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本編
9、欲望
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頭の中が、いや、全身が熱い。
体が知らない熱に支配されていく。
息を継ぐことさえ許してくれない。
苦しくてもがいて、肩を掴んで爪を立てれば、なぜかもっと激しく求められる。
いつ終わるとも思えない。
全身がぐずぐずになって、溶けてしまうみたいだった。
「キース、嘘つきだね。君は感じている」
やっと解放されたと思えば、ルーファスは耳元でそう告げてきた。
そのわずかな鼓膜の振動さえ、快感に感じてキースは震えた。
キースの股を割るように、ルーファスの足が入り込んできた。
そのときの擦れるだけの感覚で、キースは思わず変な声が出そうになった。
ふだん大人しすぎるくらい、静かなそこは、すでに熱を持っていて、服を押し上げていた。
「なっ……、嘘だ……、こんな……」
「君は自分の体にも嘘をつくんだね。こんなに、興奮しているくせに……」
「ああっ……!ちょっ……やめっ……」
服の上から人差し指でなぞられただけで、キースは快感が体を突き抜けて、立っていられなくなる。
「直に触ってあげようか」
ルーファスが再び耳元で悪魔のように囁いてくる。
服の上からなぞられただけで、物凄い快感だった。自分で慰めるときとは違いすぎる。
うんと言えば、あの快感を上回るようなものを得られるのだ。
「気持ちいいんだろう。もう認めたらどうかな?そしたら、うんと可愛がってあげる」
悪魔は畳み掛けてきた。
指で服の上から、先の方をカリカリと引っ掻くように触ってくるので、そのもどかしい快感にキースは気が狂いそうになった。
触って
もっと触って
だって、気持ちいい
はやく、はやく触って……
「ほら…キース、言うんだ」
「んんっ……いい……気持ちいい。お願い……さっ……触って……」
キースの最後の矜持を、ルーファスは撃ち抜いた。
これは愛の伴わない、欲望だけの行為。
キースの願っていたロマンチックな想像ごと、ルーファスは粉々に打ち砕いてしまった。
□□
「くっ……はぁ……あぁ…、もう……もう、だめだ。また、くる……!」
音楽室にはキースの声が甘く響いている。絶頂まで後もう少しというところで、ルーファスに鈴口を握られて止められてしまった。
「堪え性がないな、さっきイったばかりじゃないか。もう少し我慢できないとつまらないだろう」
「あ……うぅ……、ひっひどい」
下着をくつろがせて、ルーファスに直接触れられたキースは、それだけですぐに達してしまった。
早漏もいいところだ。男のプライドなんて簡単にへし折られてしまった。
それで、終わりではなかった。自分で触ったときとは違いすぎる。巧みに追い詰められて、何度もイってしまった。
息も絶え絶えで足に力が入らず、ついに、床に座り込んだところを、後ろから抱えられて、また上り詰められた。
キースはこんな自分を知らない。いつも性的なことには淡白で、ただ慰めるだけの虚しい行為だった。およそ快感とは縁遠く、自分には一生体験することのない世界だと思っていた。
なのに……、今のキースは快感の虜になっている。全身が性感帯になったようで、どこを触られても、あられもない声をあげてしまう。
しかし、今度のルーファスは達することを許してくれない。破裂しそうなくらい張りつめた状態で、キースの理性はとっくに崩壊していた。
「ひどい?俺はひどいことをしているのかな。だったら、ここでやめようか。君の自慰に付き合ってあげてるのに…。じゃあ、一人でシているところ見せて」
「え……」
ルーファスの言葉にキースは現実に引き戻される。自分はなんてことをしているのかと、恐ろしくなってきた。
しかし、達したい気持ちはそれを凌駕している。
見られていることなど、もうすでにどうでもよかった。
イきたくて、イきたくて、キースは自分自身を握って慰めようとした。
だが、もう少しというところなのに、なにかが違う。いつも自分でしているみたいに、どんなに擦っても、後少しの快感が得られずに達することができない。
「どうしたの?そんなに息を荒くして、はやくイけばいいのに。それとも一人じゃいけないの?キースは欲張りだな」
足りない、足りない……。
なにかが足りない……。
苦しい、もう解放されたい。
「キース……、可愛くおねだりしてごらん。さっき教えただろう」
「くっ……、あっ…あんなこと…いえな……」
「そうか…、じゃあ、ずっとこのままかな」
今さらなにを意地になっているんだと、嘲笑うもう一人の自分がいる。快感に飲まれてしまえ、そうすれば欲しいものが手にはいる。
「っ……、ルーファス……、お願い……」
「うん?」
「さっ…触って、さっきみたいに……」
いつの間にか後ろからキースを抱えていたはずのルーファスは、キースの前に来て間近で見つめてくる。
「ここに?触れるだけ?」
また指先で軽く触れて離れていくルーファスに、違う違うと子供のように首をふって抗議する。
「もっとぉ……、だめ……もっと強く……。る…ルーファス、俺のを…擦って。ルーファスじゃないと……だめなんだよ。ぐちゃぐちゃにして、全部溶けちゃうくら…い……」
余裕のある涼しい顔をしていた男の顔が、情欲で綺麗に歪むのが見えた。自分だけが、浅ましいくらいに興奮しているみたいだったので、ルーファスの変化がキースには嬉しかった。
「キースが予想以上に可愛くおねだりするから、俺も興奮してきちゃったじゃないか」
ルーファスが下着をくつろげると、中からは、優雅な王子とは思えないほどの、大きくて卑猥な形をしたものが天に向けて反り返るように立ち上がっていた。
「…その小さい口いっぱいにねじ込んで、お望み通り涙と鼻水でぐちゃぐちゃにしてあげるのもいいけど、一から教えるにはさすがに時間がないな…、後ろはまだとっておきたいし……」
1限は自習らしいけど、その後は授業だからねと、日常のなんでもないことのように、ルーファスは告げる。
追いつめられて、解放されたい気持ちで頭でいっぱいのキースは、それがなんの意味かも入らずに、ただ、ルーファスの蠱惑的な顔を見つめていた。
解放を望むキースだったが、同じ男として、張りつめた状態で一人だけ極めることは申し訳なかったし、なぜだか寂しい気持ちが出てきた。
「ルーファス…」
「ん、なに?」
べらべらと一人で考えている男は、思考を止められて少し不機嫌そうにキースを見た。
「………きたい。ルーファスと一緒にいきたい」
崩れることを知らない整った容貌の男は、虚をつかれたように、目を見開いて驚いた顔をした。
「……いいよ。それがいいね」
ルーファスが目を細めて微笑んだ。こんなときなのに、キースの胸はトクンと鳴って甘い痛みが広がった。
「はぁ…うん……うぅ……あああ……いい……」
グチュグチュと卑猥な音を立てて、ルーファスは自身のそれとキースのを合わせて、一緒にしごいている。
鈴口から溢れてくる蜜で、二人の間はみっちりと重なって、オスの匂いが漂ってくるが、それがよけいに興奮をかきたてる。
やはりすぐに達しそうになるキースは、その度に止められて、また気が狂いそうになる。
「もうだめ。死んじゃう……、苦しいよ……」
「ああ…俺も出そうだ。キース、ちゃんとイクときは…、教えた通りに言うんだ……」
「あ……はぅ……うっうん」
ルーファスのは、また質量を増して大きくなりドクドクと血の流れる音が聞こえるように張りつめてきた。
ルーファスの勢いは増して、二人の熱い息づかいだけが部屋に響く。
「あ……もう……くる!るっ……ルーファス!」
キースが言われた通りに名前を呼んで白濁を飛び散らせると、ルーファスもまた息をつめた声を出して解き放った。
二人分の精がお互いの腹を満たして、溢れ落ちていく。
それは快楽を知らず、固く閉ざされていたキースには、強烈すぎる行為であった。
こじ開けられたドアが閉まるように、キースの意識はそこで途切れてしまった。
□□□
体が知らない熱に支配されていく。
息を継ぐことさえ許してくれない。
苦しくてもがいて、肩を掴んで爪を立てれば、なぜかもっと激しく求められる。
いつ終わるとも思えない。
全身がぐずぐずになって、溶けてしまうみたいだった。
「キース、嘘つきだね。君は感じている」
やっと解放されたと思えば、ルーファスは耳元でそう告げてきた。
そのわずかな鼓膜の振動さえ、快感に感じてキースは震えた。
キースの股を割るように、ルーファスの足が入り込んできた。
そのときの擦れるだけの感覚で、キースは思わず変な声が出そうになった。
ふだん大人しすぎるくらい、静かなそこは、すでに熱を持っていて、服を押し上げていた。
「なっ……、嘘だ……、こんな……」
「君は自分の体にも嘘をつくんだね。こんなに、興奮しているくせに……」
「ああっ……!ちょっ……やめっ……」
服の上から人差し指でなぞられただけで、キースは快感が体を突き抜けて、立っていられなくなる。
「直に触ってあげようか」
ルーファスが再び耳元で悪魔のように囁いてくる。
服の上からなぞられただけで、物凄い快感だった。自分で慰めるときとは違いすぎる。
うんと言えば、あの快感を上回るようなものを得られるのだ。
「気持ちいいんだろう。もう認めたらどうかな?そしたら、うんと可愛がってあげる」
悪魔は畳み掛けてきた。
指で服の上から、先の方をカリカリと引っ掻くように触ってくるので、そのもどかしい快感にキースは気が狂いそうになった。
触って
もっと触って
だって、気持ちいい
はやく、はやく触って……
「ほら…キース、言うんだ」
「んんっ……いい……気持ちいい。お願い……さっ……触って……」
キースの最後の矜持を、ルーファスは撃ち抜いた。
これは愛の伴わない、欲望だけの行為。
キースの願っていたロマンチックな想像ごと、ルーファスは粉々に打ち砕いてしまった。
□□
「くっ……はぁ……あぁ…、もう……もう、だめだ。また、くる……!」
音楽室にはキースの声が甘く響いている。絶頂まで後もう少しというところで、ルーファスに鈴口を握られて止められてしまった。
「堪え性がないな、さっきイったばかりじゃないか。もう少し我慢できないとつまらないだろう」
「あ……うぅ……、ひっひどい」
下着をくつろがせて、ルーファスに直接触れられたキースは、それだけですぐに達してしまった。
早漏もいいところだ。男のプライドなんて簡単にへし折られてしまった。
それで、終わりではなかった。自分で触ったときとは違いすぎる。巧みに追い詰められて、何度もイってしまった。
息も絶え絶えで足に力が入らず、ついに、床に座り込んだところを、後ろから抱えられて、また上り詰められた。
キースはこんな自分を知らない。いつも性的なことには淡白で、ただ慰めるだけの虚しい行為だった。およそ快感とは縁遠く、自分には一生体験することのない世界だと思っていた。
なのに……、今のキースは快感の虜になっている。全身が性感帯になったようで、どこを触られても、あられもない声をあげてしまう。
しかし、今度のルーファスは達することを許してくれない。破裂しそうなくらい張りつめた状態で、キースの理性はとっくに崩壊していた。
「ひどい?俺はひどいことをしているのかな。だったら、ここでやめようか。君の自慰に付き合ってあげてるのに…。じゃあ、一人でシているところ見せて」
「え……」
ルーファスの言葉にキースは現実に引き戻される。自分はなんてことをしているのかと、恐ろしくなってきた。
しかし、達したい気持ちはそれを凌駕している。
見られていることなど、もうすでにどうでもよかった。
イきたくて、イきたくて、キースは自分自身を握って慰めようとした。
だが、もう少しというところなのに、なにかが違う。いつも自分でしているみたいに、どんなに擦っても、後少しの快感が得られずに達することができない。
「どうしたの?そんなに息を荒くして、はやくイけばいいのに。それとも一人じゃいけないの?キースは欲張りだな」
足りない、足りない……。
なにかが足りない……。
苦しい、もう解放されたい。
「キース……、可愛くおねだりしてごらん。さっき教えただろう」
「くっ……、あっ…あんなこと…いえな……」
「そうか…、じゃあ、ずっとこのままかな」
今さらなにを意地になっているんだと、嘲笑うもう一人の自分がいる。快感に飲まれてしまえ、そうすれば欲しいものが手にはいる。
「っ……、ルーファス……、お願い……」
「うん?」
「さっ…触って、さっきみたいに……」
いつの間にか後ろからキースを抱えていたはずのルーファスは、キースの前に来て間近で見つめてくる。
「ここに?触れるだけ?」
また指先で軽く触れて離れていくルーファスに、違う違うと子供のように首をふって抗議する。
「もっとぉ……、だめ……もっと強く……。る…ルーファス、俺のを…擦って。ルーファスじゃないと……だめなんだよ。ぐちゃぐちゃにして、全部溶けちゃうくら…い……」
余裕のある涼しい顔をしていた男の顔が、情欲で綺麗に歪むのが見えた。自分だけが、浅ましいくらいに興奮しているみたいだったので、ルーファスの変化がキースには嬉しかった。
「キースが予想以上に可愛くおねだりするから、俺も興奮してきちゃったじゃないか」
ルーファスが下着をくつろげると、中からは、優雅な王子とは思えないほどの、大きくて卑猥な形をしたものが天に向けて反り返るように立ち上がっていた。
「…その小さい口いっぱいにねじ込んで、お望み通り涙と鼻水でぐちゃぐちゃにしてあげるのもいいけど、一から教えるにはさすがに時間がないな…、後ろはまだとっておきたいし……」
1限は自習らしいけど、その後は授業だからねと、日常のなんでもないことのように、ルーファスは告げる。
追いつめられて、解放されたい気持ちで頭でいっぱいのキースは、それがなんの意味かも入らずに、ただ、ルーファスの蠱惑的な顔を見つめていた。
解放を望むキースだったが、同じ男として、張りつめた状態で一人だけ極めることは申し訳なかったし、なぜだか寂しい気持ちが出てきた。
「ルーファス…」
「ん、なに?」
べらべらと一人で考えている男は、思考を止められて少し不機嫌そうにキースを見た。
「………きたい。ルーファスと一緒にいきたい」
崩れることを知らない整った容貌の男は、虚をつかれたように、目を見開いて驚いた顔をした。
「……いいよ。それがいいね」
ルーファスが目を細めて微笑んだ。こんなときなのに、キースの胸はトクンと鳴って甘い痛みが広がった。
「はぁ…うん……うぅ……あああ……いい……」
グチュグチュと卑猥な音を立てて、ルーファスは自身のそれとキースのを合わせて、一緒にしごいている。
鈴口から溢れてくる蜜で、二人の間はみっちりと重なって、オスの匂いが漂ってくるが、それがよけいに興奮をかきたてる。
やはりすぐに達しそうになるキースは、その度に止められて、また気が狂いそうになる。
「もうだめ。死んじゃう……、苦しいよ……」
「ああ…俺も出そうだ。キース、ちゃんとイクときは…、教えた通りに言うんだ……」
「あ……はぅ……うっうん」
ルーファスのは、また質量を増して大きくなりドクドクと血の流れる音が聞こえるように張りつめてきた。
ルーファスの勢いは増して、二人の熱い息づかいだけが部屋に響く。
「あ……もう……くる!るっ……ルーファス!」
キースが言われた通りに名前を呼んで白濁を飛び散らせると、ルーファスもまた息をつめた声を出して解き放った。
二人分の精がお互いの腹を満たして、溢れ落ちていく。
それは快楽を知らず、固く閉ざされていたキースには、強烈すぎる行為であった。
こじ開けられたドアが閉まるように、キースの意識はそこで途切れてしまった。
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