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第11話
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ラビットや採取ポイントで手に入れたアイテムをポイントに変えると、シルクがショップから食材や調理器具を購入していく。
「それでは私は夕食の準備をして来ますね。」
「うん、よろしくね、シルク。」
シルクが夕食を作りにキッチンへと向かうのを見送ると、俺はショップで装備品の一覧を確認する。
今の装備は木の剣と盾しかなく、それだとまだ他の装備の枠が空いている。だから、その空きを埋めるような装備品を探すことにした。
頭部の装備、上半身の装備、下半身の装備、腕の装備、足の装備、アクセサリーの装備が3つ、これが今の空いている装備枠だ。
武器の方もいずれは新調したいが今のところは攻撃担当にシルクがいるお陰で、武器を変える問題はそこまでではないだろう。
そうして俺はショップの装備品の一覧を見て行くが、1番安いのは普通の布製の装備品たちだ。
これならアクセサリー以外の防具系装備は全て今あるポイントで購入することも可能であるが、これはシルクと相談して防具を購入するのかどうかを決めよう。
装備一覧を眺めながらいずれはミスリルやオリハルコンなどの高価な装備を購入したいと思いながら、俺は次に無限ダンジョンの探索の役に立ちそうな魔道具やアイテムを探すことにした。のだが、これは思いの外に早く発見することになる。
見つけたのは階段のある方向を示すコンパスの魔道具である階段探しのコンパス、ダンジョン内のフィールドを自動で描いてくれる真っ白な何も書かれていない地図の白紙の地図、この2つが次の階層へと向かうのに役に立つ魔道具だ。
購入するのに必要なポイントはそれなりにするが、今回の探索で手に入ったポイントでは購入することが出来ないくらいには高価な魔道具ではある。
「はぁ、これもシルクと相談して決めないとな。他にもないか探してみよ。」
俺はこの2つの魔道具よりも値段の安い物はないかを探すが、あっても使い捨ての物ばかりで値段的には安いが毎回使うと考えると高くなる。
他にも探索中に休憩するのに使えるような魔道具、モンスターを寄せ付ける臭い袋や反対の効果の香水など購入はしないが役に立ちそうな物を眺めていく。
「やっぱり何度も使うことが出来る魔道具は高くなるな。使い捨ては使い捨てで安いのが魅力だけど、これもこれでなぁー……。」
どうした物かと悩んでしまうが、やはりシルクと協力して手に入れたポイントでもあるし、ここはやはり相談して決めるしかない。
そうして俺は色々と悩みながらショップの購入一覧を眺めていると、キッチンの方から良い匂いがして来た。
一体シルクは夕食に何を作っているのか気になるが、食欲が湧いてくる匂いに口の中に唾液が溜まり始めている。
ここからはシルクの料理を作る姿は見えないので、シルクがどんな料理を使っているのかは分からないが、それでもラビットの後ろ足の肉を使った料理なのは確定しているが、俺はウサギの肉を地球でも食べたことがないので味がどんなものなのか分からないが楽しみだ。
それから待っていること10分が経った頃にシルクがお盆を持ってやって来た。
「お待たせしました、ご主人様。ラビットのトマト煮込みとサラダです。ご飯とパンがありますが、どちらにしますか?」
「ご飯で!」
「分かりました。これからお茶碗によそって来ます。」
テーブルに並べられたラビットのトマト煮込みの匂いが、あの時俺の食欲を誘っていた匂いの正体のようだ。
イスに座りテーブルに付いた俺はシルクが戻って来るのを早く早くと待ち望んでしまう。
「ご飯の量はこれくらいで大丈夫ですか、ご主人様。」
「うん。それくらいでいいよ。今の身体だとどれくらい食べられるのか分からないからさ。」
トマトソースで煮込まれたラビットの後ろ足の肉をシルクが切り分け、それを2つの皿によそい夕食が始まった。
「それでは私は夕食の準備をして来ますね。」
「うん、よろしくね、シルク。」
シルクが夕食を作りにキッチンへと向かうのを見送ると、俺はショップで装備品の一覧を確認する。
今の装備は木の剣と盾しかなく、それだとまだ他の装備の枠が空いている。だから、その空きを埋めるような装備品を探すことにした。
頭部の装備、上半身の装備、下半身の装備、腕の装備、足の装備、アクセサリーの装備が3つ、これが今の空いている装備枠だ。
武器の方もいずれは新調したいが今のところは攻撃担当にシルクがいるお陰で、武器を変える問題はそこまでではないだろう。
そうして俺はショップの装備品の一覧を見て行くが、1番安いのは普通の布製の装備品たちだ。
これならアクセサリー以外の防具系装備は全て今あるポイントで購入することも可能であるが、これはシルクと相談して防具を購入するのかどうかを決めよう。
装備一覧を眺めながらいずれはミスリルやオリハルコンなどの高価な装備を購入したいと思いながら、俺は次に無限ダンジョンの探索の役に立ちそうな魔道具やアイテムを探すことにした。のだが、これは思いの外に早く発見することになる。
見つけたのは階段のある方向を示すコンパスの魔道具である階段探しのコンパス、ダンジョン内のフィールドを自動で描いてくれる真っ白な何も書かれていない地図の白紙の地図、この2つが次の階層へと向かうのに役に立つ魔道具だ。
購入するのに必要なポイントはそれなりにするが、今回の探索で手に入ったポイントでは購入することが出来ないくらいには高価な魔道具ではある。
「はぁ、これもシルクと相談して決めないとな。他にもないか探してみよ。」
俺はこの2つの魔道具よりも値段の安い物はないかを探すが、あっても使い捨ての物ばかりで値段的には安いが毎回使うと考えると高くなる。
他にも探索中に休憩するのに使えるような魔道具、モンスターを寄せ付ける臭い袋や反対の効果の香水など購入はしないが役に立ちそうな物を眺めていく。
「やっぱり何度も使うことが出来る魔道具は高くなるな。使い捨ては使い捨てで安いのが魅力だけど、これもこれでなぁー……。」
どうした物かと悩んでしまうが、やはりシルクと協力して手に入れたポイントでもあるし、ここはやはり相談して決めるしかない。
そうして俺は色々と悩みながらショップの購入一覧を眺めていると、キッチンの方から良い匂いがして来た。
一体シルクは夕食に何を作っているのか気になるが、食欲が湧いてくる匂いに口の中に唾液が溜まり始めている。
ここからはシルクの料理を作る姿は見えないので、シルクがどんな料理を使っているのかは分からないが、それでもラビットの後ろ足の肉を使った料理なのは確定しているが、俺はウサギの肉を地球でも食べたことがないので味がどんなものなのか分からないが楽しみだ。
それから待っていること10分が経った頃にシルクがお盆を持ってやって来た。
「お待たせしました、ご主人様。ラビットのトマト煮込みとサラダです。ご飯とパンがありますが、どちらにしますか?」
「ご飯で!」
「分かりました。これからお茶碗によそって来ます。」
テーブルに並べられたラビットのトマト煮込みの匂いが、あの時俺の食欲を誘っていた匂いの正体のようだ。
イスに座りテーブルに付いた俺はシルクが戻って来るのを早く早くと待ち望んでしまう。
「ご飯の量はこれくらいで大丈夫ですか、ご主人様。」
「うん。それくらいでいいよ。今の身体だとどれくらい食べられるのか分からないからさ。」
トマトソースで煮込まれたラビットの後ろ足の肉をシルクが切り分け、それを2つの皿によそい夕食が始まった。
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