『ライトノベルによくあるパターン』

『ステータス・オープン』

　もう「この一言」が出ただけで、
読む気がごっそりと殺そがれるコト請け合いであろう。
ワタシなど迷わず本を閉じるレベルである……('A`)
『ゲームの中に転移（転生）した』ならまだ良い、
元々「ステータス」があるのが当たり前の『世界』で
ソレがはっきりと『数値化』されているとは言うが、
主人公以外誰も「ステータス・オープン！」とは言わないコトから
もう何も考えずに書いているという点では
ガチで５ｃｈのスレッドレベルである……('A`)
　そして「力」「すばやさ」「魔力」「きようさ」等が
数字で表されているが、
ソレが厳密にストーリーやバトルに活かされるコトは殆ど無い。
　あるとするなら「力９９９」スゲー！
というだけでもう完全に他の「数値」が
意味を成さなくなっている。
コレに「転生特典」や「女神がくれたチート能力」などが
加わると更に眼も当てられない惨状を引き起こす。

「スキル」に至っては更にその劣化が甚はなはだしく
「ぼくのかんがえたさいきょうキャラ」だか何だか知らないが
５０以上もスキルや魔法が羅列されているにも関わらず、
実際戦闘で使うのはその内の５つにも満たなかったりする。
少なくとも使うモノより【使わないスキル】の方が遥かに多い。
自分で作った「設定」を作ったヤツがロクに理解してないし、
使いこなせてもいやがらないのだ。
　ソレでは「設定」ではなく『バカの妄想の垂れ流し』である。
（どこの〇〇とは言わないが……('A`)）

　正に作者の自己満足の塊であり自〇行〇の極致。
　こんなモノを読まされる我々は本当堪（たま）ったモノじゃないのだが、
コレが「面白い」という【〇〇〇〇のおっさん予備軍】は、
もう勝手にしなさい……('A`)
というのが正直な本音である。