【シン・ライトノベルによくあるパターン:||】

『バトルの定義』 【リクエスト】

＊これは私自身が疑問に思った故のリクエストなのですよ。
団長がコメント返信にて仰りました
「『バトル』は入れるなら入れる、入れないなら入れない、
とハッキリ設定しないと大変な事になる」 と。
ここにこそ大きな疑問がありそれは
【バトル』とはどこからどこまでのことを指しますか？】
ということに他なりません。
命のやりとりだけですか？　競い合うこともそう？　スポーツは？　将棋とかは？　
とにかく勝負ごと全般が当てはまる？　
ぜひにこの難問に解答して頂きたくて仕方がないです。
～『見地話せんり』様～


　フム、最初【リクエスト】とは気づかず、
普通に「返信」をしてしまったのだが
良い『議題』だと想うので識者諸兄の意見も募ろうと想う。
　まずワタシの自論だが『バトルの定義』とは、
読んで字の如く【戦いが発生している状態】である。
「勝負事」と言い換えても良いが
例えば主人公に「戦う気」が無く、
『無理矢理 “争い” に巻き込まれただけ』
のシーンだったとしても、
主人公が叫びながら逃げ回っているシーンだけを描いても
『面白くない』わけであり、
最悪戦闘中「うわあ！」と「〇〇〇 （ヒロインの名前）！」
しか言わない、何処ぞの〇〇と同じ展開になってしまったりもする。
　ソコで「この作品はバトルモノじゃない！」
「私は戦いを描く気はない！」
と云ってもソレは『読者』に一切関係が無いであろう。

『ジョジョ』でも「料理」が出てくるシーンがあり、
ソレが他の料理マンガより美味しそうだったりするわけでもあるが、
しかしそこで作者の荒木先生が
「ジョジョは料理マンガじゃない」
と云って手を抜いたらソコから
『読者の興味』は途切れてしまうであろう。
だから「バトルモノ」を描く気がなくても
メインテーマが「戦闘」でなくとも、
『戦い』が発生したならば
その戦いを『面白く』するため
他の「バトル作品」を勉強する必要は在ると想う。

　故に作品に手を抜く気が無いのであれば、
メインテーマでないシーンであっても
『面白くするため努力する』
という意識は生まれると想うし、
ワタシ自身『バトルモノ』をメインに描いてきたが、
バトルと関係の無い「庭のシーン」や「スーパーでの買い物」
でもいちいち調べて細かく描写してきた。
幾らメインへの『繋ぎ』だったとしても、
ソコが【つまらなければ】肝心要のメインまで
読者は読・ん・で・く・れ・な・い・と想ったからである。　

『やるならやる、やらないならやらない』
というのは、つまりはそういう事であり
苦手だったりつまらなくなってしまうくらいなら
端からそのようなシーンは入れるべきではないと
云う事である。
『料理』を作って、幾ら「メイン」が美味しくても
その“付け合わせ” が〇〇不味かったら
全部【台無し】になってしまうであろう。
　だったら「不味い料理」は最初から入れない方が良い。
　コレは『バトル』でも『感動』でも
はたまた『日常のシーン』でも全く同じ事である。