彼と兄と過ごした日々 〜蒼亞の願い〜

アマリリス

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第ニ章 桜草

二十九 誰も優しくない

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 庭園には兄だけが戻り、蒼亞達四人は急ぎ準備運動を済ませた。柊虎と磨虎が四人の前に立ち並び、特訓内容を磨虎が大声で告げる。

 第三ノ試練、とにかく鍛えろ!

「な、何をですか? あっ…」
 海虎は直ぐに磨虎に睨まれ、慌てて口を塞ぐ。義兄の指導が〝心〟であれば、兄は〝技〟そうなると、残りは一つしかない、無論〝体〟だ。しかし、意外性を求めたくなるのは無理もない。今までの特訓からすれば、一番答えが簡単だからだ。
「では私から説明しよう。まず休憩以外霊力は一切使うな、それか」
「え⁉︎」
 四人は思わず口走り、目を見開いて柊虎を凝視する。だが、柊虎は死人の様な瞳で「何か?」と言いたげに軽く首を傾げた。
 ───刹那〝喰われる〟四人は恐怖を感じた。銅色の瞳に捕らわれ、一瞬で心臓を八つ裂きにされた気分だ。柊虎と磨虎が入れ替わったのか? いや、そんなはずはない。磨虎は白虎家特有の気性の荒さを持ち、爪や牙は常に剥き出しだ。反対に、柊虎は常に穏やかで知性的且つ争いを好まない。白虎家でも珍しく、それが男女問わず魅了させている理由でもある。磨虎が獰猛に襲って獲物の血を撒き散らす虎ならば、柊虎は獲物の亡骸に敬意を払う虎のはず。それとも、これが柊虎の本性か? 獲物の動きを封じるかのような瞳は、瞬きとごろか息さえ呑み込めなかった。
 磨虎は腕を組み揶揄うように笑う。
「クククッ お前達、柊虎を怒らすなよ」
 その後、柊虎は淡々と説明した。朱翔は号令役、全員が対指導者と一対一で格闘し、一回四半刻毎に四半刻の休憩を挟み四回、昼餉後もう一度四回、計八回の特訓内容だ。その間、霊力を使えないとなれば、後半は確実に体力が追いつかなくなる。
「…以上だ。何か質問はあるか?」
 四人は顔をぶんぶん横に振る。
「よし、ならば始めるぞ」
「はい!」
 四人は背筋を張らせて返事した。
 一回戦の相手は籤引きで決め、蒼亞対柊虎、壱黄対兄、海虎対義兄、玄史対磨虎となった。広場を〝田〟の字に区切り、各自配置された枠内で指導者と向き合って構える。まさか、実戦のみで体を鍛えることになるとは。中央に立つ朱翔が、周囲を見渡して号令をかける。

「始め!」

 柊虎は双眸を鋭く光らせ、一瞬で間合いを詰めてきた。足音もせず迫り来る動きは、白虎の如く俊敏だ。「ゔッ」受身を取る前に、蒼亞は打撃を脇腹にくらう。手加減されていても、内臓が揺れ動く衝撃は耐え難いものだ。白虎家ならではの接近戦、突きと蹴りの連続技、海虎よりも背丈の差があり、躱しても完全には避けきれない。「くっ…」腕や脚で受身を取るも、反撃の隙すら与えてはくれない。だが、それ以上に気味が悪いのは、柊虎の表情だ。格闘しているとは思えない程、涼しく冷やかに一点集中している。見合っているはずだが、視線が合っている気が全くしない。次なる攻撃に向け、本来瞳はわずかに揺れたり、瞳孔に動きが現れるもの。それが全く感じられないのだ。
 急に、柊虎が攻撃の手を止めた。
「蒼亞、お前は洞察力に優れているが頼り過ぎだ。目を閉じろ」
「はっ、はい…」
 言われた通り瞼を閉じる。
「呼吸を整えて神力を安定させろ」
 鼻から吸って口から吐き、身体に流れる規則的な鼓動に合わせ、神力の乱れを抑えた。
「霊力と同様に神力で身体を守るのだ」
 穏やかな口調に導かれ、安定した神力の鎧を蒼亞は身に纏った。とその時だ、びりっと全身に電流が走り、顔の手前で柊虎の拳を握った。
「そうだ。そのままだ」
 柊虎は再び攻撃を始めるが、身体は導かれる様に勝手に動く。神力は神力に反応する。成程、これなら目で追うよりも断然速い。次第に柊虎の攻撃は速さを増すが、蒼亞は一発もくらう事なく全て受け流すことができた。しかも、一歩も後退りしていなかった。
 柊虎が攻撃を止めて言う。
「よし、覚えたか?」
「…はい」
「目を開けろ」
「…はい」
 聞こえていた口調とは違い、柊虎の顔は無表情のままだ。
「続けるぞ」
「お願いします!」
 先程目を開けていた時よりも、身体は即座に動く。だが、身についた癖は直ぐには取れないものだ。攻撃の隙を狙えば瞳が自然と動き「ゔッ」鳩尾にくらってしまう。再び「目を閉じろ」と指示をされ、慣れた頃に瞼を開け、一発くらったらまた瞼を閉じた。結局、攻撃どころか受身の初歩の段階で終了した。
 蒼亞は会釈して尋ねる。
「柊虎様っ」
「質問は駄目だ。次に備えて休め」
 そう言って、柊虎は踵を翻して立ち去る。中央にいる朱翔の元に指導者達は集まり、何やら話し合いを始めだした。体力を消耗させるような激しい特訓を覚悟していたが、どうやら違うようだ。蒼亞の位置からでは、反対側にいる海虎の様子は中央の指導者達に遮られて見えない。左隣では壱黄が険しい顔でうつむき、右隣では玄史が仰向けで倒れていた。指導者によって内容も違うようだが、特訓の意図はまだ見えない。


 二回戦、相手は磨虎。
「蒼亞、休まず攻撃し続けろ」
「はい!」
 開始の合図と同時に蒼亞は連続技を仕掛けるが、磨虎は全て受け止め「ふっ」と楽しそうに鼻で笑う。
「後半に力を温存しているのか? ならば出させるまでだ!」
 磨虎はわざと、蒼亞の蹴りを肘で受け止めた。
「痛ッ!」
 蒼亞は痛みのあまり、しゃがんで右足を抱え蹲る。霊力で守っていない分、生身の身体に受ける衝撃は露骨だ。しかも、磨虎は受身で返しただけ。今まで力が跳ね返って来なかったのは、蒼亞の力に合わせた神力で磨虎は中和していたからだ。磨虎が力を強めれば、差が跳ね返って来るのは当然の事。「お前の力はこんなものか?」そう言わんばかりに、磨虎は埃でも払うかのように肘に軽く息を吹きかけ、袖を叩いて皺を伸ばした。
(くそっ…)
 蒼亞は負けずと立ち上がって瞼を閉じ、呼吸を安定させ神力の鎧を身体に纏う。瞼を開き肌で感じる力の量に合わせ、四肢で技を撃ち込んだ。
「ふっ、流石だな。面白い」
 磨虎は待ち侘びていたかのように、獰猛さを露わにしてにやりと微笑む。「ゔあッ!」肘打ちを拳で受け止められ、跳ね返る衝撃に二の腕が千切れそうになる。「耐えろ!」蒼亞は顳顬に血管を浮き立たせ、奥歯をぎりっと食いしばった。
「良い目をしているな。続けろ」
 磨虎は煽るのも上手いが、神力の高さを自負するだけあって、一定の調整に狂いがない。全身に纏う鎧はわずかな乱れさえ感じず、瞬時に受身の箇所に力を集め防御もしている。神力を完全に使い熟しているのだ。
「動きが鈍くなってきたぞ、早めに休むか?」
「いッ、いいえッ」
 気にかけるような優しい口調は「これ以上手加減されたくないだろ?」と皮肉にも聞こえる。蒼亞は眉間に皺を寄せて睨みつけ、猛攻撃に走る。拳、腕、膝、跳ね返る痛みに耐えながらも、休む事なく打ち突けた。

「止め!」

 どす! いきなり手掌で突き飛ばされ、いとも簡単に地面に倒れると、目の前には雲一つない青空が広がっていた。
「霊力で回復しろ」
 言い残して磨虎は立ち去った。
「はぁ、はぁ、はぁ…」
 玄史が何故あの姿だったか……今わかった。まんまと神力を使い果たし、立つこともできない。何とか指二本を胸にあて、霊力を急ぎ送る……おや? 身体が一気に回復するではないか。そうか、霊力は消耗していない。今まで自身に霊力を送るなど、思い返せばしたこともなかった。これは面白い、この特訓はきっと、神力と霊力の特性を活かしているのだ。其々の使い方を学ばなければ、掛け合わせた高度な技は扱えないということなのだ!
「ふっ……ハハハハハ」
 蒼亞は楽しくて仕方がなく、大の字で寝転んだまま大声で笑う。ごろごろと転がりはしゃいでいると、真顔の壱黄と目が合う。その顔は、先程玄史を見ていた自分だ。「クククッ」次は壱黄がこうなる番だと笑い、反対に転がると…はて? 玄史は膝を抱え蹲っているではないか。蒼亞は笑うのを止め、横になったまま頬杖を突き暫く眺めた。次なる相手の足音が地面を通して近づき、蒼亞は立ち上がる。埃を払って衣を正し、神力の鎧を纏い待ち構えた。


 三回戦、相手は義兄。まじまじと蒼亞を見つめ義兄は頷く。
「うんうん、ちゃんと学んでいるね。よし、始めようか」
「はい!」
 義兄は基本的な型で受身を取り、互角の相打ちを続けた。突きを躱しては「おっ、凄いな」感心して受け流す。腕で蹴りを受け止めては「なるほど」と納得する。一体何を観ているのか。しかも、義兄の攻撃は全て寸止めで、隙をついてくるわけでもない。「蒼亞後ろが疎かだぞ」突然、背後から拳が頬を掠めた。え? ばっと振り返るが誰もいず、直ぐに顔を戻す。義兄はにんまりと、怪しげに微笑んだ。分身術か、幻影術か、何にせよ、悉く玄武家の技は得体が知れないものばかりだ。
「ほら後ろだよ」
 今度は膝裏を蹴られ、かくんと体勢を崩す。構え直して瞳を左右に動かし、背後に意識を回すと「違う違う。前だよ」はっと気づいた時には、既に目の前に拳があった。
「なっ…」
 蒼亞は拳を見つめ固まる。途端、拳から突き出た中指が「バチン」と額を強く弾いた。
「痛ッ!」
 蒼亞は片目を瞑りながら額を摩り、義兄はげらげらと笑う。神力は使い熟せていなくても、高さは義兄より上のはず、しかし、完全に弄ばれている。急ぎ体制を整え撃ち合いを続けていると、またもや背後で神力が反応し、すかさず後ろに蹴り上げた。しかし、手応えはあったがやはり物体はない。前方から迫る義兄に立ち向かいながら、度々背後に感じるものを砕く。これはもうニ対一だ。「はぁ、はぁ…」徐々に息が切れ始め、集中力が薄れてきた。

「止め!」

 蒼亞は肩で息をするも、義兄は呼吸一つ乱れもしない。義兄は腕を組み、つまらなさそうに言う。
「うーん、まだ上と横は無理そうだね」
「なっ…」
 とどめの捨て台詞に、蒼亞は思わず膝を突く。必死で喰らい付いても、手の平で転がされている現状に憮然と地面を見つめた。またしても、玄史の気持ちに共感してしまう。そして、次は壱黄がそれを感じるのだろう。霊力は体力を戻しても、精神的な衝撃を戻してはくれない。蒼亞は胡座を組んでうつむき「はぁ…」大きく溜息を吐いた。壱黄を見ると、案の定仰向けで倒れ霊力を送り、玄史は険しい顔で立ち尽くしていた。最初兄と組んだ壱黄と同じ姿に、どう心構えをすればよいか蒼亞は戸惑う。中央の指導者達が動き出し、蒼亞は拳を握り立ち上がった。


 四回戦、相手は兄。手合わせどころか、幼き頃から遊んでもらった事すらない。彼と戯れて遊ぶのを、兄はいつも腕を組んで見ていた。
 九年前、蒼亞がまだ両親と共に緑龍殿で過ごしていたある日、兄と共に遊びに来た彼が、庭園で蒼亞を抱き上げ「高い高ーい」空に掲げた。ふわっと宙に浮く感覚は内臓を擽り、蒼亞が黄色い声で笑うと「アハハハ」彼も太陽の様に眩しく笑う。「蒼万もやってみろよ、兄ちゃんだろ?」そう言って、彼は兄に受け渡した。蒼亞は両脇腹を掴まれ、初めて兄を見下ろした。兄が腕を空へ伸ばすと、視界はそれはそれは見事な絶景だった。「蒼亞良かったな、高い所好きか?」彼は見上げて微笑む。「うん、好き!」蒼亞は両手足を振って喜びを表現した。「蒼亞行くぞ、高いたかっ」彼の声でぐんっと視界が空高く上がり「蒼亞ーっ‼︎」彼が下から叫んだ。そして、緑龍殿二階の広縁にいた母と目が合う。「……え? きゃーっ 蒼亞ーっ‼︎」母は驚愕して手摺から身を乗り出して喚き、侍女達も突然の出来事に混乱しながらも、落ちそうになる母を掴まえた。空中停止した後は、勿論落下するのみである。走馬灯のように過ぎ去る景色は、楽しむどころか感情は無に等しい。地上でがしっと兄に掴まれるも「蒼亞大丈夫か⁉︎」放心状態のまま彼が兄から取り上げ、ぎゅっと抱きしめてくれた。硬直した体が溶けだすように震えだし、ぽつり…ぽつり…無言で涙を溢した。「蒼万何するんだよ!」と激怒する彼の反応とは違い「…高い所が好きと」真顔で答える兄。「高過ぎるんだよ!」兄は無言で緑龍殿の二階を見上げ「そうか…」と呟いた。二階から駆け下りてきた母に兄は怒られ、以来兄は見守りに徹するようになったのだ。
 ────準備を整え、足の指先で靴底から地面を掴む。蒼亞の枠に兄が入り、仁王立ちで腕を組んだ。改めて向かい合ってみると、やはり威圧感に圧倒される。

「始め!」

 開始の号令がかかるも、兄は構えることなく微動だにしない。不思議なほど静まり返り、通り過ぎる風さえもが穏やかだ。こちらから仕掛けるのを待っているのだろう、だが、隙どころか近づくだけでも危うい。じりじりと間合いを詰めるも、兄から漂う気迫に押し潰されそうだ。鋭く光った双眸は、揺るぎなく蒼亞を凝視する。次の瞬間、兄が一瞬で間合いを詰めて向かってきた。左脇腹に感じた反応に身を任せ、ばっと左膝を上げ脛で受身の体勢を取る。
 ──おや?
 目前ですっと消えたではないか。辺りを見渡すと、兄は変わらぬ姿勢のまま腕を組んで立っていた。確かに向かってきたはず……義兄と同じ術を使っているのか、だとしても、あまりにもはっきりと見え過ぎている。残像でもなければ分身でもない、額に冷や汗を滲ませ再び兄と睨み合う。次こそはと、蒼亞は直ぐに間合いを詰め仕掛ける。瞬時に兄も腕を解いて突きを躱し、下から拳を顎に突き上げてきた。
(くそっ、間に合わないっ…)
 蒼亞はぎゅっと目を瞑る。
「ゔッ… あれ?」
 打たれた衝撃がなく瞼を開けると、兄は少し下がった位置から腕を組んで見ていた。訳が分からず、蒼亞は顔をしかめる。
「兄上…?」
 兄が口を開く。
「お前が見ているのは私ではない、お前が作り出した私の動きだ」

 ……言っている意味が全く分からない。

「続けろ」
「は、はい!」
 その後も見えては消える兄と撃ち合い続け、結局本当の兄は数回位置を移動しただけで、最初と変わらぬ姿勢のまま終わった。心から願う……誰か説明してくれ。兄は立ち去り、蒼亞は壱黄、玄史同様に険しい顔でうつむいた。恐らく、海虎も同様の思いを味わったはずだ。指導者達が揃っていなくなった後、ようやく見えた海虎は仰向けで倒れ、自身に霊力を送っていた。
 海虎の元に集合し、玄史が言う。
「食べたら話し合いだ」
「うん」
 四人は険しい顔で頷いた。
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