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1章

オワタな外見

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やっと滝から出れた、、俺、全裸だし。
微妙に空気の流れが分かる!しかも運動神経少し良い。跳躍力がすげー!
1mは余裕で飛んでる。けど全裸

普通、最初は森でしょ近くを散策するためにコソコソと歩いていると大きな木の実があった。定番の鑑定スキルが使えないかとやってみたら使えた

《りんご(林檎)》
毒無し
レイブルク産天然りんご

れいぶるく?なんだろ、毒なしなら食べてもいいよね?

覚悟を決めてガブッと噛み付くと甘くて美味しい蜂蜜のような味が口の中いっぱいに広がった。夢中でもぐもぐ噛み、気がつくと結構森に近い所まで来た。深い森か何かかな?

そう、呑気な事を考えていると後ろから草を踏む音が聞こえた。
警戒して大きな岩の後ろに隠れると『動くな、すでに包囲している』と男の声が聞こえた。いやぁあああ!今、全裸なの、、、女の子がいたらイヤンじゃないですか?!

ていうか、自己紹介する時どう名乗ればいいのか?雪兎羽って言っていいのかな‥‥
よし!決めたユウハと名乗ろう

「あ、あの。服をください。」

するとさっきの男が俺が全裸なのを確認して、服を投げた。
それをさっさと着て出ていこうとしたら、デカすぎるもはやワンピースを踏んで転んだ。

「何をしている。」

「す、すいません」

え?デカくね?軽く2mはあるよね?170cmあるのに俺がチビじゃん
白い鎧の真ん中にどこがの紋章が刻まれている、その上から青いローブを羽織っている男に俺はただ、ただこえ、、、としか思わなかった

「あの、俺気付いたらここにいて。それで」

「何も持っていないのか?」

「はい、」

男はまた!ため息を付いて俺を包囲していた人達を下がらせる。騎士団かな?

「分かった。」

恐る恐る立ち上がり、男の顔を見るとイケメンだった。イケメン滅びろ。俺が男の方を見ると男は驚いたように俺の顔を覗き込む

「獣人か、これは珍しい。名前は?」

「え?獣人?」

慌てて自分の頭を触ると本当に耳がついていた。そして耳を触ると何故か、気持ち良くなって顔が真っ赤になる。やっべ、、これ俺が獣人なの?

「お前、自分をなんだと思ってた?ほら鏡」

おぉのぉ......
俺の頭には可愛い白い猫耳と尾骶骨ら辺に真っ白の尻尾がついていた。
そして驚く事に美しい俺の髪が真っ白になっている。それに俺の心へのトドメがあった......変わらず真っ白は別に気にしないけど左目が赤に変わってるし、唇はピンク。唇がピンクって、もしかしたら乳首も?男の乳首がぁあああ。そんなはずないと確認のためもはやワンピースの上から見てみるとうん、可愛いほんのりピンク。男して終わった。

「オッドアイで白か、希少種だな。とりあえず、俺の家くるか?同居人も優しいし、どうにかなるだろう」
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