召喚魔法使いの旅

ゴロヒロ

文字の大きさ
上 下
33 / 248

第33話

しおりを挟む
 昼休憩をしてからだいぶ時間が経ち夕暮れ前にやっとクォーツ湿地帯を出た俺たちはそのまま視界に映るルーツの町まで向かっていった

 ルーツの町が近くなってくるに連れてクォーツ湿地帯の中に入っている冒険者たちを見かけるようになって来ておりその冒険者たちももう帰るのかルーツの町に向かっていた

 「冒険者ギルドのカードを見せてください」

 「はい、これでいいですか?」

 門の兵士に冒険者ギルドのカードを見せて確認をしてもらう

 「確認が終わりました。ようこそルーツの町へ……あとそこのオオガニは冒険者ギルドで召喚獣リングを貰って付けてからじゃないと町の中で行動させてはいけませんよ」

 「分かっています(シェーレ、一旦戻すよ)」

 『はい、あるじ様。ウサギ先輩、あるじ様を頼みますよ』

 『分かってるです。アルは任せるです』

 シェーレを召喚玉に戻して兵士の人にルーツの町の召喚獣と泊まれる宿屋と冒険者ギルドの場所を聞いてからルーツの町に入っていった

 泊まれなくなる前に宿屋で部屋を取るのを優先して宿屋に向かい宿の部屋を取ると次は冒険者ギルドに向かう

 冒険者ギルドもこの時間になると人が多くいて隣接している食堂では酒盛りをしている冒険者たちがいた

 冒険者ギルドにある解体場に向かい受け付けカウンターで今日のクォーツ湿地帯でのモンスター素材や品質の悪い採取した薬草や食用の植物の買い取りをして貰っている間に沢山買い取りの素材があって時間がかかるだろうとシェーレ用の召喚獣リングを購入しに冒険者ギルドの受け付けに向かった

 夕方に近くなり待つことになったが無事に召喚獣リングを購入して解体場の空いているスペースでシェーレを召喚する

 「シェーレはこの召喚獣リングをどの場所に着ける?着ける場所は見える場所に着かないといけないんだけど」

 『そうなのですか?なら左のハサミの方の爪下に着けてください』

 「分かった」

 左の鋭利なハサミのある爪下に召喚獣リングを着けて上げていると買い取り番号を呼ばれた買い取りして貰った代金を収納空間に仕舞いシェーレとユキの元に戻る

 「お待たせシェーレ、召喚獣リングを着けて動かしにくいとかある?」

 『ありません。戦闘も出来ます』

 「ならよかった。これから資料室で資料を読みに向かうから一旦召喚玉に戻すよ」

 『わかったです』

 『分かりました』

 二人を召喚玉に戻すと冒険者ギルドの二階にある資料室に向かった。資料室に着くと資料室のギルド職員にルーツの町周辺のモンスター、採取物などの情報が書いてある資料を教えて貰って渡された資料を読んでいく

 このルーツの町周辺にいるモンスターや採取物は一つ前の町のハイツの町周辺とあまり変わらない様だったがクォーツ湖の湖岸には時々見つかるクリスタルキングクラブの水晶片が見つかることがあるようだ

 小さな欠片でもクリスタルキングクラブの水晶片は高値で売買される代物の様で一攫千金に狙う冒険者もいるのだろうと思う値段だ

 しかもクリスタルキングクラブの水晶片は魔力や闘気を蓄えて使うことが出来るようでこれからの冒険に必要そうなアイテムだ

 明日から冒険者育成第三校の受験が始まるまでの間に見つかるまでこのルーツの町の周辺で探索しようと決めた

 資料を資料室のギルド職員に返すと長くこの町ルーツにいることになりそうなので依頼が貼られているボードに向かいどんな依頼があるのかの確認をしていった

 確認が終わりすっかり暗くなってきたルーツの町の通りを歩いていき宿屋に戻ると丁度夕食の時間の様で食堂で召喚獣用の食事と自分の分の食事を頼むと召喚獣用の食事スペースにユキとシェーレを召喚して先に渡された二人の食事を食べて貰う

 俺の分の食事が来てそれを食べ終わると二人を召喚玉に戻して部屋に向かいそこでまた召喚する

 「ユキ、ブラッシングするからおいで」

 『ブラッシング!お願いするです、アル!』

 ベットに座りユキのブラッシングをしていく

 「シェーレは何かやって欲しい事はあるか?」

 『私もいいのですか?』

 「難しい事じゃないのならいいぞ」

 『それでは布で身体を拭いて貰えますか?』

 どうやらシェーレは身体を拭いて貰いたいようだ

 「いいぞ。ユキの後にやるからな」

 『ありがとうございます、あるじ様』

 ブラッシングが終わり蕩けて脱力しているユキをベットに乗せると今度はシェーレの甲殻を布で拭いていった
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

無能と言われた召喚士は実家から追放されたが、別の属性があるのでどうでもいいです

竹桜
ファンタジー
 無能と呼ばれた召喚士は王立学園を卒業と同時に実家を追放され、絶縁された。  だが、その無能と呼ばれた召喚士は別の力を持っていたのだ。  その力を使用し、無能と呼ばれた召喚士は歌姫と魔物研究者を守っていく。

異世界の貴族に転生できたのに、2歳で父親が殺されました。

克全
ファンタジー
アルファポリスオンリー:ファンタジー世界の仮想戦記です、試し読みとお気に入り登録お願いします。

【本編完結】さようなら、そしてどうかお幸せに ~彼女の選んだ決断

Hinaki
ファンタジー
16歳の侯爵令嬢エルネスティーネには結婚目前に控えた婚約者がいる。 23歳の公爵家当主ジークヴァルト。 年上の婚約者には気付けば幼いエルネスティーネよりも年齢も近く、彼女よりも女性らしい色香を纏った女友達が常にジークヴァルトの傍にいた。 ただの女友達だと彼は言う。 だが偶然エルネスティーネは知ってしまった。 彼らが友人ではなく想い合う関係である事を……。 また政略目的で結ばれたエルネスティーネを疎ましく思っていると、ジークヴァルトは恋人へ告げていた。 エルネスティーネとジークヴァルトの婚姻は王命。 覆す事は出来ない。 溝が深まりつつも結婚二日前に侯爵邸へ呼び出されたエルネスティーネ。 そこで彼女は彼の私室……寝室より聞こえてくるのは悍ましい獣にも似た二人の声。 二人がいた場所は二日後には夫婦となるであろうエルネスティーネとジークヴァルトの為の寝室。 これ見よがしに少し開け放たれた扉より垣間見える寝台で絡み合う二人の姿と勝ち誇る彼女の艶笑。 エルネスティーネは限界だった。 一晩悩んだ結果彼女の選んだ道は翌日愛するジークヴァルトへ晴れやかな笑顔で挨拶すると共にバルコニーより身を投げる事。 初めて愛した男を憎らしく思う以上に彼を心から愛していた。 だから愛する男の前で死を選ぶ。 永遠に私を忘れないで、でも愛する貴方には幸せになって欲しい。 矛盾した想いを抱え彼女は今――――。 長い間スランプ状態でしたが自分の中の性と生、人間と神、ずっと前からもやもやしていたものが一応の答えを導き出し、この物語を始める事にしました。 センシティブな所へ触れるかもしれません。 これはあくまで私の考え、思想なのでそこの所はどうかご容赦して下さいませ。

「不細工なお前とは婚約破棄したい」と言ってみたら、秒で破棄されました。

桜乃
ファンタジー
ロイ王子の婚約者は、不細工と言われているテレーゼ・ハイウォール公爵令嬢。彼女からの愛を確かめたくて、思ってもいない事を言ってしまう。 「不細工なお前とは婚約破棄したい」 この一言が重要な言葉だなんて思いもよらずに。 ※約4000文字のショートショートです。11/21に完結いたします。 ※1回の投稿文字数は少な目です。 ※前半と後半はストーリーの雰囲気が変わります。 表紙は「かんたん表紙メーカー2」にて作成いたしました。 ❇❇❇❇❇❇❇❇❇ 2024年10月追記 お読みいただき、ありがとうございます。 こちらの作品は完結しておりますが、10月20日より「番外編 バストリー・アルマンの事情」を追加投稿致しますので、一旦、表記が連載中になります。ご了承ください。 1ページの文字数は少な目です。 約4500文字程度の番外編です。 バストリー・アルマンって誰やねん……という読者様のお声が聞こえてきそう……(;´∀`) ロイ王子の側近です。(←言っちゃう作者 笑) ※番外編投稿後は完結表記に致します。再び、番外編等を投稿する際には連載表記となりますこと、ご容赦いただけますと幸いです。

家庭菜園物語

コンビニ
ファンタジー
お人好しで動物好きな最上 悠(さいじょう ゆう)は肉親であった祖父が亡くなり、最後の家族であり姉のような存在でもある黒猫の杏(あんず)も静かに息を引き取ろうとする中で、助けたいなら異世界に来てくれないかと、少し残念な神様に提案される。 その転移先で秋田犬の大福を助けたことで、能力を失いそのままスローライフをおくることとなってしまう。 異世界で新しい家族や友人を作り、本人としてはほのぼのと家庭菜園を営んでいるが、小さな畑が世界には大きな影響を与えることになっていく。

今さら言われても・・・私は趣味に生きてますので

sherry
ファンタジー
ある日森に置き去りにされた少女はひょんな事から自分が前世の記憶を持ち、この世界に生まれ変わったことを思い出す。 早々に今世の家族に見切りをつけた少女は色んな出会いもあり、周りに呆れられながらも成長していく。 なのに・・・今更そんなこと言われても・・・出来ればそのまま放置しといてくれません?私は私で気楽にやってますので。 ※魔法と剣の世界です。 ※所々ご都合設定かもしれません。初ジャンルなので、暖かく見守っていただけたら幸いです。

三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る

マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息 三歳で婚約破棄され そのショックで前世の記憶が蘇る 前世でも貧乏だったのなんの問題なし なによりも魔法の世界 ワクワクが止まらない三歳児の 波瀾万丈

「クズスキルの偽者は必要無い!」と公爵家を追放されたので、かけがえのない仲間と共に最高の国を作ります

古河夜空
ファンタジー
「お前をルートベルク公爵家から追放する――」それはあまりにも突然の出来事だった。 一五歳の誕生日を明日に控えたレオンは、公爵家を追放されてしまう。魔を制する者“神託の御子”と期待されていた、ルートベルク公爵の息子レオンだったが、『継承』という役立たずのスキルしか得ることができず、神託の御子としての片鱗を示すことが出来なかったため追放されてしまう。 一人、逃げる様に王都を出て行くレオンだが、公爵家の汚点たる彼を亡き者にしようとする、ルートベルク公爵の魔の手が迫っていた。「絶対に生き延びてやる……ッ!」レオンは己の力を全て使い、知恵を絞り、公爵の魔の手から逃れんがために走る。生き延びるため、公爵達を見返すため、自分を信じてくれる者のため。 どれだけ窮地に立たされようとも、秘めた想いを曲げない少年の周りには、人、エルフ、ドワーフ、そして魔族、種族の垣根を越えたかけがえの無い仲間達が集い―― これは、追放された少年が最高の国を作りあげる物語。 ※他サイト様でも掲載しております。

処理中です...