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一章
第8話:(3/4)悠人のタロット戦記(戦士の決意)
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悠人はリリスとアイラの元へと戻り、彼女らと共に次の戦略を練ることにした。彼の心は、今後の戦いに対する不安と緊張で満たされていたが、それを表に出すことはなかった。
戻ってきた悠人に対し、アイラは驚嘆と挫折が交錯した表情を浮かべた。「悠人のその様子なら、私はいらないかもしれない……」と、彼女の声はかすかに震えていた。悠人は真剣な眼差しで答えた。「いらないと思うことはこれからなくなる。アイラが必要だ」
悠人は、この力に何かしらのリスクが潜んでいると感じていた。まだ明確ではないが、連続して戦闘を続ければいずれ顕在化するだろうと予測していた。リスクが顕在化したとき、体は負傷し、その時にアイラがいなければ前線に立てないほどになるだろうと考えていた。
「まだわからないが、恐らく俺はどこかで倒れる」と悠人は唐突に言い出した。アイラは目を見開き、困惑を隠せなかった。「え? 何を言ってるのか意味がわからないんだけど……」と彼女は返した。悠人の余裕ある態度からは、そんな発言が出てくるとは思えなかったからだ。
悠人の脳裏には、自分の使う力に対する不安が渦巻いていた。元の世界では近接格闘術を習う普通の大学生だった自分が、異世界で突然強力な力を手に入れた。その代償が何か、どこかで必ず支払わなければならないと感じていた。
「そう思うのも無理はない」悠人は穏やかに語り続ける。「俺の使う力には何か条件やリスクがある。それがまだ見えていないだけで、戦い続ければいずれ明らかになる」と言った。アイラは不安そうに、「それなら悠人の体は大丈夫なの? 私の力で少しでも良くなれば……」と問いかけた。
「ああ、ありがとう。今は何故か大丈夫なんだ。ただ、これほどの力が、何の危険もなしに使えるのは都合が良すぎると思っていてな」と悠人は静かに答えた。「その力は元々悠人のじゃないの?」とアイラは尋ねた。「近接格闘術は元々学んでいたけど、タロットカードは後付けで別さ」と悠人は異世界で蘇生したことの明言を避けた。
アイラはそのタロットカードについてはそれ以上言及せず、「少しでもおかしいと思ったら言ってね。私、悠人の力になりたいの」と献身的な気持ちを込めて言った。彼女の心の中では、悠人を守りたいという強い決意と、彼が自分に頼ってくれることへの嬉しさが混じり合っていた。彼のそばにいられることが、アイラにとっては何よりの喜びだった。
「そう言ってくれるだけでも心強いよ」と悠人は微笑んだ。彼は人とのつながりを避けていたため、こうして言われると心が温かくなるのを感じていた。過去のトラウマが彼を孤独にしていたが、アイラの言葉はその孤独を少しずつ溶かしていくようだった。
「もし、俺が動けなくなった時はすまない。その時に一人で戦いながら、尚且つ重症人を抱えて回復までしていくのは、相当な力量が必要だ。だから、もう一度言う。アイラが必要だ」と彼は再び強調した。
アイラは悠人の言葉に驚きつつも、内心では喜びが湧き上がっていた。悠人が自分の存在を必要としていることが、彼女にとっては何よりの喜びだった。しかし、その感情を表に出さず、彼女は深く考え込む様子を見せた。彼の言葉には真剣さがあり、それが彼女の胸に深く響いた。
その時、リリスが悠人の足元に体を擦り寄せながら、彼に尋ねた。「悠人、どこか違和感はあるの?」悠人は一瞬、言葉を詰まらせながらも「今はまだ何もないな……」と答えた。この時限爆弾を抱えたような状態は、不気味で恐ろしい。スイッチは自分の制御下になく、突然発動するかもしれないのだ。今はそのタイミングを確認するためにも、戦い続ける他になかった。
アイラは悠人の言葉を真摯に受け止めると、改めて彼の側にいる意義を感じ取った。「わかった、私がいる限り、悠人を守る」と彼女は静かに誓った。彼女の目は決意に満ち、同時に悠人への信頼と支えが強く感じられた。
悠人はアイラの返答に微笑を浮かべると、二人は再び戦いへの準備を始めた。この連携が今後の戦いでどれほどの力を発揮するか、その結果が待ち遠しい。彼らは共に強大な敵に立ち向かう覚悟を固め、前に進んでいった。
悠人はこの道を歩み続けるうちに、彼がどれだけの魔獣を倒したか数え切れなくなっていた。一息つく暇もなく、次々と現れる敵に対応していった。しかし、彼の心は冷静で、それぞれの戦いで得た経験が次の一手を導いていた。
ある程度の距離を歩いた後、道沿いにひっそりと佇む大きなゴーレムとの遭遇があった。悠人はゴーレムを前に立ち止まり、静かに周囲を観察した。その場の空気は緊張で張り詰め、戦いの火蓋が切られる瞬間を予感させた。「アイラ支援頼む」と悠人はいい、「うん! 暗黒卿で飲み込むわ」とアイラは軽快に言った。
――悠人は心の中で唱える。
「天翔の刃!」と彼は決意を新たにした。同時にアイラも「暗黒卿!」と唱える。悠人の動きはまるで舞台上の演者のように滑らかで、一連の動作が見事に連携し、優雅ささえも感じさせた。戦場を自分のテリトリーに変え、一瞬の隙も見せずにゴーレムの動きを読み解いていく。
一方でアイラは悠人の動きを見て、先行して先々にいるゴーレムに対して、暗黒の闇を足元に展開していく。ゴーレム側も連携しているかのように、悠人と対峙するゴーレム以外にも遠く離れたゴーレムたちも悠人を目指して足を進めた。
ところが追撃を防ごうとアイラの暗黒卿は、闇から伸びる腕を使いゴーレムを引き摺り込む。腕を引っ張られ唐突に引き込まれる者もいれば、進行方向の地面に存在する暗黒に足を踏み外し、落ちていく者など多発した。ゴーレムにとっては、天変地異が起きたように錯覚できる状態で、まさに地獄絵図に相応しい。
アイラが遠方の敵と暗黒卿で戦っている間、悠人は目の前のゴーレムが次にどう動くかを予測し、巧妙に誘導する。彼は大きな柱の陰にゴーレムを誘い込み、柱から一瞬のうちに現れた。その動きはほとんど音を立てず、ゴーレムの足元に急接近した。悠人の掌底は計算された力と正確な角度でゴーレムの膝関節を狙い撃ち、堅固な外殻を粉砕した。
戻ってきた悠人に対し、アイラは驚嘆と挫折が交錯した表情を浮かべた。「悠人のその様子なら、私はいらないかもしれない……」と、彼女の声はかすかに震えていた。悠人は真剣な眼差しで答えた。「いらないと思うことはこれからなくなる。アイラが必要だ」
悠人は、この力に何かしらのリスクが潜んでいると感じていた。まだ明確ではないが、連続して戦闘を続ければいずれ顕在化するだろうと予測していた。リスクが顕在化したとき、体は負傷し、その時にアイラがいなければ前線に立てないほどになるだろうと考えていた。
「まだわからないが、恐らく俺はどこかで倒れる」と悠人は唐突に言い出した。アイラは目を見開き、困惑を隠せなかった。「え? 何を言ってるのか意味がわからないんだけど……」と彼女は返した。悠人の余裕ある態度からは、そんな発言が出てくるとは思えなかったからだ。
悠人の脳裏には、自分の使う力に対する不安が渦巻いていた。元の世界では近接格闘術を習う普通の大学生だった自分が、異世界で突然強力な力を手に入れた。その代償が何か、どこかで必ず支払わなければならないと感じていた。
「そう思うのも無理はない」悠人は穏やかに語り続ける。「俺の使う力には何か条件やリスクがある。それがまだ見えていないだけで、戦い続ければいずれ明らかになる」と言った。アイラは不安そうに、「それなら悠人の体は大丈夫なの? 私の力で少しでも良くなれば……」と問いかけた。
「ああ、ありがとう。今は何故か大丈夫なんだ。ただ、これほどの力が、何の危険もなしに使えるのは都合が良すぎると思っていてな」と悠人は静かに答えた。「その力は元々悠人のじゃないの?」とアイラは尋ねた。「近接格闘術は元々学んでいたけど、タロットカードは後付けで別さ」と悠人は異世界で蘇生したことの明言を避けた。
アイラはそのタロットカードについてはそれ以上言及せず、「少しでもおかしいと思ったら言ってね。私、悠人の力になりたいの」と献身的な気持ちを込めて言った。彼女の心の中では、悠人を守りたいという強い決意と、彼が自分に頼ってくれることへの嬉しさが混じり合っていた。彼のそばにいられることが、アイラにとっては何よりの喜びだった。
「そう言ってくれるだけでも心強いよ」と悠人は微笑んだ。彼は人とのつながりを避けていたため、こうして言われると心が温かくなるのを感じていた。過去のトラウマが彼を孤独にしていたが、アイラの言葉はその孤独を少しずつ溶かしていくようだった。
「もし、俺が動けなくなった時はすまない。その時に一人で戦いながら、尚且つ重症人を抱えて回復までしていくのは、相当な力量が必要だ。だから、もう一度言う。アイラが必要だ」と彼は再び強調した。
アイラは悠人の言葉に驚きつつも、内心では喜びが湧き上がっていた。悠人が自分の存在を必要としていることが、彼女にとっては何よりの喜びだった。しかし、その感情を表に出さず、彼女は深く考え込む様子を見せた。彼の言葉には真剣さがあり、それが彼女の胸に深く響いた。
その時、リリスが悠人の足元に体を擦り寄せながら、彼に尋ねた。「悠人、どこか違和感はあるの?」悠人は一瞬、言葉を詰まらせながらも「今はまだ何もないな……」と答えた。この時限爆弾を抱えたような状態は、不気味で恐ろしい。スイッチは自分の制御下になく、突然発動するかもしれないのだ。今はそのタイミングを確認するためにも、戦い続ける他になかった。
アイラは悠人の言葉を真摯に受け止めると、改めて彼の側にいる意義を感じ取った。「わかった、私がいる限り、悠人を守る」と彼女は静かに誓った。彼女の目は決意に満ち、同時に悠人への信頼と支えが強く感じられた。
悠人はアイラの返答に微笑を浮かべると、二人は再び戦いへの準備を始めた。この連携が今後の戦いでどれほどの力を発揮するか、その結果が待ち遠しい。彼らは共に強大な敵に立ち向かう覚悟を固め、前に進んでいった。
悠人はこの道を歩み続けるうちに、彼がどれだけの魔獣を倒したか数え切れなくなっていた。一息つく暇もなく、次々と現れる敵に対応していった。しかし、彼の心は冷静で、それぞれの戦いで得た経験が次の一手を導いていた。
ある程度の距離を歩いた後、道沿いにひっそりと佇む大きなゴーレムとの遭遇があった。悠人はゴーレムを前に立ち止まり、静かに周囲を観察した。その場の空気は緊張で張り詰め、戦いの火蓋が切られる瞬間を予感させた。「アイラ支援頼む」と悠人はいい、「うん! 暗黒卿で飲み込むわ」とアイラは軽快に言った。
――悠人は心の中で唱える。
「天翔の刃!」と彼は決意を新たにした。同時にアイラも「暗黒卿!」と唱える。悠人の動きはまるで舞台上の演者のように滑らかで、一連の動作が見事に連携し、優雅ささえも感じさせた。戦場を自分のテリトリーに変え、一瞬の隙も見せずにゴーレムの動きを読み解いていく。
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