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第19話
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無限ダンジョン探索3回目。俺とシルクは1階層から探索することになった。どうやら無限ダンジョンや他のダンジョンもある魔道具を使用しないと1階層からやり直しになるらしい。
「また1階層からか。」
「そう言うものですからね、ダンジョン探索と言うものは。それでも、その魔道具があればすぐに2階層に向かえるでしょう。」
「そうだな。この階段探しのコンパスには役立って貰わないとな。」
階段探しのコンパス
効果 階段のある方向を示すコンパス
使い方はダンジョン内で使用する
この取り出した階段探しのコンパスを使えば簡単に階段のある方向が分かる。
「階段のある方向は向こうだな。」
「それでは行きましょう、ご主人様。」
シルクを先頭にして俺たちは無限ダンジョンの攻略を始めた。が、それからすぐにラビットと遭遇することになる。
「シルク、任せろ。」
「分かりました。」
ステータスを強化した今の俺がどれくらい強くなったのか、それを何度も戦ったことのあるラビットで確かめてみる。
やる気充分で意気込んでいた俺だったが、ラビットとの戦闘は今までよりも簡単に決着することになった。
「あれ?軽い。」
ラビットの体当たりを皮の盾で受け止めるが、その際に腕に伝わるはずの衝撃が弱く、思った以上にステータス能力値が上がるだけでここまで強くなるとは思わなかった。
「ご主人様、ラビットにトドメを。」
「あ、ああ。」
フラフラしているラビットの頭を狙って木剣を振り下ろすと、木剣からラビットの頭蓋骨を砕く感触を感じた。
これも初めての感触だ。これまでなら2回は最低でも叩かないとラビットの頭蓋骨を砕くことは出来なかったのだから。
「なんか思ったよりも呆気なかった。」
「それはそうですよ。ご主人様の攻撃力も防御力も能力値が10倍に上がって強くなってるんですから。」
そう言われれば最低値の能力値は10倍に上がっているのだから、その分だけ今の俺の能力も高くなっているのだろう。
俺自身では力が上がり身体の動きも変わったことには気が付いているが、こうやって目に見えると本当に変わったのが実感で分かる。
次にシルクがラビットと戦うが、やはりシルクの動きも変わり簡単にラビットを倒していた。
それから俺たちは階段探しのコンパスが指し示す方向に進んでいると、階段にたどり着くその前に等々レベルアップを果たした。
「これで俺たちはレベル2だ。シルク、少しステータスを確認したいから警戒を頼んでいいか?」
「構いませんよ。任せてください。」
俺はシルクに警戒を頼むとすぐにステータスを確認した。
確認したステータスを見れば確かにレベルが上がっており、能力値も増えてボーナスポイントも新しく獲得していた。
俺
HP:20 MP:30 SP:10 力:1 耐久:1 器用:2 敏捷:1 魔力:3 精神:3
シルク
HP:20 MP:20 SP:20 力:2 耐久:2 器用:2 敏捷:2 魔力:2 精神:2
これがレベルアップした時に上がるステータス能力値のようだ。これは最初の時のステータス能力値と同じことから、これからのレベルアップでも上昇する能力値は変わらないだろう。
貰えるボーナスポイントはどうなのかと言うと10ボーナスポイントしか手に入らなかった。
10ポイントだけだとこれは少ないと思う。だが、これは俺の【性交強化】のスキルが異常なだけなのだと思う。
それに宝箱から贈与石が手に入ったのだから、ボーナスポイントは贈与石で集めるのが普通なのかも知れない。
そう考えると俺の【性交強化】スキルがあるお陰で今後の無限ダンジョンの探索難易度は普通に攻略するよりも下がっているのだろう。
俺とシルクは階段探しのコンパスを使いながら探索を続けた。それから2階層、3階層に続く階段を見つけて降りていく。
「また1階層からか。」
「そう言うものですからね、ダンジョン探索と言うものは。それでも、その魔道具があればすぐに2階層に向かえるでしょう。」
「そうだな。この階段探しのコンパスには役立って貰わないとな。」
階段探しのコンパス
効果 階段のある方向を示すコンパス
使い方はダンジョン内で使用する
この取り出した階段探しのコンパスを使えば簡単に階段のある方向が分かる。
「階段のある方向は向こうだな。」
「それでは行きましょう、ご主人様。」
シルクを先頭にして俺たちは無限ダンジョンの攻略を始めた。が、それからすぐにラビットと遭遇することになる。
「シルク、任せろ。」
「分かりました。」
ステータスを強化した今の俺がどれくらい強くなったのか、それを何度も戦ったことのあるラビットで確かめてみる。
やる気充分で意気込んでいた俺だったが、ラビットとの戦闘は今までよりも簡単に決着することになった。
「あれ?軽い。」
ラビットの体当たりを皮の盾で受け止めるが、その際に腕に伝わるはずの衝撃が弱く、思った以上にステータス能力値が上がるだけでここまで強くなるとは思わなかった。
「ご主人様、ラビットにトドメを。」
「あ、ああ。」
フラフラしているラビットの頭を狙って木剣を振り下ろすと、木剣からラビットの頭蓋骨を砕く感触を感じた。
これも初めての感触だ。これまでなら2回は最低でも叩かないとラビットの頭蓋骨を砕くことは出来なかったのだから。
「なんか思ったよりも呆気なかった。」
「それはそうですよ。ご主人様の攻撃力も防御力も能力値が10倍に上がって強くなってるんですから。」
そう言われれば最低値の能力値は10倍に上がっているのだから、その分だけ今の俺の能力も高くなっているのだろう。
俺自身では力が上がり身体の動きも変わったことには気が付いているが、こうやって目に見えると本当に変わったのが実感で分かる。
次にシルクがラビットと戦うが、やはりシルクの動きも変わり簡単にラビットを倒していた。
それから俺たちは階段探しのコンパスが指し示す方向に進んでいると、階段にたどり着くその前に等々レベルアップを果たした。
「これで俺たちはレベル2だ。シルク、少しステータスを確認したいから警戒を頼んでいいか?」
「構いませんよ。任せてください。」
俺はシルクに警戒を頼むとすぐにステータスを確認した。
確認したステータスを見れば確かにレベルが上がっており、能力値も増えてボーナスポイントも新しく獲得していた。
俺
HP:20 MP:30 SP:10 力:1 耐久:1 器用:2 敏捷:1 魔力:3 精神:3
シルク
HP:20 MP:20 SP:20 力:2 耐久:2 器用:2 敏捷:2 魔力:2 精神:2
これがレベルアップした時に上がるステータス能力値のようだ。これは最初の時のステータス能力値と同じことから、これからのレベルアップでも上昇する能力値は変わらないだろう。
貰えるボーナスポイントはどうなのかと言うと10ボーナスポイントしか手に入らなかった。
10ポイントだけだとこれは少ないと思う。だが、これは俺の【性交強化】のスキルが異常なだけなのだと思う。
それに宝箱から贈与石が手に入ったのだから、ボーナスポイントは贈与石で集めるのが普通なのかも知れない。
そう考えると俺の【性交強化】スキルがあるお陰で今後の無限ダンジョンの探索難易度は普通に攻略するよりも下がっているのだろう。
俺とシルクは階段探しのコンパスを使いながら探索を続けた。それから2階層、3階層に続く階段を見つけて降りていく。
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