神崎くんは床上手

ハナラビ

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山下2

山下2-3

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 今振り返ってみても、彼女はいい子だったと思う。
 一つのところに勤めるのでは返済効率が悪いと気付いたおれは、高卒で就職した保険会社の営業を辞め、正社員の福利厚生を捨ててバイトを掛け持ちし、十九でフリーターとなった。おれは、隙間時間に入れていたコンビニのバイトで後輩だった、ひとつ下の高校生としばらく付き合っていた。夏の終わりからクリスマスまで保たないくらいの短い期間だ。年下の、世間の暗いところを何も知らない明るさが眩しくて……何にでもよく気が付く、おれにはもったいないくらいの良い子だった。でも、だからこそ最後の方はもう、自分の気持ちが……彼女をちゃんと好きなのか、ただその人生を羨んでいるだけなのか、分からなくなっていた。
 それでも大切にしていたつもりだ。なけなしの金でプレゼントを買ったこともあった。バイトの合間を縫ってできるだけ会うようにしていた。セックスだって……初めて同士だったから、それこそ壊れ物を扱うかのように優しくした。
 今なら逃げて当然だよなとわかる。まともな感性をしていた年下の女の子は、おれの借金のことを知ると二度と連絡がつかなくなった。余計なお世話を焼きたがる先輩が告げ口したらしい。気付いたときには彼女はもうバイトも辞めていた。おれがそのことに気が付いたのは……他のバイトのシフトで顔を出せなかった所為もあるとはいえ、彼女が辞めてから二週間も経った後だった。改めて、この人生には彼女を大事にする余裕なんてないんだと思い知らされた。
 おれの方は……隙間時間にすこしだけ入るためのコンビニバイトではあったが……簡単に辞められるわけでもなかったので、正直にいうと彼女が綺麗に消えてくれて助かったと思った。気まずい人間は職場に一人でも少ないほうがいい。いなくなって最初に思ったことが、それだった。おれはたぶん、薄情な男なんだろう。
 
 母親に新しい彼氏が出来たのはその頃だったか。
 こんなおれたちに対して優しい、良い人だと思っていた。借金のことまでは背負えないけど、と言って、よくご飯を奢ってくれた。
 母がその人に「借金のことを警察に相談しようか」と言ったことがある。けれど男は「闇金を告発したら、裏にいるヤクザにどんな報復をされるか分からない」と説明し、大人しく借金を返していくことを勧めてきた。今思えばそこからもう怪しかったんだ。
 母がいなくなって、その男が母はどこだと怒鳴り込んできた。本気で知らなかったおれは、スマホの履歴を全部見せることになった。結局そいつはヤクザの仲間の男だったわけだ。
 歳を取ってもまあまあ綺麗だった母は、恐らく……信じた男に何処かへ売られてしまいそうになったのではないか。だから逃げたんだと思う。おれも大して探そうとは思わなかった。いっそ清々した。これでもう、気掛かりはなにもない。
  
「……その話、飯塚さんにしたのか?」
「してないです。できるわけないですよ」
「それでいい。余計なことは喋んなよ。あの人も、別にお前の味方じゃねえからな」
 
 昼前にホテルへ迎えに来た神崎さんに着替えを渡されて、おれは真新しい衣服に身を包み、高そうな車の助手席に座っていた。
 ――味方。
 人生でいまいちピンとこない言葉の筆頭だ。
 保険会社にいた頃の先輩は特にそうだったが、あらゆる年上の人間がおれに「自分は山下の味方だから」と言った。飯くらいは奢ってくれたし、それは有り難かったけど、それだけだ。味方ってなんだろう。借金の取立から匿ってくれるわけでもないし、誰も彼もおれの人生には必要以上に踏み入ってこない。当たり前だ。みんな自分のことで手一杯で、誰かに手を差し伸べる余裕なんてない。金のことなら尚更だ。関わりたくないだろう。
 おれは運転席の神崎さんを見た。昨日抱かれたときにすこし崩れていた髪は、当たり前だが丁寧にセットし直されている。目付きは悪いけど、かっこいい人だなと思う。
 神崎さんの運転する車は意外にも安全運転だった。
 ……意外にも?
 ここで自分の思考に思わず笑いそうになる。
 この人のことを何も知らないくせに、何を持っておれは意外だと思ったんだろう。見た目だろうか。
 じゃあ今現在ボサボサ頭で顔のやつれたおれは、どんな行動がそれらしいというんだろう。
 考え続けると思考が嫌な方向へ流れる気配がしたので、おれは慌てて口を開いた。
 
「これからどこへ行くんですか?」
「んー……まずは飯だろ。腹減ってるよな?」
「うーん……もう空腹感が、よく分からなくて……」
「…………そうか。じゃあ腹に優しいもんがいいか」
 
 それから神崎さんは、おれの言葉で行き先を変えたらしかった。何だかそんなことでさえ新鮮だった。おれのひと言で誰かの行動が左右される状況は、かなり久しぶりだ。
  
「買ってくるから、ちょっと車で待ってろ」
「お、おれも……いや、おれが行きます」
「ばーか、そんなフラフラで何言ってんだよ。いいから大人しく座ってろ。体力を消耗しないことが今の仕事だと思え。今日はクソほど予定詰まってるから、倒れられたら困る」
「はぁ……分かりました……」
 
 神崎さんはちらりと腕時計を見て車を降りていった。ちょっと見回してみたけど、ここは店の駐車場のようだ。でもずいぶんと狭かった。程なくして戻ってきた神崎さんが、袋の中から熱いカップとほんのり温かい包みを取り出す。
 
「こっちが豚汁。そこ飲み物置けるから使え。おにぎりは何でも好きなやつを好きなだけ食べろ」
「わ……こんなに、いいんですか」
「今日は三食全部飯連れてってやるから、無理して詰め込もうとすんなよ。余ったら俺が食うから」
「はい……いただきます」
「できるだけ丁寧に運転するけど、あと20分は移動する。絶対零すなよ」
「わかりました」
 
 おれは早速割り箸を割って、まず熱いカップを手に取った。
 このとき食べた豚汁とおにぎりの味は、生涯忘れることはない気がする。本気で美味かった。すこし濃い味の熱い豚汁を慎重に啜って、そのままほんのり温かい梅にぎりに齧り付いたとき、日本人で良かったと本気で思った。
 梅と、しそと、おかかと、焼きたらこを食べた。おにぎり一つ一つはそこまで大きくはないとはいえ、豚汁も具だくさんだったし……こんなに食べたのは久しぶりで、食べっぷりを神崎さんに心配されたほどだ。
 
「……山下って結構食う方なの?」
「どうでしょう……あまりお腹いっぱいになったことがないので……」
「ふ……まあ、食べるヤツの方が筋肉つくからな。良いことだよ」
「筋肉ですか」
「そう、筋肉。詳しくはそのうち説明する。着いたぞ。車降りろ。スマホは持っとけよ」
 
 バイトを探すにしても何にしても、携帯電話がないと始まらないというのは不便なことだった。おれはやむを得ず、できるだけ安いプランでスマホを契約している。
 連れて来られたのは美容室だった。神崎さんの後ろをついて行ったが、こんなに高そうな店には入ったことがない。
 
「神崎さん! いらっしゃいませ。いつもご予約ありがとうございます」
「急に無理言って悪いな、西生」
「いえ、神崎さんの為なら当然です」
 
 微笑む店員に神崎さんはひとつ頷いて、身体を脇に退けた。やっぱりおれが紹介されるらしい。
 
「西生、こいつは山下。訳あって今すぐ完璧にしてほしい。ちょっと疲れた顔してるけど、素材は良いぞ。山下、挨拶しろ」
「……こんにちは、山下です。よろしくおねがいします」
「いらっしゃいませ。ご指名ありがとうございます、西に生きると書いてニシオと言います。精一杯やらせていただきますね」
 
 美容師はぱっと見て……なんて言えばいいのか、神崎さんとはまた違うタイプだけど、お洒落なことは見て取れた。女の人にモテそうで、かなりかっこいい。ああだめだ……こういう人の印象を語る単語を、おれはほとんど持ち合わせていない。とにかく西生さんには、顔の綺麗さだけじゃないちゃんとした良い男の人の雰囲気があった。
 神崎さんが、西生さんから渡された雑誌やカタログをパラパラと捲り、おれを見ながら指示をする。
 
「まず色だけど……こいつちょっと白髪があって」
「……失礼します。あ、ほんとですね。白髪の本数は神崎さんほどではないですけど……苦労されてるんですね。根本が白いのもちらほら……」
 
 おれはすこし驚いて神崎さんを見た。その露骨な視線に眉を顰めつつ、苦笑して返される。
 
「……俺は白髪が結構多いから、こういう色に染めてんだよ」
 
 色名は後から教わったが、神崎さんの髪がシルバーアッシュな理由を、おれはここで初めて知った。この人も白髪が多いのか。
 
「そのうち明るくするかもしれねえけど、今はちょっと暗めがいいかな。大人しめの見た目に仕上げてほしい」
「となるとシンプルに暖色系のダークブラウンとか……この辺の色ですかね」
「そうだな。光当たって色味に気付けるくらいでちょうどいい」
 
 おれは分からないから黙っているし、神崎さんも選ばせるつもりはないのだろうが……それにしても、自分のことを他人に勝手に決められて嫌じゃないのは、変な感じだ。

「髪型は何かご希望ありますか?」
 
 油断していたところに突然話しかけられて、思わず肩が跳ねる。そんなものの希望なんて持ち合わせているわけがない。こっちはいつも1000円カットなんだ。
 
「あ……えっと……短くしてもらえれば……」
「短く? このカタログでいうと……どのくらいですか? 短くしたいのはお仕事の関係ですかね……?」
「……はぁ……そうですね……」
 
 飲食系のバイトは一応髪を纏めてはいるが、もういっそさっぱり切ってしまってもいいかもしれない。そう思ってしどろもどろに返答すると、神崎さんの鋭いひと言が飛んでくる。
 
「山下、お前今すぐバイト全部辞めろ。新しいとこの面接もキャンセルな。なんか私物あんならこの後引き上げに行くぞ」
「えっ……でもそんな急に……生活もできないし」
「生活の心配はしなくていい。私物はあんのか、ないのか」
 
 神崎さんの口調に気圧されながらなんとか返す。
 
「ば、バイト先に、捨てられて困るような私物を置いたことはないです、けど」
「ならいい。髪型は俺が決めておくから、お前は今すぐ電話入れて辞めろ。なんならバックレてもいいぞ」
「バックレても、ですか……それはちょっと……」
 
 話は終わりだというように言葉を切られてしまったので、もう従うしかない。まあそもそも、昨日今日とほぼ無断欠勤のようなものなのだ。このままいなくなっても、別に何も変わらないのかもしれない。でもいくらバイトとはいえ、ちゃんと連絡をするに越したことはないだろう。おれは店を出て、ズボンのポケットからスマホを取り出した。ちらりと店内を振り返ると、神崎さんと目が合って頷かれる。早くやれと、そう言われてるようだった。
 どの職場も忙しいところだから、迷惑がられたり引き止められたり、最悪怒鳴り散らされる覚悟をしていたんだけど……意外とあっさり辞められた。電話口でもう行けないと告げると、急だなぁとは言われた。でもそれだけだった。
 電話する前は、面倒なことを言われませんようにと祈るような気持ちだったのに、惜しまれないことがなんだか虚しくて悔しい。結局おれの人生なんて、こんなものなのか。
 
「……終わった?」
「はい……」
 
 生活の心配はいらないと言われたものの、一体どうするつもりなんだろう。いきなりこんな宙ぶらりんになって、心臓が不安でバクバク言っていた。
 店に戻ると、カタログのとあるモデルを指差されて、こんな感じにしてもらうと言われたが……思ったより長いなくらいの感想しかなく、やっぱりピンとこなかったので……黙って従うことにした。
 
「西生は賢いから、世間話でも答え難いことは言わなければ話題変えてくれるぞ。話したくないなら黙っててもいい」
「あはは、カットの意見とか感想くらいは教えてくれると助かりますけど」
「はい……」
「西生も、こいつは暗いけど図太いヤツだから気にすんなよ。おれはこのあとちょっと行くところがあるから、終わる頃に連絡してくれ」
「はい、分かりました」

 神崎さんはおれの頭をひと撫でしてニヤリと笑うと、店を出て行った。
 西生さんに言われるまま椅子に座り、シンプルなTシャツの首周りにビニールのようなものとタオルを巻かれる。
 
「んー……そうだな、まず軽くカットしますね。そのあとシャンプーして、トリートメントして……それからカラーリング、もう一度シャンプー……で、最後に整えます」
「はい」
 
 作業手順を教わったところで、さっぱり分からない。とりあえず頷いておく。
 
「……神崎さんに、大事にされてるんですね」
 
 カットクロスというらしい長い布を巻かれながら、いきなりそういう話になって、おれは驚いて鏡越しに西生さんを見た。
 
「大事に……?」
「今までにも、神崎さんが連れてきてくださった方は何人かいますけど、ここまで細かく指定されたことはないですよ」
「そうなんですか」
「ですです。あ、眼鏡、一旦お預かりしますね」
「はい。すみません。お願いします」
 
 厚ぼったいレンズの眼鏡を外しながら、おれはぼやける視界の中でまたしても不思議な心地を味わっていた。神崎さんとは会って一日足らずなのに、バイト先で一緒に働いたどんな人物よりも信じたがっている自分がいる。なんだか怖くなった。神崎さんを信頼しきっていたあのふたり……昨日自分が抱いた男女を思い出す。
 神崎さんが何を考えておれにここまでするのか、よく分からない……
 
「あの……?」
 
 はっと気が付くと、ぼやけるおれの目にも西生さんが呆然と鏡を見ているのが分かった。
 
「ああ……すみません。ギャップに驚いて……」
「ギャップ……?」
「山下さん、眼鏡が……いやこの眼鏡だけなのかな……似合わないって言われません?」
「……言われないですね」
 
 そもそも、そういう会話をする間柄の人間はいない。
 
「そうなんですか? すごいなぁ……神崎さんの審美眼って、本当にどうなってるんだろう……」
 
 西生さんはしみじみと呟いて、腰のポーチからハサミを取り出した。
 
 そのあとのことはよく覚えていない。髪を洗われたり、何かを塗りたくられるまでは意識があったが、途中もう一度髪を洗われた辺りで起きた以外は、ほとんど眠っていた。
 
「山下さん、終わりましたよ」
「ん……ありがとうございます」
「お前、ほとんど寝てたって聞いたぞ」
「あ、神崎さん……」
 
 椅子の上で目を覚ますと、いつの間にか戻ってきていた神崎さんに眼鏡を差し出される。それをかけ、ぼーっと鏡を見て瞠目した。
 
「え……すごい……これ、おれなんですか」
「まだセットがある。西生に教えてもらえ」
「セット……?」
「あー……西生、こいつ多分ワックスとか何も使ったことないから、丁寧めに教えてやって」
「はーい」
 
 神崎さんが受付の方へ向かうのと入れ違いで、西生さんが戻ってきた。ワックスをどれくらい手にとって、どんなふうに髪につけるかを教わる。正直なんの為にそんなことをするのか、最初は分からなかった。でもセットした髪にスプレーをしたあと、再び鏡を見てみると……今度こそ本当に自分じゃないみたいだった。
 
「いいじゃん。似合ってるよ」
「はあ……髪型って大事なんですね……」
「あはは、次回のご予約もいただいたので、またお待ちしてますね。ありがとうございました!」
「こちらこそありがとうございました」
 
 お礼を返しつつも内心おれは次回の言葉に怯んでいたが、また神崎さんが連れてきてやると言う。おれが知らないうちに会計も済まされていたし、いよいよ恐ろしくなってくる。神崎さんが期待する山下修平という男の価値を、おれが一番分からないままだ。
 
「ほら、早く乗れ。予定詰まってるって言っただろ」
「……はい」
「もう昼過ぎだけど、腹は?」
「うーん……おにぎりたくさん食べたので、空いてるような、空いてないような……」
 
 シートベルトを着けながらぼんやりと返すおれをちらりと見て、神崎さんは煙草に火を点けた。
 
「ったく、詰め込むなって言ったろ……じゃあとりあえず次の予定行くわ」
「次は何ですか?」
「……そのダセェ眼鏡をなんとかする」
「眼鏡ですか……」
「今かけてる眼鏡って、なんかこだわりあんの?」
「特にないです。壊れたら困るので、大事にはしてましたが」
「あっそ」
 
 眼鏡屋はまた高そうなところだった。店に入ると、まず視力検査をされた。
 担当してくれた店員さんに眼鏡の度が全然合ってないと驚かれた。高校時代から七年以上同じものを使っているから、そりゃそうだろうなと思った。それを言うと店の人は目を丸くしていたし、神崎さんは呆れていたけど、眼鏡なんて高級品を買い換える余裕がこの七年全くなかったわけで……
 神崎さんはおれのコンタクトレンズも作るという。隣接している眼科で診察を受け、コンタクトレンズにする許可をもらい、その間に眼鏡のフレームを神崎さんがいくつか選び……レンズの加工も全部決められた。薄型加工するとか店員に言ってたかな。おれはその間、黙って座っていただけだ。

「一週間か。結構かかるな」
「あの……いいんですか、こんなにしてもらって」
「必要経費だから気にすんな。お前にはこんな金額が目じゃないくらい稼げるようになってもらう」
 
 おれはいよいよ薄ら寒くなり、眉根を寄せて神崎さんを見た。戻ってきた車の中で先程の会計を反芻する。少なくとも神崎さんは、この眼鏡屋だけで十万以上おれに使っている。髪にいくらかかったのかは分からないけど、あれだけ色々やって一万円いかないってことはないだろうから……もうおれがひと月に返済している金額をとっくに超えている。心臓のあたりがぎゅっと縮こまった気がした。

「結構時間かかったな……腹は?」
「すみません、空腹は本当によく分からないです」
「……ま、いーわ。もうここまできたら、夕食まで我慢しろ」
「あの、おれはいいんですけど……神崎さんは……」
「俺のことは気にすんな。次は服と靴だ」
 
 神崎さんが当然のように言うが、おれは慌てて今着ている服を引っ張って呟く。
 
「服はもういただきましたけど」
「……馬鹿お前、そんなもん別に……いや、そもそもそれだけで足りるわけ無いだろ」
「はあ……そうですか?」
「そーだよ……」
 
 神崎さんはまた呆れたように笑って、差し掛かった交差点でゆっくりハンドルを切った。
 
 
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