彼と兄と過ごした日々 〜蒼亞の願い〜

アマリリス

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第ニ章 桜草

二十四 深層に陥る

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 蒼亞達四人は、部屋で義兄が来るのを待つも、もどかしさからうろうろと歩き回る。暫くして扉が静かに開き、義兄は部屋に上がってきた。畳を踏む足音は軽く、義兄は四人の姿を一人ずつ見て回り、各自の寝床を準備させた。
「今から一刻の睡眠だけど、その前に海虎」
「はい」
「一瞬霊力を止めたね」
 海虎はお仕置きを覚悟する。
「…はい」
「よし。寝ながらの霊力維持を教えるから、皆寝床に入るのだ」
 お仕置きもなく、更にはご丁寧に方法まで教えるとは。四人は義兄の意図が全くわからず、困惑の表情を見せる。
「玄弥様、私に何か罰があるのでは?」
 義兄は、にやりと気味の悪い笑みを浮かべた。
「罰はもう始まっているよ。さあ早く横になるのだ」
 促され、四人は寝床に横になる。流石に霊力を使い続けていたせいか、義兄が心地よい口調で説明しはじめると、自然と身体が寝床にへばりつき、吸い込まれるように瞼を閉じた。
「今内にある霊力で全身を包み込むよう想像するのだ、頭のてっぺんからつま先まで、優しく纏うように… 夢の中に入ってもそれを続けるだけでいい…、…、…」
 

(ここは…)
 ───青々とした広い空、眩しい陽射し、微風が吹く度、若草の香りが鼻を擽り、蒼亞は空を眺めながら、記憶を手繰り寄せる。
(もしかして、夢の中か…?)
 風の音や土の硬さ、肌で感じる感覚や大気の存在感は、幻覚とは違い起きているのと変わらない。すっと起き上がり芝生を踏みしめながら、何もない広大な草原を歩き回る。すると、急に靄がかかり、足下すら見えなくなるほどの白い濃霧に包まれた。方向がわからないまま歩き続けると、微かに先が見えだし、導かれるように霧の中を進む。やっと霧の中を抜けだすと、そこは草原ではなく、大殿、中殿と馴染みのある建物に、蒼亞は見渡して納得する。見覚えがあって当然、ここは東宮だ。だが、東宮内に草原はない、濃霧が夢と現実を繋いでいるのか。殿の配置や大きさまでもが同じで、まるで帰って来たような気分だ。

「兄上ー!」

(え、私?)
 蒼亞は自分の声に驚き振り返る。手を振るもう一人の蒼亞は、今の蒼亞と同じ年頃だ。自分が兄に見えるのだろうか? なんにせよ、これが現実であるはずがない。向かって来る蒼亞に何を話そうか戸惑っていると、走りながらさっと蒼亞の横を通り過ぎた。あれ? 蒼亞は拍子抜けする。振り返って目で追う先には、いつの間にか兄の姿があった。今しがた、誰もいなかったはず。それに、もう一人の蒼亞が通り過ぎた時、わずかに肩が触れたが感触がなかった。草原とは違い、足下も宙に浮いた感覚がする。だとすと、ここは夢の中だ。蒼亞は驚きながらも夢の蒼亞の後を追う。だが、徐々に近づくにつれ、蒼亞は眉を寄せ違和感を抱く。兄に違いはないが容貌魁偉とは程遠く、父と似て物腰が柔らかく、明るい声で夢の蒼亞の肩に触れる。
「蒼亞、どうしたのだ?」
 普通の仲の良い兄弟にしかみえないが、蒼亞の知る兄ではない。異様な光景に、胸の奥がちくっと痛んだ。夢の蒼亞は、丁寧に会釈して尋ねる。
「兄上、義姉上の体調はいかがですか?」
(誰のことだ?)
 兄はにこやかに言う。
「もう大丈夫だ。会いたいか?」
「はい!」
「なら共に行こう」
 蒼亞は険しい顔で二人の後をついて行った。
 歩きながらも、兄は夢の蒼亞の肩を組み、領域調査で行った村や領主のことを話し、夢の蒼亞は、尊敬している兄の話に聞き入っていた。しかし、向かっている方向は紫龍殿、聞きたい名が出てこないことに、蒼亞は二人の後ろで顔を曇らせた。到着しても門を跨ぐ足は重く、胸騒ぎを感じながら廊下を歩き、兄の自室に向かう。兄が自殿に戻れば、逃げるように木の幹に隠れる者達の姿がなく、蒼亞は庭園を見つめぐっと奥歯を噛みしめた。
 自室の前で兄がそっと戸を叩く。
 コン コン コン
「私だ、蒼亞が会いに来たぞ」

「どうぞお入り下さい」

 おっとりとした口調に聞き覚えのない声、この部屋から発せられるにはそぐわないと、蒼亞は目を瞑り眉を寄せる。振える鼓動を抑えるように拳を握り、戸が開くと同時にゆっくりと瞼を開けるも、目に映る眩い光景に、鋭い爪で鷲掴みされたように心臓が軋んだ。
「義姉上、おめでとうございます」
「ありがとう蒼亞、ふふふ」
 部屋の中には、容姿共に端麗な顔立ちの女子が、赤子を抱き椅子に腰掛けていた。母としてふんわり微笑み、兄は義姉の肩を抱き寄せる。義姉は当然のように兄の温もりを受け入れ、幸せそうに見つめ合った。その手は彼のものだ! 蒼亞は怒りを込み上げ、目の縁を赤く染める。夢の蒼亞は義姉に近づき、寝ている赤子の頬を小突いて笑う。
「叔父上だぞ、可愛いなハハハ」
「蒼亞、抱っこしてあげて」
「よ、よいの・・・ですか?」
 夢の蒼亞は不安な顔をするも、兄が微笑んで頷き、義姉は席を立ち赤子を優しく受け渡した。ほんの小さな赤子に、夢の蒼亞は満面の笑みで微笑みかける。兄は義姉の腰に腕を回し、義姉は嬉しそうに兄の胸に凭れ、二人は我が子を可愛がる夢の蒼亞を眺めた。そんな幸せな光景が、呼吸が乱れるほど蒼亞は受け入れられず、義姉や赤子に憎らしい感情さえ抱いた。彼でなくても兄は幸せなのか、それで本当に幸せなのか、やはり子が欲しかったのか。ならば、彼はどうなるのだ? 彼の存在や過去、失ったもの、神族が奪ったもの、誰が彼を救い、誰が愛するのだ! しかし、兄の幸せを望まないはずがない。溢れ出した感情は抑えられず、蒼亞は混乱状態に陥る。
(違うっ、これは夢だ!)
 ガツガツ…
 蒼亞の目から、止まらない涙が零れ落ちる。自分の夢なら、望めば彼がきっと現れるはず、今からでも遅くはない。
「兄上っ、志ぃ兄ちゃんは何処ですか⁉︎ 兄上! 嫌だっ、こんなの嫌だーっ‼︎」
 大声で叫んでも、投げかけても、兄には届かず、居た堪れず蒼亞は部屋を飛び出して庭園に走った。
「志ぃ兄ちゃんっ何処ーっ‼︎ 志ぃ兄ちゃんっ…ひっく、ううっ…」
 ガツガツガツ…
 蒼亞は膝を突き、苦痛に頭を抱え叫んだ。
「うああぁぁ───」


 ペチン!
「痛ッ」
 体に衝撃が走り、蒼亞はぱちっと瞼を開く。
(ん? ここは…)
「蒼亞、霊力を早く込め直すのだ」
 上半身をがばっと起き上がらせて振り返ると、義兄が枕元で片膝を突いてしゃがみ、真顔で蒼亞を見ていた。
「早くしないと喰われるよ」
 訳がわからないまま、急ぎ霊力を込め直して横を見ると、壱黄、海虎、玄史が魘されていた。
「義兄上…こ、これは…」
「いずれわかるよ」
 そう言ってすっと立ち上がり、順番に三人の額を叩いた。「痛ッ」がばっ、「痛ッ」がばっ、「痛ッ」がばっ……三人共、蒼亞同様混乱しながらも、義兄に言われ急ぎ霊力を込め直す。
 義兄は腕を組み見下ろして言う。
「お前達、一刻しかもたなかったら次の睡眠どうすのだ? 後半の方が霊力が少ないからきついよハハハ 次は五刻後にここでね」
「は、はい…」
 義兄が出て行った後も、四人は身に起きたことに頭が廻らず、座ったまま茫然とする。とにかく、顔でも洗い目を覚まそうと蒼亞が促し、四人はふらつく足で立ち上がって部屋を出た。


 ────顔を洗っても全くすっきりせず、四人は暗い表情のまま落ち着いて話せる場所を探す。広場や庭園には、せっせと掃除をする侍女達がいた。自分達がいては気を遣わせてしまうと思っても、部屋に戻る気にはなれず、結局は食堂の椅子に腰掛け重く溜息を吐いた。壱黄、海虎、玄史も、夢を見たはずだが、三人共うつむき黙り込んでいる。誰かが先に切りださなければと、蒼亞は口を開いた。
「話したくないなら無理に話さなくていい、だけど私の話を聞いて何かわかったら教えてくれ」
 三人は顔を上げ、蒼亞を見て無言で頷く。
「私の夢は、志ぃ兄ちゃんがいなかった…」
 蒼亞は夢の内容、感情、全てを話した。話しながらも泣きそうになり、今直ぐにでも彼と兄に会いたかった。だが、もし黄怜が生きていたら、もし黄龍家の呪いがなかったら、一度でも考えたことがないといえば、それは嘘だ。一方が存在すれば、もう一方は消える。確かに、夢の中の兄は弊害が何もなく幸せそうだった。彼と出逢わなければ、兄は今頃……。
「蒼亞、それは違うぞ」
「玄史…」
「志瑞也さんが生まれたのは蒼万様よりずっと後だ。お前の夢は蒼万様が〝破壊神でなければ〟と思ったからではないのか?」
「……」
 それもそうだ。そう考えてみると、全てが腑に落ちる。
「…黄怜様も生まれたのは兄上の後だ。そもそも兄上が破壊神として生まれた理由は、誰もわからない…」
「そうだ」
「玄史、ならこの夢の意味は何なんだ?」
 玄史はやっとわかったと、重く明かす。
「…夢に惑わされているのだ。しかも 夢蟖むしにな。夢を操る霊術だ」
 三人は同時に言う。
「むっ夢蟖⁉︎」
 玄史は顰めっ面で額に手をあてて言う。
「くそっ、髪を喰っている時点で気づくべきだった。志瑞也さんが伝えていたのはではなく、 夢蟖・・だったのだな。まさか玄弥様がこの術を使ってくるとは…」
 蒼亞は縋るような目つきで言う。
「どんな術なんだ⁉︎」
 玄史は堂々と言い切る。
「知らない」
 は?
 三人は目が点になる。
「私は虫が苦手でな、術書を読みながら吐き気がしてなハハハ」
 玄史は身震いしながら笑い、目を据わらせる三人に言う。
「わかるのは、私達の身体には霊力を餌とする夢蟖が取り憑いているのだ。霊力を使っていれば夢蟖は大人しいが、餌がなくなればどうなるかは分からない」
「……」
「……」
「……」
 術名を知ったとしても、状況が好転したわけではない。恐らく、義兄は敢えてこの術を使用したのだろう。事前に玄史の父から情報を得て、例え玄史が虫嫌いでなくても、玄史の知らない別の術を選んでいたはずだ。神家によって不利のないよう、徹底した訓練の平等性に、蒼亞、壱黄、海虎は何も言えなかった。
 玄史は「はぁ…」と重く溜息を吐き、眉をひそめて話しだす。
「私の夢はな…」
 ───玄史の母の死は、懐妊中の転倒によるものだった。臨月に入りお腹も大きく、外出を控えるよう父玄平は忠告していた。しかし、籠っていては気が滅入ると、近くを散策していた際起きてしまった不運な出来事だった。だが、母は腹の子だけでも助けて欲しい、腹を裂いて取り出してくれと叫び、苦しみながら亡くなった。玄史はその声が今でも忘れられないと、目の縁を赤く染めた。懐妊していなければ、母だけでも助かっていれば、玄史はそう思った。
 夢では、懐かしの母の姿に涙した。だが、あまりにも微笑む母の様子に違和感を抱き、夢の玄史と父の会話から、現実と同様に転倒し、子は流れたが母は生き残ったと知る。そして、精神を病んでしまい誰のことも分からず、ただ笑っているだけだったのだ。玄史は話しながらも声を震わせ、頬に涙をつたらせた。母が玄咊に問う「あなたは新しい侍女?」。眉をひそめ「はい」と微笑む玄咊に「そう、私も一人ぐらい子が欲しかったわ」と、母は無邪気に微笑んだ。玄史は泣き崩れその場で叫んでいたところ、義兄に起こされたのだ。
「話したくなかったが…ぐすっ、蒼亞の話を聞いて惑わされていると気づいた…」
 こんな夢、苦しすぎる。三人も、腕や手で涙を拭う。
「わっ…私も、怖いけど話すよ…」
 ───壱黄は双子でありながら、頭も良く明るくて気の強い黄花に、本当は劣等感を抱いていた。兄として振舞うことで、妹思いの優しい自分でありたかった、見られたかった、褒められたかった。黄花がいなければ、または、自分が黄花の立場であればと思った。
 壱黄の夢では姿も名も変わらず、夢の壱黄と黄花が現れ、彼から黄怜の話を聞かされた後だった。しかし、心情は黄花のだけが伝わり、黄龍家で初の女子、女子というだけで殺された睦黄、黄怜を死に追い詰めた曽祖母九虎。自分は呪われた血なのか? 本当に自分だけが生きていて良いのか? いずれは自分が争いの種になるのではないか? 黄花の悩みや苦しみを重圧のように感じた。天命懇神義初日、夢の壱黄と父黄虎が楽しそうに話をしていた。その光景は、壱黄が現実で身体の変化を相談していた時のものだ。「何を話しているの?」黄花が近づき問うも「男同士・・・の話だよ、なあ壱黄」父は言いながら、夢の壱黄の頭をなでる。「そう、ふふふ」微笑んで立ち去りながら、黄花は孤独に涙を滲ませた。
 男子であれば、父は壱黄と同じ様に接してくれたのか? 時折感じる特別扱い、それを本当に受け入れて良いのか? 最終日、母虎春の懐妊を知り喜ぶも、弟だったらまた孤独になってしまう。歪んでいく心に、黄花は不安を抱き始めた。この感情は血のせいだ、血が心を醜くしているのだ、呪いの血を身体から出さねば。小刀で見えない箇所を切りつけ、流れる鮮やかな血の色に、まだ汚れていないと黄花は安堵して微笑む。壱黄は何度も「やめるのだ黄花!」と叫んだ。だが、届くはずもなく「ごめんなさい…」罪を償うように、黄花は何度も身体に傷をつけた。日毎に心が闇に包まれ、黄花の精神は追い込まれていく。いつか自分も曽祖母と同じ事をしてしまう、ならばその前にと、自ら胸を深く突き刺し衣を真っ赤に染めて倒れた。救われたように微笑み青白くなっていく黄花の姿に、壱黄は何もできず泣き叫んでいたのを義兄に起こされたのだった。
 蒼亞は静かに尋ねる。
「黄花と黄怜様の事話したか?」
 壱黄はうつむいたままで言う。
「ううん、正直私は女ではないから深く考えもしなかったよ… 浄化の儀式の後から、父上と良く二人で話すようになったのだ。黄花は知らない事だから、秘密を共有しているみたいで嬉しかった… けど、夢の黄花は生きているのが怖くて、苦しんで… ま…毎日、独りで泣いていたのだ… ううっ…」
 壱黄が黄花を思ってないはずがない、それは共に育ってきた蒼亞の目から見てもわかる事。黄花もまた、壱黄がいたからこそ孤独ではなかったはずだ。だが、成長と共に感じる事柄は、いつまでも一緒にいられないのだと、いずれは離れる時が来るのだと実感してしまうものだ。
「志ぃ兄ちゃんの事、お前から黄虎様に言って早めに黄花に話してみたらどうだ?」
「うん…ぐすっ、そうするよ…」
 黄花には、黄花の定めがある。何故双子で生まれたのか、何故男女なのか。〝神は意味のない事はしない〟再び黄龍家に生を成した女子をどう育てるのか、神は観ているのだ。
 玄史が一呼吸置いて尋ねる。
「海虎、お前は?」
「そ、その…」
 三人とは反応が違い、目が泳ぎ落ち着きがない。
「無理して話さなくてよいぞ、では夢の共通点をっ」
「はっ話すよっ…」
 ───海虎は当然、身内が女子だらけの事だ。夢での海虎は三人の兄に恵まれ、可愛がられ、何事もなく楽しい日々を過ごしていた。
 蒼亞は首を傾げる。
「ん、海虎だけおかしくないか?」
「私も皆の話を聞いて、余計に言いづらくなったのだ…」
 蒼亞は思い返し尋ねる。
「でも最初に私が起きた時、お前も魘されていたよな?」
 海虎は不満気に言う。
「あぁ、夢の私が刺繍をしていたら下手過ぎてな、基本すらできていなかったよ。聞こえないとわかっていても思わず横から口出したら『ガツガツ』って耳元で鳴ってな」
(ん?)
 蒼亞はぴくりと眉を動かし、壱黄、玄史も同様に引っかかり、三人は見合わせた。海虎は気にすることなく、呆れるように話し続ける。
「針を置いたら鳴り止むが持つとまた鳴り出すのだ。音がどんどん大きくなって耳を押さえながら『針を置くのだ!』って叫んでいたら、玄弥様に起こされたのだ」
「……」
「……」
「……」
 険しい顔で黙り込む三人の様子に、海虎は気まずそうに明かす。
「そ、それと… 実はな、屁をした時も『ガッ』って微かに聞こえて軽く耳をほじったのだが、一瞬だったし耳鳴りかと思って言わなかったのだ…」 
 玄史が低く言う。
「確か、玄弥様が『もう始まっている』って言っていたよな?」
 夢と同じ音が現実で鳴っているとすれば、蒼亞はもしやと目を見開く。
「海虎、お前針持ってきたか?」
「いっ一応、衣の解れを直すためにいつも持っているが、部屋に…まさか、そんな…」
 海虎は顔面蒼白になる。
「皆行くぞ!」
 ガタンッ
 四人は一斉に立ち上がり、部屋へと走った。
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