20 / 205
『魂の熱狂』 【リクエスト】
しおりを挟む*自分は『80年代の狂騒を現代に持って来れないか』を推します。
かつて自分達を魅了した時代の漫画やアニメは、
何と言うか勢いと不快でないご都合に満ちていた気がします。
それを現在のヌルイ世代に持ってくる方法は無いでしょうか?
熱』と『毒』と、出来れば『勢い』を、今こそ求めるべきではと愚考します。
やはり人を惹き付けるのは、『魂の熱』ですから。
~『外訪楠』 様~
ライトノベルを代表する言葉に「燃えと萌え」というのがあるが
【水と油】のようなモノで既にして両立しないのが解る。
アイドルのコンサートでガリガリのハードロックを
演奏したらどうなるだろうか?
そもそも弾けも歌えもしないのだから無意味な仮定であるが、
その無意味な事をやっているのが「燃えと萌え」である。
現状、「ライトノベル」の大勢を占めているのが
「萌え」「ラブコメ」「異世界転生」であり
この字面では【魂の狂騒】を想起するのは難しいであろう。
そもそも書いている者に
世に対する不満や叫び、餓え、訴え、
破壊したい、創造したい、変革したい、
という強い想いが無ければそのような作品は描けないであろう。
「萌え」だの「ラブコメ」だの言ってる者にソレが在るか?
無いモノは何をどうしようが生まれる筈がない。
要するに【イメージ】なのだと想う。
音楽の話になってしまうが今や伝説のロックバンドとなった
ミュージシャンも、嘗て必ず自分が憧れた
【理想のミュージシャン】がいた筈である。
その「姿」に自分もなりたいと楽器を手に取り
血の滲むような努力と研鑽を重ね、
素晴らしい楽曲を生み出して今日の地位を確立するに至った。
その【理想のイメージ】が無ければそもそもミュージシャンに
なろうとすら想わなかった筈である。
翻ってどうか? 今も昔も「ライトノベル作家」は?
「ツンデレ幼女に好かれたい」「三角関係で自分を取り合って欲しい」
「部室の女はみんな俺が好きなハーレム状態」
「異世界でチート能力で無双したい」
こんな【貧困で貧弱な精神】で魂を熱狂させる作品など
描けるわけがないのである!
故に、作家自身が『この現状』に【餓える】しかない。
“餓えなきゃ勝てない”
上記の貧弱な作品ではなく、
もっと魂を熱狂させる作品が読みたい、
何度も何度も読み返せる作品が欲しい、
自分の理想のイメージを具現化した作品こそ在って然るべし、
無いなら自分が創ってやる! という強い気持ちが無ければ
表題のような【伝説的な作品】は決して生まれないであろう。
他人事のような顔をしてはいけない。
ソレを生み出すのは他の誰でもない。
今、眼の前にいる、アナタなのだ 。
0
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
陽キャグループを追放されたので、ひとりで気ままに大学生活を送ることにしたんだが……なぜか、ぼっちになってから毎日美女たちが話しかけてくる。
電脳ピエロ
恋愛
藤堂 薫は大学で共に行動している陽キャグループの男子2人、大熊 快児と蜂羽 強太から理不尽に追い出されてしまう。
ひとりで気ままに大学生活を送ることを決める薫だったが、薫が以前関わっていた陽キャグループの女子2人、七瀬 瑠奈と宮波 美緒は男子2人が理不尽に薫を追放した事実を知り、彼らと縁を切って薫と積極的に関わろうとしてくる。
しかも、なぜか今まで関わりのなかった同じ大学の美女たちが寄ってくるようになり……。
薫を上手く追放したはずなのにグループの女子全員から縁を切られる性格最悪な男子2人。彼らは瑠奈や美緒を呼び戻そうとするがことごとく無視され、それからも散々な目にあって行くことになる。
やがて自分たちが女子たちと関われていたのは薫のおかげだと気が付き、グループに戻ってくれと言うがもう遅い。薫は居心地のいいグループで楽しく大学生活を送っているのだから。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
最底辺の落ちこぼれ、実は彼がハイスペックであることを知っている元幼馴染のヤンデレ義妹が入学してきたせいで真の実力が発覚してしまう!
電脳ピエロ
恋愛
時野 玲二はとある事情から真の実力を隠しており、常に退学ギリギリの成績をとっていたことから最底辺の落ちこぼれとバカにされていた。
しかし玲二が2年生になった頃、時を同じくして義理の妹になった人気モデルの神堂 朱音が入学してきたことにより、彼の実力隠しは終わりを迎えようとしていた。
「わたしは大好きなお義兄様の真の実力を、全校生徒に知らしめたいんです♡ そして、全校生徒から羨望の眼差しを向けられているお兄様をわたしだけのものにすることに興奮するんです……あぁんっ♡ お義兄様ぁ♡」
朱音は玲二が実力隠しを始めるよりも前、幼少期からの幼馴染だった。
そして義理の兄妹として再開した現在、玲二に対して変質的な愛情を抱くヤンデレなブラコン義妹に変貌していた朱音は、あの手この手を使って彼の真の実力を発覚させようとしてくる!
――俺はもう、人に期待されるのはごめんなんだ。
そんな玲二の願いは叶うことなく、ヤンデレ義妹の暴走によって彼がハイスペックであるという噂は徐々に学校中へと広まっていく。
やがて玲二の真の実力に危機感を覚えた生徒会までもが動き始めてしまい……。
義兄の実力を全校生徒に知らしめたい、ブラコンにしてヤンデレの人気モデル VS 真の実力を絶対に隠し通したい、実は最強な最底辺の陰キャぼっち。
二人の心理戦は、やがて学校全体を巻き込むほどの大きな戦いへと発展していく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる