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第6話
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俯瞰視点で確認出来ただけで、遭遇した大型犬の魔物の数は二匹だ。子供と同じ背丈の01ドール型ゴーレムで倒せるのかが不安だが、俺は魔物との戦闘をする様に指示を出した。
「あとは見守るだけか。それでも俯瞰視点で魔物の増援が来たら、それくらいの教える事くらいは俺にも出来るか。」
棒型(小)の武装を構える01ドール型ゴーレム。二匹いる大型犬の内、一匹が01ドール型ゴーレムを怪しみながら近付いていく。
鼻をしきりに鳴らしながら01ドール型ゴーレムに接近する大型犬。そんな大型犬に向かって01ドール型ゴーレムは棒型武装で殴り掛かる。
「おっ!命中した。目に直撃か。痛そうだな。」
01ドール型ゴーレムが振るった棒型武装は大型犬の目玉に直撃して、大型犬は痛みに悶えている。
攻撃をされた事により01ドール型ゴーレムを敵と見做したもう一匹の大型犬が、01ドール型ゴーレムに向かって来る。
そして飛び掛かった大型犬の魔物に01ドール型ゴーレムはぎこちない動きでステップを踏んで躱すと、それと同時に棒型武装を大型犬の魔物に振り下ろした。
「犬の魔物だけあって動きが機敏だ。俺なら対処する事が出来そうにないな。それに01ゴーレムの攻撃は痛そうだ。このまま行けば倒せるぞ!」
振り下ろした一撃が大型犬の背中を打ち付け、大型犬が怯むと、01ドール型ゴーレムは何度も何度も棒型武装を振り下ろす。
滅多打ちにされる大型犬の動きが鈍った頃に、最初に目をやられた大型犬が起き上がって01ドール型ゴーレムを睨み付けているのが俯瞰視点で確認できる。
「もう一匹が狙ってるぞ!気を付けるんぁ!!」
01ドール型ゴーレムに警告をすると、01ドール型ゴーレムは反応する。そしてそのお陰で片目が傷付いた大型犬の魔物の攻撃を躱す事が出来た。
滅多打ちにされてボロボロの大型犬の魔物を片目に傷のある大型犬の魔物が守る位置に付いて01ドール型ゴーレムを睨み付ける。
「音声があれば唸り声を上げてるんだろうな。でもこれなら倒せそうだ。」
庇う様に行動するせいで、どんどん傷を負っていく片目が傷付いた大型犬の魔物。それから5分後に二匹の魔物を01ドール型ゴーレムは倒すのだった。
倒した瞬間にポイントが手に入った感覚を感じ取る。どれだけのポイントが手に入ったのかを確認しようとするが、その前に俯瞰視点に大型犬の魔物が砂の様な物に姿を変えるのを目撃してしまう。
「何だ、あれ?砂に変わったぞ!?なら、あの情報は本当だったのか!!それなら、何かあるかも知れない!!」
急いで01ドール型ゴーレムに砂の山を探して貰うと、二つの砂の山に紫色の石を二つ発見した。その発見した二つの魔物石と呼ばれている物を背負っているリュックに仕舞う。
魔物石が何に使えるのか分からないけど、あれは素材生成の登録が出来るかも知れない物かも知れない。
「コンビニの中に誰も居なくて安全そうだったら、次元空間の出入り口を開いて回収しよう。」
01ドール型ゴーレムをコンビニに向かわせると、コンビニの自動ドアが壊されていた。
「あの犬の魔物がやったのか?中の商品は無事だと良いが。」
コンビニの中に入ると、魔物の姿も人の姿も視界では発見出来ない。誰も居ない事を確認すると、01ドール型ゴーレムをパンコーナーに向かわせた。
「奪われたり、魔物に食べられたりはしていなかったか。消費期限も2、3日は持つ物もあるし、ここは全部回収して置こう。」
ほとんどのパンの回収を済ませたら、01ドール型ゴーレムをコンビニのトイレに向かわせる。
トイレなら囲まれた空間で誰にも見られずに次元空間の出入り口を開けられる。それにドアは一つしかないから、01ドール型ゴーレムも守り易いだろう。
そう考えて01ドール型ゴーレムをトイレに向かわせる。
「トイレに隠れている人は居なかったか。次元空間の出入り口を開くからドアを閉めてくれ。」
01ドール型ゴーレムに指示を送り、トイレのドアが閉まったのを確認すると、次元空間の出入り口を開いた。
「リュックを渡してくれ。」
01ドール型ゴーレムは背負っていたリュックを下ろして手渡して来た。俺は渡されたリュックを持って空間1に戻ると、リュックに入ったパンや魔物石を無造作に取り出して次元空間の出入り口に戻った。
その後すぐに01ドール型ゴーレムに今度は飲み物の回収を頼むと、先ほど回収したパンの内、消費期限が短い物と長い物とを分けていく。
そして分け終わる頃にはペットボトルの回収を終えた01ドール型ゴーレムからリュックを受け取って、リュックをひっくり返してペットボトルを床に転がしていく。
それからコンビニの消費期限の長そうなお菓子類や冷凍物なども仕舞える分だけ回収させた。
最後に暇を潰せる様に様々な漫画などの本を回収して貰い、一番近くのコンビニの探索を終える。
そして、コンビニを後にしようとしたタイミングで01ドール型ゴーレムの俯瞰視点にバットや鉄パイプを持った不良集団と出会した。
早速、その不良集団の一人が01ドール型ゴーレムを魔物だと判断して襲い掛かってきた。
「リュックを背負ってるんだから人が関与した何かだとは思わないのか!!ここで壊されちゃたまんないからな。01ゴーレム、全員迎撃しろ!!」
問答無用で襲って来るのだから、コイツらも壊される覚悟だってあるだろう。そう思い、画面越しから01ドール型ゴーレムに指示を出した。
その指示を聞いた通りに01ドール型ゴーレムは動き出す。
殴り掛かって来た男の攻撃を躱すと、01ドール型ゴーレムは棒型武装を使って男の股間を強打した。
「うわっ!!痛そう!!」
男は股間を叩かれて膝を突くと、01ドール型ゴーレムは男の首に向かって棒型武装を振り抜いた。
そうすると、男の首は曲がらない方向に曲がり、そのまま地面に倒れて痙攣する。
画面越しだから俺の命令で殺しても、そこまで感じる事がない。逆に殺した事にそれほど感じる事がなかった事の方がショックが大きいくらいだ。
一人が殺された事で01ドール型ゴーレムがヤバい敵だと認識した不良たちが一斉に襲い掛かってきた。
それでも01ドール型ゴーレムは回避や受け流しに集中した事で、戦闘開始から5分が過ぎても一度も攻撃を食らっていない。
それどころか、その動きはぎこちなくても洗練されて行っている気がするくらいだった。
「あとは見守るだけか。それでも俯瞰視点で魔物の増援が来たら、それくらいの教える事くらいは俺にも出来るか。」
棒型(小)の武装を構える01ドール型ゴーレム。二匹いる大型犬の内、一匹が01ドール型ゴーレムを怪しみながら近付いていく。
鼻をしきりに鳴らしながら01ドール型ゴーレムに接近する大型犬。そんな大型犬に向かって01ドール型ゴーレムは棒型武装で殴り掛かる。
「おっ!命中した。目に直撃か。痛そうだな。」
01ドール型ゴーレムが振るった棒型武装は大型犬の目玉に直撃して、大型犬は痛みに悶えている。
攻撃をされた事により01ドール型ゴーレムを敵と見做したもう一匹の大型犬が、01ドール型ゴーレムに向かって来る。
そして飛び掛かった大型犬の魔物に01ドール型ゴーレムはぎこちない動きでステップを踏んで躱すと、それと同時に棒型武装を大型犬の魔物に振り下ろした。
「犬の魔物だけあって動きが機敏だ。俺なら対処する事が出来そうにないな。それに01ゴーレムの攻撃は痛そうだ。このまま行けば倒せるぞ!」
振り下ろした一撃が大型犬の背中を打ち付け、大型犬が怯むと、01ドール型ゴーレムは何度も何度も棒型武装を振り下ろす。
滅多打ちにされる大型犬の動きが鈍った頃に、最初に目をやられた大型犬が起き上がって01ドール型ゴーレムを睨み付けているのが俯瞰視点で確認できる。
「もう一匹が狙ってるぞ!気を付けるんぁ!!」
01ドール型ゴーレムに警告をすると、01ドール型ゴーレムは反応する。そしてそのお陰で片目が傷付いた大型犬の魔物の攻撃を躱す事が出来た。
滅多打ちにされてボロボロの大型犬の魔物を片目に傷のある大型犬の魔物が守る位置に付いて01ドール型ゴーレムを睨み付ける。
「音声があれば唸り声を上げてるんだろうな。でもこれなら倒せそうだ。」
庇う様に行動するせいで、どんどん傷を負っていく片目が傷付いた大型犬の魔物。それから5分後に二匹の魔物を01ドール型ゴーレムは倒すのだった。
倒した瞬間にポイントが手に入った感覚を感じ取る。どれだけのポイントが手に入ったのかを確認しようとするが、その前に俯瞰視点に大型犬の魔物が砂の様な物に姿を変えるのを目撃してしまう。
「何だ、あれ?砂に変わったぞ!?なら、あの情報は本当だったのか!!それなら、何かあるかも知れない!!」
急いで01ドール型ゴーレムに砂の山を探して貰うと、二つの砂の山に紫色の石を二つ発見した。その発見した二つの魔物石と呼ばれている物を背負っているリュックに仕舞う。
魔物石が何に使えるのか分からないけど、あれは素材生成の登録が出来るかも知れない物かも知れない。
「コンビニの中に誰も居なくて安全そうだったら、次元空間の出入り口を開いて回収しよう。」
01ドール型ゴーレムをコンビニに向かわせると、コンビニの自動ドアが壊されていた。
「あの犬の魔物がやったのか?中の商品は無事だと良いが。」
コンビニの中に入ると、魔物の姿も人の姿も視界では発見出来ない。誰も居ない事を確認すると、01ドール型ゴーレムをパンコーナーに向かわせた。
「奪われたり、魔物に食べられたりはしていなかったか。消費期限も2、3日は持つ物もあるし、ここは全部回収して置こう。」
ほとんどのパンの回収を済ませたら、01ドール型ゴーレムをコンビニのトイレに向かわせる。
トイレなら囲まれた空間で誰にも見られずに次元空間の出入り口を開けられる。それにドアは一つしかないから、01ドール型ゴーレムも守り易いだろう。
そう考えて01ドール型ゴーレムをトイレに向かわせる。
「トイレに隠れている人は居なかったか。次元空間の出入り口を開くからドアを閉めてくれ。」
01ドール型ゴーレムに指示を送り、トイレのドアが閉まったのを確認すると、次元空間の出入り口を開いた。
「リュックを渡してくれ。」
01ドール型ゴーレムは背負っていたリュックを下ろして手渡して来た。俺は渡されたリュックを持って空間1に戻ると、リュックに入ったパンや魔物石を無造作に取り出して次元空間の出入り口に戻った。
その後すぐに01ドール型ゴーレムに今度は飲み物の回収を頼むと、先ほど回収したパンの内、消費期限が短い物と長い物とを分けていく。
そして分け終わる頃にはペットボトルの回収を終えた01ドール型ゴーレムからリュックを受け取って、リュックをひっくり返してペットボトルを床に転がしていく。
それからコンビニの消費期限の長そうなお菓子類や冷凍物なども仕舞える分だけ回収させた。
最後に暇を潰せる様に様々な漫画などの本を回収して貰い、一番近くのコンビニの探索を終える。
そして、コンビニを後にしようとしたタイミングで01ドール型ゴーレムの俯瞰視点にバットや鉄パイプを持った不良集団と出会した。
早速、その不良集団の一人が01ドール型ゴーレムを魔物だと判断して襲い掛かってきた。
「リュックを背負ってるんだから人が関与した何かだとは思わないのか!!ここで壊されちゃたまんないからな。01ゴーレム、全員迎撃しろ!!」
問答無用で襲って来るのだから、コイツらも壊される覚悟だってあるだろう。そう思い、画面越しから01ドール型ゴーレムに指示を出した。
その指示を聞いた通りに01ドール型ゴーレムは動き出す。
殴り掛かって来た男の攻撃を躱すと、01ドール型ゴーレムは棒型武装を使って男の股間を強打した。
「うわっ!!痛そう!!」
男は股間を叩かれて膝を突くと、01ドール型ゴーレムは男の首に向かって棒型武装を振り抜いた。
そうすると、男の首は曲がらない方向に曲がり、そのまま地面に倒れて痙攣する。
画面越しだから俺の命令で殺しても、そこまで感じる事がない。逆に殺した事にそれほど感じる事がなかった事の方がショックが大きいくらいだ。
一人が殺された事で01ドール型ゴーレムがヤバい敵だと認識した不良たちが一斉に襲い掛かってきた。
それでも01ドール型ゴーレムは回避や受け流しに集中した事で、戦闘開始から5分が過ぎても一度も攻撃を食らっていない。
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