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第2章
19話 薬草採取
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薬草採取
門番にギルドカードを見せることで、すぐに通してもらうことが出来た。冒険者が依頼を受けるために街を出たり入ったりすることは日常茶飯事のため税金は取っていないらしい。そんなことをすると、冒険者が減りかえって損失が大きくなるからってのも理由の1つかもしれない。
「さて、このあたりが言われたところかな。」
シルフィーさんが教えてくれた場所につき薬草を探す。
神眼の1つ鑑定眼を使い、薬草かどうか見分けていく。意外と薬草は少なく道沿いにどんどん奥へと進んでいった。
「ふぅ。今日はこのくらいにしとこうかな。」
空を見ると日が傾いている。思ったよりも熱中していたみたいだ。それよりも、薬草がほぼほぼ見つからなかった。
見つからなかったというのはちょっと違うかもしれない。見つけることは出来たのだが、ほとんどかじられていたのである。そのため、思ったより見つからず明日も探すことにした。
王都へ帰る途中あいつに出会った。
「ゴブゴブ...」
そう、ゴブリンである。何をしているか全くわからないがこのまま放置しておくのもどうかと思うので魔法で対処する。
ゴブリン5体に対し、ファイアーボールで全身を丸焦げにする。
「あ。」
予想以上にファイアーボールが大きく気に燃え移ろうとしていた。シオンは、慌てて水魔法で消火をする。
「ふう、危なかったな。」
木には燃え移らなかったものの、地面は黒くなっておりそこで火を使ったことは明白である。そんなことをよそにシオンは王都へと戻るのだった。
門番にギルドカードを見せ、門を通らせてもらう。冒険者と他の街から来た人たちとでは列が違い10分程度で街に入ることができ急いで屋敷まで帰った。
「おかえりなさいませ。」
帰り着くと屋敷で働いている人たちが挨拶をしてきた。
「ただいま。」
ぎこちなく返答をする。
「あらシオン帰ってきたのね。丁度いいから紹介しておくわね。この家の第2夫人のアリティアよ。アリティアとは昔からの友達なの。」
アリティアと呼ばれた女性がシオンに近づきニコニコしながら挨拶をする。
「アリティアよ。よろしくね、シオン君。」
「はい、よろしくお願いします。」
シオンも笑顔でそれに答えた。
「私の子どもも2人いるんだけど、学校に行ってて明日帰ってくるはずだからまた明日紹介するわね。」
「はい。」
ちなみに、これは前にも話したかもしれないがアリティアは由緒正しき貴族の家柄である。そのため、公爵家とはいえ平民上がりのアルフレッドとの結婚はそう簡単には許してももらえなかったらしい。それを、アリティアは力づくで結婚まで持っていったとか。まぁ、だからといって実家と今も確執があるというわけではない。
「それじゃあ、ちょっと早いかもしれないけど夕食を食べましょうか。準備をお願いしていいかしら。」
エミリアがそういうと控えていたメイドたちが“かしこまりました。”といって出ていった。
「私たちも、ダイニングに向かいましょうか。」
3人は、アリティアにいる2人の兄弟の話やシオンの話、学園の話などをしながらダイニングに向かった。ダイニングには、既に食事がそろっておりメイドたちの手際の良さがうかがえる。
門番にギルドカードを見せることで、すぐに通してもらうことが出来た。冒険者が依頼を受けるために街を出たり入ったりすることは日常茶飯事のため税金は取っていないらしい。そんなことをすると、冒険者が減りかえって損失が大きくなるからってのも理由の1つかもしれない。
「さて、このあたりが言われたところかな。」
シルフィーさんが教えてくれた場所につき薬草を探す。
神眼の1つ鑑定眼を使い、薬草かどうか見分けていく。意外と薬草は少なく道沿いにどんどん奥へと進んでいった。
「ふぅ。今日はこのくらいにしとこうかな。」
空を見ると日が傾いている。思ったよりも熱中していたみたいだ。それよりも、薬草がほぼほぼ見つからなかった。
見つからなかったというのはちょっと違うかもしれない。見つけることは出来たのだが、ほとんどかじられていたのである。そのため、思ったより見つからず明日も探すことにした。
王都へ帰る途中あいつに出会った。
「ゴブゴブ...」
そう、ゴブリンである。何をしているか全くわからないがこのまま放置しておくのもどうかと思うので魔法で対処する。
ゴブリン5体に対し、ファイアーボールで全身を丸焦げにする。
「あ。」
予想以上にファイアーボールが大きく気に燃え移ろうとしていた。シオンは、慌てて水魔法で消火をする。
「ふう、危なかったな。」
木には燃え移らなかったものの、地面は黒くなっておりそこで火を使ったことは明白である。そんなことをよそにシオンは王都へと戻るのだった。
門番にギルドカードを見せ、門を通らせてもらう。冒険者と他の街から来た人たちとでは列が違い10分程度で街に入ることができ急いで屋敷まで帰った。
「おかえりなさいませ。」
帰り着くと屋敷で働いている人たちが挨拶をしてきた。
「ただいま。」
ぎこちなく返答をする。
「あらシオン帰ってきたのね。丁度いいから紹介しておくわね。この家の第2夫人のアリティアよ。アリティアとは昔からの友達なの。」
アリティアと呼ばれた女性がシオンに近づきニコニコしながら挨拶をする。
「アリティアよ。よろしくね、シオン君。」
「はい、よろしくお願いします。」
シオンも笑顔でそれに答えた。
「私の子どもも2人いるんだけど、学校に行ってて明日帰ってくるはずだからまた明日紹介するわね。」
「はい。」
ちなみに、これは前にも話したかもしれないがアリティアは由緒正しき貴族の家柄である。そのため、公爵家とはいえ平民上がりのアルフレッドとの結婚はそう簡単には許してももらえなかったらしい。それを、アリティアは力づくで結婚まで持っていったとか。まぁ、だからといって実家と今も確執があるというわけではない。
「それじゃあ、ちょっと早いかもしれないけど夕食を食べましょうか。準備をお願いしていいかしら。」
エミリアがそういうと控えていたメイドたちが“かしこまりました。”といって出ていった。
「私たちも、ダイニングに向かいましょうか。」
3人は、アリティアにいる2人の兄弟の話やシオンの話、学園の話などをしながらダイニングに向かった。ダイニングには、既に食事がそろっておりメイドたちの手際の良さがうかがえる。
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