20 / 109
第20話
しおりを挟む
防具を脱いで着替えて大熊亭の一階に降りてサーヤの所に戻る
「ハルトお兄ちゃんはこれからお昼ごはんなの?」
「そうだよ。サーヤちゃんはもう昼食食べた?」
サーヤは首を横に張って答えた
「まだだよ!これから食べようとしてたからだからハルトお兄ちゃんも一緒に食べない?」
「いいよ」
「やったー!今日のお昼はね。ボアのステーキ、ベーコンパスタ、ウサギのシチューなんだよ!わたしはベーコンパスタ食べようと思うけどハルトお兄ちゃんはどれ食べたい?」
(どれも美味しいだろうしナビィはどれ食べたい?)
『ウサギのシチューは昨日食べたのでボアのステーキかベーコンパスタですね。両方食べてみたいですからハルトがこの二つから選んでください』
ステーキかパスタか、俺はどっちでもいいけどパスタにするか
「じゃあ俺もベーコンパスタにしようかな」
「じゃあお父さんに頼んでくるね!」
厨房にサーヤは走って向かい母親のサーシャに怒られていた。食堂の空いている席に座り待つとコップを二つ持ってサーヤがこちらに来た
「パスタ頼んできたよ。はい!これポルゴ水」
「ありがとう」
サーヤは俺の前の席に座り午前中の依頼について聞いてきた
「ハルトお兄ちゃん、今日は冒険者ギルドでどんな依頼を受けたの?」
「ラット、ラビット、スライムの狩猟依頼だよ」
依頼の内容を教えると目を輝かせていた
「おお!ねーモンスター強かった?」
「少し攻撃を受けたけど余裕に倒せたよ」
「そうなんだ!わたしも大きくなったら冒険者になるんだ!お父さんもお母さんも冒険者だったんだよ!」
「そうなんだ。おっ、ベーコンパスタが来たみたいだ」
サーヤの母のサーシャが二つの皿を持ってこちらに来た
「二人ともベーコンパスタだよ」
「ありがとうお母さん」
「おお、美味そうだ」
「美味そうじゃなくて美味しいだよ!ハルトお兄ちゃん」
「美味しいですから冷めないうちに食べくださいね……いらっしゃいませ」
新しくお客さんが来たようでサーシャはそちらに向かった。ベーコンパスタはカリカリまでは焼いていないベーコンとほうれん草が入っているパスタだ。目の前の皿からはニンニクの香りがする
『ベーコンとほうれん草のパスタですか。ニンニクの香りもしていますね。食欲が誘われます』
『「「いただきます」」』
「美味しいな」
「でしょ!美味しくてどんどん食べれちゃうんだから」
『口に入れるとニンニク香りベーコンのしょっぱさがほうれん草に良くあってパスタも美味しいですね』
パスタを食べ進めていくと午後はどうするのかサーヤは聞いていた
「ハルトお兄ちゃんはこれからどうするの?」
「冒険者ギルドで資料を見にいくよ。サーヤちゃんは」
「わたしはお手伝いしてから友達と遊びにいくよ!」
パスタを食べ終わりポルゴ水で口をさっぱりさせる
『「「ごちそうさま」」』
皿とコップを下げて昼食でどんどん人が多くなってきた食堂を出る
「じゃあ冒険者ギルドに行くよ」
「いってらっしゃいハルトお兄ちゃん」
「いってくるよ」
サーヤに見送られながら大熊亭を後にして冒険者ギルドに向かう。冒険者ギルドは人が昼食時だからか人が少なく列に並ばなくて済む受け付けに向かう。今は受け付けにはセシリアは居らず子供の様な女の子の受付嬢の所には列がなく受け付けを並ばずに済んだ
「今日は何の御用でしょうか?」
「資料室に行きたいですけど大丈夫ですか」
「資料室に入るには銀貨3枚です」
銀貨を3枚取り出して受け付けのカウンターに置く。銀貨を受け取り受付嬢は木札を取り出して渡してきた
「これの木札を資料室にいるギルド職員にお見せください。資料室の場所はわかりますか?」
「わからないです」
「じゃあ案内しますね」
「お願いします」
冒険者ギルドの奥にある資料室に案内される。資料室は小部屋で一人のお爺さんの職員がいるだけだった
「魔境の資料を読みたいですけど」
「ちょっと待っててね。これが魔境ゴブリン森林の資料だよ。破ったり汚したら罰金が発生するから気をつけてね」
そう言ってお爺さんは資料を渡して本を読み始めた。渡された資料を持ち空いているテーブルに資料を置き椅子に座り資料を読む。資料には魔境ゴブリン森林に生息するモンスターの情報や採取できる植物などの情報が書いてあった
(ゴブリン森林って名前の魔境だからゴブリンのみが現れる所なのかと思ったよ)
『ゴブリン種のモンスターが多い魔境なのでしょうね。過去に起きたスタンピードでもゴブリン種のゴブリンジェネラルがボスとして現れた様ですしね。ゴブリン種は繁殖力も高いので油断するとスタンピードが起こりやすいモンスターですから』
(なるほどな。採取物もいろいろあるな)
『回復ポーションに使うことができる快癒草や魔力ポーションに使う魔力草ら体力回復のポーションに使うスタミナ草などもありますし食用可能な野草や果物もありますね』
(ポルゴ水で使われたポルゴの実なんかもあるな)
『さすがに植物の自生地は書いてありませんね。ですがゴブリン森林の簡単な地図はありますね』
この地図にはゴブリン森林は真ん中くらいから5メートルの崖で二つに分かれていて崖の上にある場所に大きな泉がありその泉が崖から滝になってそこから川になりゴブリン森林から流れていた川の様だ
(崖を登らないと泉には行けないのか)
『崖などの高い場所を登るスキルに登攀スキルがありますからそのスキルを取得する練習になりますね』
(出てきて厄介なのはクマのモンスターやイノシシのモンスターの他にはゴブリンの上位種くらいかな)
『そうですね。ゴブリンの上位種には武器スキルや魔法を使えるゴブリンがいますからね。その個体には注意が必要でしょうね』
魔境ゴブリン森林の資料を読みナビィと話し合いながらゴブリン森林の情報を得た。一時間以上が経って魔境ゴブリン森林の資料をギルド職員に返して冒険者ギルドから出た
『次は薬師ギルドですね』
(ポーションの作り方はナビィが教えてくれるから大丈夫だよな)
『はい分かりますよ。ですがポーションを入れる瓶を薬師ギルドで購入しないといけませんね』
(そっか入れる瓶があったな)
広場にある市場の屋台を眺めながら進んでいき薬師ギルドに着いて中に入った。薬師ギルドの中は人が少なく列に並ばなくてもすぐに自分の番がきた
「本日は何の御用でしょうか」
「調合室を借りたいんだけど大丈夫ですか」
「ギルドカードを出してください」
薬師ギルドのギルドカードを取り出してギルド職員の受付嬢に渡す
「仮登録の方ですね。銀貨1枚です」
銀貨1枚を受け付けカウンターに置く。受付嬢は鍵を取り出してカウンターに置く
「これが調合室の鍵と砂時計です。この調合室は2号室の鍵ですので2号室をお使いください」
そういえば作ったポーションを入れる瓶が必要だったな
(ナビィ、ポーション用の瓶ってどれくらいの数が必要何だ)
『値段によりますがまたポーションを作るでしょうから100本買えばいいのではないでしょうか』
「あのポーションを入れる瓶が欲しいのですけどここで買えますか?」
「買えますよ。空のポーション瓶は一つ大銅貨1枚です」
「100本ください」
「わかりました。大銀貨1枚です。今持ってきますね」
受付嬢が瓶を持ってくるまでの間に大銀貨1枚を取り出してカウンターに置いておく。待っていると台車に箱を乗せてやってきた
「ポーション瓶100本持ってきました。代金はありますね」
「すいません。調合室にポーション瓶を持って行きたいので台車借りてもいいですか」
「構いませんよ。使い終わったら返してくださいね」
「ありがとうございます」
「調合室にある物は使って構いませんけど清掃と片付けはお願いします」
「わかりました」
台車を引きながら調合室に向かった
「ハルトお兄ちゃんはこれからお昼ごはんなの?」
「そうだよ。サーヤちゃんはもう昼食食べた?」
サーヤは首を横に張って答えた
「まだだよ!これから食べようとしてたからだからハルトお兄ちゃんも一緒に食べない?」
「いいよ」
「やったー!今日のお昼はね。ボアのステーキ、ベーコンパスタ、ウサギのシチューなんだよ!わたしはベーコンパスタ食べようと思うけどハルトお兄ちゃんはどれ食べたい?」
(どれも美味しいだろうしナビィはどれ食べたい?)
『ウサギのシチューは昨日食べたのでボアのステーキかベーコンパスタですね。両方食べてみたいですからハルトがこの二つから選んでください』
ステーキかパスタか、俺はどっちでもいいけどパスタにするか
「じゃあ俺もベーコンパスタにしようかな」
「じゃあお父さんに頼んでくるね!」
厨房にサーヤは走って向かい母親のサーシャに怒られていた。食堂の空いている席に座り待つとコップを二つ持ってサーヤがこちらに来た
「パスタ頼んできたよ。はい!これポルゴ水」
「ありがとう」
サーヤは俺の前の席に座り午前中の依頼について聞いてきた
「ハルトお兄ちゃん、今日は冒険者ギルドでどんな依頼を受けたの?」
「ラット、ラビット、スライムの狩猟依頼だよ」
依頼の内容を教えると目を輝かせていた
「おお!ねーモンスター強かった?」
「少し攻撃を受けたけど余裕に倒せたよ」
「そうなんだ!わたしも大きくなったら冒険者になるんだ!お父さんもお母さんも冒険者だったんだよ!」
「そうなんだ。おっ、ベーコンパスタが来たみたいだ」
サーヤの母のサーシャが二つの皿を持ってこちらに来た
「二人ともベーコンパスタだよ」
「ありがとうお母さん」
「おお、美味そうだ」
「美味そうじゃなくて美味しいだよ!ハルトお兄ちゃん」
「美味しいですから冷めないうちに食べくださいね……いらっしゃいませ」
新しくお客さんが来たようでサーシャはそちらに向かった。ベーコンパスタはカリカリまでは焼いていないベーコンとほうれん草が入っているパスタだ。目の前の皿からはニンニクの香りがする
『ベーコンとほうれん草のパスタですか。ニンニクの香りもしていますね。食欲が誘われます』
『「「いただきます」」』
「美味しいな」
「でしょ!美味しくてどんどん食べれちゃうんだから」
『口に入れるとニンニク香りベーコンのしょっぱさがほうれん草に良くあってパスタも美味しいですね』
パスタを食べ進めていくと午後はどうするのかサーヤは聞いていた
「ハルトお兄ちゃんはこれからどうするの?」
「冒険者ギルドで資料を見にいくよ。サーヤちゃんは」
「わたしはお手伝いしてから友達と遊びにいくよ!」
パスタを食べ終わりポルゴ水で口をさっぱりさせる
『「「ごちそうさま」」』
皿とコップを下げて昼食でどんどん人が多くなってきた食堂を出る
「じゃあ冒険者ギルドに行くよ」
「いってらっしゃいハルトお兄ちゃん」
「いってくるよ」
サーヤに見送られながら大熊亭を後にして冒険者ギルドに向かう。冒険者ギルドは人が昼食時だからか人が少なく列に並ばなくて済む受け付けに向かう。今は受け付けにはセシリアは居らず子供の様な女の子の受付嬢の所には列がなく受け付けを並ばずに済んだ
「今日は何の御用でしょうか?」
「資料室に行きたいですけど大丈夫ですか」
「資料室に入るには銀貨3枚です」
銀貨を3枚取り出して受け付けのカウンターに置く。銀貨を受け取り受付嬢は木札を取り出して渡してきた
「これの木札を資料室にいるギルド職員にお見せください。資料室の場所はわかりますか?」
「わからないです」
「じゃあ案内しますね」
「お願いします」
冒険者ギルドの奥にある資料室に案内される。資料室は小部屋で一人のお爺さんの職員がいるだけだった
「魔境の資料を読みたいですけど」
「ちょっと待っててね。これが魔境ゴブリン森林の資料だよ。破ったり汚したら罰金が発生するから気をつけてね」
そう言ってお爺さんは資料を渡して本を読み始めた。渡された資料を持ち空いているテーブルに資料を置き椅子に座り資料を読む。資料には魔境ゴブリン森林に生息するモンスターの情報や採取できる植物などの情報が書いてあった
(ゴブリン森林って名前の魔境だからゴブリンのみが現れる所なのかと思ったよ)
『ゴブリン種のモンスターが多い魔境なのでしょうね。過去に起きたスタンピードでもゴブリン種のゴブリンジェネラルがボスとして現れた様ですしね。ゴブリン種は繁殖力も高いので油断するとスタンピードが起こりやすいモンスターですから』
(なるほどな。採取物もいろいろあるな)
『回復ポーションに使うことができる快癒草や魔力ポーションに使う魔力草ら体力回復のポーションに使うスタミナ草などもありますし食用可能な野草や果物もありますね』
(ポルゴ水で使われたポルゴの実なんかもあるな)
『さすがに植物の自生地は書いてありませんね。ですがゴブリン森林の簡単な地図はありますね』
この地図にはゴブリン森林は真ん中くらいから5メートルの崖で二つに分かれていて崖の上にある場所に大きな泉がありその泉が崖から滝になってそこから川になりゴブリン森林から流れていた川の様だ
(崖を登らないと泉には行けないのか)
『崖などの高い場所を登るスキルに登攀スキルがありますからそのスキルを取得する練習になりますね』
(出てきて厄介なのはクマのモンスターやイノシシのモンスターの他にはゴブリンの上位種くらいかな)
『そうですね。ゴブリンの上位種には武器スキルや魔法を使えるゴブリンがいますからね。その個体には注意が必要でしょうね』
魔境ゴブリン森林の資料を読みナビィと話し合いながらゴブリン森林の情報を得た。一時間以上が経って魔境ゴブリン森林の資料をギルド職員に返して冒険者ギルドから出た
『次は薬師ギルドですね』
(ポーションの作り方はナビィが教えてくれるから大丈夫だよな)
『はい分かりますよ。ですがポーションを入れる瓶を薬師ギルドで購入しないといけませんね』
(そっか入れる瓶があったな)
広場にある市場の屋台を眺めながら進んでいき薬師ギルドに着いて中に入った。薬師ギルドの中は人が少なく列に並ばなくてもすぐに自分の番がきた
「本日は何の御用でしょうか」
「調合室を借りたいんだけど大丈夫ですか」
「ギルドカードを出してください」
薬師ギルドのギルドカードを取り出してギルド職員の受付嬢に渡す
「仮登録の方ですね。銀貨1枚です」
銀貨1枚を受け付けカウンターに置く。受付嬢は鍵を取り出してカウンターに置く
「これが調合室の鍵と砂時計です。この調合室は2号室の鍵ですので2号室をお使いください」
そういえば作ったポーションを入れる瓶が必要だったな
(ナビィ、ポーション用の瓶ってどれくらいの数が必要何だ)
『値段によりますがまたポーションを作るでしょうから100本買えばいいのではないでしょうか』
「あのポーションを入れる瓶が欲しいのですけどここで買えますか?」
「買えますよ。空のポーション瓶は一つ大銅貨1枚です」
「100本ください」
「わかりました。大銀貨1枚です。今持ってきますね」
受付嬢が瓶を持ってくるまでの間に大銀貨1枚を取り出してカウンターに置いておく。待っていると台車に箱を乗せてやってきた
「ポーション瓶100本持ってきました。代金はありますね」
「すいません。調合室にポーション瓶を持って行きたいので台車借りてもいいですか」
「構いませんよ。使い終わったら返してくださいね」
「ありがとうございます」
「調合室にある物は使って構いませんけど清掃と片付けはお願いします」
「わかりました」
台車を引きながら調合室に向かった
30
お気に入りに追加
29
あなたにおすすめの小説
アリスと女王
ちな
ファンタジー
迷い込んだ謎の森。何故かその森では“ アリス”と呼ばれ、“蜜”を求める動物たちの餌食に!
謎の青年に導かれながら“アリス”は森の秘密を知る物語──
クリ責め中心のファンタジーえろ小説!ちっちゃなクリを吊ったり舐めたり叩いたりして、発展途上の“ アリス“をゆっくりたっぷり調教しちゃいます♡通常では有り得ない責め苦に喘ぐかわいいアリスを存分に堪能してください♡
☆その他タグ:ロリ/クリ責め/股縄/鬼畜/凌辱/アナル/浣腸/三角木馬/拘束/スパンキング/羞恥/異種姦/折檻/快楽拷問/強制絶頂/コブ渡り/クンニ/☆
※完結しました!
婚約破棄されまして・裏
竹本 芳生
恋愛
婚約破棄されまして(笑)の主人公以外の視点での話。
主人公の見えない所での話になりますよ。多分。
基本的には本編に絡む、過去の話や裏側等を書いていこうと思ってます。
後は……後はノリで、ポロッと何か裏話とか何か書いちゃうかも( ´艸`)
浮気αと絶許Ω~裏切りに激怒したオメガの復讐~
飴雨あめ
BL
溺愛ハイスペα彼氏が腹黒な美人幼馴染Ωと浮気してたので、二人の裏切りに激怒した主人公Ωが浮気に気付いていないフリをして復讐する話です。
「絶対に許さない。彼氏と幼馴染もろとも復讐してやる!」
浮気攻め×猫かぶり激怒受け
※ざまぁ要素有
霧下すずめ(Ω)…大学2年。自分を裏切った彼氏と幼馴染に復讐を誓う。164㎝。
鷹崎総一郎(α)…大学3年。テニスサークル所属。すずめの彼氏ですずめを溺愛している。184㎝。
愛野ひな(Ω)…大学2年。テニスサークルマネージャー。すずめの幼馴染で総一郎に一目惚れ。168㎝。
ハッピーエンドです。
R-18表現には※表記つけてます。
今日で都合の良い嫁は辞めます!後は家族で仲良くしてください!
ユウ
恋愛
三年前、夫の願いにより義両親との同居を求められた私はは悩みながらも同意した。
苦労すると周りから止められながらも受け入れたけれど、待っていたのは我慢を強いられる日々だった。
それでもなんとななれ始めたのだが、
目下の悩みは子供がなかなか授からない事だった。
そんなある日、義姉が里帰りをするようになり、生活は一変した。
義姉は子供を私に預け、育児を丸投げをするようになった。
仕事と家事と育児すべてをこなすのが困難になった夫に助けを求めるも。
「子供一人ぐらい楽勝だろ」
夫はリサに残酷な事を言葉を投げ。
「家族なんだから助けてあげないと」
「家族なんだから助けあうべきだ」
夫のみならず、義両親までもリサの味方をすることなく行動はエスカレートする。
「仕事を少し休んでくれる?娘が旅行にいきたいそうだから」
「あの子は大変なんだ」
「母親ならできて当然よ」
シンパシー家は私が黙っていることをいいことに育児をすべて丸投げさせ、義姉を大事にするあまり家族の団欒から外され、我慢できなくなり夫と口論となる。
その末に。
「母性がなさすぎるよ!家族なんだから協力すべきだろ」
この言葉でもう無理だと思った私は決断をした。
無能の騎士~退職させられたいので典型的な無能で最低最悪な騎士を演じます~
紫鶴
BL
早く退職させられたい!!
俺は労働が嫌いだ。玉の輿で稼ぎの良い婚約者をゲットできたのに、家族に俺には勿体なさ過ぎる!というので騎士団に入団させられて働いている。くそう、ヴィがいるから楽できると思ったのになんでだよ!!でも家族の圧力が怖いから自主退職できない!
はっ!そうだ!退職させた方が良いと思わせればいいんだ!!
なので俺は無能で最悪最低な悪徳貴族(騎士)を演じることにした。
「ベルちゃん、大好き」
「まっ!準備してないから!!ちょっとヴィ!服脱がせないでよ!!」
でろでろに主人公を溺愛している婚約者と早く退職させられたい主人公のらぶあまな話。
ーーー
ムーンライトノベルズでも連載中。
『転生した無名藩士、幕末の動乱を生き抜く~時代・技術考証や設定などは完全無視です!~』
姜維信繁
ファンタジー
佐賀藩より早く蒸気船に蒸気機関車、アームストロング砲。列強に勝つ!
人生100年時代の折り返し地点に来た企画営業部長の清水亨は、大きなプロジェクトをやり遂げて、久しぶりに長崎の実家に帰ってきた。
学生時代の仲間とどんちゃん騒ぎのあげく、急性アルコール中毒で死んでしまう。
しかし、目が覚めたら幕末の動乱期。龍馬や西郷や桂や高杉……と思いつつ。あまり幕末史でも知名度のない「薩長土肥」の『肥』のさらに隣の藩の大村藩のお話。
で、誰に転生したかと言うと、これまた誰も知らない、地元の人もおそらく知らない人の末裔として。
なーんにもしなければ、間違いなく幕末の動乱に巻き込まれ、戊辰戦争マッシグラ。それを回避して西洋列強にまけない国(藩)づくりに励む事になるのだが……。
学年一の不良が図書館で勉強してた。
山法師
恋愛
春休み。4月になったら高校2年になる成川光海(なりかわみつみ)は、2年の予習をしようと、図書館に来た。そしてそこで、あり得ないものを見る。
同じクラスの不良、橋本涼(はしもとりょう)が、その図書館で、その学習席で、勉強をしていたのだ。
「勉強、教えてくんねぇ?」
橋本に頼まれ、光海は渋々、橋本の勉強を見ることに。
何が、なんで、どうしてこうなった。
光海がそう思う、この出会いが。入学して、1年経っての初の関わりが。
光海の人生に多大な影響を及ぼすとは、当の本人も、橋本も、まだ知らない。
◇◇◇◇◇◇◇◇
なるべく調べて書いていますが、設定に緩い部分が少なからずあります。ご承知の上、温かい目でお読みくださると、有り難いです。
◇◇◇◇◇◇◇◇
他サイトでも掲載しています。
手乗りメイドはお嬢様に愛されたい!
穂鈴 えい
恋愛
お腹を空かせて路上に倒れていたカロリーナは、謎の女性からメイドとして働かないかという誘いを受ける。メイドとして働くことに同意したカロリーナは次に目を覚ました時に謎のお屋敷のベッドの上にいた。
怖そうだけど、実は面倒見の良いリオナや、天真爛漫な双子幼女のキャンディとメロディ、優しそうなベイリー、気難しそうなソフィアら癖の強いメイドたちと一緒に働くことに。だけど、肝心の主人であるお嬢様は屋敷のどこにもいなかった。
不思議に思って、メイドしかいない屋敷で働き続けていると、興味本位で外に出てしまったことで、真実を知ってしまうことに。初めて外に出たカロリーナは巨大な部屋の中にいる、巨大なお嬢様の姿を見つけたのだった。
巨大な屋敷で巨大なお嬢様の元で、小さな体を目一杯動かして、日々奮闘するカロリーナ。そこに加えて、三姉妹お嬢様とメイドたちのそれぞれの恋心が絡み合って、人間関係が複雑に動いていく。
小説家になろう、ノベルアップ+でも連載しております。
※誤操作により作品の消去をしてしまった為、再度投稿しております。
お読みいただいていた方には大変ご不便をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる