『ライトノベルによくあるパターン』

沙波羅 或珂

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【作者の「あとがき」が寒い】

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「は~い、みなさ~ん、相も変わらずの〇〇冒険活劇で~す」
とか作者がページの最後で宣っていたりするが、
実際は “ヘタレ男が女に守られてるだけの話” なので
「活劇」どころか全編通して【不愉快】極まりない。
 他にはただでさえ笑いのセンスの無い作者の
作中のキャラまで交えた「三文芝居」が始まったりするので
体感的には極寒の永久凍土、寒いの通り越して最早【痛い】
 そのようなモノを見せられると
つくづく自分を【客観視】出来ないのだな、
と最早怒りを通り越して悲しくなってくる
(イヤ、マジで……('A`))

 上記のようなモノを疑問も持たず書いているのだ、
そりゃあ『本編もつまらない』だろう。
問題なのはソレを『面白い』と思っているのが世界中でただ一人、
という点である。
 そしてまた見事なまでに読んでくれた読者に対する
『感謝』が無い。
「読んで当然」「読まれて当然」とでも思っているのだろうか?
ソレが『キャラクター』と『ストーリー』に
表れているのだが……('A`)
 故に「表題」のようなモノしか書けないなら、
無理して『あとがき』なんて書く必要は無いのである。
 本来云うべき事は【作中で全部云わなければならない】であり、
ソレが出来たのなら後には読んでくれた
『読者への感謝』しか残らない筈だ。
歌手でも芸能人でもない「ラノベ作家の近況」など、
こちらは微塵も知りたくはない。
 故に『ジョジョ』の荒木先生も単行本の裏表紙に
「まえがき」は少し書くが、
『あとがき』は全くと言って良いほど書かない。
 そもそも【小説のあとがき】とは、
書いてもらうモノであり、
『自分で』あとがきを書いている者など
ワタシは「ラノベ作家」以外に殆ど見掛けた記憶が無い。

 つまりソレだけ【誰にも評価されてない】
というコトを意味するのであり、
作家同士の “横の繋がり” も薄い。
結果として冒頭で紹介したような
『寒い自画自賛』しか書けなくなるという寸法である。
 最早その『存在意義』すら疑われる、
或いは【あとがきがつまらなかったら】
本編はもっとつまらないという
“炭鉱のカナリヤ”程度の意味しかなさなくなっている。

PS
あとよくあるのが「編集」との “身内コント”
コレがまた〇意を覚えるレベルで面白くない。
殆ど「〇〇しんぼ」レベルである……('A`)


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