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ミチヨの体から放つ光で部屋の中が明るくなりマチェットマンの姿が現れた。
『お、お、まえら、み、みな殺しだ。』
『かかれー!』
会員達が除霊ナイフを手に一斉にマチェットマンの除霊にかかる。
『うわぁぁぁ』
マチェットマンは焦った様子だが向かってきた1人の会員の首をはねた。
『…!!』
その様子に怯む会員達。
『うわぁぁあ!』
マチェットマンは部屋から飛び出して逃げていく。
『追えー!』
『あいつは逃げ腰だから今がチャンスだ!』
追いかけていく会員達
『よ、よせっ!』
マチェットマンは怯えた様子で逃げていったが一瞬にして5人が殺された事に俺は何か作戦を考えたほうがいいと思った。しかし半分以上の会員達はマチェットマンを追いかけて部屋をでていった。
部屋に残った俺の知っている人間の中にはササキとハマサキとミチヨがいた。
ミチヨ『バカね、あいつら早死にするわよ。』
ハマサキ『これって…死んでいるんですよね。現実ですよね…』
ササキ『うわぁぁ、やだ、やだ!』
ミチヨ『とりあえずここはあれだから隣の部屋に移動しましょうか…』
俺達は隣の部屋に移動した。
ヨネダ『ミチヨ…マチェットマンて何なんだ?』
ミチヨ『知らないわよ』
ササキ『あんなの除霊なんてできるわけがない。』
ミチヨ『貧弱な男ね。こっちはこれだけの人数がいるのよ。ナイフ一本で熊倒すみたいなもんよ。』
ササキ『勝てる気がしないですよ!』
ヨネダ『お前さっき光ってたけどあれはなんなんだ?』
ミチヨ『あれは私の取得霊感で得た能力よ。』
ヨネダ『能力?』
ミチヨ『何も知らないのね。霊感レベル2の熟練者はそれなりに使えるものよ。まぁミライさんほど神ってる事はできないけどね。』
ヨネダ『光るのがお前の能力なのか!?』
ミチヨ『何よ!悪い?正確には私は光ってその光に霊達が集まってくるの!虫のようにね!
ただそんだけよ!全然除霊の役には立たないわよ!今はね!』
ハマサキ『あんな闇の中のままだとマチェットマンに全員やられてました。すごい能力ですよ。助かりました。ありがとう。』
ミチヨ『6感が鍛えられてたら暗くても対応できるわよ。あんたらとはちがうのよ。』
ハマサキ『…』
ヨネダ『マチェットマンもなんか怯えた様子だったけど今みんなで行けば除霊できるんじゃないか?』
ミチヨ『それがマチェットマンの狙いかもしれないわよ。ばらばらになった会員達を確実にやる。
さすがに30対1じゃマチェットマンもきつかったんじゃないかしら。』
ヨネダ『とりあえずここの人間達は固まって行動しよう!』
ミチヨ『固まってもここの人間だけじゃマチェットマンに勝てないんじゃない?除霊ナイフなんかじゃマチェットマンに届く前にマチェットでやられるわよ。』
ヨネダ『じゃあどうすんだ?』
ミチヨ『とりあえずマチェットマンを追いかけていったバカ供を連れ戻して少しでも多い数でマチェットマンに襲いかかるしかないでしょ?』
ヨネダ『それまでにマチェットマンとカチあったらどうすんだよ!』
ミチヨ『知らねーよ!そん時はそん時で戦うしかねーだろ!他になにがあんだよ!あと私の光は長時間できないからな!他の霊が集まってきちまう。』
ミチヨもそこそこ慌てている様子だった。
カトウ『どこいったあのロン毛マチェット。』
カトウは1人で行動していた。
カトウ『しかし暗いな。なんで霊媒師協会の建物は学校なんだか』
カトウは設置されていた非常用の小さなライトを手に廊下を歩いていた。
すると突き当たりの奥の部屋から何かがでてくるのがうっすら見えた。
カトウ(何かいたな。マチェットマンか?やってやるぜ。)
何かが遠くから近づいてくる。
だんだんと小走りで近づいてくる。
カトウの鼓動は高なっていた。
そして小走りだった人影も全力でこっちに走ってきた。
5メーターくらいの距離になるとそれはマチェットマンだと確認できた。
ものすごいマチェットマンの迫力に
カトウ『やっぱ、むりだー!!』
逃げるカトウ。
追いかけてくるマチェットマン
カトウ『ハァ、無理だ…あんなの。ハァ、まして素手でやるなるなんてバカか俺は…』
カトウは本能的に勝てないのを悟ったそして自分の愚かさに気づくが時すでに遅し。
カトウ(俺は死ぬのか…死ぬくらいなら戦うか…)
マチェットマンの方に振り向き覚悟を決めたカトウ。
すると
マチェットマンの背後から誰かがマチェットマンを突き刺した。
『いったいよぉぉぉ』
マチェットマンは背中を刺されてダメージを負ったがまだ除霊はされなかった。
『大丈夫か!キミ!しかしこれで消えんとは一筋縄じゃいかないな。』
そこには日本刀のような除霊ナイフを手にした男がいた。
『お、お、まえら、み、みな殺しだ。』
『かかれー!』
会員達が除霊ナイフを手に一斉にマチェットマンの除霊にかかる。
『うわぁぁぁ』
マチェットマンは焦った様子だが向かってきた1人の会員の首をはねた。
『…!!』
その様子に怯む会員達。
『うわぁぁあ!』
マチェットマンは部屋から飛び出して逃げていく。
『追えー!』
『あいつは逃げ腰だから今がチャンスだ!』
追いかけていく会員達
『よ、よせっ!』
マチェットマンは怯えた様子で逃げていったが一瞬にして5人が殺された事に俺は何か作戦を考えたほうがいいと思った。しかし半分以上の会員達はマチェットマンを追いかけて部屋をでていった。
部屋に残った俺の知っている人間の中にはササキとハマサキとミチヨがいた。
ミチヨ『バカね、あいつら早死にするわよ。』
ハマサキ『これって…死んでいるんですよね。現実ですよね…』
ササキ『うわぁぁ、やだ、やだ!』
ミチヨ『とりあえずここはあれだから隣の部屋に移動しましょうか…』
俺達は隣の部屋に移動した。
ヨネダ『ミチヨ…マチェットマンて何なんだ?』
ミチヨ『知らないわよ』
ササキ『あんなの除霊なんてできるわけがない。』
ミチヨ『貧弱な男ね。こっちはこれだけの人数がいるのよ。ナイフ一本で熊倒すみたいなもんよ。』
ササキ『勝てる気がしないですよ!』
ヨネダ『お前さっき光ってたけどあれはなんなんだ?』
ミチヨ『あれは私の取得霊感で得た能力よ。』
ヨネダ『能力?』
ミチヨ『何も知らないのね。霊感レベル2の熟練者はそれなりに使えるものよ。まぁミライさんほど神ってる事はできないけどね。』
ヨネダ『光るのがお前の能力なのか!?』
ミチヨ『何よ!悪い?正確には私は光ってその光に霊達が集まってくるの!虫のようにね!
ただそんだけよ!全然除霊の役には立たないわよ!今はね!』
ハマサキ『あんな闇の中のままだとマチェットマンに全員やられてました。すごい能力ですよ。助かりました。ありがとう。』
ミチヨ『6感が鍛えられてたら暗くても対応できるわよ。あんたらとはちがうのよ。』
ハマサキ『…』
ヨネダ『マチェットマンもなんか怯えた様子だったけど今みんなで行けば除霊できるんじゃないか?』
ミチヨ『それがマチェットマンの狙いかもしれないわよ。ばらばらになった会員達を確実にやる。
さすがに30対1じゃマチェットマンもきつかったんじゃないかしら。』
ヨネダ『とりあえずここの人間達は固まって行動しよう!』
ミチヨ『固まってもここの人間だけじゃマチェットマンに勝てないんじゃない?除霊ナイフなんかじゃマチェットマンに届く前にマチェットでやられるわよ。』
ヨネダ『じゃあどうすんだ?』
ミチヨ『とりあえずマチェットマンを追いかけていったバカ供を連れ戻して少しでも多い数でマチェットマンに襲いかかるしかないでしょ?』
ヨネダ『それまでにマチェットマンとカチあったらどうすんだよ!』
ミチヨ『知らねーよ!そん時はそん時で戦うしかねーだろ!他になにがあんだよ!あと私の光は長時間できないからな!他の霊が集まってきちまう。』
ミチヨもそこそこ慌てている様子だった。
カトウ『どこいったあのロン毛マチェット。』
カトウは1人で行動していた。
カトウ『しかし暗いな。なんで霊媒師協会の建物は学校なんだか』
カトウは設置されていた非常用の小さなライトを手に廊下を歩いていた。
すると突き当たりの奥の部屋から何かがでてくるのがうっすら見えた。
カトウ(何かいたな。マチェットマンか?やってやるぜ。)
何かが遠くから近づいてくる。
だんだんと小走りで近づいてくる。
カトウの鼓動は高なっていた。
そして小走りだった人影も全力でこっちに走ってきた。
5メーターくらいの距離になるとそれはマチェットマンだと確認できた。
ものすごいマチェットマンの迫力に
カトウ『やっぱ、むりだー!!』
逃げるカトウ。
追いかけてくるマチェットマン
カトウ『ハァ、無理だ…あんなの。ハァ、まして素手でやるなるなんてバカか俺は…』
カトウは本能的に勝てないのを悟ったそして自分の愚かさに気づくが時すでに遅し。
カトウ(俺は死ぬのか…死ぬくらいなら戦うか…)
マチェットマンの方に振り向き覚悟を決めたカトウ。
すると
マチェットマンの背後から誰かがマチェットマンを突き刺した。
『いったいよぉぉぉ』
マチェットマンは背中を刺されてダメージを負ったがまだ除霊はされなかった。
『大丈夫か!キミ!しかしこれで消えんとは一筋縄じゃいかないな。』
そこには日本刀のような除霊ナイフを手にした男がいた。
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