『ライトノベルによくあるパターン』

沙波羅 或珂

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【主人公は「おまえ」じゃなくていい】

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 表題を立証するため、ある【実験】を行ってみた。
「男が女に守られる、戦いにおける役割は頭脳だけ」
という、まぁ最初からような話だが
ライトノベルの腐敗を実証する「実験材料」としては便利だ。
 その『主人公』のヘタレ男を、「別のキャラ」に変えてみる。
名有りの「脇役A」「脇役B」「脇役C」更に
名無しの「モブキャラ」   
 そうすると驚くべき事が解った、
『主人公』が別に
『ストーリー』は成立するのである。
 寧ろ優柔不断ではない性格の「脇役A」「脇役B」の方が
返ってよくなったくらいだ。
 敵を嵌める「作戦」を立てるのもが「ただの高校生」だから
『代役』を務めるのに違和感は生じない。
 ヒロインの〇の緩い女があっさりチョロく惚れる展開も
全く一緒である。

 正に【主人公不在の時代】、唯一無二の存在ではなく
という時点で
最早『主人公』の体を成していない。
 流石に書いているその「作者」を『モデル』にしているだけは在る、
現実にいなくなっても誰も困らないのだから、
そうでなければこのような『現象』は起こらない。
ソレはワタシの描いた【二次創作】に於いても明白である。
(主人公「抹消」、「別作品」のキャラが主役、
でも明らかにそっちの方が『面白い』(≧▽≦))

『反証』として【逆の例】をお目にかけよう。
『ジョジョの奇妙な冒険』、どの部でもいいから
『主人公』を入れ替えてみると良い。
 果たして上述のような【惨状】が起こっただろうか?
 なるわけがない、主人公の存在は唯一無二、
誰も絶対に「代わり」は出来ないモノ。
仮に「5部」の主人公が空条 承太郎でも
一応ストーリーは成立するが、どう考えても
“ジョルノ・ジョバァーナ” が主人公の時より

 
 作品に於いて一番重要な『キャラクター』、
ましてや『主人公』がこの有様では
その小説がつまらないのは当たり前である。
 だから今はそのレベルが現在進行形で「下がって」いて、
「チート能力」が『主役』に
なってしまっているわけだ。
 最早こうなると『主役』ではなく【主悪】であるが……('A`)


https://www.youtube.com/watch?v=6cgQ76eEYAU

 上記の曲に特に意味はありません、ただの「嫌味」です……('A`)
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