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第113話 守りたい気持ち
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美桜は力を込めて回復魔法を出雲にかける。しかし出雲は一向に回復をする兆候が見えなかった。美桜はどうしてどうしてと言い続けても、出雲を助けるために回復魔法をかけ続ける。
美桜のその様子や言動をテレビカメラはずっと撮影し続けており、日本中の人々がその様子を固唾を飲んで見ていた。美桜はカメラで撮影をされているとは知らずに、出雲の治療を続けていた。
来栖はその様子を見て、自身は弦十郎と対峙すると決めた。来栖は頭を抱えて使えない娘がと何度も連呼していた。
「使えると思っていたが、やはり母娘共々利用価値がない道具だな!」
途端に口汚くなる弦十郎に、来栖はそっちが本性かと言う。弦十郎はそうだと言うと、剣を構えて生き残っている仲間達に命を賭して使命を果たせと命じる。
すると生き残っている弦十郎の側近を含めた仲間達が各々の武器を構えて突撃をした。武器や魔法を交えて出雲達とは遠くにいるが、弦十郎のいる地点で戦っていた皇家達貴族が、弦十郎が命令をした側近を含めた部下達と戦いを始めた。
美桜は周囲が戦闘を始めていても出雲の治療を続けている。その美桜に弦十郎の側近が攻撃をしようとすると、雫と琴音がその攻撃を防いだ。そして蓮がその側近に攻撃をする。
「戦えもしない出雲が頑張ったんだ! 俺だってお前くらい!」
蓮が側近の男性と戦い始める。雫と琴音も支援魔法や武器を用いて蓮と共に戦う。蓮達が戦い始めてから数十分が経過をすると、美桜の回復魔法の効果が出てきたのか出雲が呻き声を上げ始める。
「うぅぅ……ぐぅ……」
声を上げた出雲に美桜が生きてと何度も声をかける。美桜は叫びながら悲痛な声色で生きてお願いと何度も言い続ける。
「生きて! お願い! 出雲は私を一生守るんでしょう!? なら早く眼を開けて!」
美桜が必死な面持ちで話しかけ続けると、出雲がゆっくりと眼を開けた。
「出雲! 出雲ぉ!」
美桜が倒れている出雲の頭を抱えて、その頭に抱き着いた。出雲は突然抱き着かれたことや、美桜の胸に顔が当たっていることで辛抱の高鳴りが早くなり過ぎていた。
「も、もう大丈夫だから! 抱き着かなくて平気だよ!」
出雲が顔を紅く染めながら美桜に言うと、美桜は離さないと言った。その美桜の顔は涙で濡れているようである。
「心配したんだからぁ……私を助けに来てくれたのは嬉しいけど、死んじゃうのはダメ!」
美桜が出雲を抱きしめる力を強めると、出雲は死なないよと美桜の身体を腕で抱きしめる。美桜は一瞬身体をビクっとさせると、美桜は出雲に生きててくれてありがとうと優しい声色で言った。
出雲が眼を覚ましたことを見た蓮達は、良かったと各々呟いて目の前にいる側近の一人を傷つきながらも倒すことが出来た。蓮と雫は腕や頬が斬られ、琴音は右足を深く斬られているようであった。琴音は自身の傷よりも蓮と雫の回復を優先した。琴音は二人にすぐに側に着てと言い、地面に座らせた。
「私より先に二人を回復させるわ! 早く来栖さんや出雲君達を支援しに行って!」
琴音が回復魔法をかけながら二人に言う。蓮と雫は分かったと返事をした。琴音は二人の治療を終えると、肩で息をするほどに体力が減ってしまたのか、その場に倒れてしまう。
蓮と雫は既にその場にいないので、琴音が倒れてしまったことには気がついていない。琴音が倒れて意識を失ってしまうと、明臣が琴音に駆け寄って大丈夫ですかと声をかける。しかし琴音は完全に意識を失っており、何度話しかけても反応がなかった。
「誰か! 誰かいないか!?」
明臣が叫ぶも周囲の人達は戦っており、すぐに来てくれそうな人はいなかった。明臣は仕方ないと呟き、琴音を身体を抱き起こして背中でおんぶをして戦線を離脱した。
「私には何も出来ないが……友達一人救うくらい!」
明臣は周囲の戦闘に気を配りながら、小走りで琴音をおんぶしながら戦線を離脱した。明臣と琴音が戦線を離脱すると、蓮と雫は美桜と出雲の場所に移動をした。
「二人とも大丈夫か!?」
蓮が美桜と出雲に話しかけると、二人は大丈夫と返事をした。雫は出雲の様子を身体を触って確認をすると、傷も塞がって内臓のダメージを消えていますねと言った。
「美桜のおかげです。 ありがとう」
そう出雲が言うと、その様子を見ていた来栖がもういいかなと美桜に言う。美桜はそうだったわと言うと、立ち上がって弦十郎の方を向いた。
「出雲が治るまで待っていてくれてありがとう。 あなたはもうここで終わりよ!」
美桜が弦十郎に言うと、お前はもうあの力を使えないのかと弦十郎が美桜に言った。
「洗脳されていた時ほどは使えないかもしれないけど、それでもあなたを殺すくらいの魔法は使えるわ!」
美桜がそう言いながら右手の掌を弦十郎に向けて、絶光と叫んだ。すると、その美桜の掌から光よりも眩い光を纏った光線が弦十郎に放たれる。
美桜のその様子や言動をテレビカメラはずっと撮影し続けており、日本中の人々がその様子を固唾を飲んで見ていた。美桜はカメラで撮影をされているとは知らずに、出雲の治療を続けていた。
来栖はその様子を見て、自身は弦十郎と対峙すると決めた。来栖は頭を抱えて使えない娘がと何度も連呼していた。
「使えると思っていたが、やはり母娘共々利用価値がない道具だな!」
途端に口汚くなる弦十郎に、来栖はそっちが本性かと言う。弦十郎はそうだと言うと、剣を構えて生き残っている仲間達に命を賭して使命を果たせと命じる。
すると生き残っている弦十郎の側近を含めた仲間達が各々の武器を構えて突撃をした。武器や魔法を交えて出雲達とは遠くにいるが、弦十郎のいる地点で戦っていた皇家達貴族が、弦十郎が命令をした側近を含めた部下達と戦いを始めた。
美桜は周囲が戦闘を始めていても出雲の治療を続けている。その美桜に弦十郎の側近が攻撃をしようとすると、雫と琴音がその攻撃を防いだ。そして蓮がその側近に攻撃をする。
「戦えもしない出雲が頑張ったんだ! 俺だってお前くらい!」
蓮が側近の男性と戦い始める。雫と琴音も支援魔法や武器を用いて蓮と共に戦う。蓮達が戦い始めてから数十分が経過をすると、美桜の回復魔法の効果が出てきたのか出雲が呻き声を上げ始める。
「うぅぅ……ぐぅ……」
声を上げた出雲に美桜が生きてと何度も声をかける。美桜は叫びながら悲痛な声色で生きてお願いと何度も言い続ける。
「生きて! お願い! 出雲は私を一生守るんでしょう!? なら早く眼を開けて!」
美桜が必死な面持ちで話しかけ続けると、出雲がゆっくりと眼を開けた。
「出雲! 出雲ぉ!」
美桜が倒れている出雲の頭を抱えて、その頭に抱き着いた。出雲は突然抱き着かれたことや、美桜の胸に顔が当たっていることで辛抱の高鳴りが早くなり過ぎていた。
「も、もう大丈夫だから! 抱き着かなくて平気だよ!」
出雲が顔を紅く染めながら美桜に言うと、美桜は離さないと言った。その美桜の顔は涙で濡れているようである。
「心配したんだからぁ……私を助けに来てくれたのは嬉しいけど、死んじゃうのはダメ!」
美桜が出雲を抱きしめる力を強めると、出雲は死なないよと美桜の身体を腕で抱きしめる。美桜は一瞬身体をビクっとさせると、美桜は出雲に生きててくれてありがとうと優しい声色で言った。
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「私より先に二人を回復させるわ! 早く来栖さんや出雲君達を支援しに行って!」
琴音が回復魔法をかけながら二人に言う。蓮と雫は分かったと返事をした。琴音は二人の治療を終えると、肩で息をするほどに体力が減ってしまたのか、その場に倒れてしまう。
蓮と雫は既にその場にいないので、琴音が倒れてしまったことには気がついていない。琴音が倒れて意識を失ってしまうと、明臣が琴音に駆け寄って大丈夫ですかと声をかける。しかし琴音は完全に意識を失っており、何度話しかけても反応がなかった。
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「二人とも大丈夫か!?」
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そう出雲が言うと、その様子を見ていた来栖がもういいかなと美桜に言う。美桜はそうだったわと言うと、立ち上がって弦十郎の方を向いた。
「出雲が治るまで待っていてくれてありがとう。 あなたはもうここで終わりよ!」
美桜が弦十郎に言うと、お前はもうあの力を使えないのかと弦十郎が美桜に言った。
「洗脳されていた時ほどは使えないかもしれないけど、それでもあなたを殺すくらいの魔法は使えるわ!」
美桜がそう言いながら右手の掌を弦十郎に向けて、絶光と叫んだ。すると、その美桜の掌から光よりも眩い光を纏った光線が弦十郎に放たれる。
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