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一章
第4話『東京ダンジョン』(1/2)
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ヒロは思わず叫ばずにはいられなかった。
「えー! 俺なのー!」
なぜなら、ウイルスの感染を広げるための尖兵として、リナ助教授とゴダード教授そして大学生のヒロが最初から計画されていたからだ。
どうしたってそうした反応になってしまう。
ヒロは目の前にいるラピスへ非難の目を向ける。
ラピスはどこ吹く風で話を進めた。
「うん。そうだよ。初めの感染者であるゼロ号感染者は重要だからね」
ヒロは肩を落とし、大きくため息を地面に吹き付けると、力なくヒロは言う。
「なんか、すごいことに巻き込まれたんだな……」
ラピスは非常に楽観的で妙な明るさで言葉を返す。
「そんな心配しないで、日本人家畜化計画自体は変わりないから」
何か不審な言葉の羅列を見た気がしたので、ヒロは確認してみた。
「え? 今なんと?」
ラピスはとぼける訳でもなく、単に大丈夫と言いたげな顔をしていう。
「ん? 心配しないで」
家畜化が頭から離れず、再度ヒロは聞いてみる。
「いやいや、家畜とか? 社畜の間違いじゃないのか?」
するとラピスはたんぽぽの種ぐらいの軽さで、気軽に話す。
「大丈夫よ。ヒロにはあたしがついているから。食物連鎖の上位者が新たに現れちゃうのよね」
まさに食うぞと言わんばかりの内容でヒロはいう。
「なんかサラッと言っているけど、それって食われることなのか?」
ラピスはそれをなんともないように質問に答えた。
「そそ、食べられちゃう」
そこで、自殺願望でもなければ自分から食べられたりはしない。
だからこそ、ヒロは聞いてみた。
「となると、仮に人がその上位者に食べられたりすると、ラピスたちウイルスはどうなるんだ?」
意外とあっさりした答えに、むしろ達観しているとさえヒロは思う。
ラピスはあっさりと言う。
「食べられて消えるわ。だからセトラーたちに反旗を翻すのよ?」
またしても聞きなれない言葉だ。
だからこそヒロは聞き返す。
「セトラー?」
するとそのセトラーなる者が何者か、ラピスは説明をしてくれた。
「見かけは人に似た別の種よ。ヒロの記憶を借りるなら、エルフね」
かなり衝撃的な事実だ。
ヒロの知る多数の小説の中で、人を食うエルフなんぞ見たことも聞いたこともなかった。なので気落ちしながらヒロはいう。
「マジか……。見た目は超美形揃いのエルフが人を食うのか……」
ヒロの答えに対して、ラピスは淡々と答えていた。
「うん。だからね彼らの段階的な計画の指令を受けているからこそ、その計画を逆手に取れるわ」
そこで素朴な疑問が湧き、ヒロはラピスに尋ねた。
「なんで今まで翻さなかったんだ?」
少し残念そうに眉をハの字に下げて、肩の力を落としてラピスはいう。
「計画はしたわ。けど……途中の失敗があってうまくいかなかったの。だから今回はその反省も含めて対策しているわ」
するとやはり思い浮かぶのは、ラピスが前回食われたかの確認をヒロはする。
「ラピスは前回食われたのか?」
ラピスは当たり前のように答えた。
「そうよ。辛うじて身を守って、今回ゼロ号患者用のウイルスとすり替わったの」
そこでヒロは合点言ったのか、関心しながら言う。
「だから計画の全容を知っているし、すぐに動いた訳かか」
今度こそはと、ラピスはどこか目力をこめているように見えた。
「そうよ。対策は数段階あるわ。対抗するためにはやはり全員感染してからでないと無理ね」
普通に考えたら『感染』と名がつくものは、少ないほどいい。
当然ながらそのようにヒロは考えていたため疑問を伝えた。
「なんでなんだ?」
ラピスから返ってきた答えは、ひどくシンプルな物だった。
「感染しないと、対抗できる力が生まれないのよ」
ヒロはなるほどと思う。
「つまり、集団免疫やプロセスも大事なわけか……」
ラピスは全体像を説明した方がいいと考え、かいつまんでヒロへ伝えた。
「そそ、簡単にいうと全員感染して、対抗勢力となる『勇者ウイルス』を発症させて匿う必要があるわ。接種指令のある『弱体化ワクチン』は見せかけで、実際は強化するワクチンを摂取させちゃうの。さらにダンジョンで鍛えてから、セトラーたちを迎えうつという感じよ」
そこでヒロは順を追って確認してみたく聞いた。
「数段ある対策のうちの第一段階は?」
ラピスは即答する。
「まずは全員感染ね」
ヒロはおぼろげに見えたものの、どうしたら良いのか当惑してしまう。
ヒロに感染した魔法ウイルスであるラピスからは、反抗作戦を暴露される。
それは、唐突にセトラーと言われる別種族の目論む植民地化計画があるという。
半信半疑ながらも、来るべき未来の出来事に困惑する。
自身の危うい立ち位置と、責任の重さに重圧を感じてならない。
そこで改めて、この話の根拠をラピスへ尋ねてみた。
「セトラーが俺たちを食うことや、訪れるという根拠はなんなんだ?」
ラピスは存在を証明できても、意図までは証明できなかった。だからこそラピスはいう。
「それはあたしたちの存在が、それを証明しているとしかいえないわ」
ヒロは、自身の不安が大きいことをラピスへ伝えた。
「信じないというわけではないんだ。どうしていいかわからないだけなんだ」
この話のつまるところは、ヒロ・リナ・ゴダードのこの三人の内のいずれかが第一段階を成功させなければ未来はないのだ。
失敗とは、『日本人家畜化計画』の成功を意味してしまう。
食物連鎖の上位者が新たに現れ、我々罹患者を食らう気満々だからだ。
ラピスはヒロの不安を理解していたし、だからこそ何が必要かを明確にヒロへ示しいう。
「まあ、普通はそう思って当然よ? 繰り返しになるけどまずは全員感染でその次は、勇者ウイルス発症者の保護。そして、強化ワクチンの接種とダンジョンや共食いで魔力強化よ」
そこでラピスの語る作戦から、重要なことをヒロは聞き直した。
「本当のキーは、勇者ウイルスという感じか」
ラピスは不確定要素でもあることを認めつつ、確実な実行が必要なことも示した。
「そうね。こればかりは多数感染しないと現れてこないから、全員罹患する必要が
あるのよね」
ヒロはそこで、その存在の重要さがまだ理解できていなかったので、ラピスへ確認をしてみる。
「そんなにすごいのか?」
すると例えは突拍子もないことだけど、わかりやすく答えてくれた。ラピスはいう。
「勇者ウイルスってその名の通りで物語にあるように、魔王に立ち向かい殲滅させる力を持つわけ」
ヒロはようやく理解をし、答え合わせをした。
「つまりは、未知なる敵に挑める力を持つのは、勇者ウイルスだけということなのか?」
どちらとも言えない曖昧な答えを、ラピスはヒロへ返す。
「そうとも言えるし、違うとも言えるわ」
そこでヒロは少しわからなくなり、ラピスへ問いただす。
「どういう……ことだ?」
目の前に答えがあることを、ラピスから聞かされた。
「あたしたちよ? ゼロ号感染者のヒロとリナとゴダードね」
ヒロも理解を深めてラピスに問う。
「毒にも薬にもなる存在?」
近い答えだと言いながら、ラピスは言う。
「近いわ。強大すぎるのよあたしたちは。だから最初の段階で本当は淘汰されるようになっているんだけど、三人とも生き残っているわ」
その結末に行き着けた理由をヒロはラピスへ確認した。
「それは、ラピスたちが事前に事情を知っているから、回避できたと?」
情報がすべてということをラピスはいう。
「そういうことよ」
そこでヒロは、ラピスと一蓮托生であることを聞き直す。
「なるほど。ラピスたちも、結局食べられてしまえば終わりというわけか」
素直に認め、生きながらえたことをラピスはいう。
「そうよ。せっかく自己意識が生まれて結構経つけど、なんとかして生き延びてきたからね」
それはヒロが腑に落ちる内容で、だからこそヒロはいう。
「そうだよな……。誰だって、死にたくないからな」
こうして聞くと、ウイルスたちが反旗を翻したくなるのもわかる気がする。
一緒に食べられて、個性すら消えてしまう事態なら当然だ。
ただ、悠長なことを言っている場合でも、時間もないのは理解できる。
とはいえ、ヒロからしてみたら、まだ始まったばっかりだ。
「えー! 俺なのー!」
なぜなら、ウイルスの感染を広げるための尖兵として、リナ助教授とゴダード教授そして大学生のヒロが最初から計画されていたからだ。
どうしたってそうした反応になってしまう。
ヒロは目の前にいるラピスへ非難の目を向ける。
ラピスはどこ吹く風で話を進めた。
「うん。そうだよ。初めの感染者であるゼロ号感染者は重要だからね」
ヒロは肩を落とし、大きくため息を地面に吹き付けると、力なくヒロは言う。
「なんか、すごいことに巻き込まれたんだな……」
ラピスは非常に楽観的で妙な明るさで言葉を返す。
「そんな心配しないで、日本人家畜化計画自体は変わりないから」
何か不審な言葉の羅列を見た気がしたので、ヒロは確認してみた。
「え? 今なんと?」
ラピスはとぼける訳でもなく、単に大丈夫と言いたげな顔をしていう。
「ん? 心配しないで」
家畜化が頭から離れず、再度ヒロは聞いてみる。
「いやいや、家畜とか? 社畜の間違いじゃないのか?」
するとラピスはたんぽぽの種ぐらいの軽さで、気軽に話す。
「大丈夫よ。ヒロにはあたしがついているから。食物連鎖の上位者が新たに現れちゃうのよね」
まさに食うぞと言わんばかりの内容でヒロはいう。
「なんかサラッと言っているけど、それって食われることなのか?」
ラピスはそれをなんともないように質問に答えた。
「そそ、食べられちゃう」
そこで、自殺願望でもなければ自分から食べられたりはしない。
だからこそ、ヒロは聞いてみた。
「となると、仮に人がその上位者に食べられたりすると、ラピスたちウイルスはどうなるんだ?」
意外とあっさりした答えに、むしろ達観しているとさえヒロは思う。
ラピスはあっさりと言う。
「食べられて消えるわ。だからセトラーたちに反旗を翻すのよ?」
またしても聞きなれない言葉だ。
だからこそヒロは聞き返す。
「セトラー?」
するとそのセトラーなる者が何者か、ラピスは説明をしてくれた。
「見かけは人に似た別の種よ。ヒロの記憶を借りるなら、エルフね」
かなり衝撃的な事実だ。
ヒロの知る多数の小説の中で、人を食うエルフなんぞ見たことも聞いたこともなかった。なので気落ちしながらヒロはいう。
「マジか……。見た目は超美形揃いのエルフが人を食うのか……」
ヒロの答えに対して、ラピスは淡々と答えていた。
「うん。だからね彼らの段階的な計画の指令を受けているからこそ、その計画を逆手に取れるわ」
そこで素朴な疑問が湧き、ヒロはラピスに尋ねた。
「なんで今まで翻さなかったんだ?」
少し残念そうに眉をハの字に下げて、肩の力を落としてラピスはいう。
「計画はしたわ。けど……途中の失敗があってうまくいかなかったの。だから今回はその反省も含めて対策しているわ」
するとやはり思い浮かぶのは、ラピスが前回食われたかの確認をヒロはする。
「ラピスは前回食われたのか?」
ラピスは当たり前のように答えた。
「そうよ。辛うじて身を守って、今回ゼロ号患者用のウイルスとすり替わったの」
そこでヒロは合点言ったのか、関心しながら言う。
「だから計画の全容を知っているし、すぐに動いた訳かか」
今度こそはと、ラピスはどこか目力をこめているように見えた。
「そうよ。対策は数段階あるわ。対抗するためにはやはり全員感染してからでないと無理ね」
普通に考えたら『感染』と名がつくものは、少ないほどいい。
当然ながらそのようにヒロは考えていたため疑問を伝えた。
「なんでなんだ?」
ラピスから返ってきた答えは、ひどくシンプルな物だった。
「感染しないと、対抗できる力が生まれないのよ」
ヒロはなるほどと思う。
「つまり、集団免疫やプロセスも大事なわけか……」
ラピスは全体像を説明した方がいいと考え、かいつまんでヒロへ伝えた。
「そそ、簡単にいうと全員感染して、対抗勢力となる『勇者ウイルス』を発症させて匿う必要があるわ。接種指令のある『弱体化ワクチン』は見せかけで、実際は強化するワクチンを摂取させちゃうの。さらにダンジョンで鍛えてから、セトラーたちを迎えうつという感じよ」
そこでヒロは順を追って確認してみたく聞いた。
「数段ある対策のうちの第一段階は?」
ラピスは即答する。
「まずは全員感染ね」
ヒロはおぼろげに見えたものの、どうしたら良いのか当惑してしまう。
ヒロに感染した魔法ウイルスであるラピスからは、反抗作戦を暴露される。
それは、唐突にセトラーと言われる別種族の目論む植民地化計画があるという。
半信半疑ながらも、来るべき未来の出来事に困惑する。
自身の危うい立ち位置と、責任の重さに重圧を感じてならない。
そこで改めて、この話の根拠をラピスへ尋ねてみた。
「セトラーが俺たちを食うことや、訪れるという根拠はなんなんだ?」
ラピスは存在を証明できても、意図までは証明できなかった。だからこそラピスはいう。
「それはあたしたちの存在が、それを証明しているとしかいえないわ」
ヒロは、自身の不安が大きいことをラピスへ伝えた。
「信じないというわけではないんだ。どうしていいかわからないだけなんだ」
この話のつまるところは、ヒロ・リナ・ゴダードのこの三人の内のいずれかが第一段階を成功させなければ未来はないのだ。
失敗とは、『日本人家畜化計画』の成功を意味してしまう。
食物連鎖の上位者が新たに現れ、我々罹患者を食らう気満々だからだ。
ラピスはヒロの不安を理解していたし、だからこそ何が必要かを明確にヒロへ示しいう。
「まあ、普通はそう思って当然よ? 繰り返しになるけどまずは全員感染でその次は、勇者ウイルス発症者の保護。そして、強化ワクチンの接種とダンジョンや共食いで魔力強化よ」
そこでラピスの語る作戦から、重要なことをヒロは聞き直した。
「本当のキーは、勇者ウイルスという感じか」
ラピスは不確定要素でもあることを認めつつ、確実な実行が必要なことも示した。
「そうね。こればかりは多数感染しないと現れてこないから、全員罹患する必要が
あるのよね」
ヒロはそこで、その存在の重要さがまだ理解できていなかったので、ラピスへ確認をしてみる。
「そんなにすごいのか?」
すると例えは突拍子もないことだけど、わかりやすく答えてくれた。ラピスはいう。
「勇者ウイルスってその名の通りで物語にあるように、魔王に立ち向かい殲滅させる力を持つわけ」
ヒロはようやく理解をし、答え合わせをした。
「つまりは、未知なる敵に挑める力を持つのは、勇者ウイルスだけということなのか?」
どちらとも言えない曖昧な答えを、ラピスはヒロへ返す。
「そうとも言えるし、違うとも言えるわ」
そこでヒロは少しわからなくなり、ラピスへ問いただす。
「どういう……ことだ?」
目の前に答えがあることを、ラピスから聞かされた。
「あたしたちよ? ゼロ号感染者のヒロとリナとゴダードね」
ヒロも理解を深めてラピスに問う。
「毒にも薬にもなる存在?」
近い答えだと言いながら、ラピスは言う。
「近いわ。強大すぎるのよあたしたちは。だから最初の段階で本当は淘汰されるようになっているんだけど、三人とも生き残っているわ」
その結末に行き着けた理由をヒロはラピスへ確認した。
「それは、ラピスたちが事前に事情を知っているから、回避できたと?」
情報がすべてということをラピスはいう。
「そういうことよ」
そこでヒロは、ラピスと一蓮托生であることを聞き直す。
「なるほど。ラピスたちも、結局食べられてしまえば終わりというわけか」
素直に認め、生きながらえたことをラピスはいう。
「そうよ。せっかく自己意識が生まれて結構経つけど、なんとかして生き延びてきたからね」
それはヒロが腑に落ちる内容で、だからこそヒロはいう。
「そうだよな……。誰だって、死にたくないからな」
こうして聞くと、ウイルスたちが反旗を翻したくなるのもわかる気がする。
一緒に食べられて、個性すら消えてしまう事態なら当然だ。
ただ、悠長なことを言っている場合でも、時間もないのは理解できる。
とはいえ、ヒロからしてみたら、まだ始まったばっかりだ。
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