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一章
第8話:(1/4)悠人のタロット戦記(新たな力、隠者のカード)
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悠人たち一行は、次なる階位への昇格を目指して、不気味なダンジョンの入り口に立っていた。
朝焼けの光が淡く差し込み、ダンジョンの入り口周辺は薄暗いが静寂に包まれていた。湿った空気が漂い、苔むした石畳の上には露が輝いている。周囲の木々の間からは小鳥のさえずりが聞こえるが、その平和な音もダンジョンの不気味さを際立たせていた。
悠人の持つタロットカード「ワンドペイジ」と「審判」、そして最近手に入れた「隠者」のカードも、彼の強力な手数の一つとして新たに加えていた。これらのカードを駆使して、悠人はこれから訪れる数々の魔獣や階層主との対峙に備える。
さらに、新たな力を手に入れるためには、悠人はより強力な魔力を持つ生物や無機物を討伐し、階位を「総裁」まで昇格させる必要がある。決して容易ではないが、彼はその困難な道のりに挑む覚悟を固めていた。
「自分自身を創造せよ」という彼の信条は、単なるサバイバルを超え、自己発見と自己超越の旅でもある。この信条は、悠人にとっての生き方そのものであり、彼の心の支えだ。
そうした厳しい挑戦の中、悠人たちは新たに一人の仲間をこれから迎え入れようとしていた。
まだ朝焼けが目にしみるうちに、ダンジョンの入り口手前で悠人と黒い毛並みの猫リリスが、新たな仲間を待っていた。彼はこの機会に新しく手に入れた「隠者」のカードで「幻影隠者の影拳」を試すつもりだ。
この技は使用者を幻影として敵の周りを高速で移動させ、一部が実体化しているかのように錯覚させる。敵にとっては攻撃のタイミングを読むことが困難になり、隠者の力を込めた一撃は、敵の防御を容易に貫通し、致命的なダメージを与える。悠人の近接格闘術に非常に相性の良いカードと言えた。
悠人は新たなカードの効果を思い浮かべながら、「神罰裁断」との組み合わせを考えていた。カードの組み合わせを変えた場合、攻撃に移る時間差をどう処理するか、または円滑に切り替えが可能かどうかを確認する必要がある。予測では、使うたびに召喚し重ね合わせる必要があるため、その時間的ロスは将来的に致命的になるかもしれないと悠人は考えていた。
その場合、単体で使えれば即時発動が可能かもしれないと考え、リリスに相談した。「なあ、リリス。この二枚一組でしか発動しないのは、何か理由があるのか?」悠人が尋ねると、リリスから意外な返答が返ってきた。
「え? それは悠人が左側に『ワンドペイジ』を無意識に固定しているからよ」リリスの言葉に、悠人は驚いた。「そうか、動かそうとしたけど、動かせなかったんだよな……」と答える。
「ねえ、悠人。両手を出してみて」リリスが提案する。
「こうか?」と悠人は両膝をつき、リリスの背丈に合わせて両手のひらを見せる。「ちょっと待っていてね」と言い、リリスは前足の肉球を悠人の手のひらに置き、目を閉じた。
この奇妙な光景は、一見して不思議に見えるかもしれない。少年が両膝をつき、猫がその両手のひらに肉球を乗せ、静かに何かを伝えようとしているかのように見えた。周りにはまだ露が残る草の香りと、朝の冷たい空気が満ちている中で起きた出来事だ。
しばらくして、アイラの声が遠くから聞こえてきた。彼女は手を口に当て、笑いながら近づいてきた。「ちょっと、あなたたち、何をしてるの? すごく可愛いじゃない」アイラの言葉に、悠人もリリスも一瞬で現実に引き戻された。アイラの目は、この珍しい光景に光り、彼女の声には暖かい笑みがこもっていた。彼女から見れば、強力な階層主を倒す悠人が、こんなにも無防備で、柔らかな一面を見せるのは、予想外の癒しの瞬間だった。
声を聞いて悠人は片目を開け、視線だけを動かして「ああ、今リリスに、わからないことを調べてもらっているんだ」と静かに語り始めた。彼の声には冷静さと、未知への好奇心が共存している。その様子が何とも言えず癒されるのか、アイラは破顔一笑して「ふふ、なんだか、二人とも可愛いね」と満足そうに付け加えた。
悠人は深くうなずきながら、「……すまない。まだリリスの調べが終えていないんだ」と返答する。アイラは穏やかに「うんうん。大丈夫よ。気が済むまで調べて。心配事があって潜るのは危険だからね」と優しく言葉を返した。
その後、数分の静かな待機時間が過ぎると、リリスが重要な発見を報告する。「悠人、少しわかったよ。結論から言えばできるわ。だけどね、少し慣れるまで時間がかかるかもしれないわ」と彼女は力強く言い、悠人は興味深げに尋ねる。「それは、いきなり必殺技クラスの物から始めたからか?」リリスは「うん、それも要因の内の一つね。ただ、深刻な問題ではないから、慣れたら、単体の方が発動までは圧倒的よ。なんといっても、顕現ワードを述べればいいだけだからね」と明るく答える。
悠人は顎に手を当て、深く考え込む。その時、審判の単体技『天翔の刃』が彼の脳裏に浮かび、この技を読み上げるだけで発動体制が整うことを理解する。
新たなダンジョン探索がこれで二回目となるが、悠人は油断していない。アイラが共に参戦することになり、その連携がうまくいくのかどうかが少し気がかりだ。戦闘において連携は初めての試みであり、未知の挑戦への不安が彼の心をかすかに曇らせる。
リリスが静かに先導を務め、ゆっくりと歩みを進み始める。彼女は後ろを振り返りながら、「悠人、アイラ、ついてきて」と呼びかける。悠人は「わかった」と応じ、「うん、今行くわ」とアイラも力強く答えた。
三人は期待と不安を胸にダンジョンへと向かう。アイラにとっては、この新しい環境がどのような挑戦をもたらすのか、想像もつかない状況だ。一方で、悠人は単体で使用するタロットカードの効果を実際に試すことに心を躍らせていた。
朝焼けの光が淡く差し込み、ダンジョンの入り口周辺は薄暗いが静寂に包まれていた。湿った空気が漂い、苔むした石畳の上には露が輝いている。周囲の木々の間からは小鳥のさえずりが聞こえるが、その平和な音もダンジョンの不気味さを際立たせていた。
悠人の持つタロットカード「ワンドペイジ」と「審判」、そして最近手に入れた「隠者」のカードも、彼の強力な手数の一つとして新たに加えていた。これらのカードを駆使して、悠人はこれから訪れる数々の魔獣や階層主との対峙に備える。
さらに、新たな力を手に入れるためには、悠人はより強力な魔力を持つ生物や無機物を討伐し、階位を「総裁」まで昇格させる必要がある。決して容易ではないが、彼はその困難な道のりに挑む覚悟を固めていた。
「自分自身を創造せよ」という彼の信条は、単なるサバイバルを超え、自己発見と自己超越の旅でもある。この信条は、悠人にとっての生き方そのものであり、彼の心の支えだ。
そうした厳しい挑戦の中、悠人たちは新たに一人の仲間をこれから迎え入れようとしていた。
まだ朝焼けが目にしみるうちに、ダンジョンの入り口手前で悠人と黒い毛並みの猫リリスが、新たな仲間を待っていた。彼はこの機会に新しく手に入れた「隠者」のカードで「幻影隠者の影拳」を試すつもりだ。
この技は使用者を幻影として敵の周りを高速で移動させ、一部が実体化しているかのように錯覚させる。敵にとっては攻撃のタイミングを読むことが困難になり、隠者の力を込めた一撃は、敵の防御を容易に貫通し、致命的なダメージを与える。悠人の近接格闘術に非常に相性の良いカードと言えた。
悠人は新たなカードの効果を思い浮かべながら、「神罰裁断」との組み合わせを考えていた。カードの組み合わせを変えた場合、攻撃に移る時間差をどう処理するか、または円滑に切り替えが可能かどうかを確認する必要がある。予測では、使うたびに召喚し重ね合わせる必要があるため、その時間的ロスは将来的に致命的になるかもしれないと悠人は考えていた。
その場合、単体で使えれば即時発動が可能かもしれないと考え、リリスに相談した。「なあ、リリス。この二枚一組でしか発動しないのは、何か理由があるのか?」悠人が尋ねると、リリスから意外な返答が返ってきた。
「え? それは悠人が左側に『ワンドペイジ』を無意識に固定しているからよ」リリスの言葉に、悠人は驚いた。「そうか、動かそうとしたけど、動かせなかったんだよな……」と答える。
「ねえ、悠人。両手を出してみて」リリスが提案する。
「こうか?」と悠人は両膝をつき、リリスの背丈に合わせて両手のひらを見せる。「ちょっと待っていてね」と言い、リリスは前足の肉球を悠人の手のひらに置き、目を閉じた。
この奇妙な光景は、一見して不思議に見えるかもしれない。少年が両膝をつき、猫がその両手のひらに肉球を乗せ、静かに何かを伝えようとしているかのように見えた。周りにはまだ露が残る草の香りと、朝の冷たい空気が満ちている中で起きた出来事だ。
しばらくして、アイラの声が遠くから聞こえてきた。彼女は手を口に当て、笑いながら近づいてきた。「ちょっと、あなたたち、何をしてるの? すごく可愛いじゃない」アイラの言葉に、悠人もリリスも一瞬で現実に引き戻された。アイラの目は、この珍しい光景に光り、彼女の声には暖かい笑みがこもっていた。彼女から見れば、強力な階層主を倒す悠人が、こんなにも無防備で、柔らかな一面を見せるのは、予想外の癒しの瞬間だった。
声を聞いて悠人は片目を開け、視線だけを動かして「ああ、今リリスに、わからないことを調べてもらっているんだ」と静かに語り始めた。彼の声には冷静さと、未知への好奇心が共存している。その様子が何とも言えず癒されるのか、アイラは破顔一笑して「ふふ、なんだか、二人とも可愛いね」と満足そうに付け加えた。
悠人は深くうなずきながら、「……すまない。まだリリスの調べが終えていないんだ」と返答する。アイラは穏やかに「うんうん。大丈夫よ。気が済むまで調べて。心配事があって潜るのは危険だからね」と優しく言葉を返した。
その後、数分の静かな待機時間が過ぎると、リリスが重要な発見を報告する。「悠人、少しわかったよ。結論から言えばできるわ。だけどね、少し慣れるまで時間がかかるかもしれないわ」と彼女は力強く言い、悠人は興味深げに尋ねる。「それは、いきなり必殺技クラスの物から始めたからか?」リリスは「うん、それも要因の内の一つね。ただ、深刻な問題ではないから、慣れたら、単体の方が発動までは圧倒的よ。なんといっても、顕現ワードを述べればいいだけだからね」と明るく答える。
悠人は顎に手を当て、深く考え込む。その時、審判の単体技『天翔の刃』が彼の脳裏に浮かび、この技を読み上げるだけで発動体制が整うことを理解する。
新たなダンジョン探索がこれで二回目となるが、悠人は油断していない。アイラが共に参戦することになり、その連携がうまくいくのかどうかが少し気がかりだ。戦闘において連携は初めての試みであり、未知の挑戦への不安が彼の心をかすかに曇らせる。
リリスが静かに先導を務め、ゆっくりと歩みを進み始める。彼女は後ろを振り返りながら、「悠人、アイラ、ついてきて」と呼びかける。悠人は「わかった」と応じ、「うん、今行くわ」とアイラも力強く答えた。
三人は期待と不安を胸にダンジョンへと向かう。アイラにとっては、この新しい環境がどのような挑戦をもたらすのか、想像もつかない状況だ。一方で、悠人は単体で使用するタロットカードの効果を実際に試すことに心を躍らせていた。
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