21 / 39
第2章
第21話 死が迫る瞬間
しおりを挟む
鋭い一閃が迫る。
無駄がない素晴らしい攻撃だ。今まで戦ってきた敵の中でも上位だろう。
だが、そんなことで怯えられない。ノアは迫る攻撃を受け止め上部に弾くと、中腰になり左手に拳大の炎の球体を出現させる。
「炎弾!」
ユティアの腹部に押し付け、耳を劈くほどの爆発を発生させた。
自身もダメージを受けてしまうがそんなことは関係ない。なぜなら、捨て身の覚悟で挑まなければ殺されてしまう状況が目の前にあるからだ。
「どうだ!? やったか!?」
一度距離を取って様子を見ると、遠くで戦うルナの戦闘音が聞こえる。普通なら戦闘音が聞こえて安心はしないが、今は戦っていることに安心してしまう。
死線を元に戻すと、次第に煙が晴れてユティアの姿が見えてくる。結構なダメージを受けているはずだと構えを解いていると、腹部に確実に炎弾を叩き込んだはずなのにダメージを受けていなかった。
「これが全力ですか? だとしたらガッカリです。大罪人は戦場で戦っているから強いと思っていたのですが、そんなことはなかったようですね」
「何をした!? あの攻撃は近距離で威力の高い爆発を発生させる魔法だぞ! この攻撃は今まで決定打になってきたんだ! それなのに!」
涼しげな表情でいるユティアに絶望してしまう。
なぜ、どうして――そんな言葉ばかりが脳裏に木霊していくが、そんなことは相手に関係ない。
「何を驚いているのですか? ただ単にその攻撃が弱いだけでしょう。次は私がいかせてもらいますよ!」
煙を剣で払いながら突進をしてきたユティアは、顔面目掛けて突きをしてきた。
眼前に迫る切先。その鋭い攻撃を頬が斬られる寸前で身体を斜めにすることでギリギリ躱すことができた。そして躱した状態で斬りかかるが、こちら側を向かずに軽々と死角からの攻撃を受け止められてしまったのである。
「ど、どうして……」
「いけると思いましたか? そんなことはありません。あなたの攻撃など手に取るように分かりますからね」
死角から攻撃がくるとどう判断したのか。
躱してからの攻撃はノアにとって完璧に近い動きだった。あの状態では攻撃がくることを知っていなければ防げないはずだ。
ユティアが言った手に取るように分かるという言葉に惑わされてしまうが、今は隙ができるまで攻撃を続けるしかない。
「防いだからなんだ! 俺はそれぐらいじゃ挫けない!」
「その凝り固まった意地を砕いて差し上げます!」
ユティアはその言葉通り、目で追うのがやっとな速度で斬りかかってくるがノアも言葉通り挫けることなく果敢に斬り合いを始めた。
迫る攻撃に剣を合わせて周囲に鈍い金属音を響かせ、受けきれなければ屈んで避ける。その際に足払いをするが軽々と避けられてしまい流れるまま剣による斬り下ろしが迫るが、地面を転がり頬の薄皮を斬られるだけで大事には至らなかった。
「嘘は言っていないようですね。まさかここまで動けるとは、弱いと言って揺さぶるつもりだったのですか? 流石大罪人ですね」
「俺は嵌められたとはいえ、大罪を犯した。だけど――今はステラの騎士だ! 大罪人だけど騎士として戦う!」
「大罪人が騎士だなんて片腹痛いですよ!」
「そんなことはない! 大罪人だって騎士になれるんだ!」
嵌められたとはいえ大罪を犯したことには変わりない。
大罪人であることや、ステラに騎士にされて救われたことを受け入れている。ノアは大罪人であり騎士だとユティアに言い放った。
「大罪人は騎士にはなれません! やはり大罪人はこの世にいてはいけない存在だ……一気に終わらせていただきます!」
ノアが言い放った瞬間ユティアの雰囲気が変化した。
明らかに目つきが変わり、涼しげな表情は威圧感溢れる怒りに満ちた表情をしている。「そうか」とノアは呟き剣を構え、威圧感溢れるユティアを見据えた。
「お前、大罪人に何かされたな?」
「答える義理はありません」
「家族を殺されたか?」
家族と言葉を発した瞬間、見えない速度でユティアが近寄り剣を振るってきた。
音を置き去りにして斬撃を続けざまに振るってくるが、腕や頬を斬られつつどうにか防ぎきることができたと思っていたが――腹部に違和感を感じて触ると、左手に大量の血液が付着していた。
「ど、どうして……攻撃は全部防いだはず……なのに――!」
地面に片膝を付いて改めて腹部を見ると横腹から血が流れていた。
全て防いでいたと思っていたが、どうやら一手多くユティアが攻撃をしていたようで、見切れなかった斬撃に横腹を切り裂かれたようだ。
「私の方が強かった、ただそれだけです。さあ、大罪人はここで地獄に落ちる時間だ。その罪を抱いて地獄の業火に焼かれなさい!」
首筋に黒色の剣を当てられ、さながら斬首されるような姿になってしまった。
あれほど息巻いていたのに情けない。ノアは悔しい気持力涙を流してしまうが、その姿を見たユティアは汚物を見るかのような侮蔑の眼差しを向けてくる。
「大罪人が人間のように涙を流さないでください。あなたはここで死ぬんです。大罪人らしく朽ち果ててくださいよ!」
「ごめん、ルナ……もっと一緒にいたかった――」
涙で地面を濡らしていると甲高い金属音が耳の側から聞こえた。
一体何があったのかと上を向き焦点を合わせると、そこにはユティアの剣を防ぐルナの姿があった。
「どうして生きるのを諦めてるの! 私が知っているお兄ちゃんは、諦めが悪い性格をしていたわよ!」
「ごめん……」
ただ謝るしかできない。
目の前にいるルナは鎧が砕かれ、内側に着ていたであろうシャツと長ズボンの姿だ。鎧を着ていないので身体中切り傷だらけであり、ニアとの戦闘の凄まじさを見せつけられてしまう。
「さすがは銀氷ですね。あのニアを倒すなんて、甘く見ていたようです」
「よくあんなじゃじゃ馬を制御できていたわね。殺せなくて氷漬けにしてあげたわ」
氷漬けが気になったノアはルナが戦っていた方向を見た。
するとそこには、巨大な氷の中心で大の字になって目を見開いているニアの姿が見えたのである。とても滑稽な姿だが、そこまでしないとルナでさえ倒しきれなかったという証だ。
「瀕死であるとはいえ、人数差は分が悪いですね。マグナ様に怒られますが、ここは退きましょう。大罪人ノア、次は確実に殺します! 覚悟しておきなさい!」
「俺は死なない、ルナに怒られたからな。次は俺がお前を殺す!」
痛む横腹を我慢し、睨む付けてくるユティアを見据えた。
一瞬か何秒かは分からない。短く長い睨み合いの末、ユティアは氷を砕き、力なく地面に落下したニアを抱えて都市サレアの方向へ退いたのだった。
無駄がない素晴らしい攻撃だ。今まで戦ってきた敵の中でも上位だろう。
だが、そんなことで怯えられない。ノアは迫る攻撃を受け止め上部に弾くと、中腰になり左手に拳大の炎の球体を出現させる。
「炎弾!」
ユティアの腹部に押し付け、耳を劈くほどの爆発を発生させた。
自身もダメージを受けてしまうがそんなことは関係ない。なぜなら、捨て身の覚悟で挑まなければ殺されてしまう状況が目の前にあるからだ。
「どうだ!? やったか!?」
一度距離を取って様子を見ると、遠くで戦うルナの戦闘音が聞こえる。普通なら戦闘音が聞こえて安心はしないが、今は戦っていることに安心してしまう。
死線を元に戻すと、次第に煙が晴れてユティアの姿が見えてくる。結構なダメージを受けているはずだと構えを解いていると、腹部に確実に炎弾を叩き込んだはずなのにダメージを受けていなかった。
「これが全力ですか? だとしたらガッカリです。大罪人は戦場で戦っているから強いと思っていたのですが、そんなことはなかったようですね」
「何をした!? あの攻撃は近距離で威力の高い爆発を発生させる魔法だぞ! この攻撃は今まで決定打になってきたんだ! それなのに!」
涼しげな表情でいるユティアに絶望してしまう。
なぜ、どうして――そんな言葉ばかりが脳裏に木霊していくが、そんなことは相手に関係ない。
「何を驚いているのですか? ただ単にその攻撃が弱いだけでしょう。次は私がいかせてもらいますよ!」
煙を剣で払いながら突進をしてきたユティアは、顔面目掛けて突きをしてきた。
眼前に迫る切先。その鋭い攻撃を頬が斬られる寸前で身体を斜めにすることでギリギリ躱すことができた。そして躱した状態で斬りかかるが、こちら側を向かずに軽々と死角からの攻撃を受け止められてしまったのである。
「ど、どうして……」
「いけると思いましたか? そんなことはありません。あなたの攻撃など手に取るように分かりますからね」
死角から攻撃がくるとどう判断したのか。
躱してからの攻撃はノアにとって完璧に近い動きだった。あの状態では攻撃がくることを知っていなければ防げないはずだ。
ユティアが言った手に取るように分かるという言葉に惑わされてしまうが、今は隙ができるまで攻撃を続けるしかない。
「防いだからなんだ! 俺はそれぐらいじゃ挫けない!」
「その凝り固まった意地を砕いて差し上げます!」
ユティアはその言葉通り、目で追うのがやっとな速度で斬りかかってくるがノアも言葉通り挫けることなく果敢に斬り合いを始めた。
迫る攻撃に剣を合わせて周囲に鈍い金属音を響かせ、受けきれなければ屈んで避ける。その際に足払いをするが軽々と避けられてしまい流れるまま剣による斬り下ろしが迫るが、地面を転がり頬の薄皮を斬られるだけで大事には至らなかった。
「嘘は言っていないようですね。まさかここまで動けるとは、弱いと言って揺さぶるつもりだったのですか? 流石大罪人ですね」
「俺は嵌められたとはいえ、大罪を犯した。だけど――今はステラの騎士だ! 大罪人だけど騎士として戦う!」
「大罪人が騎士だなんて片腹痛いですよ!」
「そんなことはない! 大罪人だって騎士になれるんだ!」
嵌められたとはいえ大罪を犯したことには変わりない。
大罪人であることや、ステラに騎士にされて救われたことを受け入れている。ノアは大罪人であり騎士だとユティアに言い放った。
「大罪人は騎士にはなれません! やはり大罪人はこの世にいてはいけない存在だ……一気に終わらせていただきます!」
ノアが言い放った瞬間ユティアの雰囲気が変化した。
明らかに目つきが変わり、涼しげな表情は威圧感溢れる怒りに満ちた表情をしている。「そうか」とノアは呟き剣を構え、威圧感溢れるユティアを見据えた。
「お前、大罪人に何かされたな?」
「答える義理はありません」
「家族を殺されたか?」
家族と言葉を発した瞬間、見えない速度でユティアが近寄り剣を振るってきた。
音を置き去りにして斬撃を続けざまに振るってくるが、腕や頬を斬られつつどうにか防ぎきることができたと思っていたが――腹部に違和感を感じて触ると、左手に大量の血液が付着していた。
「ど、どうして……攻撃は全部防いだはず……なのに――!」
地面に片膝を付いて改めて腹部を見ると横腹から血が流れていた。
全て防いでいたと思っていたが、どうやら一手多くユティアが攻撃をしていたようで、見切れなかった斬撃に横腹を切り裂かれたようだ。
「私の方が強かった、ただそれだけです。さあ、大罪人はここで地獄に落ちる時間だ。その罪を抱いて地獄の業火に焼かれなさい!」
首筋に黒色の剣を当てられ、さながら斬首されるような姿になってしまった。
あれほど息巻いていたのに情けない。ノアは悔しい気持力涙を流してしまうが、その姿を見たユティアは汚物を見るかのような侮蔑の眼差しを向けてくる。
「大罪人が人間のように涙を流さないでください。あなたはここで死ぬんです。大罪人らしく朽ち果ててくださいよ!」
「ごめん、ルナ……もっと一緒にいたかった――」
涙で地面を濡らしていると甲高い金属音が耳の側から聞こえた。
一体何があったのかと上を向き焦点を合わせると、そこにはユティアの剣を防ぐルナの姿があった。
「どうして生きるのを諦めてるの! 私が知っているお兄ちゃんは、諦めが悪い性格をしていたわよ!」
「ごめん……」
ただ謝るしかできない。
目の前にいるルナは鎧が砕かれ、内側に着ていたであろうシャツと長ズボンの姿だ。鎧を着ていないので身体中切り傷だらけであり、ニアとの戦闘の凄まじさを見せつけられてしまう。
「さすがは銀氷ですね。あのニアを倒すなんて、甘く見ていたようです」
「よくあんなじゃじゃ馬を制御できていたわね。殺せなくて氷漬けにしてあげたわ」
氷漬けが気になったノアはルナが戦っていた方向を見た。
するとそこには、巨大な氷の中心で大の字になって目を見開いているニアの姿が見えたのである。とても滑稽な姿だが、そこまでしないとルナでさえ倒しきれなかったという証だ。
「瀕死であるとはいえ、人数差は分が悪いですね。マグナ様に怒られますが、ここは退きましょう。大罪人ノア、次は確実に殺します! 覚悟しておきなさい!」
「俺は死なない、ルナに怒られたからな。次は俺がお前を殺す!」
痛む横腹を我慢し、睨む付けてくるユティアを見据えた。
一瞬か何秒かは分からない。短く長い睨み合いの末、ユティアは氷を砕き、力なく地面に落下したニアを抱えて都市サレアの方向へ退いたのだった。
0
お気に入りに追加
52
あなたにおすすめの小説

転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。
襲
ファンタジー
〈あらすじ〉
信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。
目が覚めると、そこは異世界!?
あぁ、よくあるやつか。
食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに……
面倒ごとは御免なんだが。
魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。
誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。
やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。

転生テイマー、異世界生活を楽しむ
さっちさん
ファンタジー
題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。

ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
悪役令嬢は高らかに笑う
結城芙由奈@コミカライズ発売中
恋愛
婚約者に愛想を尽かされる為、これから私は悪役令嬢を演じます
『オーホッホッホッ!私はこの度、婚約者と彼に思いを寄せるヒロインの為に今から悪役令嬢を演じようと思います。どうかしら?この耳障りな笑い方・・・。きっと誰からも嫌われるでしょう?』
私には15歳の時に決まった素敵な婚約者がいる。必ずこの人と結婚して幸せになるのだと信じていた。彼には仲の良い素敵な幼馴染の女性がいたけれども、そんな事は私と彼に取っては何の関係も無いと思っていた。だけど、そんなある日の事。素敵な女性を目指す為、恋愛小説を読んでいた私は1冊の本に出合って気付いてしまった。何、これ・・・この小説の展開・・まるで今の自分の立ち位置にそっくりなんですけど?!私は2人に取って単なる邪魔者の存在なの?!だから私は決意した。小説通りに悪役令嬢を演じ、婚約者に嫌われて2人の恋を実らせてあげようと—。
※「カクヨム」にも掲載しています
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる