【シン・ライトノベルによくあるパターン:||】

『小説の書き方』 【リクエスト】

＊『文章の組み立て方』
私の書き方って、５つのフェーズに分かれるんですが、
１．まずはプロットみたいなメモの書きなぐり
２．資料の収集そして１．に調べた事全部転記
３．取り合えず、セリフを書く
４．セリフとセリフの間に状況描写や心理描写等
必要と思われる個所に追記、擬音語もここで追記
５．セリフの部分で状況描写や心理描写等に変えれる部分は差し替える。
６．完成

たまに、ほぼセリフのみの小説を見たことがありますが、
それは３．のレベルって事ですね。
そして、よく見かけるのは４．のパターンなんですかねぇ
みなさんは、頭からススッと書かれているんでしょうか？
～『影武者』 様～


　永遠のテーマだと想う、『小説の書き方』というのは。
　ワタシは『最初から』描き始め、メインとなるシーンが浮かんでいても
『順番』通りにそこまで「飛んだり」はしないが
【手法】は人それぞれなので
アレが良い、コレが駄目というのは無いと想う。
出来た作品が『面白ければ』ソレが正解なのだ。
　ただ、どんな手法でも【面白くない作品】というのは生まれるのであり
その【悪い例】として影武者様の挙げた「３」のパターンで見てみよう。

　まず読み始めてあぁ、コレ最初『セリフだけで埋めていったな』
という話はよく散見される。
　冒頭から【キャラが多過ぎて】誰・が・喋・っ・て・い・る・か・解・ら・な・い・。
　セリフから書き始めるから陥る弊害であって
ソレだけで「書けた気」になり
人物描写、心理描写、風景描写がおざなりになるから
最悪セリフとキャラの名前すら一致しなかったりする。
　５ｃｈ（旧２ｃｈ）でキャラに『セリフだけ』を言わせて
「ネタ」にするスレッドがあるがソレと同じである。
無論ソレを『小説』とは呼ばない。
他の１～５の工程が「抜けて」いるのだから当たり前である。
漫画で云えば『フキダシのセリフ』しかないのと同じだ。
　漫画は「絵」があるから手を抜けば一発でバレるが、
小説は字・し・か・な・い・ので【誤魔化せる】と想う輩が続発し、
上記のような体たらくに陥るのである。
　無論、読めばつまらないのだから全然【誤魔化せてない】のだが。

　ともあれ、どんな【手法】で描いても良いが、
その手・だけは抜いて欲しく無いと想う。
　アナタが手を抜いた作品を面白くないと想うように、
アナタの手が抜かれた作品もまた面白くないのだ。
　漫画家の作品が面白いのは、
手を抜いて描けば「駄作」すら造れないから。
　ボツをくらうような作品でも努力無しにはボ・ツ・さ・え・貰・え・な・い・の・だ・。
　そこから奮起してこそ後の素晴らしい作品が生まれる【土台】となる。
　努力せず手を抜いていればそのスタート・ラインにすら永遠に立てない。
　ツイッターやＳＮＳを使って「ランキング」に上がって満足か？
　ソレが一生続かない事はアナタが一番よく解っているであろう。