召喚魔法使いの旅

ゴロヒロ

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第213話

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 二日目の第一試合の試合内容は大体、こんな感じだった。

 そして、次に二日目第二試合は一日目に第三試合に勝利した騎士学園と第四試合に勝利した魔法学園の対決が行なわれる。

 二日目第二試合一年生先鋒戦が始まった。

 選手は騎士学園一年生先鋒のリリ、魔法学園一年生先鋒のミントとの対戦だ。

 試合開始から最初に攻撃を当てたのはミントだった。

 闘気纏いまで行なって身体強化を施して対戦相手のミントに突っ込むリリにミントが風魔法の弾丸を直撃させたのだ。

 盾に守られながら突っ込んだリリは、自身が風魔法の弾丸を受けて、衝撃で怯んだ隙にリリの頭上から風で押し付ける。

 動きを止めたリリに対して休むこと無く、大量の風魔法の弾丸を浴びせていく。

 一切休むこと無く放たれる風の弾丸をミントは自身の魔力が無くなるまで放ち続けるのでは無いかと思うほど放っている。

 そんな猛攻にリリは耐えられなかったのか、自信が纏う闘気の鎧を削られて行き、最終的には闘気の守りを失ったリリは風の弾丸に撃たれ続けたことで審判員が止めてミントの勝利で一年生先鋒戦は終わった。

 次に行なわれる一年生副将戦も先鋒戦と同じく魔法学園が勝利した結果、第二試合一年生は魔法学園が勝利した。

 副将戦の試合内容は先鋒戦と同じく終始、魔法学園一年生副将であるコレン・ダンフォードによる魔法攻撃だった。

 試合が開始すると、騎士学園一年生副将のヨーゼフが水魔法で防御を行ない、コレン・ダンフォードが行なったことは守りに入ったヨーゼフを囲う水の球体ごと炎の柱に閉じ込めることだった。

 大きな火柱が発生してすぐ、更にコレン・ダンフォードは炎の蛇を魔法で作り出し、火柱まで向かわせた。

 火柱に炎の蛇が向かっていると、火柱からヨーゼフが慌てたように飛び出して来る。

 コレン・ダンフォードの火柱のせいで折角の水魔法の守りが役に立たなくなったからだろう。

 そんな慌てて飛び出たヨーゼフを今度は炎の蛇が襲った。

 炎の蛇に襲われたヨーゼフは、それでも焦りながらも剣と盾に水魔法で付与を行なって炎の蛇に立ち向かう。

 けれど、敵は炎の蛇だけでは無く、コレン・ダンフォードも相手にしなければ行けず、ヨーゼフは自身に向かって放たれる火魔法の対処もしなければならなかった。

 ヨーゼフはコレン・ダンフォードに近寄ることも出来ずに次々に繰り出される火魔法の数々や炎の蛇に襲われて、最後は炎の鎖に拘束され、その隙に炎の蛇に飲み込まれてしまい、ヨーゼフは副将戦を負けてしまった。

 第二試合一年生、最後の試合である大将戦はかなりの攻防を繰り広げた両選手は疲弊しながらも戦い、最終的には魔法学園のブルック・ダンフォードが勝利し、第二試合一年生は全て魔法学園の勝利で終わった。

 一年生大将戦は序盤からブルック・ダンフォードが全力で魔法を発動し、水の龍頭を作り出し、水のブレスでメリッサ・フランソワを攻撃した。

 いきなり序盤で大技を行なうとはメリッサ・フランソワも思っていなかったようで、その為、直撃は受けなかったが防御の為に張った光魔法の壁を破壊され、更にかなりの闘気を消費していたようだ。

 だが、それはブルック・ダンフォードも同じで序盤から大技の連発で疲弊し、水の龍頭も消えてしまっていた。

 それから二人の一年生大将選手たちは接戦を続ける。

 攻撃し、罠を張り、絡めてを行なって近寄らせないブルック・ダンフォード。

 防ぎ、躱し、破壊して相手選手に突き進んで行くメリッサ・フランソワ。

 そんな攻防が幾度も続いて行く。

 だが、攻防の最後は罠にメリッサ・フランソワが引っ掛かったことで終わりを告げる。

 罠に掛かり、水魔法の拘束を受けたメリッサ・フランソワにブルック・ダンフォードが水魔法で一撃を入れたからだ。

 ブルック・ダンフォードの今あるほとんどの魔力を使ったのだろう。魔法を放ってすぐにブルック・ダンフォードは座り込み、メリッサ・フランソワを確認した。

 その時のメリッサ・フランソワは水魔法を受けて倒れそうになったが、水魔法の拘束のせいで倒れることが出来ずに手に持っていた剣と盾を試合舞台に落としたことで審判員が判定を出し、ブルック・ダンフォードの勝利したのだった。
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