【シン・ライトノベルによくあるパターン:||】

『解り易い作品と解りずらい作品』 【リクエスト】

＊最近の僕の壁です。解りずらすぎる作品は、駄作と心得ています。
が、今の読者に対して、解ってもらうにはどうすれば良いのでしょうか？
趣旨と違うかも知れませんがよろしくお願いします。
～『YT』 様～


【解りずらい作品】というのは、
作・者・が・何・に・も・解・っ・て・な・い・からである。
『ファルシのルシがコクーンでパージ』
ではないが、自分が解ってない事を他人が解る筈もない。
　高等数学を熟知している者は、
不知の者にその事象を『解り易く』教える事が出来るが、
解・っ・て・い・な・け・れ・ば・ソレも不可能。
　言えば言うほど意味不明な言葉の羅列が堆積して、
支離滅裂の滅茶苦茶な話になるのは自明の理である。
　そもそも最初から「意味」など存在しないのだから。

　故に【描けないモノは描くな】としか言い様がない。
（『恋愛』を知らないのに描こうとする者が多いのにも言えるが……('A`)）
　嘗ての文豪達も『読み易さ』『伝わり易さ』に関しては
熟考し試行錯誤を繰り返した。
　決して【解る奴だけ解れば良い】等と
傲慢な考えで小説を描いていたのではない。
　歴史に名を残す文豪ですらそうなのだ、
「ライトノベル作家」がソレを怠サボって良い道理はない。
　一度ヘミングウェイや芥川龍之介の書籍を手に取ってみると宜しい。
　どれも途轍もなく『読み易い』から。
「設定が～」「世界観が～」と読者の気持ちを蔑ろにするのは、
ただの浅薄な作者の自己満足エゴに過ぎない。
　読者はアンタの（自主規制）では無いのだから……('A`)