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【飽食時代の主人公象】
しおりを挟むプロボクサーが何故過酷な『減量』を行うか解るであろうか?
体重を減らして有利な階級で戦う為ではない、
場合によっては同じ階級に井上 尚弥のような
バケモノがいたりするので得策とは云えない。
では何故そうするかというと『飢餓状態』に陥る事で
初めて発現する人間の【潜在能力】を引き出す為だ。
裏を返せば上記の能力は『飢餓状態』にならないと
スイッチがONにならないので
その存在も知らないまま一生を終える者もいる。
『餓えなきゃ勝てない』とはよく云ったモノ、
戦いの勝敗とはその前に、既に大勢が決しているモノなのだ。
翻って今の「ラノベ作家」はどうであろう?
上記のような『減量』は無論、
「運動」すらもロクにする習慣が無いのではないか?
『肉体』と『精神』は表裏一体、【相互関係】に在ると言っても良い。
肉体が貧弱だからその『精神』をも【貧弱】になるのではないか?
翻って【漫画家】はどうであろうか?
『漫画を描く』というのは大変な作業だ。
ずっとその過酷な作業を積み重ねていけば嫌が応にも
その精神は強靭に成らざる負えない。
余りにものめり込み過ぎて “寿命” を縮めてしまう者も居る程だ。
故にその精神は当然 “キャラクター” にも反映されている。
「ライトノベル」は手を抜く気になれば幾らでも抜けるから、
手を抜いたら「駄作」すら造れない漫画と違って
主人公がビクビクオドオドした「ヘタレ」ばかりになるのだ。
違うというのなら『自分の姿』を鏡で見て見れば宜しい。
そして自分の書いたキャラクターを見直して見ると宜しい。
本当に、 そのキャラは、 【貧弱】じゃないんだな?
「女に守られていても」 男らしいと云えるのだな?
自分は(自主規制)の(自主規制)じゃないと胸を張って言えるのだな?
申し開きがあらば聞こう――。
『嘘』に『嘘』を積み重ねても【大嘘】にしかならない。
作中で「嘘つき!」って自分で言わせてるではないか。
解ってんじゃん、じゃあ一体「何」がしたいの……?('A`)
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