながら擦っていたら、その手を止められた。
「こら、……俺だけイっちゃう。シリウスも……」
「あ……ごめ、つい夢中に……」
アスランの変化が嬉しくて、もっと気持ちよくさせたいと頭がいっぱいだった。
伸びてきたアスランの手に俺のズボンと下着も下ろされてしまい、俺のもぽろんと姿を現した。どう見たって、アスランのモノと比べると小さ過ぎて、肌は浅黒いくせにそこだけピンク色という組み合わせに今さら恥ずかしくなってしまった。
「ううっ、あんまり……見るなよ。小さくて、恥ずかし……」
「え? 普通に見るよ。すごっ……なんで? ここまで可愛いのなんて反則でしょう」
可愛いと言われて、先っぽからトロンと溢れてしまった。恥ずかし過ぎて慌てて隠そうとした手を掴まれてしまった。
「ああ……シリウスのと、俺のが……」
アスランは反対の手で俺の腰を引き寄せた。すると二人の陰茎がぶるんとぶつかって重なり合った。
「あっ……」
「ははっ、今の刺激で少し出ちゃったの? 可愛いなぁ。もっと色々したいのに時間がない」
外を見ると山の上に学校の校舎が見えてきたところだった。このままだとしばらく走ったら着いてしまうと、アスランの顔を見上げたら、アスランは口元に妖しげな笑みを浮かべた。
「こうやって、一緒に擦ったら……」
「うぁっ……なに……、ああっ……」
アスランの大きな手が、二人のモノを一緒に合わせて擦り始めた。味わったことのない快感が生まれて、大きな声が漏れてしまった。
「ああ……すごっ……シリウスのぷっくりして可愛い。どんどん、溢れてるよ」
「はぁ……んんっ、ぁぁ……んぁっ、一緒に……こすれて……」
「そうだよ。俺のと一緒。ねぇ、気持ちいい?」
「きもち……い……アスラ……あっ…、あっんん」
なちゃねちゃと音を立てて、激しく擦られた。
気持ちよくて、アソコから溶けてしまいそうだ。
頭の中が真っ白になって快感の虜になって、俺は声を漏らし続けた。
「はぁ……ハーハー……俺も……」
アスランの額に汗が滲んで、さっきより息が荒くなったのを感じた。
限界が近くなると、少しだけ声が高くなるところを知っているのは自分だけ。
そのことが嬉しくてたまらない。
俺もまた限界が近かった。
「アスラ……キスして」
終わりを感じたら、なぜたが寂しくてたまらなくなった。これが全部夢で、このままアスランが消えてしまいそうな気がした。
俺が顔を近づけると、アスランは望み通りたっぷりとトロけるようなキスをしてくれた。
「……っっ……んっ………ぁぁぁ………っる、んんんんっ!!」
深く唇を合わせた状態で俺は達してしまった。ほどなくして、アスランも詰めた声を上げてぶるりと震えた。
アスランと抱き合ったまま快感の余韻に浸っていたら、ガタンと馬車が揺れて到着が知らされた。
ガヤガヤと声が聞こえてきて、他の馬車から出て校舎へ入る生徒達が窓にチラチラと映り始めた。
覗き込まれたら大変なので、二人して慌てて汚れを拭って服を直した。
馬車を降りて校舎へ向かったが、俺とアスランはお互い顔を見ることもなく無言だった。
調子に乗って大変なことをしてしまった。
キスどころの話ではない。
いや、キスだって思い出して熱くなって大変だったのだ。
それが、アスランとアソコを合わせてアンナコトを……
思い出したら顔から火が出て噴火しそうになった。
先を歩くアスランの背中すら見えなくて、下を向きながら頬を押さえて歩いた。
アスランにある性的な不安、それが俺に触れることで好意に変わってくれたらいい。
少しでも、少しでも俺のことを好きになってくれたら……。
アスランの足元を見ながら、そればかり考えていた。
俺だって不安だ。
さっきのことで、アスランの気持ちが変わってしまったら、つまり……、ああいうことが不慣れ過ぎて俺では役不足だと思われたら……。
「よぉー! お二人さん。あー眠くてたまらんよ。午後からのテスト、だるいよなぁー」
悶々とする空気に、素っ頓狂に明るい声が響いてきた。俺達を見かけたからか、ドスドスと地面を揺らしながら、カノアが後ろから走ってきた。
「お……おはよう、元気だね、カノア」
「ん? なんだシリウス? 朝から真っ赤な顔して……さては……」
真っ白な歯をキラリと見せてカノアがニヤッと笑ったので、ドキッとしてしまった。
ゲームでは脳筋タイプお調子者という設定だったが、意外と常識人で鋭いところがある。
まさか馬車の中での濃厚なやり取りを雰囲気から瞬時に読み取られてしまったのかもしれない。
「カ、カノア……あの……」
「朝から一杯飲んできたなっ!」
「ぶはっ」
「そうか、そうか。ついに、シリウスも悪いことを覚えたな。とりあえず、着いたら水を飲みに行け。一限までには抜けるだろ」
向こうは軽くだろうが、ボンボン背中を叩かれて、俺が骨折しそうな声を上げたところで、アスランが振り返って俺達を見てきた。
「カノア、今週日直だろう。早く行かないと怒られるよ」
アスランの言葉に、カノアはギリギリで登校してきたのか、ヤベェと言って走って校舎の中へ飛び込んで行った。
「騒がしいやつ……」
ぼけっとカノアの後ろ姿を眺めていたら、アスランが腰を曲げて俺の顔を覗き込んできた。
「本当だ、赤いね」
「だって……、アスラン……」
いつもと同じようなアスランの態度に、アンナコトがあったのに、俺だけ一人で焦って熱くなっているみたいだった。
ちょっとヘコんだ気持ちになっていたら、アスランにこっちと言われて手を引かれた。
桜の大樹の陰に俺を引き入れたアスランは、人目から隠れるようにそっと俺にキスをしてきた。
「あんまり可愛い顔しないで。我慢できなくなっちゃう」
耳元でそう囁いて、名残惜しいみたいに今度は頬にキスをしてから、遅刻するよと言って先に歩いて行ってしまった。
あっという間の出来事に、キスをされた唇と頬を手で覆いながら俺は呆然としてしまった。
「まっ……待って、アスランっ」
さすが主人公。
魅了の力でも宿っているのかもしれない。
ただアスランの頬も、俺と同じように赤くなっていたような気がするのは気のせいだろうか。
すっかり翻弄された俺は、胸のドキドキが止まらなくて、手で押さえながらアスランの後を追って走り出した。
□□□
今だって心臓が壊れそうなくらいドキドキして気持ちがいいのに、これ以上先まで進んだらどうなるのか。
不安もあったが、もっとアスランが欲しいという気持ちの方が勝った。
「嬉しい、ここ、反応してくれてるんだ」
アスランの手が俺の下半身に伸びていき、すでに衣服を押し上げているソコに触れた。
自分以外で初めて、しかも好きでたまらないアスランにソコを触れられるなんて、撫でられた瞬間に上り詰めそうになって体をビクつかせた。
「えっ、もう……感じてくれてる? 大きくなっちゃって可愛い」
「アスラン、だっ、あ……あの、すぐに出ちゃうから」
触っただけで、なんて、いくらなんでも早漏すぎる。
男としてそれなりに欲が溜まるようになってからは、ただ義務のように処理してきた。
それが、好きな人に触れられたらこんなにも違うのかと顔がどんどん熱くなった。
涙目になって訴えると、アスランは興奮したみたいに目元が赤くなってニヤッと笑った。
「恥ずかしがらないでよ。俺だってそうだよ。もう、こんなに……」
「えっ……ええ!?」
そういえば後ろから硬いものでぐいぐい押されている感覚があったが、アスランに手を取られて導かれたその先で触れたものに驚いて声が出てしまった。
アスランの股間は俺と同じで、テントが張ってあるみたいに膨らんでいたが、俺の数倍はあるんじゃないかと思うくらいデカかった。
いや、体の大きさからしたら見合っているが、果たしてソコも同じように成長するものなのかと疑問になってしまった。
「す……すごっ、こんなの見たことな……、いや、誰のもそうだけど、えっ……わっ、もっと大きくなった!」
興味津々になった俺は、手で触りつつ、ツンツンと指で突いてしまった。
「ちょ……シリウス、あんまり、弄らないで」
「ごめっ……、でもちょっと、すごい大きくて、直接触ってもいい?」
「いいけど……、俺も……やばいかも」
今までの関係とは違う、アスランの雄の姿を見た俺は、すっかり興奮してしまった。
自分と同じものが付いているのに、こんなに違うのかと、口元から涎まで出そうになって慌てて手で拭った。
胸の高鳴りは最高潮、アスランのズボンと下着を緩めたら、ボロンと元気の良い雄が飛び出してきたので、ごくりと唾を飲み込んだ。
「これが……アスランの……」
色白なアスランのソレにしては、赤黒く立派なモノだった。まさに聳え立つ剛直で、触れたら熱くてガチガチに硬かった。
陰茎に浮き出た血管がなんとも卑猥で、吸い寄せられるように手を這わした。
「んっ……シリ……ぁぁ」
アスランがわずかに漏らした声に、またドキッとさせられた。アスランは気持ちいいとこんな声になるんだと思ったら、全身熱くなってもっと聞きたいと思った。
雄の先っぽからトロリと先走りが出てきて、濃厚な匂いが漂ってきた。
視覚と嗅覚だけで、俺もイッてしまいそうなくらい興奮してしまう。
アスランの反応を見ながら擦っていたら、その手を止められた。
「こら、……俺だけイっちゃう。シリウスも……」
「あ……ごめ、つい夢中に……」
アスランの変化が嬉しくて、もっと気持ちよくさせたいと頭がいっぱいだった。
伸びてきたアスランの手に俺のズボンと下着も下ろされてしまい、俺のもぽろんと姿を現した。どう見たって、アスランのモノと比べると小さ過ぎて、肌は浅黒いくせにそこだけピンク色という組み合わせに今さら恥ずかしくなってしまった。
「ううっ、あんまり……見るなよ。小さくて、恥ずかし……」
「え? 普通に見るよ。すごっ……なんで? ここまで可愛いのなんて反則でしょう」
可愛いと言われて、先っぽからトロンと溢れてしまった。恥ずかし過ぎて慌てて隠そうとした手を掴まれてしまった。
「ああ……シリウスのと、俺のが……」
アスランは反対の手で俺の腰を引き寄せた。すると二人の陰茎がぶるんとぶつかって重なり合った。
「あっ……」
「ははっ、今の刺激で少し出ちゃったの? 可愛いなぁ。もっと色々したいのに時間がない」
外を見ると山の上に学校の校舎が見えてきたところだった。このままだとしばらく走ったら着いてしまうと、アスランの顔を見上げたら、アスランは口元に妖しげな笑みを浮かべた。
「こうやって、一緒に擦ったら……」
「うぁっ……なに……、ああっ……」
アスランの大きな手が、二人のモノを一緒に合わせて擦り始めた。味わったことのない快感が生まれて、大きな声が漏れてしまった。
「ああ……すごっ……シリウスのぷっくりして可愛い。どんどん、溢れてるよ」
「はぁ……んんっ、ぁぁ……んぁっ、一緒に……こすれて……」
「そうだよ。俺のと一緒。ねぇ、気持ちいい?」
「きもち……い……アスラ……あっ…、あっんん」
なちゃねちゃと音を立てて、激しく擦られた。
気持ちよくて、アソコから溶けてしまいそうだ。
頭の中が真っ白になって快感の虜になって、俺は声を漏らし続けた。
「はぁ……ハーハー……俺も……」
アスランの額に汗が滲んで、さっきより息が荒くなったのを感じた。
限界が近くなると、少しだけ声が高くなるところを知っているのは自分だけ。
そのことが嬉しくてたまらない。
俺もまた限界が近かった。
「アスラ……キスして」
終わりを感じたら、なぜたが寂しくてたまらなくなった。これが全部夢で、このままアスランが消えてしまいそうな気がした。
俺が顔を近づけると、アスランは望み通りたっぷりとトロけるようなキスをしてくれた。
「……っっ……んっ………ぁぁぁ………っる、んんんんっ!!」
深く唇を合わせた状態で俺は達してしまった。ほどなくして、アスランも詰めた声を上げてぶるりと震えた。
アスランと抱き合ったまま快感の余韻に浸っていたら、ガタンと馬車が揺れて到着が知らされた。
ガヤガヤと声が聞こえてきて、他の馬車から出て校舎へ入る生徒達が窓にチラチラと映り始めた。
覗き込まれたら大変なので、二人して慌てて汚れを拭って服を直した。
馬車を降りて校舎へ向かったが、俺とアスランはお互い顔を見ることもなく無言だった。
調子に乗って大変なことをしてしまった。
キスどころの話ではない。
いや、キスだって思い出して熱くなって大変だったのだ。
それが、アスランとアソコを合わせてアンナコトを……
思い出したら顔から火が出て噴火しそうになった。
先を歩くアスランの背中すら見えなくて、下を向きながら頬を押さえて歩いた。
アスランにある性的な不安、それが俺に触れることで好意に変わってくれたらいい。
少しでも、少しでも俺のことを好きになってくれたら……。
アスランの足元を見ながら、そればかり考えていた。
俺だって不安だ。
さっきのことで、アスランの気持ちが変わってしまったら、つまり……、ああいうことが不慣れ過ぎて俺では役不足だと思われたら……。
「よぉー! お二人さん。あー眠くてたまらんよ。午後からのテスト、だるいよなぁー」
悶々とする空気に、素っ頓狂に明るい声が響いてきた。俺達を見かけたからか、ドスドスと地面を揺らしながら、カノアが後ろから走ってきた。
「お……おはよう、元気だね、カノア」
「ん? なんだシリウス? 朝から真っ赤な顔して……さては……」
真っ白な歯をキラリと見せてカノアがニヤッと笑ったので、ドキッとしてしまった。
ゲームでは脳筋タイプお調子者という設定だったが、意外と常識人で鋭いところがある。
まさか馬車の中での濃厚なやり取りを雰囲気から瞬時に読み取られてしまったのかもしれない。
「カ、カノア……あの……」
「朝から一杯飲んできたなっ!」
「ぶはっ」
「そうか、そうか。ついに、シリウスも悪いことを覚えたな。とりあえず、着いたら水を飲みに行け。一限までには抜けるだろ」
向こうは軽くだろうが、ボンボン背中を叩かれて、俺が骨折しそうな声を上げたところで、アスランが振り返って俺達を見てきた。
「カノア、今週日直だろう。早く行かないと怒られるよ」
アスランの言葉に、カノアはギリギリで登校してきたのか、ヤベェと言って走って校舎の中へ飛び込んで行った。
「騒がしいやつ……」
ぼけっとカノアの後ろ姿を眺めていたら、アスランが腰を曲げて俺の顔を覗き込んできた。
「本当だ、赤いね」
「だって……、アスラン……」
いつもと同じようなアスランの態度に、アンナコトがあったのに、俺だけ一人で焦って熱くなっているみたいだった。
ちょっとヘコんだ気持ちになっていたら、アスランにこっちと言われて手を引かれた。
桜の大樹の陰に俺を引き入れたアスランは、人目から隠れるようにそっと俺にキスをしてきた。
「あんまり可愛い顔しないで。我慢できなくなっちゃう」
耳元でそう囁いて、名残惜しいみたいに今度は頬にキスをしてから、遅刻するよと言って先に歩いて行ってしまった。
あっという間の出来事に、キスをされた唇と頬を手で覆いながら俺は呆然としてしまった。
「まっ……待って、アスランっ」
さすが主人公。
魅了の力でも宿っているのかもしれない。
ただアスランの頬も、俺と同じように赤くなっていたような気がするのは気のせいだろうか。
すっかり翻弄された俺は、胸のドキドキが止まらなくて、手で押さえながらアスランの後を追って走り出した。
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