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番外編
小話□遅すぎた朝
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乱れたシーツにくるまって、燦々とした朝日を浴びる。覚めきれない意識と、とろんとした眠りの間が好きだ。
夢と現実を行ったり来たりをしていると、体の奥にむず痒い感覚がした。
ゆるゆると体の中から出入りする感覚があって、キースは急速に現実に引き戻された。
「……あっ……、な…に?んっああ」
「おはようキース、今日も可愛いね」
耳元で聞きなれた愛しい人の声がする。それは素敵な朝なのだが、問題なのは、すでにルーファスのものが、キースの中で勝手に存在感を増していることだ。
「ちよっ……と、なんで……入れて、ああっ、大きくなってる」
明け方まで睦み合ったので、緩んでいたそこは簡単にルーファスを受け入れてしまった。
「キースの寝顔があんまり可愛いからいけない」
「そっ…そんな……んあっ」
ルーファスに寝転んだ状態で後ろから抱きしめられている。まだ覚めきらない体が内側から強烈な快楽を感じで、叩き起こされるように感覚が戻ってきて、キースは甘い声を上げた。
週末、お互いの時間が合えば、こうしてルーファスの部屋で甘い時間を過ごしている。
先週は会えなかった分、それを補うようにルーファスはキースを求めてくる。
だが、すでに学校で公認のカップルになった二人は、二人して消えても誰もなにも言わない。
それを良いことに、週末会えなければ、学校でルーファスに突然襲われることもある。
若さゆえか、果てを知らない男の求められるまま、キースはいつでもそれを受け入れている。
さすがに多すぎるのは困るが、ルーファスに触れられると、すぐ火がつくようになってしまい、キースは自分の変化に戸惑っている。
「キース、可愛い声を聞かせて」
「んっ……はぁ……、ルーファス……」
ゆるゆるとした動きは、徐々に激しいものとなり、大きなベッドが揺れる音が鳴り響く。
「んあっ……あっ……もう、イキそうっ…ああっ」
「だめだよ。勝手にイクなんて、もう少し我慢するんだ」
ルーファスに擦られるとすぐイキたくなってしまうキースは、根本を握られて止められてしまう。
ひどい男だと涙目でキースを睨むと、キースの中でルーファスの質量が増した。
「んんっ、また大きく……」
こうなると、キースはもう快感の虜になってしまう。さんざん喘がされて、いつも余裕のルーファスに取り込まれてしまうのだ。
キースとて男であるし。プライドのかけら達がいっせいに声を上げる。さぁキース、やり返してみせろと。むくむくと対抗したい気持ちが出てきた。
今度こそ、自分のペースでルーファスに気持ちを伝えてみせると小さな火がついた。
「…ルーファス、顔…見たい」
後ろから抱かれるのも好きではあるが、キースはちゃんと顔が見れる方が好きだった。
キースはルーファスの上に乗った。
深くなりすぎるこの体位は、まだ慣れないのだが、ルーファスが好んでいることを知っている。
「んんっ……、あああっ!い…い…」
自分で誘ったものの、圧倒的な質量にほぼ陥落状態で、突き上げてくる快感に流されそうになってキースはなんとか留まった。
「ルーファス…待って、はぁ…んっ動かないで」
「いいけど。大丈夫?つらそうだけど?」
息も絶え絶えたが、ルーファスを見ると、まだ余裕のある顔でキースを見上げている。
キースは心を決めて唾をゴクリと飲み込んだ。
この体勢なら自分である程度コントロールできるかと思った。もしかしたらルーファスが余裕をなくした顔が見れるかもしれない。
いつも甘い言葉をくれるのはルーファスの方だ。キースは恥ずかしがって照れるのもあって、追いつめられてやっと言えるのだ。
キースは今なら自分から言える気がした。
足に力を入れてゆっくりと律動を開始する。
「はぁ…んっ…る、ルーファス、気持ちいい?」
「ああ、いいよ」
「て……手…つないで」
不安定な状態は、それが快感を煽って気持ちよくて溶けてしまいそうだ。
「……き…」
「……キース?」
拙いながら、一生懸命に腰を動かすキースに、心なしかルーファスの息も上がってきたような気がした。
「好き……好きだよぉ……ルーファス…大好き」
キースとしては、いつも自分のペースで言えなかったので、やっと言えたという達成感でいっぱいで、愛しくてたまらない気持ちを伝えた。
するとルーファスから、いつのも余裕の表情が消えて、目を見開いて驚くような表情に変わった。
そして、キースの中に入っているものが、大きく膨らんだかと思うと、最奥に熱い飛沫を感じでルーファスが達したことが分かった。
「ああっ………」
待ちかねた熱さに、最後の一滴まで搾り取ろうかとするくらいキースの中は躍動した。
「くっ………」
ルーファスは憮然とした表情だが、瞳には恍惚の色が浮かんでいた。キースはまだイっていなかったが、ルーファスの驚いた表情が見れて嬉しさが溢れ出していた。
ニヤニヤとする口元を手で押さえていると、ルーファスはむっとした顔になってキースを見てきた。
「やったな…キース。この俺を弄ぶとは」
「……だって、いつもめちゃめちゃになって、ちゃんと言えないから……。今日は好きって言えて良かった。ルーファスのあんな顔初めて……うわぁ!」
上に乗っていたキースは、あっという間にルーファスの下に組み敷かれてしまった。
「どんな顔を見たのか知らないけど、そんなに見たいなら、いくらでも見せてあげるよ」
「え?うそ…あっ…また大きく……」
すっかり獰猛な肉食獣に戻ったルーファスは、すぐに硬度と質量も取り戻して、またキースを攻めだした。
「はっあっ………ちょ……、はげし……い」
「キースは知らないだろ、俺はいつも君の中に入ると、我を忘れて夢中になってしまうんだ」
「うっ…うそぉ……あっ、はぁんっ……ん」
「嘘じゃない。君の一言ですぐに陥落してしまうくらい張りつめてるよ」
余裕に見えたルーファスが実は、夢中になっていてくれたことに、キースは痺れるような喜びが体に広がっていく。
「嬉しい……ルーファス!」
手を伸ばしてルーファスを抱きしめた。そのまま、長いキスが始まってどこもかしこも繋がって二人で溶けてしまうみたいだった。
□□
「信じられない!」
キースが慌ててクシャクシャになったシャツをはおってベッドから下りるのを見て、ルーファスはそのまま寝そべりながらクスクスと笑った。
「もう朝じゃないですよね!いっ…今、いったい何時ですか!?」
キースの柔らかい髪は、ルーファスがさんざん掴んでめちゃめちゃにしたので、ボサボサに乱れている。
それどころじゃないらしく、下着を転がりながら履いている姿がまた可愛らしい。どうやら彼は午後に予定があったらしく、あの頭で王宮を走り回る姿を想像したら、おかしくてまた笑いがこみ上げてきた。
「午後のティータイムはとっくに過ぎているな。もうすぐ空が赤くなるかもしれない」
「ひぃぃ!まっ…まさか、そんな時間まで…!」
キースはズボンを途中まで履いたが、そこで心が折れたらしく、そのままうずくまってしまった。
「予定があったのか?」
「……ローズ様とティータイム用のお菓子を一緒に作ろうと……」
甘いものが大好きなローズは、キースが作ってきた菓子を食べて惚れ込んでしまい、それ以来食べ歩きや、一緒に料理などと、ルーファスが不在の時は連れ回しているらしい。
「大丈夫だ。ローズなら先ほど様子を見に来て帰ったから、事情は分かっているだろう」
「え!?いつですか!?」
項垂れていたキースは、なにかに弾かれるように、頭を上げた。
「キースが上?ああ、俺が上だったときかな」
一眠りしてから、再びゆるく始まった二人だったが、キースの可愛いらしい攻撃に、ルーファスは火がついてしまい、本気で攻め立ててしまった。
おかげで、キースは何度か意識を飛ばして、先ほどやっと気がついたのだ。
「どちらにしても、キースは可愛い声で鳴いていたから、ローズはびっくりした顔で……」
「そんな!恥ずかしすぎる!もう生きていけない!」
本当はキースが寝ている時なので、またそんなに疲れさせてとローズに小言を言われたのだが、反応が面白いので黙っておく。
ルーファスは、転がって床の一部と化しているキースをひょいと拾い上げた。
「いまからでも遅くない。俺と菓子作りをしてローズに持っていこう」
「ええ!?ルーファスがですか!?」
王子が厨房に立つなど、確かに皆驚くだろうと思ったが、キースとならば、どう思われても構わなかった。
「キースは得意なのだろう。教えてくれよ」
「……それは、いいですけど……」
まだ渋っているキースのおでこにキスをしたら、やっと微かに笑ってくれた。
「……とりあえず、何か着てください。その格好で歩いたらみんな気絶します」
「ああ、そうだったな」
ルーファスの無頓着ぶりに、キースと目が合うと今度は二人でクスクスと笑った。
空が暗くなり始める頃、王宮の厨房では甘い匂いが漂ってきた。
二人が作るお菓子は、きっとどのお菓子よりも甘くて幸せな味がするだろう。
□□□
夢と現実を行ったり来たりをしていると、体の奥にむず痒い感覚がした。
ゆるゆると体の中から出入りする感覚があって、キースは急速に現実に引き戻された。
「……あっ……、な…に?んっああ」
「おはようキース、今日も可愛いね」
耳元で聞きなれた愛しい人の声がする。それは素敵な朝なのだが、問題なのは、すでにルーファスのものが、キースの中で勝手に存在感を増していることだ。
「ちよっ……と、なんで……入れて、ああっ、大きくなってる」
明け方まで睦み合ったので、緩んでいたそこは簡単にルーファスを受け入れてしまった。
「キースの寝顔があんまり可愛いからいけない」
「そっ…そんな……んあっ」
ルーファスに寝転んだ状態で後ろから抱きしめられている。まだ覚めきらない体が内側から強烈な快楽を感じで、叩き起こされるように感覚が戻ってきて、キースは甘い声を上げた。
週末、お互いの時間が合えば、こうしてルーファスの部屋で甘い時間を過ごしている。
先週は会えなかった分、それを補うようにルーファスはキースを求めてくる。
だが、すでに学校で公認のカップルになった二人は、二人して消えても誰もなにも言わない。
それを良いことに、週末会えなければ、学校でルーファスに突然襲われることもある。
若さゆえか、果てを知らない男の求められるまま、キースはいつでもそれを受け入れている。
さすがに多すぎるのは困るが、ルーファスに触れられると、すぐ火がつくようになってしまい、キースは自分の変化に戸惑っている。
「キース、可愛い声を聞かせて」
「んっ……はぁ……、ルーファス……」
ゆるゆるとした動きは、徐々に激しいものとなり、大きなベッドが揺れる音が鳴り響く。
「んあっ……あっ……もう、イキそうっ…ああっ」
「だめだよ。勝手にイクなんて、もう少し我慢するんだ」
ルーファスに擦られるとすぐイキたくなってしまうキースは、根本を握られて止められてしまう。
ひどい男だと涙目でキースを睨むと、キースの中でルーファスの質量が増した。
「んんっ、また大きく……」
こうなると、キースはもう快感の虜になってしまう。さんざん喘がされて、いつも余裕のルーファスに取り込まれてしまうのだ。
キースとて男であるし。プライドのかけら達がいっせいに声を上げる。さぁキース、やり返してみせろと。むくむくと対抗したい気持ちが出てきた。
今度こそ、自分のペースでルーファスに気持ちを伝えてみせると小さな火がついた。
「…ルーファス、顔…見たい」
後ろから抱かれるのも好きではあるが、キースはちゃんと顔が見れる方が好きだった。
キースはルーファスの上に乗った。
深くなりすぎるこの体位は、まだ慣れないのだが、ルーファスが好んでいることを知っている。
「んんっ……、あああっ!い…い…」
自分で誘ったものの、圧倒的な質量にほぼ陥落状態で、突き上げてくる快感に流されそうになってキースはなんとか留まった。
「ルーファス…待って、はぁ…んっ動かないで」
「いいけど。大丈夫?つらそうだけど?」
息も絶え絶えたが、ルーファスを見ると、まだ余裕のある顔でキースを見上げている。
キースは心を決めて唾をゴクリと飲み込んだ。
この体勢なら自分である程度コントロールできるかと思った。もしかしたらルーファスが余裕をなくした顔が見れるかもしれない。
いつも甘い言葉をくれるのはルーファスの方だ。キースは恥ずかしがって照れるのもあって、追いつめられてやっと言えるのだ。
キースは今なら自分から言える気がした。
足に力を入れてゆっくりと律動を開始する。
「はぁ…んっ…る、ルーファス、気持ちいい?」
「ああ、いいよ」
「て……手…つないで」
不安定な状態は、それが快感を煽って気持ちよくて溶けてしまいそうだ。
「……き…」
「……キース?」
拙いながら、一生懸命に腰を動かすキースに、心なしかルーファスの息も上がってきたような気がした。
「好き……好きだよぉ……ルーファス…大好き」
キースとしては、いつも自分のペースで言えなかったので、やっと言えたという達成感でいっぱいで、愛しくてたまらない気持ちを伝えた。
するとルーファスから、いつのも余裕の表情が消えて、目を見開いて驚くような表情に変わった。
そして、キースの中に入っているものが、大きく膨らんだかと思うと、最奥に熱い飛沫を感じでルーファスが達したことが分かった。
「ああっ………」
待ちかねた熱さに、最後の一滴まで搾り取ろうかとするくらいキースの中は躍動した。
「くっ………」
ルーファスは憮然とした表情だが、瞳には恍惚の色が浮かんでいた。キースはまだイっていなかったが、ルーファスの驚いた表情が見れて嬉しさが溢れ出していた。
ニヤニヤとする口元を手で押さえていると、ルーファスはむっとした顔になってキースを見てきた。
「やったな…キース。この俺を弄ぶとは」
「……だって、いつもめちゃめちゃになって、ちゃんと言えないから……。今日は好きって言えて良かった。ルーファスのあんな顔初めて……うわぁ!」
上に乗っていたキースは、あっという間にルーファスの下に組み敷かれてしまった。
「どんな顔を見たのか知らないけど、そんなに見たいなら、いくらでも見せてあげるよ」
「え?うそ…あっ…また大きく……」
すっかり獰猛な肉食獣に戻ったルーファスは、すぐに硬度と質量も取り戻して、またキースを攻めだした。
「はっあっ………ちょ……、はげし……い」
「キースは知らないだろ、俺はいつも君の中に入ると、我を忘れて夢中になってしまうんだ」
「うっ…うそぉ……あっ、はぁんっ……ん」
「嘘じゃない。君の一言ですぐに陥落してしまうくらい張りつめてるよ」
余裕に見えたルーファスが実は、夢中になっていてくれたことに、キースは痺れるような喜びが体に広がっていく。
「嬉しい……ルーファス!」
手を伸ばしてルーファスを抱きしめた。そのまま、長いキスが始まってどこもかしこも繋がって二人で溶けてしまうみたいだった。
□□
「信じられない!」
キースが慌ててクシャクシャになったシャツをはおってベッドから下りるのを見て、ルーファスはそのまま寝そべりながらクスクスと笑った。
「もう朝じゃないですよね!いっ…今、いったい何時ですか!?」
キースの柔らかい髪は、ルーファスがさんざん掴んでめちゃめちゃにしたので、ボサボサに乱れている。
それどころじゃないらしく、下着を転がりながら履いている姿がまた可愛らしい。どうやら彼は午後に予定があったらしく、あの頭で王宮を走り回る姿を想像したら、おかしくてまた笑いがこみ上げてきた。
「午後のティータイムはとっくに過ぎているな。もうすぐ空が赤くなるかもしれない」
「ひぃぃ!まっ…まさか、そんな時間まで…!」
キースはズボンを途中まで履いたが、そこで心が折れたらしく、そのままうずくまってしまった。
「予定があったのか?」
「……ローズ様とティータイム用のお菓子を一緒に作ろうと……」
甘いものが大好きなローズは、キースが作ってきた菓子を食べて惚れ込んでしまい、それ以来食べ歩きや、一緒に料理などと、ルーファスが不在の時は連れ回しているらしい。
「大丈夫だ。ローズなら先ほど様子を見に来て帰ったから、事情は分かっているだろう」
「え!?いつですか!?」
項垂れていたキースは、なにかに弾かれるように、頭を上げた。
「キースが上?ああ、俺が上だったときかな」
一眠りしてから、再びゆるく始まった二人だったが、キースの可愛いらしい攻撃に、ルーファスは火がついてしまい、本気で攻め立ててしまった。
おかげで、キースは何度か意識を飛ばして、先ほどやっと気がついたのだ。
「どちらにしても、キースは可愛い声で鳴いていたから、ローズはびっくりした顔で……」
「そんな!恥ずかしすぎる!もう生きていけない!」
本当はキースが寝ている時なので、またそんなに疲れさせてとローズに小言を言われたのだが、反応が面白いので黙っておく。
ルーファスは、転がって床の一部と化しているキースをひょいと拾い上げた。
「いまからでも遅くない。俺と菓子作りをしてローズに持っていこう」
「ええ!?ルーファスがですか!?」
王子が厨房に立つなど、確かに皆驚くだろうと思ったが、キースとならば、どう思われても構わなかった。
「キースは得意なのだろう。教えてくれよ」
「……それは、いいですけど……」
まだ渋っているキースのおでこにキスをしたら、やっと微かに笑ってくれた。
「……とりあえず、何か着てください。その格好で歩いたらみんな気絶します」
「ああ、そうだったな」
ルーファスの無頓着ぶりに、キースと目が合うと今度は二人でクスクスと笑った。
空が暗くなり始める頃、王宮の厨房では甘い匂いが漂ってきた。
二人が作るお菓子は、きっとどのお菓子よりも甘くて幸せな味がするだろう。
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