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第三章
お兄ちゃんと、いもうと。 ~ママの乳首と痴呆老人~
しおりを挟む恵まれた環境で剛はそれまで以上に勉学に励んだ。
義父は公認会計士事務所を丸の内に構え、年収は五千万を下らない。
建築家の父親が持てる力の全てを込め設計・施工した、豪邸とまではいかないが、
アールデコ様式を取り入れた和洋折衷の瀟洒な家が住まいである。
養母は忙しい。養護施設の援助などの家庭外の活動もあるが、寝たきりになった
義父の在宅介護もある。建築家としての精魂がこもった家で父を見取りたいという
夫の願いで、心を込めて舅にも仕えているのだ。
介護も手伝う剛の部屋は、静かに迎えを待つ養祖父の寝室の隣。元は設計室で、
約十畳もある。
「・・・嬉し過ぎて指が震えます。こんないいパソコンが自分だけのものなんて」
「ふふふ、指が震えるなんて。恐る恐るキーボードを打つパパとは大違いよ」
後ろから覗き込んで来る養母が剛は眩しい。
お風呂が終わるとブラジャーをしない養母の乳房が肩に触れたのだ。
剛が育った養育院に浴室は一つ。男子と女子の入浴時間は分けられていた。
小学校入学前の男の子は、女子入浴時間に保母さんが連れていき身体を洗う。
養母はその手伝いもよくしていた。
剛が知っている養母の裸は、三十歳前後の裸である。
小さい子供のお風呂の世話だから、陰部を手やタオルで隠すなどしない。
そのままオシッコ座りで洗ってくれる。
剛には生母の記憶は全く無いが、若かった養母の恥毛の生え具合まで知っている。
「こら!タケシ。おとなしくしないと、オチンチンが綺麗に洗えないわ」
「・・・・ごめんね・・・」
「さあ、こんどはお尻を向けて」
四十路を迎え、少し緩み始めた養母の乳房も、剛には三十歳のまま。
養母にとっても、裸と裸でスキンシップをしたタケシは可愛い子供。
高校生の剛に性的刺激を与えてしまうことに気付かない。
養母は美久とは違う意味で剛とは危険な関係にあった。
「まあ、オオパパ。駄目ですよ・・・赤ん坊みたいなことして」
大柄な養祖父の週二回の入浴介護は養母ひとりでは無理である。
ヘルパーさんを派遣してもらっているが、剛も入浴介護の手伝いをする。
養母はショートパンツ。ノーブラでTシャツ一枚。
「タケシ君、後ろを向いてね。パパには内緒よ」
痴呆も出ている養祖父が、嫁の乳首をチュ~ッと吸う音が聞こえる。
「本当に赤ん坊みたい。そこまでなさる奥様はいませんわ。頭が下がります」
「新婚時代はよく叱られて、恨んだこともあるけれど・・・」
「新婚時代から同居ですか。御苦労なさったのね」
「でも今になって思い返すと勉強になったことも多いわ。せめてものお礼です」
「御立派ですね。そんな奥様はめったにいませんわよ」
Tシャツに収めた乳房の、オオパパに吸わせた乳首がクッキリ立っていた。
若々しかった三十歳の乳房が、剛の目に浮かんでくる。
入浴介護は養母と剛の二人でするようになる。
高2で身長175センチを超え、運動が苦手の剛も逞しくなっている。
肥満のオオパパをしっかり抱き上げる上腕二頭筋の力コブは養母の目に眩しい。
「タケシ、オオパパのオチンチン、指で持ち上げてくれない?」
「・・・・これでいい?」
「ええ、少しそのままにしてね、丁寧に洗ってあげないとね。こういうところが、
いちばん不潔になりやすいの。以前のヘルパーさん、ちょっと手を抜いていたわ」
「ええ、でもママは本当に偉いママだと思います」
「ふふふ、ありがとう・・・タケシ」
白いシャツ、白いショートパンツ。ノーブラだから乳房がよく揺れる。後ろ向きで
尻を付き出し、オオパパを洗うときには湯気と汗で濡れたショートパンツにパンティ
ラインも浮かんでいる。ピンクだったり、黒だったり、花柄だったりする・・・。
剛も短パン姿。浴室は蒸し暑い。逞しくなった剛の背中にも汗が流れる。
「・・・・フウ~、御苦労さん。タケシ、お茶にしましょう」
リビングに戻っても養母は着替えてないので、汗でグッショリのTシャツに乳房が
張り付いている。乳首の位置もはっきり判る。剛は眼が眩しい。
「・・・・・あ、部屋に戻って勉強します・・・」
「シャワーで汗を流してからよ。ママもその後でシャワーにするわ」
養母が見詰める剛の背中もお尻も、すっかり大人に近づいている・・・・。
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