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【設定に偽りあり】
しおりを挟む「優しい」という設定なのに全然そのように描けておらず
また読者もそう言ってくれないので
作者が自分で「優しい」と書く(或いはキャラに言わせる)
「強い」という設定なのに全然そのように描けておらず
また読者もそう言ってくれないので
作者が自分で「強い」と書く(或いはキャラに言わせる)
「凄い戦い」という設定なのに全然そ←(もうええわ!)
賢明なる諸兄は既にご承知だと想うが、
「強い」や「凄い」等の言葉は、
使えば使うほど『安っぽく』なる。
キャラクターの『魅力』はセリフで言わせるのではなく
『行動』で示さねばならない。
ワタシが心より尊敬する、荒木 飛呂彦先生が原作、
『ジョジョの奇妙な冒険』には
空条 承太郎 (第三部主人公) とジョルノ・ジョバァーナ (第五部主人公)
という非常に魅力的なキャラクターが登場するが、
他のキャラクターは誰も彼らを
「スゴイ!」や「強い!」等と必要以上に
持て囃したりはしない。
わざわざそんな事をしなくても彼らが
『とても強く』『物凄く頭が良い』事は読者に伝わるからだ。
【キャラクター造形】とはそのような
『高い意識』で行われなければならない。
「意識高い系?」と、笑ったそこの君、
ソレではダメだ。
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